♪ 真似をして吾(わ)の上をゆく長男は頑固さまでも受け継いでをり
自分の命を支えてくれる親の価値観は、それしか存在しない生活の中で自然に身体の中に刷り込まれていく。
「子は親の背中を見て育つ」という事の意味するものは、親の生き様や価値観、諸々の言動に責任を持たねばならないということ。頭の良し悪しなど遺伝的なものは論外で、生れ出てから身に付いていく後天的なものの礎となるものだから無視できない。
かと言って、子育て中の親もまだまだ未熟な発展途上の人間だ。世の中をロクに知らず、暗中模索の中で生きている。そんな親を子供は何も知らずに見て育つ。
そんな避けられない宿命の中で作られる、親子という合わせ鏡。子供を見れば親が分かる。親を見れば子供が分かる。
ああ何と恐ろしいことか。
息子というもの、自分というもの、人というもの等々、孫を持って初めて見えてくるものがある。歳を取ると共に培われてきた感性と客観的な視点が、プラスの方向に働いてあらゆるものへの許容範囲が広がっていく。
これには孫というものの存在がとても大きく作用している気がする。同じ年代でも、結婚しなかった人と子供に恵まれなかった人、そして子供がいても孫はいない人とでは、何かが大きく違う気がしている。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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