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タブーを描けばタブーでなくなるか、と言えばそうじゃない。少なくとも気分のいい映画ではありません。

公式ページ によると原作は監禁10年、監禁された理由も映画とは異なるそうです。原作者の土屋ガロンさんに言わせると“大胆なアレンジが加えられている”とはいえ、こんなおいしい題材もっていかれるなんて日本の映画人は何やってんだ?とお叱りを受けてもしょうがない。

カンヌでグランプリをとったのも始まりは目の付け所のよさにあるわけで。儒教の国韓国も確実に多様化してきているということでしょうか。

突然の拉致監禁。15年後の解放。私たちも主人公のオッサンと一緒に「ダレが?なぜ?」の謎解きの旅に出ることになります。謎を追うのだからセリフ一つ一つがヒントになります。簡潔すぎて意味ありげで想像ばかり膨らんで、でも時間は待ってくれない。セリフを追うだけでめちゃめちゃ疲れました。

そう。観ながら闘っている感じ。手を縫ったり歯を抜いたりタコ生で食ったり、極めつけは舌切りですか。目をそむけずに観ろという方がどうかしています。個人的にはユ・ジテの顔もすごーく不気味でした。それらを含めてR15指定ならまぁ仕方ないか。

監禁された15年、それ以上にオ・デスに残された人生を思えば、冒頭の酔っ払いサラリーマンがいかに幸せだったか分かります。過去は変えられないにしても、未来くらいちょっとは明るくしたいじゃない。それも彼にはかなわぬ夢なのか。

パク・チャヌク監督の最新作『親切なクムジャさん』も注目です。


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最終更新日  2005.12.16 17:27:21
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