吾が輩は野良猫である

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ルキシト

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カテゴリ: 詩集小説

桜の花びら.jpg

桜の花びらが舞い散る午後に

あの娘は逝った

天使の衣を纏って空高く

注射が嫌だと駄々こねて

僕を随分困らせたっけ

君があんまり泣くもんだから

瞼を両手で押さえると

「バカっ涙であたし溺れちゃうよ」

と言って僕の腕にキスしたね

桜は散ってもいつかまた戻って来るけれど

君と過ごした日々はもう戻らない

桜の花びらが舞い散る午後に

涙の抱擁だけを僕に残したまままで

あの娘は散った

閉じた瞼に最後のくちづけを






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Last updated  2013.04.13 12:56:16
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