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カスカスと乾いた咳が出る。たぶん風邪だな。のどの表面を削っているかのような、つらい咳だ。とにかくうがいと手洗い、医者に行けない貧乏人にはそれしかない。今月末の入出金は滞りなく完了。督促の電話をかける必要もなく、平穏無事に3月を乗り切った。
2010年03月31日
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3月から急に多くなったと思うのが、営業電話と飛び込みセールス。新年度を前にして売り込みをかける時期ということもあるだろうが、やはり新人教育の一環なんだろう。自分から電話をかけてきておいて、一秒でも早く切りたがっているような、「君、向いてないよ」と言いたくなる電話も来る。これが辛くて辞める新人もいるんだろうな。思い起こせば、ワタシも最初に入った会社では「営業実習」を体験した。神奈川の湯河原で一週間くらい合宿研修をしていたのだが、総仕上げと称して鎌倉に連れていかれ、街中に置いてきぼりにされてたしか多機能電話だったか、個人宅に商品を売りに行かされたのである。まあ「田舎に泊まろう」のセールス版みたいな趣向(?)であった。結果はといえば、ワタシは一つも売れなかった。どうせ他の新人も売れないだろうと思っていたら、なんと5つ以上も契約を取った猛者もいて、講師を務めた先輩社員が驚いていたのを覚えている。あいつ、どうしているんだろうな。で、当時の会社は優しかった。夕方になってまだ一つも売れていない新人は一か所に集められ、先輩社員から「ここに行くといいよ」という地図をもらうのである。行った先の家は最初から話が通っていてひととおりの説明をすれば契約をくれた(ふりをしていたのかも)。ワタシもそういうやらせの契約を一件取ったが、これはどう考えても「成果」とは言えない。その夜、成果発表会で一人ずつ獲得契約数を発表させられたのだが、ワタシはお情けの契約など自分の成績と言いたくなかったので、「0件です」と言って人事担当を慌てさせた。(0件の社員が出ないようにやらせを仕込んでいるのである)若かったなあ(笑)。そういうわけで、桜の舞う季節の飛び込みセールスにはワタシは比較的寛容な態度で接している。見込みのありそうな若者なら「ウチへ来ない?」と声をかけて大企業から社員を奪ってやろうなんてこともちょっとだけ考えている(うそうそ)。
2010年03月30日
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知人の紹介で、ある人と会うことになった。個人でちょっと面白いビジネスプランを持っていて、それを進める上でWebを使いたいので相談に乗ってやってくれという。会って話を聞くと、化粧品の卸をやりたいということでビジネスプランはまあ特別ユニークというわけではないがプロモーション次第でなんとかなるかも知れない。それで、何をお手伝いしましょうかと言うと、Webサイトを作ってほしいと言う。よござんすよ。ただ、どんなサイトがいいのか聞いてみると、かなりボリュームのある本格的なものになりそう。これは金がかかる。ざっと見て100万円。「そこなんや。その代金を契約料という形で払わしてもらえんかな?」「契約って、コンサルタントみたいな?」「ちょっと違う。毎月ずっと定額を払うんや」「サイトを作る代金とは別に、ですか?」「それが契約料や?」「は?」要するに、サイトをまずは作ってくれと。しかし今のところ金はないので、そのサイトを使って金を稼ぐのだと。稼いだ金から毎月「契約料」を払うので、それをサイト代金にあてろと。その契約はずっと続けるので、何ヶ月か後にはサイト代金はペイできてそこから先は全部アンタの利益や、うまい話やで!みたいなことであった。凄いプランだ!とワタシは言葉を失った。何もかもが不確定要素で、しかもリスクはすべてこちらもちとは!こんな契約を通したら末代までの恥だろう(流行語)。そりゃちょっと無茶ですよと笑って逃げようとすると「絶対儲かるって、もし儲かれへんかっても不義理はせんから!」起業する人ってみんな同じことを言うなあ(笑)。絶対に儲かるならその話をまず銀行にして、お金を借りてきてそれでサイトを作らせて下さいよ。と、言いたいところであったがそこは自重。とりあえず「検討します」とその場から退散した。それが先週の話、今日あたり断りの電話を入れようかと思っている。
2010年03月29日
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日曜まで出勤して仕事しているなんてなんかもう、ほかにすることないのかと自嘲。まあ年度末だし、相棒の川Pは4月まで出てこないし、仕事量は平日多少残業しただけでは収まらないのである。昼食はカップやきそば。今日はささやかな反抗を試みた。実はウチの会社が入っているビルは「やきそば禁止」なのである。そんなこと、賃貸契約書に書いてはいないと思うのだが、入社当初、ワタシが昼時にカップ焼きそばを買って職場に戻ったら、同僚に「やめたほうがいいですよ」と止められた。「このビル、やきそば禁止なんです」「なんで?」「共同給湯室でお湯捨てるでしょ。そのときに流しがボンッて 熱で音を立てるじゃないですか。管理事務所のおばさんが、 その音が嫌いなんだそうです」「なんじゃそりゃ!?」熱湯で流しが傷つくとかいうのなら分かるが、そんな音をいちいち気にするほうがどうかしてないか?だいいちその場にいないと音だって聞こえないだろう。しかし、自分の好みをビル中に浸透させているとは管理会社のおばさんの影響力恐るべし。で、結局「何かあったらまずい」ということでその日カップやきそばを食べるのは断念、食べ損ねたそれはロッカーの隅に置いたままになっていたのである。それを今日、いただこうと。お湯を入れて3分、流しに湯を切って、ボンッ。うーん、わびしい音ではあるね。
2010年03月28日
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4月が目の前だというのに、なぜか冬に逆戻りしたかのような朝。目を覚ましたら布団の中で知らない間に手首を自分の体の下に入れていた。夜、何気なしにテレビをザッピングしていたら、ビビる大木が工藤静香の『慟哭』の歌詞を説明していたので思わず手を止める。好きなのだ、この歌。90年代の歌謡曲をセレクトして紹介するといった内容だったがとにかく『慟哭』の歌詞がすごい、画期的だと大木。さんざん持ち上げて当時の工藤静香のビデオを流し、まるで大発見のように「実はこの歌は中島みゆきさんの作詞なんです!」。知ってるって、そんなの。今の子は知らないのか?いやでも、たしかに最初に聴いた当時、ワタシも凄い歌詞だと思った。「聞けよ」「イヤよ」「聞けよ」とか、男女の会話がそのまんま歌になってるし、最後の「からかわないで、エラそうに」という決めフレーズもちょっと他の作詞家ではマネのできない独特の世界観である。「慟哭」なんていう漢検1級レベル(テキトーに言ってます)の漢字をタイトルにしてしまうのも凄い。よろしかったら ⇒ You TUBE実はこの曲、中島みゆきは作詞だけで、作曲はおニャン子の曲をたくさん手がけた後藤次利。工藤静香のシングルの中ではいちばん売れた曲。これをカラオケで女性に歌われたらちょっとときめくね。
2010年03月27日
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朝8時に京都の広告代理店と待ちあわせて一緒にクライアントの早朝会議に出席。クライアントはパン屋さんで、やっぱ業種がら朝が早いのか(?)9時までに重要な会議が行われるのはごく普通とのこと。10時始業の会社に勤めている身としては新鮮な体験である。このクライアントの仕事はラジオCMで、関西の人気AM番組でのスポット放送がすでに決まっている。詳細は現場の担当の方と詰めているので、役員さんがいらっしゃる今日の会議は報告を兼ねた儀礼的なもの。しかも説明はこのパン屋さんと直接取引をしている京都の代理店が概ねやってくれるので、ワタシはコーディネーターとして挨拶程度。こういうプレッシャーのない会議は大好きだ。このパン屋さん、全国的にも知名度は高いが、今回のラジオCMは関西地区だけの試験的なもの。テレビCMはたまにやっているのに、意外なことにラジオCMはほぼ初めてらしく、社内の関心も高まっているのだそうだ。電波を使ったCMは、あまりそういう広告をしない会社の場合、クライアントの社内を明るく活性化する働きも見逃せない。だからCM内容のプレゼンテーションや打ち合わせもただ事務的に進めるんじゃなくて、できるだけドラマチックに、制作の現場にクライアントを巻きこんで、気持ちを盛り上げていくようなやり方が好ましい。(あまり巻き込みすぎると収拾がつかなくなる恐れもあるので注意)という、若いころに大手代理店の人から聞いたコツを同行した代理店の営業クンに伝授するといたく感激された。なあに、ノウハウなんてたいてい自分が人から教わったことさ。
2010年03月26日
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先週末でバイトのケンタローが辞め、今週の頭から入れ替わりにAさんという女性が来ている。が、Aさんのことを書くのは今日が最初で最後である。ウチの仕事をするにはあまりにスキルが足りないということで本人から辞めたいと申し出があり即受理。知らない人には「なんと高度な仕事をしているのか」と思われそうだが、全然そんなことはない。フツーに手書き資料をエクセルにまとめてもらったり、(ほとんど初級レベル、マクロなんてとんでもない)メールを打ってもらったり、本当は営業の手伝いもしてほしかったのだけれど、説明する前にいなくなってしまった。Aさんはハローワークから来てもらったのだが、求人票にはしっかり「PC操作ができること」と社長は書いている。しかしAさん、初日にいきなりPCの前にすわって固まっていた。画面は真っ暗なまま。電源スイッチが分からなかったという。前にいた職場では、出社した時点でPCはすべて立ち上がっていたのだそうだ。「まあ、そういうこともあるよね」と、そのとき周囲のスタッフは無理に思おうとした。しかし、その後も先輩スタッフのリナさんが横について仕事を教えようとするのだが、それ以前にPCの操作を教えなければならない。「エクセルを立ち上げてみて」と言っても、「え…」と小声を発しただけで手が動かない。エクセルが何かは分かったようだが、「立ち上げる」という言葉の意味が分からなかったらしい。キーを打てば文字が出る、くらいのことは知っていたようだが保存の仕方が分からない。保存先を指定しないからどこに保存されたのか分からない。「後はこっちでやるから、途中までやったファイルを添付して送って」と言うと、「テンプって…何ですか…」と蚊の鳴くような声。「ウチは仕事は教えるけどパソコン教室じゃないんだよ」って、社長、面接したのアンタだろ!「パソコンできますか?」「はい」「エクセルは?」「なんとか」で、OK出すのを考え直したほうがいいんじゃないか。まあそれはそれとして、スキル以前に困ったのはメモを取ろうとしないこと。これ、前に辞めたWebデザイナーのさっちゃんもそうだった。もちろん新聞記者じゃないから人が言うことを逐一書き留める必要はないにしても、かと言って指示や説明のすべてを覚えていられるほど記憶力は良くないだろう。…Aさんはノートすら持たずに職場に来ていた。こんな悩み、一流企業では「何それ?」の世界なんだろうな。
2010年03月25日
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花粉症の症状が年々やわらいでいる。他の人はどうなのだろう?なんとなくマスクをしている人も少ないように思うがみんな耐性ができてきているのだろうか。目がショボショボするとかくしゃみが出るとかたしかに他の季節にくらべればそういう日は多いけれども「つらい」と感じた日は今年は2、3日。春先の、いちばん気持ちのいい季節が憂鬱だったのが早く過去の話になればいい。
2010年03月24日
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部下で相棒の川Pが、「母の調子が良くないんです」と言う。過去に癌の手術をしたということは聞いていたので「調子が良くない」といっても、若者が「だりーなー」とかいうレベルではないことはすぐに分かった。病院での検査の結果、転移が見つかった。手術は「もうできない」状態だという。医者からは「もって3ヶ月」、と言われた。それで、「とりあえず、まだ動けますんで」ということで月末まで親子二人で車で旅行に行きたいと頭を下げられた。帰ってきたらすぐに入院するという。お母さんは、もう自宅に帰ることはない、たぶん。「忙しい時期にすみません。これ以上迷惑はかけられないので」と言って彼は口ごもった。「会社を辞めます」と目が言っていた。お前ね、この会社はそこまでブラックじゃないよ。そういうのは「お互い様」ってやつだ。しかし母親と車で旅行って、浅田次郎の小説にそんなのがあったな。と言いかけてやめた。あの話には救いがあった。川Pは母子家庭で、一人っ子で、親戚もないのだという。お母さんを亡くしたら天涯孤独になってしまうところだったがつい最近入籍した奥さんがいる。おなかには赤ちゃんがいるという。お母さんは孫を見ることができるだろうか。とりあえず、担当している営業先には休暇を取る旨メールで連絡しておくように指示。まあ辞めないにしても、入院後なんだかんだで呼び出されることはあるだろうし、100%の仕事ができないのは覚悟しておこう。そのあたりはワタシが受け止めてやらねばなるまい。しかし2人しかいない部署の1人がいなくなるのだから、当分は息をつく間もない日々になるのは間違いない。
2010年03月23日
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休日にのんびり乗ったローカル線でひどい目にあった。ターミナル駅からたった一駅。切符を買って乗ったまではよかったのだが、降りる駅が近づいてきてちょっと困った。ドアの横にエレベータにあるような「開く」のボタンがついているのである。うーん、自分で開けるのだろうか。だれか見本を見せてほしいのだが乗客はワタシ以外に男性一人。説明の放送も貼り紙も全然ない。そのうち駅についてしまった。どうすればいいのか運転手に聞こうかと思ったら、車両の最後尾のドアが開いた。そして、ワタシ以外のたった一人の乗客がそこから降りていったのである。あ、後ろから出られるのか。そう思い、ワタシはその人を追って開いたドアから下車。ホームの上を改札に向かって歩き始めた。すると、「すみません、お客さん!」と後ろから大声で叫ぶ声。ワタシは自分のことではないと思ったのでそのままスタスタ。すると、今度は多少怒気をはらんだ「お客さん!」の声。さすがに立ち止まると運転手が追いかけてきて「切符!出して!」。えっ、切符いるの?ワタシが切符を差し出すと、前にいたもう一人の乗客も「コレ?」みたいな顔で切符を渡していた。アンタも旅行者かよ。要するにワンマンカーなので、バスのように運転手に「降ります」と意思表示し、切符を渡して降りるというシステムだったようだ。さっき最後尾のドアが開いたのは、駅から乗ってくる人がたまたまいたからだった。そこから降りてはイカンらしい。しかし説明してくれないと分かんないよ、そんなの。ワタシらみたいに間違って後ろから客が降りるたび、運転手はホームを怒鳴りながら追いかけているのだろうか。ある意味のどかではあるが。その駅、事務室の窓にはカーテンが引かれていてガラスにはガムテープが貼ってあった。なるほど、無人駅だったのね。改札の外側はコンクリ打ちっぱなしにガラス張りのモダンな駅舎。そう遠くない過去に駅員はいたと思われるが、やはり経営が苦しいんだろうなとしんみりしつつ自動ドアを通って駅舎を出ようとすると、ガンッと額にすごい衝撃。何が何だか分からず後ずさると、ドアが開いていない。隙間に指を入れて引こうとしても動かない。電気が切られて自動ドアが単なるガラスの壁になっていた。その隣にも自動ドアがあったので今度はゆっくり前に立ったがやはり動かない。どうなってんだよ!少し離れたところにあるもう一つの自動ドアの前に立つとようやく開いてくれた。三つある自動ドアは一つに制限されていたのであった。カンベンしてくれよもう。自分の住んでいるところからそれほど離れていない場所で自分の「当たり前」が通じないというのは小さな衝撃だった。額のほうはガラスに激突した衝撃でコブができてしまったが。
2010年03月22日
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日曜日に投稿し忘れていた。ちょっと笑ってしまったニュース。映画「なくもんか」に出演した塚本高史とカンニング竹山の出演料が未払いだと、所属プロがキャスティング会社を訴えたという。金額まで書かれていて、塚本460万円、竹山31万円だとか。ワタシが笑ったのは金額の差ではない。そのニュースをネットで見たのが土曜日の朝。で、昼過ぎにグーグルの「検索急上昇ワード」を見ると「泣くもんか」が1位に出ていたのである。あはは、すごい宣伝になってる。もし「泣くもんか」の関係者が映画の認知度を上げるためにわざと未払い事件を仕組んだとしたら…。そんなことはないと思うが。もしかしたら。これはネットニュースの見出しを作っている人から直に聞いた秘訣だが、ネットでクリックされる鉄板は「不祥事」「もめ事」「悪口」「エロ」。だから記事の見出しをクリックさせようと思ったら、ごく普通の出来事でもこれらの切り口で見出しを考えれば良いのだと。あ、ワタシがそういう仕事をしているわけじゃないですよ。「泣くもんか」のニュースをクリックした人も、おそらく「未払い」という「もめ事の臭い」に反応したのではないか。今だから思うが、少し前の「せんとくん騒動」はもしかしたら仕組まれていたのではないかと。せんとくんは「平安遷都1300年祭」のキャラクターである。ちょうど今イベント開催中なので関西ではあちこちにポスターが貼られている(全国的にそう?)。この、仏像の頭になぜか鹿の角が生えている奇妙なキャラクターに対して、どこからともなく「変だ」の声が上がった。ワタシも初めて見たとき「変なキャラクターだなあ」と思った。そのうちに、「住民投票をして民意を問え」と言う人や、自主的にキャラクター公募と人気投票を行う人が現れた。結局、なんだかんだ言ってせんとくんは全国的に認知されてしまった。ニュースはタダだから、お金をかけずにすごい広告効果をあげたことになる。今、せんとくんのストラップやキーホルダーはよく売れているらしい。もはやあのキャラクターを変という人は見かけない。多少ヘンテコな造形でも何度も目にすればなじんでしまう。だからPR会社は露出の確保に必死になるのだろう。もう一つ、これはいつも思うのだが、自民党は選挙前になると必ず内紛のニュースが出てくる。今回も舛添氏や与謝野氏が離党するとか言っていたが、いつもこういった話題がニュースで取り上げられ、なんとなく注目させられてしまう(で、たいてい騒動は知らない間におさまっている。鳩山弟は本当に離党したけど)。腐っても自民党、大物の去就はマスコミが放っておかない。そして「限りある」ニュースの時間を自民党に取られてしまうのである。自民党はそれを知っていて、選挙前にはわざと党内でもめ事を起こしているのではないかとワタシはにらんでいるのだが…。ところで「なくもんか」って、いきものがかりの歌と同じだと思ったらテーマ曲だったのね。変なことばかり勘ぐって、配給会社が本来気づいてほしい仕掛けに気付かないんだから、ワタシも相当なヒネクレ者である。
2010年03月21日
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自分の容姿でも性格でも、親に似ていない部分なんてないのではないかとこの年になって考えるようになった。若いころは、顔が似ているのはまあ当たり前として性格はどちらの親にもまったく似ていないと思っていた。でもそれは親のことを知らなかっただけのこと。ある程度年をとって自分のこと、親のことが客観的に見られるようになってよく分かった。自分という人間は良いところも悪いところも、気持ち悪いくらい父親か母親のコピーである。偏屈で頑固なところは父親から大ざっぱで深く物事を考えないのは母親から一人が好きなのは父親からミーハーなのは母親から怒りっぽいのは父親から空気を読まない発言で顰蹙を買いやすいのは母親から両親、とくに父親のことを深く知るきっかけになったのは父親の死後である。父親は自分や親類のことを話題にするのが好きではなく、また自分だけ大阪に出てきてほとんどの親戚は四国にとどまっていることから親類間の交流もなく、ワタシは父親のことを目に見える範囲でしか知らなかった。ところが父親の葬式に叔父さんが来てくれて、家のことや親類のことをいろいろと教えてくれた。もっとも意外だったのは、父親の家系は芸術関連に才能を発揮している者が何人もおり、CDを出しているプロのジャズ歌手もいるということだった。母親なら吹聴してまわるに違いないが、父親はそういうことを本当に言わない人だったのだ。父親は中学を卒業後、弟(叔父さん)を進学させるためにすぐに働きに出て、自分は働きながら夜間高校を卒業した。芸術の才能などあったとしても発揮する場も時間もなかった。ワタシは、うちは両親ともに絵も音楽も全然ダメで少しばかり絵がうまかった自分は突然変異だと思っていたが、そうでもなかった。今の仕事でデザインや芸能を扱っているのは、もしかしたらうちの家系からすれば自然な流れだったのかも知れない。そんなワタシを父親はどんな思いで見ていたのだろう。などということを、親父の墓参りに行く道すがら考えた。そっちはどうですか?機嫌ようやってますか?
2010年03月20日
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ケンタロー最後の出勤日。今月の頭に入社してわずか3週間の在籍期間だったが、まじめな仕事ぶりだったのと、性格的にはカワイイ弟タイプだったので(実際身長も160cmくらいとちびこい)同僚にはそれなりに愛されていたようだ。終業時間に社長がみんなの仕事の手を止めさせ、前に彼を立たせて簡単な挨拶をさせた。一ヶ月もたずに辞める社員としては異例だと思う。採用に関わった人間としては、「合わない」人材を採ってしまったということで本人に対しても会社に対しても責任を感じている。が、なぜだろう、彼のまるで数年間働いたかのようにみんなに見送られながら去っていく姿を見ると「間違ってはいなかったかも」と思ってしまった。しかし、そう思わされるのもシャクではあるので個人的に企んでいたことがある。最後に事務所を出るときに泣かせてやろうと。荷物をまとめて「短い間でしたがお世話になりました」と最後の挨拶にきたとき、渋く一発。「元気でな。困ったことがあったら電話くれよ」グッとくるかなと思ったら、ニコニコ笑っているので「いつでも力になるから。友達として」と追い打ちをかけ軽く背中を叩いてやったが、「分かりました!」と元気に返事されてしまった。うーん、過去にはこれで何人も泣かせたんだがな。ふと前を見ると先輩社員のホズミが鼻をすすっていた。お前はいいんだよ!
2010年03月19日
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今日は一日かけて企画書作成。企画書を作ることを受注したという、ちょっと珍しい仕事。発注元は天下のD通さん。要は、その企画書で彼らが仕事を取れようが取れまいが、ウチは「企画協力費」の報酬をいただけるというのである。想像するに、この程度のスケールの仕事に人件費の高いプランナーさんが関わるのは時間の無駄だからウチらみたいな便利屋にやらせようと、そういうことだろう。でもウチらから見ればこのスケールの仕事がもし成約したらたぶん一年で一番大きな仕事。世界が違う…。しかし大手と接するといろいろと勉強になる。D通さん、「参考にしてください」と、別に頼んでもいないのに自分たちが作った企画書をいくつか見本に見せてくれたのだ。んー、なんというか、すごく勉強になった。とてもキレイなのだ。って、企画書のデザインがじゃない。あちらの企画書は何というか、スーツをきちっと着てネクタイしめて「貴女のために素晴らしい商品をご用意いたしました」と紳士が花束を持ってやってくるような感じ。ワタシが普段やっている販促は、雑踏を歩く女性に「ねーちゃん、ブランド品が半額や。あんただけに教えたるんやで」と耳打ちするようなイメージ。分かるかな。分かんねーだろうな(古過ぎ)。仕事の作法が違うのは、付きあう相手(クライアント)が違うから。ワタシらから見れば「何カッコつけてんだ」な企画書が大企業の役員にはヒットするのである。子供のころ、親に「友だちは選びなさい」と言われた意味がようやく分かった気がする(笑)。まあワタシも7~8年前にはそっちの世界にいたのだから大手向けの仕事は体が覚えている。ちょっと懐かしい気分に浸りながらデータをまとめた。
2010年03月18日
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午前中は京都の代理店で打合せ。大阪はちょっとひんやりする程度の気持ちのいい気温だったが、京都はさすがに寒かった。コートを着てる人も多い。そろそろ学校も休みに入っているのか、旅行客がわんさかいて、市バス乗り場は清水寺方面が長蛇の列。ワタシならJR京都から清水寺くらいなら歩いていくが、まあ旅行客は時間がないのだろうな。京都にいつでも来られるところに住んでいるというのはなかなかに贅沢であることを再認識。夜はP社の大作社長に誘われて、ビジネス交流会に出席。最近こういうパーティーはあまり出ていなかったのだが、大作社長が「ここは経営者が多くて質も高いですから」と熱心に誘うので、たまにはいいかと。「仕事につながりますよ」と大作社長は言いたかったのだろうが交流会のその場で仕事が生まれるなどとはそもそも期待していない。普段知りあえないような人と普段しないような話ができればワタシはそれでいい。もちろん仕事に発展したらうれしいが、そういうことがあるとしたらその後である。たとえば交流会で知り合ったAさんが、後日取引先と話をしていて「ネットで集客したいんだけどどうやったらいいのか」といった話題が出たときにワタシを思い出して連絡をくれた、みたいなケースである。なのに、「交流会の肉食系」といおうか、とにかく必死に名刺を配りまくって「今度営業に行かせてくださいよ」とアポまでとってしまうヤカラがいる。相手はうんざりしているのだが、分からないのだろう。職業差別と思われたら嫌だが、たいてい保険会社の人である。それもたいてい外資系。外資系保険会社は社員に交流会での営業ノルマを課しているのだろうか。今回の交流会は学生団体も一枚かんでいたようで、参加者の三分の一くらいは大学生だった。某女子大の二回生の女の子に仕事を聞かれたので、ネット業界のとくに面白い部分だけを話してあげたら「すごく興味湧きました!」と(オーバーでなく)目を輝かせていた。もしかしたら一人の人間の人生を狂わせてしまったかも知れないな。
2010年03月17日
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毎月一回、ネットプロモーションに関するノウハウを世間に発信しようとセミナーを開くことにした。場所は社内の会議室。参加者は最多でも6人のこぢんまりしたセミナー。ある種の社会貢献とも思っているが、営業目的ももちろんある。「販促でお悩みの方のご相談を受け付けます」みたいなアプローチではなかなか人は集まらないが、「ノウハウや最新情報をお伝えします」といったネタをメインにすえて勉強会的な呼びかけをすると、お客は向こうからやってくる。初回の今月は5名の申込みがあったが、集まったのは…、1名。4人がドタキャン。というか、キャンセルの電話すらなし。3日前にリマインダの電話までしたのに、非常識すぎないか大阪。ほんと、だれも来なかったらどうしようかと思ったよ。そういうわけで、たった一人のオーディエンスを相手に大サービス。来なかった人、残念だったね!その「たった一人」なのだが、最初に顔を見た時にぞっとした。いやまあ、失礼は重々承知しているのだが、最初の印象を言葉にするとしたら「ぞっとした」しかない。顔から手から、すさまじいアトピーだったのである。顔は全体にブツブツができており、粉が吹いて荒れに荒れ、目を開けているのがつらいのかときどき涙目になっていた。実はワタシも小学校から中学校までは手に強烈なアトピーがあっていろんな薬を投与されていたのだ。今はもうそんなことがあったのも忘れかけているほど治ってしまったが、当時は辛かったのなんの。体が痒くて痛くて何にも集中できなかった。分かるよ。でも分かったからってどうしようもない。極力気にしないように話をしたくらい。昨日もちらっと書いた青森のジュエリー通販の人と電話で打合せ。さすがに青森、いちおうこちらが他府県の人間だと思って方言にはかなり手加減してくれているようである。しかし、外人が日本語をしゃべっているようにぎこちない。ワタシのしゃべりも、あまり早口では相手がついてこれない気がして、できるだけゆっくり明瞭に発音するように心掛けたが、まるで外人に聞かせているようだった。日本人同士でかなり妙な会話をしていたと思う。この青森の人、木村さんというのだが、「来週中部国際空港に行くのでよかったら会いませんか?」と誘われた。…大阪がごく近所だと思っているらしい。あのねえ、たしかに青森から見れば名古屋と大阪は近いが、それでも新幹線で1時間かかるのよ。中部国際空港ったら、さらに在来線で、…どのくらいかかるんだ?「とにかく大阪と名古屋は近所じゃないですから」と言うと「ああ、そうなんですか」とおおらかに笑う。そりゃまこっちだって青森と盛岡の距離感とか分からないけどね。
2010年03月16日
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仕事は量よりも質を志向したい。そのほうが利益も残ると思う。それと、仕事の種類はいろいろと多岐にわたったほうが良い。何かひとつによりかかるというのは、もしものときに怖いしいろんな人といろんなことをするのは、何より楽しい。そういう意味では、今日はなかなか有意義な日であった。大阪の会社の主婦向けプレゼント企画神戸のパン屋さんのラジオ広告青森の会社のオーダーメイドジュエリー通販の宣伝京都の生産農家の「こだわりのお米」の販促大阪の音楽教室と生徒獲得の打合せ愛知の歯医者さんの「ネットに悪口を書かれている」という相談に助言あとまだ細かく言えば当社サービスを売ってくれている代理店とこまごました打合せがあったが、それは大して面白くないので割愛。今の仕事は断じて「広告屋」ではないと思っている。「販促のお助け屋」である。
2010年03月15日
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あ、プロフィール写真変えました。全快まではあと一歩だけれど、左手はかなりよくなったし実際もうホータイは巻いていないので。乾杯。で、写真とは全然関係なく、最近注目している漫画の話。「バクマン。」をご存じだろうか?少年ジャンプに連載されていて、単行本(こういう言い方は若い人はしないらしい)は7巻まで出ている。男の子二人が「原作+漫画」のコンビでプロ漫画家になるストーリー。そう聞くと「まんが道」とか「編集王」とかを思い浮かべる人も多いだろうが、「バクマン。」はかなり色合いが違う。少年誌掲載の漫画と思えないほどに裏事情がリアルに描かれており、極端なたとえだが「ナニワ金融道」や「海猿」みたいな職業モノ漫画に分類してもいいと思う。連載開始や打ち切りのナマナマしさもリアルに描いており、「これほんとに少年漫画?」という感想を持っているオトナは多いはずだ。たとえば、賛否両論ある漫画雑誌のアンケートシステムは主人公二人を大いに翻弄する。要するにジャンプ掲載作品の人気ランキングなのだが、順位が落ちてくると新キャラを投入したり路線をハデな方向に変更したりする「手のうち」が明かされている。もはや漫画というものは「作品」というより「商品」であり消費者の意向を分析して生産されていることがよく分かる。腕利きの中堅編集者から駆け出しの編集者に担当が変わり、彼に対する不信感から作家が迷走したりもする。作家仲間の「編集部批判」的な部分も遠慮なく登場し、いったい現実のジャンプ編集部はどういうつもりでこの漫画を世に出しているのか、見ているこちらがハラハラするくらいである。とにかく「実験的」な漫画なのだ。ワタシ自身は、業界漫画を読んでいるような面白味は感じるものの、子供にこういうの読ませないでほしいなあ、とも思う。主人公たちは完全に「漫画を売る」という出版社のマーケティングのロジックの中の駒であり、その中で成功することを「夢」と掲げていることが、何となく不憫に思えてしまうのである。それとも「夢」がファンタジーでないことに不満を覚えるのはオトナの勝手なのだろうか。それと、この漫画に出てくる編集者は基本的に熱心で、決して悪人ではないのだが、「売ること」と「同僚を出し抜くこと」しか頭にないようにも思える。青臭い理想に燃えるタイプがいないのは今時のリアルかも知れないが(少年)漫画としてはちょっとなあと思う。そういえば、この漫画で実験的というか画期的な試みが最近なされた。なんと主人公の原作担当の男の子がガールフレンドと結婚してしまったのだ。ストーリー中では二人とも19歳だし、すでにプロとしてお金も稼いでいるので問題はないが、まさか本当に入籍まですると思っていなかったのでびっくりした。少年漫画の男女というのは今にもくっつきそうになりながら絶対に一線は越えないのが「お約束」である。あるとしても連載が終わって10年後くらいに続編として再開したときに夫婦になって子供がいる、みたいな感じだろう。「できちゃった」でないのは最後の良心だろうが、しかしまあやっちまったなあ!ただ、読者の多くはこの結婚話を見て「人気が落ちてきたからカンフル剤だな」と思ったはずである。そういう事情をバラしているのがこの作品でもあるのだ。ネタをばらした手品師は、最後には道化に走るしかなくなる。最近はなんとなく失速気味であるし、先行きが心配ではある。
2010年03月14日
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今日は歯医者の日。ワタシが通院するのは2週に1回。忙しくて時間がとれないのかって?そんなんじゃないよ。今のワタシの甲斐性では月に何度も医者にかかるなんて不可能。せいぜい2回。3割負担になって、もはや保険証なんかあったって病院で診てもらったら薬代も含めて2千円くらいは簡単にかかる。ウチらみたいなワーキングプア(ワタシなんかは予備軍だけど)は正社員でももう医療が遠いのだ。ああ貧困が憎い。今日は歯医者でひと悶着あった。処置してもらって窓口で料金を聞いたら1万円以上を請求されたのだ。金歯も入れていないしインプラントもしていない。欠損した歯を金属で作ってもらうために型を取っただけである。「持ちあわせがないです」というと窓口の女性の口調が突然変わった。さっきまでのフレンドリーなトーンがいきなり借金取りのようなキツイもの言いに変わったので、少したまげた。「取りに帰っていただいてもいいですよ。今日は午後2時まであいてますし、 近くに銀行と郵便局もありますよ」。「帰ったって銀行行ったってねーんだよ!」だいたいなんでそんなにカネがかかるのだ。大阪府警がぼったくり禁止キャンペーンをやっているのを知らないのか。(それは「ひったくり禁止」<自己ツッコミ)黙ってたら払うと思ってテキトーな額を言いやがって。それに1万円以上もかかるなら前のときに言っとけ。それともフツーの社会人は財布に常に1万円以上入っているのか?入ってたらゴメン。まあ病院でわめくのもカッコ悪いので、とりあえず今日は2千円だけ払って残りは次回払うことに。しかしいつから歯医者ってこんなに高くなったんだ?そういえば歯医者のホームページを見ると、「診療方針に合意いただいてから」とか「まずお見積りを出します」といったことをうたっているクリニックが増えてきた。やっぱ不明朗な会計に文句を言いたい人は多いのだろう。ワタシが行っているところは昔からのかかりつけだから信用していたんだけどな。説明はあるが見積りはくれなかった。それにしても「持ちあわせがない」と言ったときの窓口の女性の変わりよう、たぶん忘れられないと思う。カネがないというのはそういうことなのだ。
2010年03月13日
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新入社員のケンタローが「体調が悪いので」とお休み。実はもう彼の辞意は週の初めに聞いており、来週末での退職が決定している。カラダがつらいのだそうだ。3月1日に入社して、わずか一週間でネをあげてしまった。さすがブラック業界と名高いネット業界、きっと何日も深夜まで労働をさせたりしたんじゃないの?と思った人がいるかもしれない。濡れ衣である。これまでケンタローは毎日定時出社の定時退社である。仕事は100%デスクワークだし、休憩は自由に取らせている。ミスをしたら怒鳴りつけるような上司もいない(ワシだもの)。彼に言わせると通勤がツライのだそうだ。高校を卒業後、バイトで食いつないできたらしいがこれまでの職場はすべて自宅から歩いて行ける範囲だったという。今回、生まれて初めて約40分かけて電車で会社に通うことになり、自分では何とか頑張ろうと思ったけれども、カラダがついてこないのだとか。ウチは10時始まりだからもうラッシュじゃないでしょ?と聞くと、「電車の乗り換えは初めてで、これほどしんどいと思いませんでした」。いったいどんな狭い範囲で24年間生活してきたのだ。通勤が原因なのかどうかは分からないが、彼がつらそうにしているのは何人かの社員が目撃しており、カラダの問題というのは間違いなさそうだ。やはり初日、ランチに行って脂汗を浮かべていた姿にワタシが感じた不安は間違っていなかった。ここまで神経が細いとは思わなかったが。まあでも、体の不調なんだから仕方がない。世の中にはいろんな人がいるのである。しかし、デキル人間はだいたい似ているが、そうでない人間は本当にバリエーションが豊かである。それを楽しめるくらいにならなければこの会社ではやっていけない。また募集をかけなきゃな。
2010年03月12日
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先月末に問い合わせをいただいた東大阪の家具会社からネットプロモーションを正式に受注。普通ならヨッシャ!とガッツポーズを取りたいところだが今回はそういう気持ちにならない。ほんとに受注しちゃっていいのか?と、実はかなり悩んだ。この家具会社は小さな組織なので、社長が直接ワタシと話をしてくれるのだが、これがなかなか面白い人なのだ。戦略家で勉強家で、お客の気持ちをキャッチしようと常に気を配っている。魅力的と言っていい。経営者として。そんな人と仕事でお付き合いできるのに何で?と思われるかも知れないが、仕事で出会った何人かの「魅力的な社長」に、ワタシはこれまで例外なく痛い目に遭っているのである。簡単に仕事に妥協しないだけに、取引先に求めるハードルも高いのだ。要するに人をコキ使うのである。若い頃はそうとわかっていながら「これも勉強だ」と思って走り回ったものだが、今は会社の収益に責任を持っている。特定のお客のために時間やコストを過剰に投入することはできない。そう思って、ここまでの商談も及び腰であったのだが、なんか妙に気に入られてしまって…というのが「魅力的な社長」の手なのである。まあ、乗ってしまったからには腹をくくらねばなるまい。仕事が決まって、社長はいきなり「何ならお金、先に振り込もうか」。キター!いきなりこれである。こういう人から前金をもらうのはダメ、ゼッタイ!なのだ。会社というものは、いったんもらったお金はなかなか返せない。つまり逃げられない状態にして仕事を次々に突っ込んでくるのである。(もちろん前金の範囲内の仕事として)「いえいえ、終わってからで結構です」とやんわり固辞。社長、ニヤッと笑って「了解」。ワタシだって駆け出しの頃のワタシではない。
2010年03月11日
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今の会社では「ネットの110番」みたいなことをやってるのだが、ネットで悩んでいる企業や個人からの電話が毎日一本はある。企業の相談事の内容は幅広いが、個人の場合は80%以上が2ちゃんねる関係である。いわれのない(あるいは「身に覚えのある」)誹謗中傷の書き込みを何とかできないかというのが多い。かと思うと、他人の悪口を書いてしまって、仕返しが怖いので何とか消せないかという問合せもある。しかし昨日の一件はひどかった。Cさんとするが、その女性はだれでも知っている一流企業の社員で、最近ある女性誌に出た。それは所属している企業のPR記事(要するに記事みたいな宣伝)で、まあ、会社としては自社の社員を使って会社をイメージアップしたかったわけだ。記事には、彼女がその会社の社員としていかに充実した生活を送っているかが書かれている。女性誌らしく、スタイリッシュな都会派OLのライフスタイル、みたいなタッチである。ただ、そこに彼女の写真が掲載され、本名に所属部署まで記されていたのはまずかった。この女性誌はネット媒体とコンテンツ提供の契約を結んでいるらしく、メジャーなポータルサイトにもこの記事は転載されたのだ。Cさんの顔、名前、部署名付きでである。これがネットに巣食う暇人のイタズラ心に火をつけた。2ちゃんねるに流行のフレーズをもじって「○○社の女性社員が美人すぎる」といったスレッド(掲示板の話題の一単位と思って下さい)が立てられ、当該記事のURLが貼られて「どこが美人?」「若すぎる服装がキモイ」みたいな書き込みが始まり、そのうち性的な部分にまで触れてCさんを全人格的に侮辱しまくったのである。もちろん暇人どもの妄想の世界である。ここでCさんは火に油を注いでしまう。このスレッドの存在を知った彼女は、2ちゃんねるの削除依頼フォームからスレッドを削除するように依頼文を送ってしまった。知らない人はこれに引っ掛かる。2ちゃんねるは「公正さを維持する」という建前で、削除依頼文はそこにどんな個人的な内容が書かれていようと一般公開するのである。しかも2ちゃんはなんだかんだ理屈をこねて削除依頼に応じることはまずない。規約には個人情報には考慮するようなことをうたっているが、今回Cさんの名前は一般メディアに掲載されており、だれの目にも触れる情報は個人情報ではなく、タレントが本名や出身地を公表しているのと同じ一般情報なので削除の必要なしとみなされた。さらに、である。2ちゃんねるの中には「公開された削除依頼文」を一日中をウォッチしている超暇人がいる。コイツは有名企業の社員や有名大学の教授が2ちゃん上の悪口に怒って削除依頼してこないか目を皿のようにしてチェックし、見つけると「エライ人の怒りっぷり」を2ちゃん上で知らせてまわる。有名企業だと「自社の不徳を隠ぺいしようとする卑劣な行為」としてさらされ、それがさらに炎上する。Cさんも例にもれず、削除依頼はすぐに見つかってしまった。そして間もなく「削除しないと法的手段に訴える」と書いたCさんの文面を揶揄した「○○社のC女史がブチ切れ!」というスレッドが立つ。さらにCさんは書き込みからIPを割り出されてしまう。これを知られたということは、大勢の前に裸で引きずりだされたのと同じである。彼女が過去にブログや何かに書き込んだ内容が引っ張りだされ、次々にスレッドの中でさらされた。2ちゃん住人というのは、真剣に怒っている人をおちょくるのが楽しくて仕方がないのである。会社名が誘い水になったのだろう、その書き込みはわずか一日で1000件に達した。電話の彼女は最初は気丈に事実を淡々と話してくれたのだが、そのうちに泣き声になってしまった。無理もない。スレッドを全部読んではいないだろうが(第三者でも正視にたえない)、一人の人間が一生に受ける以上の罵倒を一日で受けたのである。しかし彼女はそれでも「会社に迷惑がかかるのが心配です」と会社を気遣っていた。なんてことだ。彼女にはこれっぽちも落ち度はなく、原因は会社のズサンなリスク管理にあるというのに!おそらくCさんは会社を辞めるだろう。責任云々ではなく、気持ち的にもういられないと思う。が、もはやそんなことは大した問題ではない。彼女が自殺しないか真剣に心配である。電話を切るのが怖かったので、30分以上も話し込んでしまった。気休めにしかならないのは分かっていたが、「不祥事でなければ会社に嫌がらせが来ることはないですよ」と言うと、「少し元気が出ました」と言ってくれた。そしてCさんは電話を切るときも「お忙しい中、長い時間つきあわせて本当にすみませんでした」と丁寧にお詫びの言葉をくれたのである。これほどまでに常識のある善人がなぜ何の落ち度もないのに苦しまねばならないのか。しかし、発端は会社が個人の(しかも女性の)名前を出すことのリスクを考えていなかったことである。その責任は大きい。Cさんの名前で検索をかけると、もはや最初の1ページに彼女の誹謗スレがいくつも表示される。まだ若い、おそらく独身の彼女は今後友人や知人に名前を検索されるたび、いわれがないとはいえ数々の誹謗中傷を知られてしまうのだ。ヤフーやグーグルに「検索に出ないようにして」と頼んでも、検索エンジンは機械的に情報を拾っているのだから無理である。この苦しみから逃れるには、名前を変えるしかないだろう。そして、もし彼女を徹底的に侮辱した連中が(そんなことはあるわけがないが)全員心から深く反省し、謝罪したとしても、無数に転載された書き込みは消えない。奇跡的に2ちゃんねるが彼女の記事を削除しても、2ちゃん記事は自動的にいくつものサイトにコピーされているのである。匿名の言葉は永遠にWebの海を漂い、検索されるたびに現れて見る人の心を傷つけ続ける。追記実はCさんは会社HPの採用ページの「先輩の声」にも出ていたのだが、さっき見るとページごと削除されていた。会社がこれ以上彼女をネット上にさらさないように気を配ったのか、彼女が退職(意思を表明)して「先輩」でなくなったのか、それとも会社は「なかったこと」にしようとしているのか…。
2010年03月10日
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昨年末、ワタシの誕生日に見事王座防衛を果たしたボクシングの石田選手がゴトー氏といっしょに来社。チャンピオンベルト持参で、社のみんなと写真撮ってくれて「支援してもらったお礼」とのことだが、試合を見に行っただけだし、なんだか申し訳ない。おそらく今頃はバンクーバーで活躍した五輪選手たちも毎日お礼参りに引きずりまわされているんじゃないだろうか。メダルを首から下げて、顔も見たことのない人のところによく知らない人と一緒に出かけて、はずまない話に耐えて写真におさまって「今後とも応援よろしくお願いします」。自衛隊の上司に連れまわされてトレーニングの時間を取れなかった円谷幸吉の悲劇なんか思い出してしまうのはジジイか。そういうのも含めてスポーツ選手の仕事なんだろうけど。まあ石田選手は人と話すのが好きそうで、楽しそうで良かった。(自称「ハイパーボクシングクリエイター」だし)カメラを向けたら頼まれなくても自然にファイティングポーズを取ったり、すっかり「表敬訪問慣れ」していた。ジャンクスポーツが続いて出演できていればたぶんもっと人気者になれたんじゃないかな。ケンミンSHOWでもいい。あ、でもあの番組の大阪枠は面白くもなんともないギョロ目のジジイで決まっているのか。それはそうと、世界チャンピオンなのにアメブロで「公式」扱いしてもらっていないのにはびっくり。前の会社にいたら後押ししてあげられたんだけど(タレントの公式ブロガーを集める仕事などしていたのだ)力になれなくて残念。本人いわく、「アメブロさんにアクセス数が少ないって言われたんで、ブログは毎日まめに更新してまス」だそう。それもまた今様のスポーツ選手の仕事…。追記 あしたのジョーが実写映画化されるそうだが、ぜひ今の時代背景でやってもらいたい。段平がジョーに「ボクサーは人気がなくちゃ話にならねえ。ジョー、トークを磨け、ブログを書け、ツイッターでつぶやけぇ、ジョオオオオ」そして明日のために携帯から一日50回ノルマで更新しまくるジョー…。
2010年03月09日
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ってドリカムではない。ケンショー炎になってはや9ヶ月。総合病院の整形科からスポーツ医療のクリニックまでいろいろ通ってはみたものの根本的には良くならず、今年に入ってからは歯医者に通わねばならなくなったのでしかたなく放置状態にしていた我が左手。それが、いつの間にか、えっ。痛みが薄くなってきてる。一日で一番痛い朝の寝起きはさすがに「ひっかかる」ものの昼間はついついそんな病気を持っているのを忘れるほど。自然治癒するの?ケンショー炎って。これはもしかしたらナチュラルキラー細胞が炎症を抑えてくれているのか…(絶対違う)。最近どんどん頭は忘れっぽくなっているので、病気のことも脳が忘れてしまったのかも知れない。忘れっぽいのは素敵なことです。そうじゃないですか。と、中島みゆきで締める。
2010年03月08日
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夢はあまり覚えていないことが多いのだが、今日のは鮮明に覚えている。ワタシは前に勤務していた会社になぜか訪問してスキンヘッドでゴリラのような顔の男の応対を受けるのである。いちおう夢の中でも退社していることにはなっていたようだ。ワタシはゴリラ男に見憶えがなかったので、最近入社したんですか?と聞くと男はうなづく。そうして男は「フルサト」だと名乗った。それだけ。たぶん前日、風の噂に前の会社が最近調子いいことを聞いたからだろう。いったん空中分解したような形になりながら、会社そのものは存続させていたので、残った社長が良い商材を見つけたか、良い人材に恵まれたのかもしれない。もしかしたら前の社長と一緒にやりたい気持ちがまだあるんだろうか。夢の中でははっきり未練を感じた。夢の話はここまで。日曜ではあったが、夕方になって某ホテルに打合せに行った。クライアントとホテルで会ったのではなく、ホテルそのものがワタシのクライアントなのである。日曜日ではあったが、そのホテルのWeb担当者は他の会社とかけもちをしているので日曜日にしか出社しないのだ。(じゃあいつ休んでいるんだろう?)このホテルは先週末にリニュアールオープンしていたのでそのお祝いと、新しい部屋を見せてもらって今後の販促のお手伝いの参考にさせてもらうためにお邪魔したのである。新しくなった部屋はとにかくゴーカ!全室スイート仕様である。これはスゴイ。すべての部屋にジャグジーもついているし、キッチンまである。洗濯機もある。一週間くらい滞在するには最適である。最上階の一番高いスイートなんてメゾネット形式である。寝室が二階にあって、上の階にも小さな(一般の感覚では普通の)ユニットバスがある。携帯で写真を撮ろうとしたのだが、広すぎてうまく入らない。ジュニアスイートでコレ。奥にキッチンが見えるでしょ。 女性が何人かで旅行するにはいいだろうと思う。男は夜は一人になりたいものだけど、女の子はみんなでわいわいやりたいだろうし。家族で利用するのもいい。家族が一緒に泊まれるのって、旅館はそういう部屋があってもホテルではそれほどないからね。まったく無名のこのホテル、アピールのしようでは十分人気ホテルになると思うなあ。このブログは宣伝には使わないので、ホテルの名を知りたい方はメールください。
2010年03月07日
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試験を受けに行ってきた。インターネット業界のTOEICみたいなもので、(ああ、これで英会話関係の広告が並ぶなあ)資格や認定証がもらえるわけではない。たまに行う実力テストみたいなものである。試験会場は大阪駅近くのオフィスビル。中に入るとネット喫茶みたいな(知らない人は「図書館の自習室」を想像してください)パーティションで個別に仕切られた席があり、一人ひとりがつくべき席が指定されている。机の上にはすでにPCがスイッチONの状態になっており、与えられたIDナンバーを入力すれば試験が始まるというわけ。スタートボタンを押すと問題が表示され、受験者は画面上で回答して「次」のボタンを押す。この繰り返し。全問回答し終わり、終了ボタンを押して退出すると受付ですぐに採点結果のシートを渡してくれる。なんともあっさりしたもの。同じ会場に結構たくさんの人がいたが、ワタシの受けた試験ばかりでなく、同時にいくつかの業界の試験が行われていたようだ。まさにネット喫茶でいろんな人が思い思いのPC画面を見ているのと同じ。なんともパーソナルなテスト空間。これじゃカンニングしようもない。あと、よくできていると思ったのは、同じ試験でも受験者によって微妙に問題を変えているところ。今回の試験はウチの会社からワタシを含め3人が受けたのだが終わってから「あの問題分かったか?」と聞くと「そんな問題なかったすよ」みたいな話になり、よく聞くと半分くらいは違う問題が出ているようである。試験の日時を自由に決められるので、先に試験を受けた人に問題を聞けないようにしているのだろう。もちろん問題は違っても難易度のランクは合わせているのだろうが、点数は運にも多少左右されることが分かった。今後は大学や高校の入学試験もこんな感じになるのだろうか。そうなると、合格発表までのドキドキ感とかテスト後の答え合わせは過去のものになるわけで、そういうものを楽しみにしていたわけではないが、何となくさびしくはある。
2010年03月06日
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最近は「完全成果報酬」をうたうサービスが増えてきた。他の人のブログにも書きこんだのだが、たとえば職場によくかかってくる電話セールスなんかもそうだ。「担当者にアポイントが取れたらいくら」「電話で商品販売を成約したらいくら」といった形で成果を設定し、料金は案件の難易度によって変わる。ただ共通しているのは「一件も取れなかったら無料」という点である。電話セールスばかりではない。「売上が上がったときに報酬をください」という経営コンサルタントもいるし、ネット広告はもはや成果報酬型でなければ売れなくなっている。不景気だし、そうでもしなければ仕事が取れないという事情はあるだろう。後発の会社がシェアを取っていくためには、こういった捨て身の戦法しかないのかも知れない。とにかくお客にとっては虫の良すぎるサービスである。しかし果たしてどうなんだろう。ワタシは成果報酬が主流になったら、サービスの質は全体として落ちると思う。なぜなら、成果報酬はサービス提供側に二通りの心理をもたらすと思うのだ。一つは「失敗したらタダ働きになるから頑張らねば!」という前向きな心理、一つは「失敗してもお金もらわなきゃいいだけじゃん」という無責任な心理。あなたはどっち?とかいう問題ではない。こういうサービスを提供するということは、会社としてはある程度はタダ働きを覚悟しなければならないわけで、利益を出すためには受ける仕事の「数」を稼がねばならなくなる。しかし仕事を受けるスタッフの数は限られている。そうなると「このお客の仕事は成果を出しやすそうだし頑張ろう」、「このお客の仕事は難しいしテキトーでいいか」といった選り好みが始まる。結局、ごく一部のお客を除いては「まあタダだしこんなもんか」的な結果に終わるのではないかと思うのだ。で、何が言いたいのかと言うと、やはりサービスを利用する側もリスクを負担しなければイカンだろうと。下手をするとお金をドブに捨てるかも知れないというリスクがあれば相手をきちんと選ぶだろうし、しっかりやれとプレッシャーをかけるだろう。おそらく「良い仕事」というのは利用者側が引き出す部分もあると思うし、それこそがフェアな取引というものではないかと思うのだ。いずれにしても、成果報酬なら必死で仕事をするはず、と思うお客は甘い。それだけは言えると思う。追記質の高い成果報酬サービスを提供されている方もおられると思います。ここに書いたのはあくまでワタシが知っている範囲についての意見ですので気を悪くされたらすみません。
2010年03月05日
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朝からなんとなくお腹が痛い。すぐに収まると思ったら昼過ぎには痛みの輪郭がくっきりしてきて、結局夜までズキズキ痛かった。お腹の頂上のあたり。ってことは胃か? ワタシに限ってストレスということはないだろう。寝ている間に冷えたのかもしれない。もしかしたら風邪がハラに来たのか。咳も鼻水もないが、こういうサイレントな風邪はたまにひく。この冬は風邪などひかずに乗り越えられそうだったのに最後になって油断したかな。食欲がまったくわかず、朝も昼も食事ヌキ。普段は鼻をクンクンしてしまうパン屋の匂いも今日は吐き気をもようすほどつらかった。夕方からは頭痛までしてきた。うっすら、ジーンと耳鳴りまでする。仕事にならないのでさっさと退社したが、職場から自宅に帰るのがツライというのはひさしぶり。たぶん熱もあったと思う。人に症状を告げたら「医者へ行け」と言われるだろうが薬なんかもらうよりもさっさと寝るのが一番の療養。スーツを脱ぎ棄てて布団にもぐり込み、ほぼ12時間の熟睡。別れた女房の夢など見た。
2010年03月04日
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知らない人から携帯に着信があり、「フジイと申します。この番号に電話してほしいとあったのでしました」と妙なことを言う。おそらく過去に問い合わせをくれた人だろうとメールを確認するとビンゴ!しかし一ヶ月以上も前だよ。ウチのサービスについての質問だったのだが、「メールではご説明が難しい部分もありますので、一度お電話下さい」とこちらの番号を書いて返したのである。めったにないことは続けて起こる。もうひとつ、忘れていた人から連絡をもらった。京都の広告代理店から昨年末にラジオCMの問い合わせをいただいたのだが、いろいろと提案したもののその後全然音沙汰がなく、この件はなくなったものだと思っていた。(そういうことがこの仕事は圧倒的に多い)それが「ほぼ決まりました」とのこと。「いやいや、その後どうされているか一度連絡しようと思ってたんですよ」とウソ八百を言う。決まればウチの会社としては初めてのラジオCMである。
2010年03月03日
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今日から来ることになったパートのスタッフは入力補助の女性。この人の選考に関してはワタシはまったく関わっておらず社長が全部一人でやったので、年齢など細かいプロフィールは全然知らない。30代後半てとこかな。奥さんふうである。しかし、ケンタローも含め今回の増員ではっきり分かったことがある。ウチの社長は、可能性もあるが危険もあるアグレッシブなタイプより大人しく控え目なタイプのほうが好きだ。これまで人間関係では何度も苦渋を強いられることがあったようなので、経験から身についた人材観なのだろう。ただ、似たようなタイプの人間ばかり採用していると、たしかにまとまりやすくはあるけれども、組織が強くならないと思うんだけどなあ。だから当然と言おうか、この会社の社風はかなりぬるい。ブラック企業扱いされるムチャな会社も多いネット業界の中でこのぬるさは出色である。しかも大人しい人間が問題を起こさないかというとそうでもない。「大人しいが非常識な人間」にけっこう引っ掻きまわされている。ブログを数ヶ月振り返っただけでも、とんでもない人間が何人か登場しているはずだ。結局、どんなタイプを採ったとしても人事にリスクはつきものである。ならば、ときには採用で「冒険」してもいいじゃないか。などというのは経営者には無責任に聞こえるだろうか。採用した人たちを見ていると、ワタシを入れたことが社長にとっては相当な冒険だったことを今なんとなく実感している。
2010年03月02日
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今日からY君がスタッフに加わった。今後は下の名前にちなんでケンタローと呼ぶことにする。まだ24歳、営業職に応募してきたのだが、社長の指示により当面はアルバイトとしてワタシや川Pの助手的な作業をすることに。このケンタロー君、「就職」の経験はなく、いわゆるフリーター。高校卒業後はスーパーや運送屋でバイトをしてきたという。中学校のときに両親が離婚して母親に引き取られたというから、おそらく大学には行きたくても行けなかったのだろう。ってまあ、大学行くのがすべてではないけれどもね。性格はいたって素直で人なつこく、懸念するところがあるとすれば神経が細すぎるところか。初日なので昼食をおごってやったのだが(自腹っすよ)、「緊張しちゃって、すみません…」と定食を半分残していた。うっすら額に汗をかいていたし、ストレスには弱そう。あまり一気に知識を詰め込むのは注意したほうがよさそうである。辞意を表明していたWebデザイナーのさっちゃんは予想通り現れず。社長には何が何やら理解できないらしい。とりあえず金曜日に彼女と面談したワタシが軽く責められた。「いったい何が問題なんだ?」と。ワタシだって同じことを彼女に聞いたが、出てくる答えはひとつひとつ「辞めるほどでもない」些細なものばかりだった。ワタシは聞いたままを社長に伝えたが、納得できないらしい。それはそうだろう。彼女にしても「聞かれたから答えている」だけで、本当にそれらの小さな不満が彼女に辞表を書かせたのか、それを解消したら働き続けられるのかと言われたら困ると思う。知ったようなことを言うようで反感を買いそうだが、男は「原因と結果」をコインの裏表として考えるが、女性には「原因のない結果」が普通にあって、「なぜなんだ?」と問い詰めたところで何の解決にもならないことが多い。「そういう問題ではない」のである。女性が「あたし決めたの」という目をして、「とにかくイヤ」と言ったら、何を言ってもダメである。まあ離婚経験がない男に理解できないのも無理はないが。
2010年03月01日
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