しあわせのかたち

しあわせのかたち

2006/01/30
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 脳年齢41歳のショータですこんにちは。
 2回目で30歳になり、3回目で24歳に。
 早くも飽きてきたんですが、これはいったいどうすれば。

       ※

 ニートやフリーター問題に関して、以前内田センセが書いていた 論考 がずっと引っ掛かっている。
 内田センセはニートを指して、「合理的に思考する人」と規定する。
「労働とは本質的に、対価(賃金)を得るためにするものではない」という警句をもとに、「労働の価値を等価で受け取れないのならば、労働する意味は(ほとんど)ない」と。
 だから彼らは働かないのだ、と。




このことは繰り返し学生諸君にお伝えしなければならない。
賃金と労働が「均衡する」ということは原理的にありえない。
人間はつねに「賃金に対して過剰な労働」をする。
というよりむしろ「ほうっておくと賃金以上に働いてしまう傾向」というのが「人間性」を定義する条件の一つなのである。

(中略)

おおかたの人は誤解しているが、NEETは資本主義社会から「脱落」している人々ではない。
資本主義社会を「追い越して」しまった人々なのである。
あらゆる人間関係を商取引の語法で理解し、「金で買えないものはない」という原理主義思考を幼児期から叩き込まれた人々のうちでさらに「私には別に欲しいものがない」というたいへん正直な人たちが資本主義の名において、論理の経済に従って「何かを金で買うための迂回としての学びと労働」を拒絶するに至ったのである。

だから、NEETの諸君にどれほど資本主義的な経済合理性を論拠に学習することや労働することの肝要であることを説いても、得るところはないだろう。
「勉強しろよ」
「何のために?」
「……就職するために」
「何のために?」
「……稼ぐために」
「何のために?」
「……金があれば、楽ができるじゃないか」
「好きな時間に起きて、好きな時間に飯食って、好きなだけ好きなことができるのを『楽』というのなら、オレはもう楽だよ」
「……」

NEETにむかって学びと労働の必要性を功利的な語法で説くのはだからまるで無意味なことなのである。


<引用終了>

 ニートという存在が資本主義社会の下で生まれ、いま、その存在自体が資本主義社会を壊そうとしている。内田センセが規定するように、ニートが資本主義社会の権化のような存在であるとするならば、それは資本主義というイデオロギーそのものの敗北なんじゃないかな、と私は考えている。

 このような資本主義の崩壊過程(「別に欲しいものなんかないから働かない」という存在の多寡による斜陽化)は、20世紀を代表する大天才マルクスですら予想しえなかった。

 斯様な喫緊の社会的課題にさいし、もしも我が家やその近辺で似たような状況に接したならば、と私は考える。私は愚民なので、先人の知恵を借りることくらいしか思い浮かばない。いわく。

「彼らを子供扱いすることを止めたまえ。そうすれば彼らは子供であることを止めるだろう」

 である。

 探しものは見つかっていない。

 子供や親類がニートになったらどうしよう、と考える人は「まだ」幸せだ。
 私なぞ、いつ私自身がニートになるんぢゃないかとヒヤヒヤなんだが。
 ヒモとかねー。超魅力的。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/01/30 03:43:39 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

PTW@ ★おいしい遊び★ 信頼感がちがう!実績のある有名出会い! …
PTW@ ★おいしい遊び★ 信頼感がちがう!実績のある有名出会い! …
qigmdqxdvd@ qigmdqxdvd Wow, cool man, big thanks! <a href…
淑子@ 久しぶりに… 私のサイトを更新しました。サイトをオー…
人妻みさこ@ 私の私性活を覗いてみませんか? 結婚して数年、旦那とのアレはなくなりま…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: