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先日の日記に書いたように、「抵抗をやめてみること」「要らない気持ちを手放していくこと」が少しずつやってみるようにしてきたこの頃。そうすると、サビついていたアンテナの感度が少し良くなったような感じで、「面白そうかな……」と思えるものが出てきたりするようにもなってきました。そんな感じで、先日、ある講習会に参加した時のこと。講師の先生のお話がとても印象に残りました。もしかしたら、この話を聞くためにここに来たのかもしれない……とさえ思ったほど。その方は、現在関わっていることに行き着く前、まさに「お先真っ暗」の状態に陥ったそうです。パートナーが家を出てしまい、安定した仕事もない状態で買ったばかりのマンションのローンを抱えて、次に何をすればいいのか、皆目見当がつかない。そんな中で、直感だけを頼りに進んでいくうちに、少しずつ道が開けたり、出会いがあったり、周りのサポートがあったりして、今の形に行き着いた。そんなことを話して下さいました。そして、その中で、我を捨てて「謙虚になる」ことを否応なく学んだことも。本当の意味で自分の道を歩き始める人たちは、多かれ少なかれ、同じような暗中模索の経験をくぐり抜けているんだなあ。そんな風に感じました。今までの人生で、私は、あまり考えずにやりたいことをやってみたり、縁を大切にしたりした結果、とても充実した時間を過ごすことができました。だから、ずっと、「このまま進んでいけばいいんだ」と思っていました。やりたいと思うことから離れることが必要だったり、思うようにいかないことばかり続いたり、次に何をしていいのか分からなかったり、そんな中で、先も見えないのに手探りで進むようなことに直面するなんて、想像だにしませんでした。自分の人生なのに、その舵を自分で取ることができなくなるなんて……。そんな風に感じて、やるせなくて、怖くて、不安で仕方がありませんでした。でも、それこそが、本当の意味で「謙虚になること」なんだ。そこまでして初めて、自分を超えた大きなものとつながることができるんだ。それがやっと分かり始めた今日この頃。「それで大丈夫なんだよ」と安心させてくれるようなことがちゃんと起こっています。絶妙なタイミングで助けてくれる人が現れたり、友人が後押ししてくれることを言ってくれたり。そして、少しずつだけれど、先のことを思いわずらう代わりに今の時間を楽しめるようにもなってきました。残すところ、あと一ヶ月になった日本滞在。その後、沢山の人たちがサポートしてくれるこの環境を離れるのは、やっぱり寂しいし、不安でもあります。でも、その頃には、日本で学ぶことを終えて、次のステップに向けて旅立てるようになっているのかな……。そう思うと、その時がちょっと楽しみのような気もしています。
2007.08.28
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皆さん、こんにちは。前回のブログを書いてから、また大分ご無沙汰しました。自分の心を静かに保っていくことを願いつつ、色々な状況に次から次へとふり回されて、悩んだり落ち込んだりする日々が続いていました。ものごとの行方を自分でコントロールしようとすること。起こることや周りの人の言動に抵抗すること。将来のことについて不安を抱くこと。そんなことが自分の首を絞めているのは分かっていました。でも、止めよう、止めよう、とは思うのだけれど、なかなか思うようにいかない。疲れて、何とかならないかな……と思っていました。そんな時、ひょんなことで、以前お世話になったことのある方と再会しました。それがきっかけで、色々なことを「手放す」ための手法のようなものを学ぶ機会に恵まれました。(これも、何かの縁ですね。)「手放す」ということは、「ちょっとチカラを抜いてみる」ことなんだなあ、と実感しました。過去にあったことをもとに色々考えたり、起きていない未来のことをあれこれ心配したり。それらが、心の中のチカラを抜くことですうっと解き放たれていく。そして、結果的に、「今、この瞬間に焦点を当てる」ことができるようになる。もう要らないものを解き放ってみると、不思議なことに、今までどうどう巡りでまとまらなかった考えがすうっとまとまったり、思いつかなかったことを思いついたり、新しいことをやってみる気力がわいてきたりするのですね。いかに、今まで要らないことにエネルギーを使っていたかが分かります。そのあたりのことは、もう何となく分かってはいたのです。ただ、今までは、「そうは言っても、今この状態を抵抗せずに受け入れてしまったら、このままの状態がずっと続くだけじゃないか」という気持ちを捨てきれずにいたのでした。でも、「今がこういう状態であること」「この人が今こういう言動をしている(せざるを得ない状況にある)こと」を抵抗せずに受け止めることと、将来それがどうなるかとは、まったく別のことなんだ。それが、理屈でなく、感覚としてつかめたのが嬉しかったです。思えば、NGOで仕事していた頃から、うすぼんやりと感じていたことにも通じるものがありました。開発途上国の人たちの悲惨な(に見える)暮らしや、彼らが不当に扱われている(ように見える)状況を変えようとして活動していた私たち。それなりに成果もあったと思うし、現地の人たちに喜ばれもしました。ただ、その活動の拠って立つところが「闘う」姿勢になったり、過去や現在の状況へのフラストレーションから発したりしてしまうと、何か違う……と感じることがあったのでした。やはり、闘う姿勢は、対する相手からも闘うエネルギーを引き寄せてしまうことを、うすうす感じていたのでしょう。そして、「自分が正しい」という立場をとってしまうと、どちらが正しいかの戦いが始まって、今世界各地で起きているような哀しい事態を引き起こしてしまうのですね。抵抗したり、批判したり、自分を正当化したり、不安から身動きが取れなくなったり。これからの生活でも、そんなことはいくらでも起こるに違いありません。そんな時、チカラを抜くことを思い出せたら。さらに、この考えをもとに仕事をしていくことができたら。何かが変わるかもしれない……。そんな予感にちょっと胸をワクワクさせています。
2007.08.15
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