しあわせのかたち

しあわせのかたち

2006/01/23
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 ここ楽天広場でもちょくちょく話題になる、「表現の自由」と「コメントの削除」について考えている(なので、広場のなかで一番この議題がよく出てきそうなテーマにこの記事を載せておく)。

 結論から書けば、私は「管理権が管理者にあるかぎり、コメントやTBの削除は管理者が自由に行なって当たり前だ」という考えである。

 それで仮に卑怯だとか憶病者だとか言われるのは、明白な筋違いだ。
 いやまあ言われてるかどうか知らんけど。よく見てないから。
 つーか私自身はほとんど削除も制限もしないけど。変人だから。


 これは、それがどのような記事であろうとも(例えば社会的、政治的、思想的な記事であろうとも)、 そのサイトが論争を目的にして設置されている場合、あるいは当該記事が論争を前提としたものでないかぎり 、ブログ執筆者にとって都合の悪い情報や気に入らない書き込みを制限するのはなにも責められることではないと考えている。

 なぜなら「削除すること」も思想表現のひとつだと考えているからだ。

「コメント削除は表現の自由の侵害になるのだから、オレの記事の検閲はするな」という方は、自分が書き込むことでそのサイトの管理者の「削除の自由(表現の自由の一種)」を犯すと主張していることを気づいていない。(と思う)





 そもそもこの場合になお表現の自由を主張する者は、エロTBや明白な宣伝書き込みも制限するな、と言うのだろうか? まさかね。
「人妻満載☆逆援助大募集(はあと)」とかいうスパムメールもフィルタリングすべきではない、と主張はしまい。

 まさかとは思うが、個人管理のブログにおいて「社会的政治的思想的な書き込み」は、「(例えば)エロ表現」よりも守られるべきだという考えなのだろうか? なんか立川反戦ビラ訴訟の時の朝日新聞みたいな物言いだが、私は「表現内容によって“表現の自由”に画一的な階級をつけるべきではない」という考えをもっている。なのでもちろん、エロTBだろうと思想的な書き込みだろうと、一括的な区別は反対である。

       ※

 では削除や制限の際の判定基準はどのようなものであるべきか?

 個人ブログにおいては、一定の規範(常識の範囲ね)をクリアしたうえでは、「管理者の好み(判断)」でいくしかないだろう。

 管理者が迷惑だと思えばどんな内容だって迷惑だし、有益だと思えばどんな書き込みだって有益だ。もちろんこのサイトでは、エロTBや宣伝目的のみの書き込みはバンバン削除する(この前初めてエロTB一掃したんだけどね)。だってオレ的にすげえ迷惑だもん。

 隣りの家から聞こえてくるのがモーツァルトのピアノ協奏曲であれば文句は言わないが(20番あたりだとなおいい)、読経や軍歌だったら「やめろ」と言うのと同じである。私には私の部屋で心安らかに過ごす権利がある。それと一緒だ。モーツァルトと読経のあいだに高低はない。ただ両者を区別するのは「聞く者の好み」だけである。

 そもそも「他者の表現活動を、その内容によって高低をつける」というロジックで、ある表現を制限すべし、と主張してしまうと、いつ自己の信ずる表現活動が「低級だ」と見なされて制限されるかわからんではないか。馬鹿げた言葉狩りや発禁はこういうところから始まるのである。

 どうしても書きたいことがありゃあ自分でブログ作ってそこで書きなさい。


 異論があれば自分で新たな反論本を書いて出版すりゃいいのだ。
 ネットではそれと同等のことができるのである。

      ※

「なら(一営利企業である)マスコミが意図的に不都合な情報を報じないのもいいのか?」という反論はあろう。これには一定の理路を感じる(まあ事実として報じないことが多々あるわけだが)。

 しかしこれはマスコミ側にも一応理屈があって、新聞なら紙面、雑誌なら誌面、TVなら放送枠という物理的時間的制限がある以上、その限られたスペースで「何を報じるか」というのは、営利企業である各マスコミの編集権に委ねられている。本来他人からギャーギャー言われる筋合いはない。


 ひとつは「マスコミの紙面、電波は公共物である」という考えだ。例えばTVには、電波は公共物だと見なされるために放送法による規定がある。新聞だって雑誌だって部数の多いものは自主規制を求められるし、条例によって制限がかかる場合も多い。「18禁」とかいうアレね。

「公序良俗」という概念を普遍化するのは難しいが(私は法原理主義者ではないので、憲法ないし民法における厳密な「公序良俗」概念を採用しない。ここでは「世間様に迷惑かけんな」という程度で使用している)、地上波TVと新聞は「公序良俗」の制限を受けるべきであり、雑誌、単行本、ネットはそのかぎりではない、という考えを持つ。

 地上波TVはチャンネル数が限られており、夕飯時にニュースを見ていたら勝手にAVを流されたら困る(私個人は喜ぶかもしれんが子供がそばにいたら困る)。ここでもまた「オレ的に迷惑」というロジックに反するわけだ。
 また新聞は宅配されるものだ。どの新聞を選ぶかは個人の責任において選択可能ではあるが、情報受信の受け手側の問題として、「本」や「ネット」よりも選択権が狭いこと(自ら進んで見る、読む、受け取る、という姿勢の問題ね)は注目されてしかるべきだろう。


 一番手っ取り早いのは、マスメディア全般が「ジャーナリズム」だとか「社会の木鐸」だとかいう勘違いした看板を降ろすことにあろう。もっともこのメディア側の問題は本格的に議論するとさらに大きな問題が多々でてくるので、ここでは深く述べないが。

        ※

 繰り返しになるが、私は私の管理するこのサイトでは、気に入らない意見はバンバン削除する。エロTBを削除するのと同じように、である。当たり前だ。私は私の管理するサイトで心安らかに過ごす権利があるのである。

「読んでて不快だからひと言書きたくなった」とかいうヤツには、「じゃあ読むな」と言う。
 読者には「二度とそのサイトに行かない」という選択権が存在しているのだ。

「オレの文章は広く人民に伝えられるだけの、共有されうりかつ保護されるだけの価値がある」とかいう人のみが、「私(ショータ)の好み」を超え得る価値観なわけだが、さすがにそんな文章はこのサイトでは見たことない。むしろそういう書き込みなら歓迎しちゃうんだけどね。

 探しものは見つかっていない。
 莫迦は嫌いだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/01/23 12:56:03 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

PTW@ ★おいしい遊び★ 信頼感がちがう!実績のある有名出会い! …
PTW@ ★おいしい遊び★ 信頼感がちがう!実績のある有名出会い! …
qigmdqxdvd@ qigmdqxdvd Wow, cool man, big thanks! <a href…
淑子@ 久しぶりに… 私のサイトを更新しました。サイトをオー…
人妻みさこ@ 私の私性活を覗いてみませんか? 結婚して数年、旦那とのアレはなくなりま…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: