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いや~暫らくほったらかしにして有った機体を何とか整備して、今回の異界旅行に漕ぎ付けましたよ~大切に扱ってくださいよ!そう整備係りのオッチャンは去年の祇園祭で貰った豆絞りの手ぬぐいで、玉に成った汗を拭きながら話していた。さて、今回の異界旅行の行き先は何処なんだろう?搭乗手続きを行いますので、天国スイッチを押して下さい。本日はご搭乗頂きまして誠にありがとうございます。当機、ダックエアーライン444便はK都異界空港を離陸致しまして、夜王空港まで参ります。飛行中は夜叉、淫獣等の誘惑や瘴気に中てられる事も在るかと思いますので、気分を害されましたお客様は、座席に備え付けの聖水を御利用頂くか、客室乗務員までお声がけ下さい。本日ご案内させて頂きますのは、地下神界の手前に位置しています夜王界です。濁王界を通り抜けた魂達は全ての想念を剥ぎ取られた状態で此処に辿り着きます。無音、無光の薄闇の世界、辺りにはゴツゴツとした大きな岩が立ち並んでいますね。いったい、この空間で霊人達はどのような生活を行っているのでしょうか?暫らく進むと一際闇の黒さを深くした所に、奇妙に光る紅い点が二つ浮かんで見える。目を凝らすように見てみると、ソレはどうやら目の様だ。もう少しばかり近付いてみる。段々とハッキリと全体像が見えて来た。大きいな~ソレが最初の印象だったように想う。子供の頃に見た神社の山門に在った仁王像を思わせる出で立ちだ。だが、ソレは動く事もないし、意志のかけらも見当たらない。ただただ、無音の息遣いだけが感じ取れる。この霊人はこの地に在って、いったい何を求めているのだろう。ふと、そんな想いが過ぎった。また暫らく進むと別の霊人が佇んでいる。先程の彼とは少しばかり違いが在った。それは、自己の芽生えとも取れる幽かな波動を感じ取れる事だった。気のせいか、その姿もぼんやりとだが輝き始めて居る様に感じられる。魔にも無いと言うよりも、黙考していると言った方が当てはまるのかも知れない。だが、与えられている世界は無音の闇に閉ざされた世界だけだった。地獄の最奥に位置するこの世界を想う時。創造主たる素の神親様の深遠なる創造の叡智を想わざるを得ない。その先に有る大地王界の真髄を理解する事が、これらの世界を知る上で、とても大切なのだろう。なんにしても、この様な無音の闇で過ごす事は耐え難い時間と成っているのだろうと想う。だが、その時間を過ごす事で輝きを得る事も、異界のシステムにしっかりと定められているのだろう。まだまだ研究が必要な様だ。今回のツアーで感じた事。何とも言えない重く沈んだ気持ちと、その先に向う期待とが入り混じった微妙な感覚だ。早く帰って、冷たいビールで気持ちを取戻そうと想った。
2007/06/30
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7月16日(月)海の日に東京は北区王子の「北とぴあ」にて「風薫る夏2007」が開催されます。このイベントは人々の交流をメインに、講演やトークショー等、内容盛り沢山です。因みに13時~と18時~のレイモモ&hideroの講演が在ります。レイモモさんに確認は取っていません!(キッパリ)でも、決めちゃった!!汗自分でも何を話すかなんて決めてないんですよね~・・・・・このサイバーワールドを抜け出して、現実の世界で交流する事が目的でも有ります。ここでどの様に過ごすかで、ヒーラーを皆さんの目で確かめて頂く機会でも在るでしょう。こんなヒーリングが在るんだ、とか、この人ってこんな感じだったんだ、とか・・逆に、ヒーラーさん達に取っては、新たなお客さんの獲得に繋がるのかも知れません。まあ、私は楽しければ良いのですが~爆当日はアルコールも飲み放題(ビール限定)の様ですし、入退出も自由です。一日通して、様々な交流を体験して頂けると思いますよ~~!!このバナーも勝手にもって行って、宣伝して頂けると嬉しいです!皆さん!ご協力をお願い致します。また、参加費用は4,000円です。前振込みをして頂ける方々様に、振込先の情報を公開させて頂きますね。郵便貯金口座記号 10340番号 1968970松本 由香東京で事務局を行って頂いている松本さん(いとっちゃん)の口座です。彼女の好意で紹介させて頂きます。さ~て、世間はいよいよ梅雨本番!体調も崩しがちな時期ですが、エネルギーバンバンで笑いましょうね~!-----------------------------「遭魔我時・第5話」涼平達は一仕事終えて、西戒寺の一室で門主の手に因る茶の接待を受けていた。この西戒寺は茶道を教える事でも近隣では有名な所で、本殿の裏庭には100年の風雪を見続けて来た茶室が設えてある。勿論、この二人が通されたのは別室なのだが。「門主様、この所の魔の出現、余りにも多い様に思うのです」良平は一服終えて、やおら切り出した。「確かに蒔村様の仰るとおりですね、明後日の議会でも議題として取り上げられるでしょう。私からも各派の頭首に打診してみますが、各国でも同様の事態が起こりつつありそうですし、早急な対応が必要そうですね」遼寧と違って、兄の門間諒闇は常に物腰が丁寧のようだ。稜寧はと言うと、茶席は窮屈とばかりに胡坐をかき、持ち込んだゲームに熱中している。最近発売された頭のトレーニングソフトがお気に入りらしい。「稜寧、少しは蒔村様を見習いなさい。」「チッ」一言にも満たない返事をすると、稜寧は席を立ちイソイソと出て行ってしまった。「どうも弟は・・・・」バツが悪そうにする兄を見て、涼平は微笑で回答した。そこへ僧侶が申し訳無さそうに入ってきた。「テオティワカンの大僧正からお電話です」門主は頷くと、まるでTVのリモコンの様なスイッチを操作する。すると、正面の壁が左右に開き、大型のスクリーンがせり出して来た。スクリーンにはメキシコの強い日差しと皺深い笑顔が映し出されている。「これは大僧正様、どうされました?」身を正した門主が聞いた。「おぉ諒闇、そこに居るのは涼平か、暫らく見ないうちに良き男に成ったものだ」「ん、稜寧は一緒ではないのか?」「何時もの事です、大僧正様からも一言おっしゃって下さい、そうでないとアイツは聞きません」「う~ん、ソレに付いては帰ってからにしよう」「今日は世間話の為の連絡ではないのだ」「太陽のピラミッドでの祈りで何か解ったのですか?」良平が飲み終えた茶器を傍らに置きながら聞いた。「おぉ、流石は涼平は感が冴えているのぉ」「一つだけ解った事がある、ソレは時間だ」「時間・・・ですか?」2人は顔を見合わせながら呟いた。「過去2500年余りの時をアカシア記録を元に問い質してみた結果だ」「どう言う事ですか?」「既にその兆候は世界中で起こっているだろう?」「魔の跳梁・・・・・」過去を振り返ることを良しとしない涼平も思わず記憶を辿りだした。「どうやら太古の守りはそこで効力を失うようだ」大僧正の言葉に宙を舞う木の葉も落ちる事を忘れた。詰りは、この世の基準が無くなると言う事。結界とは「ゼロポイント」を指す。これが無くなると言う事は魔は魔で無くなり、善は善で無くなる。「まあ、そこまでに至るには時間もかかろうが、かなり深刻な問題に成るだろう」「問題は、この事象をどの様に決着を付けるかだ」と、大僧正は続けた。「と言う事は、魔の跳梁はその前触れに過ぎないと言う事なんですね」涼平の問い掛けに大僧正はただ頷く。「仕方ないですね~なんとかしなければ成らないなら何とかするしかないんですから」事の重大さを理解しながら、なんとも麗かな反応に、門主も大僧正も思わず笑みがこぼれてしまう。この涼平と言う男、ただのアホか、と見るものが見たら思いかねない状況なのだが、誰もが安心してしまうのは人徳とも言うのだろうか。「先ずはルクセンブルクに在る教会へ飛んで対応策を話し合ってくる、明後日の議会には諒闇も参加しなさい」大僧正がそう告げるとスクリーンは明かりを消した。そこに稜寧が戻って来た。「長崎の普賢山から応援要請が届いてるぞ」「ありゃりゃぁ~言ってる側からこれだ」状況の解らずにいる遼寧を尻目に、門主は席を立ち「直ぐに移動の手配を致しましょう」そう言い残して社務所の方へ消えていった。元来、争いが好きなのか、遼寧は妙に嬉しそうである。「そんなに嬉しいなんて、僧侶の風上にも置けないよ」気持ちを見抜いてか、涼平が皮肉をタップリと込めて言う。「ヘッ、僧侶とは名ばかりな何処かの坊さん因りはずっとマシだと思うがね!」「あはは・・・」苦笑いしか出来ないのも妙な話だが、これまでの時間を振り返ればそう成らざるを得ないのも事実だろう。
2007/06/29
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明日は愛知県の小牧市で講習会ですね~シェアする皆さん、どうぞヨロシクお願い致します。夜には小牧か岐阜市辺りで夕食会でも・・・なんて考えてます!ご一緒して頂ける奇特な皆様?がいらっしゃいましたらご一報頂けたらと思います。その後、翌日の25日には富山県に向います。14時頃から富山市駅近辺で18時位までお茶会をする予定です。飛び入り参加も大歓迎ですから、お気軽にお問合せ下さいね!5月からスタートしました新メニューのモニタリング。多くの皆様に受けて頂きまして誠にありがとうございました。大凡ですが80名の方々にマナ・ドロップヒーリングを体験して頂きました。併せて、「波動転写水」を皆さんにプレゼントさせて頂き、感想を頂いているのですが、これが中々の効果を上げている様ですね~。基本的にはカネ&カナロアの2神の波動を転写したモノで、浄化用のエネルギーが詰まっていると想って頂けたら良いでしょう。パワーストーンの浄化にも効果が在るとの報告も寄せられています。中には肩こりが消えたとか部屋の浄化に使ったら暖かく感じる様に成ったとかetc・・・そんなこんなで、色々な感想をまだまだ募集中ですので、よろしくお願いいたしますね~!付きましては、7月に向けて「マナ・ドロップヒーリング」を受けて頂いた方々にこの波動転写水を漏れなくプレゼントさせて頂こうと思います。料金は据え置きで・・・・よろしくですっ!お問合せ電話番号 090-6663-3304 E-mail hidero-816@k.vodafone.ne.jp
2007/06/23
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世界は皆の知らない所で様々な葛藤が渦巻いている事をどれだけ理解している人が居るのだろう。奈良、斑鳩の地に隣接する小さな街、「柳生」そこに在る古寺「西戒寺」の本殿「昇竜院」では護摩炊きが行なわれていた。密教系のこの寺は部外者の流入を古くから受け付けない事から、その存在さえも知られる事が少ないが、門主の門間諒闇は稜寧の兄に当たり、古くから蒔村家の菩提寺として交流を重ねて来た古刹である。多くの魔殲を影から支えてきた存在は、何時の世にも表に出ることは無い。広さ100畳は在るだろう本殿の中央に、ごうと燃え上がる炎。周囲には門主を始め、数人の僧達が経を唱えている。その熱気も然る事ながら、湧き上がるエネルギーの大きさは高野の本山をも凌ぐほどだ。現代科学の発展を考えれば、この古めかしいスタイルなどナンセンスだと想われがちなのだが、想像以上に効果を挙げている事と、未だに念力を超えるエネルギーが確立されておらず、魔に対抗する為には不可欠なものとして生き続けている。蒔村家は受け継がれて来た念法も然る事ながら、この様な支えや魔封じに使った道具の様に古来日本のモノとは思えない物までも操る。翌日、涼平は稜寧を伴って西戒寺を訪れた。昨日封じた魔を、西戒寺の地下に在る石室に収める為だ。今時珍しい茅葺の山門を抜けると、稜寧と気付いたのか掃除をしていた二人の修行僧が深く頭を垂れた。「よお、兄者はいるか?」何時もの如く礼節とはこの様な者に解くべきものだと思わせる稜寧だ。「はい、門主様は先程より本殿にて御待ちでございます、蒔村様がお見えに成ったらご案内する様にとの事でした。」やや年配の修行僧はそう答えると、持っていたホウキをもう一人に預けて「どうぞご案内致します」と、先立って歩き始めた。程好く手入れされた枯山水の境内はバランスの取れた緊張感を与えてくれる。が、涼平はリーバイスのビンテージにABCマートのロゴ入りTシャツ、上にはオーヘンリーの若草色のジャケット姿、方や小豆色の胴衣を纏った稜寧の二人組みは、なんとも似つかわしいとは言えないだろう。「涼平よぉ、その格好は止めとけって何時も言ってるじゃねぇか、一応蒔村の頭首だろ?」「う~ん、でもね~好きなんだよリーバイス」「まったくビンテージだかなんだか知らねーが、そんな古ぼけたデニムに10万も20万も払う気が解らねぇよ」「ははは」その亡羊とした気の無い笑いも、涼平ならでは。現に誰もが想う事なのだが、その笑みに許せてしまうのも彼の器なのかも知れない。その笑みは手負いのクマでさえ戦意を喪失してしまうらしいから驚きだ。道中の車の中で呑んだ酒が抜けないのか、稜寧は意地っこく涼平をからかって愉しんでいる様だ。「涼平、おめえ雪菜とはどうなんだよ、え?、雪菜はお前にほの字なのは知ってるんだろ?」「まあ、ちょっと見はポッチャリしてっけどよ~決して悪くねえぞ~?」「それになんだぁ、あの織田家の末裔だ、申し分ねえじゃねえか」前を歩く修行僧にも聞えるの程の大声でまくし立てるが当の涼平は涼やかなものである。「やっぱり帰りにトコロテンを食べよう」「はあぁ~~~?」「ほら、奈良駅の近くに在った甘味屋に有ったでしょ、あそこのトコロテンが美味しいんだよ」すっかり気を削がれてしまった稜寧。修行僧が先を行きながら肩を震わせた。それに気付いた稜寧も勝て無い事を思い出して笑みを零した。程無くして門首と対面した両名。門主と共に本殿から繋がる地下石室への回廊を降りて行く。200mも進んだだろうか、畳4枚は有りそうな大きな扉を開けると、50畳程の空間に出た。正面には祭壇が設えて在るが、どう見ても日本的ではない。立ち並ぶ石碑に刻まれた文字?図形?言い伝えではシュメールの記録だと言う。大理石の床と壁の至る所に刻み込まれているのはマヤの文字にも酷似しているし、天井には様々な神々の図形が嵌め込まれている。門主は正面の祭壇に向って文言を唱え始めるが、それは地球上のどの言葉とも思えない。時に琴線の如く、そして棚引く雲の如く響き渡る門主の声は、石室の壁に共鳴して行く。その声に合わせるように石室内の温度が2度上昇した。高密度のエネルギーが空間を満たして行く。中途半端な霊感を持つ者ならば、立って居る事すら出来ないと想われる。5分・・・・・10分と続いたソレが途絶えた時、石室の中央の床がせり出して来た。重厚な石棺を思わせる。すかさず稜寧が駆け寄り、石棺の脇に付いているレバーを引いた。重さ2トンは在りそうな蓋は、滑る様にその口を開いて行く。「年明けから7度目だな、こうも数が増えるとは」その言葉を聴きながら、涼平は持っていた箱を石棺に収めた。「確かに年明け辺りから数が増え始めて来たねぇ、日本だけじゃない所を考えると・・」箱を収めた事を確認すると、稜寧は再びレバーを操作して石棺の蓋を閉じた。日本の古寺の地下にこの様なものをいったい誰が設えたのか?優に数千年は此処に在るであろう石室をどんな力が動かしているのか?在り得ない言葉を駆使する門主を配する古寺は、本当に寺なのか?だいたい、石棺に収めた箱はプラハの魔道士が作った物だ・・・・
2007/06/21
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ただいま~10日間も更新出来ずにほったらかしでしたね~それにも飽きず覗いて下さった皆様、本当にありがとうございます。今回も東京出張は熱い感動がてんこ盛りでした!出会えた皆様に感謝すると共に、明日の笑顔を見出して頂ける事をお祈り致しております。16日にはレイモモさんのオフ会に乱入させて頂いて、蒲田の居酒屋で5時間に渡るシャベリ場を堪能。7月のイベントに向けて新たな収穫も出来て、とても有意義に過ごす事が出来ました。中々連絡が取れずに今回は御会いする事が出来なかった皆さんも、イベントは単なる交流会ですから、気軽に遊びにいらして下さいね。スピに拘らず、人間として交流する事が一番の目的なのですから!今後の予定としては6月20日の講習会が京都、24日の講習会は愛知県の小牧市、翌日25日には富山県に出張致します。お近くの方で一度は妙な奴とお茶でもして見たいと想われる方は遠慮無くお問合せ下さいね。また、小牧市の講習会に1名の空きが出て居る様ですので、宜しければこの機会に御話だけでも聞いてみるのも面白いかもしれません。こちらもヨロシクお願い致します。お申し込み、お問い合わせは電話 090-6663-3304E-Mail hidero-816@k.vodafone.ne.jpまでお願い致します。一瞬の時が永遠と感じられる。高周波の音と共に周辺の闇は輝きに破れ、後退することを選んだようだ。稜寧が一歩先に進み出て幾つかの印を結びながら呟いた。「どうやら結界はもたなかったようですな、過去2千猶予年に亘って魔を抑えていただけでも十分過ぎる事だと言えば言えるのだが・・」一方、涼平は相変わらずの涼やかな表情である。「天の押さえも此処までだろうね、そろそろ行くよ、早く終わらせないと明日の仕事に差し支えるからさ」この状況で何を考えているのか、周りの者の気を削ぐ発言も、彼の亡羊とした雰囲気が無ければ怒りだしそうなものなのだが。ボッと音を立てて割れた大岩から何者かが飛び出してきた。姿は人間のそれに近い近いのだが何かが違っている四肢を具えてはいるが、全ての関節は人間のそれとは考えられない方向を向いている色は・・・在り得ない濃い目の灰色に緑と赤を混ぜ合わせたマーブル模様コウモリを思わせる羽が脇腹辺りから2対ギンと辺りの空気が重さを増した。遼寧の能力「鬼の霍乱」だ。特定した存在に対して「行く」と言う想いを変化させる力が有るらしい。神隠しやUFOに攫われたなんてのも、これを悪用した奴らが居た事は否めない。「ほ~コレが効くとは、奴もまだ完全じゃないらしいね、生まれて間もない子供だからか」涼平は上着のポケットから何かを取り出した。4画をかたどったそれは枠組みだけのタバコケースほどの大きさだ。なにやら呪文めいた言葉を発すると中心が僅かに陽炎の様に揺らいで見える。それを目の前の魔に向けて投げつけると、箱は一気にその能力を爆発させた。プラハの魔道士グレン・トーマスが作り上げた魔封の箱の威力がこれだ。ブラックホールの性質を利用したのだとグレンは言うのだが、根本的に和製の習慣と異なる為に、その考え方や特性に付いては涼平も理解していない。空間歪曲に耐えかねた魔物の咆哮さえも飲み込んで、箱は地に落ちた。「波動が安定しました」傍らで見ていた雪菜が一言時間は思い出した様に流れ始めた。
2007/06/18
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蒼天の空に黒き闇の塊と輝きの鳥の羽ばたき。2筋の流れが小高い山の頂に降り立とうとしている。辺りは闇と光が交互に流れ、世界の始まりと誕生を垣間見るが如く揺れた。闇の中心には魔の指。追う輝きの鳥。遙か東邦「チベット」の頂に、それらは降り立つ事を臨んだ。後の記録に「世界は夢を見た、闇と輝きの織り成す虹が天空を覆うと山は震えた」と、麓の村の羊飼いが残している。輝きは獲物を捕らえる大鷲の様に、その鋭い両足で闇を捉える。瞬きの後、輝きは一つの大岩と成った。他にも9つ、世界は鼓動を取戻した様だ。鞍馬の闇に立つ蒔村涼平、蒔村自念流の28代頭首代行。本来の頭首は兄の涼介だが1年前にプラハでの浄魔の折に、囚われの身に成った幼女を救う為にその身を投げ出した。その時に、吹き付けた瘴気を幼女の代わりに全身で受け止めた事が今の状況を作っているのだ。精錬向上を志、世界を背にして魔を討つ事に使命を見出した涼介は、まさに烈情の獅子であった。それ故に門弟の信奉も厚く、彼が居るだけで大抵の悪鬼共は逃げ出してしまうと言われた。今は三輪の本家で混沌の眠りに付いている。そんな兄に反して涼平代行は、常に亡羊とした風体で世間の波は春風の如し。身長173cm、体重62kgの細面、誰かに似ているかと問われれば・・・東のお笑い芸人に似た奴が居るとか。先代の頭首である父は兄の涼介を次代の頭首として育て上げる事を第一に考えて居た事も在るが、弟の涼平にも平等な稽古と技の習得を課して育て上げた。1才違いの兄弟で在った二人は、常に比較の対象として周囲から見られていたが兄は弟を常に庇う姿勢を崩さず、涼平もまた兄を心から慕っていた。素質、性格の面でも、誰もが兄を次代の頭首として見てはいたが、父が母に漏らした一言。「涼平は懐が深いな」その一言で母は理解していた。幼い頃から兄に対して従順だった涼平だが、全てに於いて兄の涼介に一歩及ばぬ事、それでもゆとりを持っている涼平を見る母の目、父の目は何かを感じていたのだろう。その父もまた、6年前に齢72にしてこの世を後に天へと帰った。兄の涼介が倒れた日は父の4回目の命日だった。稜寧の左手で風が鳴った。雪菜の髪が揺れた。涼平の視線が岩戸を見据える。地を這う音が世界を凌駕する。木々の梢で暇を持っていた鳥獣達が、脅えるように散って行く。一瞬にして、世界の闇は咆哮を許した。--------------------いよいよ9日からは東京出張~!今回は1週間程度の滞在を予定しております。ヒーリングモニターの募集も行っていますので、お申し込みはお気軽に!!電話 090-6663-3304です。10日日曜日にはオフ会も開催予定です。今回は16時から土風炉 仲御徒町店にて開催予定です。勿論、2次会も3次会もアリ????だと思いますので、遅れてこられる方も気軽にお問合せ下さいね!!一緒に楽しい一時を過ごしましょう!
2007/06/07
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この季節には珍しい霧が乳白色の抱擁として加茂川を包んでいる。月は紅く染まっていた。「天紅く地白く染まり間の闇が裂ける時、岩戸開かれ十の雨を降らす。」古都の北、鞍馬山の麓に位置する大岩の前で数人の男女の影が紅光に映し出されている。「言い伝え通りだな」と中の一人が切り出した。その名を蒔村涼平と言う。「蒔村自念流」、古くは平安時代に遡り都の守護を帝から命ぜられた一族の使う業。彼はその現頭首である。「おお・・・・西の山にも反応が出てきましたな」もう一人の老齢な男が続いた。名を「水谷稜寧」と言う。その出で立ちから僧侶とも見えるが、贔屓目に見ても破壊僧と言った感じである。涼平を含めて影は3つ、その内の一人に良平が声をかける。「雪菜、あとどれくらいかな?」少し間を置いて左後方に座して奇妙な道具を見詰めながら親王路雪菜は答えた。「地軸の歪みから見て・・・・あと15分」その声は艶っぽくも有るが、年の頃は20代半ばだろうか。そこへ新たな影が春風を纏って現われた。「北杉琢磨戻りました」方膝を着き畏まった表情で涼平に頭を垂れているが、彼もまた見るからに街を徘徊する若者と言った出で立ちだ。髪は茶とオレンジのストライプ、黒皮の上下に幾筋ものチェーンが垂れ下がっている。「熊野の主は何て言ってるの?」良平は目の前の岩戸かに向ったまま問い掛けた。「叔父御が言うには、熊野でも同様に岩戸が今にも開きそうだと。一応手は打ったようですが兄上様があの様な状態では心許ない様子でした。」「うん、そうだね、琢磨は寺に戻って麻美と夜光を連れて熊野に応援に行ってくれるか?こっちは僕達で何とか抑えるから」なんとも茫洋とした口調だ。頭首と言うよりはどこぞのボンボンと言った方が似合いそうだし、これから起ろうとしている事態に対処出来るとは到底思えない。厳しい状況を一瞬で小春日和に変えてしまった頭首へ一礼し、琢磨は風に成って消えている。物語は何時の世も時代の影に埋もれている。時を遡る事1000有余年、時に名も無い山の麓の大石に何者かが降り立った。いや、湧き出たと言う方が似合うかも知れない。太陽は天空を青々と照らし出しているにも拘らず、その一帯はまるで深遠な穴を思わせる如く暗く翳っている。瘴気の渦だった。魔の者と誰もが一瞬で見極める事が出来る。山の生き物達も、人も。山を流れる清流もその存在に気付いた途端、流れる事を忘れてしまうほど。野を渡る風も立ち止まってしまう。存在はその姿こそ霞んで見えないが、ソコに居る事だけは世の中の全てが理解した。一切が否定する事の出来ない究極の魔がソコに居るのだ。急に存在が揺らめいた。どうやら何者かに追われている風だ。山の中腹に有る祠から一筋の輝きが漏れ始める。当時、八百万の神々を信奉していた人々が、山の神として奉る事をしていたのだろう。輝きは音を伴って一つの形を止め始める。1本の輝く剣を携えた精悍な面持ちの男の様である。腰に下げた瓢箪から何かを取り出して、一つを口に含んだ。フッっと口を尖らせて足下に震える存在に息を吹きかける。荒く膨張を繰り返していた瘴気が、急速に消滅して行く。それに合わせる様に魔者は呻き始めた。どうやらこの瘴気無しでは生きる事も難しいようだ。輝きの存在は携えた剣を一振りすると、ゆっくりと魔物に近付いて行く。一瞬で事は足りる筈で有った。魔物は断末魔の時、自らの手指を噛み千切り、そのまま天空へ吹き飛ばしたのだ。輝きの主を「尊皇照護天」と言う。後に「天照皇大神」として様々な所で語られる一人でもある。彼もまた、胸に下げた勾玉を徐に引き千切り天空へと突き出す。太陽に照らされた勾玉は10の輝く鳥と成って、魔の指を追い求めて飛び立って行った。続くどうどう?たまにはこんな物語も書いちゃおうかな~って・・・・感想等聞かせて下さいね!!-----------------------------------今週末、9日からは東京出張、そんでもって明日は静岡とバタバタしているhideroです。こんなお便りを頂きましたので紹介させて頂きます。hideroさま先日は、ありがとうございました。経過ですが、驚くほどです。まず翌日は少し痛みがましかなぁ程度でしたが回数を重ねるごとに変化があり内気の調整を毎日3回は行っています。「内側からのイメージ」と言う表現が、とても参考になりました。文章では表現しにくいのですが、改善状態を列記します。私の場合は頚椎損傷による神経の麻痺・痛み・痺れで西洋医学でも東洋医学でも回復は不可能と言われてきました。しかしです(@_@;)痺れ・痛みの範囲が少しずつ減少。稼動域の拡大。一例ですが入院中のリハビリから指を1・2・3と折って数を数える動きをしてきましたが私の場合は2で中指が伸びず1,5の様な感じで3は親指が小指に届かずほとんど出来ませんでしたが、今は2は完璧3もかなり出来る様になってきました、普通の人には何でも無い事ですがこの動きが出来ないと様々な弊害があることを、つくずく実感ていました。また皮膚の感覚(外部からの痛さ・温度感知等)も大切で、先日、宮川大介さんが脳卒中で現在も左半身の感覚が麻痺しているとコメントされていますが、私にはよくわかります。それも改善されてきています。左足も筋力はあるのですが、神経が麻痺しているため危険なので退院後は走ったたことがありませんでしたが先日、走ることも出来ました、駆け足程度ですが。。。。でもこれはすごい事です。少しでも走れなければ危険回避が出来ませんので、あらゆる行動に制限ができてしまいます。とても驚いています。ありがとうございました。この体が改善されるのであればどんな症状の人でも効果があると確信していますので、ぜひ多くの人を助けてあげてください。--------------この方は交通事故で身体の何箇所かに麻痺が後遺障害として残っていたのですが、「先日、フォローアップ」と「マナ・ドロップヒーリング」を受けて頂きました。その後の感想と経過報告を送ってくれたんですね。ありがとうございました。結果は人それぞれですが、悩みが解消されたのであれば嬉しく思います。ここで忘れては成らないのが、「自分の行動と想いが必要」だと言う事。私が出来る事は皆さんに取って足りない部分や解らない事で、私が経験した事をお教えする事しか出来ないのです。最終的にはそれらを使うのは皆さんですし、それを選ぶのも皆さんですからね。私は選ばれれば有り難いですが、全能では在りません。まあ、ニーズに見合った事を行えるかどうかが問題なのでしょう。これからも、様々な効果を得られる様に精進しちゃいますっ!!
2007/06/05
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先日の5月31日に楽天仲間で仲良しのTONPOちゃんのサロン「ヒーリングサロン・トンポー」のプレオープンに行って来ました。「ヒーリングサロン・トンポー準備室のブログ」はこちらです。「タイ式ヨガ、ルーシーダットンとマッサージ用のセッションルーム」場所は岐阜県安八郡輪之内町と言う所で、新幹線の岐阜羽島駅から8kmだそうです。この日は駅までTONPOちゃんに迎えに来て頂きました。タクシーでも10分位でしょう。養老山を見渡せる、とても緑豊かな場所でした。1階に御主人様が営まれている接骨院が在ります。ここも診療用のベッドが6台も有り、それを一人で切り盛りしているとか。それって解る人なら凄い事だと想うんですよね~そんな御主人様は地域の消防団にも参加し、少年野球のコーチもこなされるし、当然柔道整復師ですから柔道も!ちょっと「○○○也」さん似の偉丈夫でした。忙しいお仕事の合間を縫って御挨拶に来て頂きました、ありがとうございました。サロンに到着した所では可愛い子達が「ヘビが居たの~!見る?」と大歓迎??誘われるまま隣の空き地に・・・・・・・・雄大な土地で、大自然に囲まれて、素敵なご両親の元で育つ子達、将来が楽しみですね~!さて、肝心のサロンはと言うと、アジア的な雰囲気で統一されて岩盤浴や信楽焼きの浴槽を使った御風呂も完備!フットケアー用のブースや本格的なアーユールベーダーのセッションルームも用意されていました。まさに、女性がこころから寛げる癒し空間です。彼女の感性が益々輝いて、これからの活躍がとても楽しみですね~皆さんも是非、施術を受けてみると良いと思います。残念ながら女性専用と言う事で、男の私は受ける事が出来ませんでしたが・・・あ~あ・・・岩盤浴とか超気持ち良さそう・・・・・・・そうだ、御主人様とも御話させて頂いたのですが、サロンを活用してセッションや講習会を開催出来るみたいです。写真のスペースは広く使うと20畳位は有りそうですので良いかも・・・。オメメパッチリTONPOちゃん(byこばやん)に会う事も出来るし、時間が在ればご主人と飲む事も出来そうだし!自分的には最高のシチュエーションかも~!で!帰りに岐阜羽島駅まで送って頂いたのですが、なんと関東地方の風雨の影響で新幹線が動いてないの・・・・・・・(え・・・・・汗)結局1時間遅れで動いた新幹線が丁度来る事に成って、時間的な都合が悪ければホームで1時間待ちの所を10分待ちで乗れたのでラッキー!!天国気分で家路に着いた私です!「ポチリとお願いします」さ~て、次回は6日の静岡出張~!時間的にゆとりが在るのか判りませんが、まだまだセッションの申し込みも受付中です。ヒーリングのモニターも同時募集中ですので、お気軽にお問合せ下さい。それでは、皆さんに素敵な夢が訪れますように!!
2007/06/03
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「スピリチュアル」最近のブームに習って、私もスピリチュアリスト等と名乗ってはいるが、基本的に霊感が在る人と大きな違いは無いと想っている。唯一と言うべきか、違いが在るとすれば救う者と救われる者と言う立場を師匠から教えられた事だろう。偉そうに言える立場ではないが、私は救われてはいけないと考えている。何故なら、救う者は救われていなければ成らないと言う事だからだ。師匠は言ったhideちゃん、救う者は決して立ち止まる事は許されないと想いなさい。そして、常に実践を通して体験する事が真実を貫くと想いなさい。当時ヒヨッコだった私には理解が難しい言葉だったが、今と成っては十分過ぎるほどに解る言葉だ。救う者の一言は諸刃の剣だと言う事も痛い程教え込まれたと感謝している。私が唯一恐れる者、それが師匠だ。多分、死ね!と言われれば死ぬと思える位の信頼と尊敬の想いを抱いているのだ。現在は袂を分かって居る為に交流が中々出来ない状態だが、思いは常に師匠を超え様と言う野心に燃えているし、決して超える事等出来ないと想う部分も否定出来ない。弟子は弟子でしか無いと想う。そんな私が講師を務めるのだから、生徒さんは大変だろうな~・・・・・だからこそ、決して無責任な言動や回答は避ける事を忘れては成らないと肝に銘じて居る訳だ。常に戒めの想いを持つ事が必要だと感じているし、そう勤めている。今日の講習で魂をフル稼働させたせいか、今夜は異常なくらい様々なエネルギーや想いが届いて、どうにもこうにも意識が高揚して眠れないかも・・・大好きなmasakoちゃんは隣で安らかな寝息を称えている。今日の講習会の中で気付いた事、この世界に付いての事だった。「一緒に入ろうよ~・・・爆死」魂と人間の世界の隔たりと言う感性に付いて、どう受け止める事が正しいのか?そんな事を考えさせられてしまった。講習の最中、受講者の背後の方々が私の言葉と想いを一生懸命に受け止めようとしている姿を見た。こんな事も在るんだな~と、感慨深く想いコッソリとその心を聞いてみた。返って来た答えはこうだった。「我が代が進む道を、そして異界の真実を知る事は私達にとっての向上と成り得ると知る。そして、この事を代に理解させる為にも私たちも真実を理解する事が大切なのです。聖恩大神様、どうぞ御導き下さいませ。」と、一人の霊人が伝えて来た。ヒーラーを目指す方の祖先達が、最大限の協力をする為に一緒にお勉強しちゃってたんですね。きっとこの方は素晴しいヒーラーに成って行くだろうと想った。私も出来得る限りのサポートをする事を約束した。生身の人間も異界の人々も一緒に生活をしているからこそのこの宇宙なんだと、改めて実感した時間だった。彼らは単純に見え難いだけなんだ。今日の内容は異界の世界感と概念を知る事を中心に、3時間の講義とチャネリングの練習。さてさて、次回までにどれだけ進歩しているかとても楽しみだ。私はやはり神霊能力者としてのスタンスから外れる事は出来そうも無い。宗教家にも成れないだろうし、エネルギーヒーラーとも違うだろう。常に求道者としての道を進んで行こうっと!全ては素の神親様の元に帰り着く為の通過点として、自分なりの道を模索しながら進もう。その結果が常にシアワセが溢れて居る事が私の真実と成る為に。天国、それはまだまだ遠い世界なのかな・・・・・・
2007/06/01
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6月1日より新たな「能力養成講習会」がスタートします。今回の講習会の趣旨は「貴方にしか出来ない事の発見と研鑽」です。人には個人の個性と能力が必ず有るものですよね?それを最大限に活かし、活用出来るように成る事で社会に貢献出来る人に成る事を考えます。その為には正しい知識と技術を実に付ける事が必要だと思います。まして私達はスピリチュアルと言う不確定極まりない世界を考える人間を目指しているのです。世間的にまだまだ認められる事が少ない世界を実践する者として、私は自己実戦を推奨するのです。その為の場所と知識を共有する事や自分の技術の研鑽と実戦の場所の少なさは大きな問題です。今回、私が行う講習会は最終的な決まった形を目指してはおりません。各人が自分だけのスタイルを確立する為に必要な知識と経験を積む事を第1に目指しています。正しい知識と理論を身に付ける事で、それをサポートして行く事が大切だと考えます。第1回目は大阪、広島から4名の参加者を迎えて、我が家で行う事と成りました。進むペースも4通りだと思いますし、求めている内容も4通りでしょう。講義の中には経営に関する話やゲストリレーションに関する話、それからホスピタリティーや社会学等、様々な話が盛り沢山!!勿論、スピリチュアルワールド全開です!お気楽な時間とメッチャ真剣な時間が織り交ざって、濃厚な時間を一緒に過ごしましょう!
2007/06/01
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