歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2020.12.18
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カテゴリ: 心 想い

♪ 目の前に展(のべ)開かれることにのみ心は惹かれゆくばかりなり

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 コロナ禍で大変な上に、為すすべもない自然の猛威である大雪が追い打ちをかけてくる。そんなきのうの夕空。
 その雪禍からは免れた人々と共に被災者を慰めるように、雲の切れ間に美しい三日月がかがやいていました。耐える先には、必ず明るい世界が待っていることを暗示しているかのように・・・

””

 そして今朝は前日とは打って変わって、無風に近い青空に真っ白い水蒸気が立ち昇っています。

””

 良い時もあれば悪い時もある。今という時を噛みしめながら、慈しむように日々を過ごしていきたいと思う。


””

 庭に来る小鳥が、今まで以上に愛おしくなっている自分を感じる。日々に変化して地球の大気の営みをみせてくれる千変万化の雲を面白がって眺めている。過去や未来よりも、今の自分と身のまわりのその時々に見せる変化に心が動く。

 観るTVは「セブンルール」「プロフェッショナル」「激レアさんを連れて来た」など、今を自分らしく精いっぱいに生きている人を紹介する番組が多い。それはきっと、太公望のような心持ちで登場人物を眺めているのかも知れない。未来を含んだ今を・・

 あっ、ウグイス。すぐ横のトウネズミモチの木の枝を忙し気に動き回っている。メジロと同じくらいの大きさで、色は少しくすんでいて眉紋がある、間違いない。

””
このどこかにいるのですが、保護色で見分けがつかない

 と、まあこんな風に「今」を楽しんでいる。この野鳥の楽しみが来年4月以降は無くなってしまう。雲は見えなくなる事はないものの、一生懸命に命を全うしようとしている生きもののの姿を見られなくなるのは、短歌を詠むなと言われるのと同じくらい悲しい。





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最終更新日  2020.12.18 11:03:40
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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