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その後。少し紆余曲折があったものの。題して「マショーたん事件」は。お互い、その件に関して意見は変えず平行線だけれども。いったん、落ち着いた。私も友人たちに。この件を話して。いろいろなご意見を伺ったものの。おおむね、カピバラさんの意見は許容範囲だということだった。「フイは、マショーたんと長いから普通に感じているかもしれないけれど、 マショーたんの生き方はユニークだからね」(マショーたんを知っている友人談)「別に付き合っている人を友達に会わせる必要ないじゃん」(会社同僚談)なるほどなるほど。そういう考え方もあるのね。その後日。もう一度この件で話し合いましょう、と会社帰りに会ったとき。カピバラさんも「会わない」から「いまは会えない」にコメントの下方修正。「あいにく、マショーたんもいまは上海にいるので、現在のところはそれで結構です」と私も心の中でコメントし。初めてのコンフリクトは、こうして、ややグレーな感じで終了したのでした。
2012.06.24
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カピバラさんと。いまどき珍しい(?)「お付き合いしてください」「お付き合いしましょう」という形で。始まったお付き合い。こうして、交際がスタートしたわけだが。それから何が変わるというわけでもなく。これまで同様、メールのやり取りと。土日のどちらかで会える日にデートするといったやりかただった。ただ、1月は互いの土日の予定があうことがなく。再度会えたのは、1月下旬の土曜日だった。その日。映画を観たり、ぶらぶらウィンドウショッピングをしたりして。最後に日本酒を二人で飲みながら、夕飯を食べていた。これまでのやり取りの中で。私が呑兵衛キャラだということは何度も伝えており。カピバラさんもそこは承知してくれていた。カピバラさんは、本当は日本酒しか好きなアルコールはないんだけれど。「フイさんがワインとか、他のものが好きなら付き合うので」と。こちらに合わせるようなことを言ってくれていた。いい人だ。ちょうどこのとき。マショーたんが上海から日本に帰国していた。私の大事なお友達、マショーたん。こうしてカピバラさんとお付き合いが続いていれば。マショーたんとカピバラさんが会う日も来るかもしれない。カピバラさんのことを知っているマショーたんも、「早くカピバラさんに会いたいな♪」と言っていた。そこで。カピバラさんにマショーたんの話をした。大学時代から仲がよいこと。いま仕事で上海に移り住んでいること。魔性の女であること。そして、現在日本(既婚者)と上海(未婚者)にそれぞれ彼氏がいること。とても、ユニークでかわいいマショーたん。ある意味自慢も含めて、マショーたんを紹介したところ…。カ「申し訳ないですけど、僕は許せません」いきなり、全否定の言葉。いきなりの頑なな態度に、マオフイびっくり。どうやら、既婚者と付き合っているということがカピバラさんはどうしても許せないらしい。カ「もしかしたら僕の友達にもうそういう人がいるのかもしれないし、 世の中でそういう人も少なくないのかも知れないけれど、僕はダメです。 申し訳ないけれど、そのお友達は僕は会えません」そう強い口調でキッパリ言われた。こんな、清廉潔白(?)な人。逆に、私の周りにもいなくて。いきなりの話の流れと、カピバラさんの頑なさに。マオフイ、何も言えず。そのまま、話は別の話になって。普通にお酒を飲みながら、話をしていたのだけれど。マオフイ、気持ち的に消沈。その、消沈の原因は。・安易に、マショーたんのプライベートのことを話してしまった・それによって、まだ会わせていない、カピバラさんがマショーたんに悪印象を持たせてしまった・カピバラさんの許容範囲を知ってしまったこと、頑なさが予想外だった恐らく。普通に話していたつもりだが。その消沈ぶりがカピバラさんに伝わったのだろう。カ「なんか、すみません。さっきは語気が強くなってしまって…」と、その話題に触れてきた。私「いえ、私が安易に話したことが悪かったんです」カ「でも、すみません。僕はどうしてもダメです。でも、僕がそのお友達に会わなければいいだけなんで」そこで、ついに私の涙ダムが崩壊した。もうカピバラさんの中で、マショーたんは受け入れてもらえない。マショーたんは会いたいって言ってたのに…。思わずこぼれる涙を、お店のおしぼりで拭った。涙を見せたところで。カピバラさんは、謝ってくるものの。その謝る対象は。あくまで、最初の語調の強さと。自分の考えを貫き通すことに対してのみで。意見の撤回はないのでした。結局、その日はなんだかそのことはうやむやのままで。お店を後にした。
2012.06.24
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本当は、初詣に行く前から。ほんとは、クリスマスディナーのころから。そろそろお付き合いの返事をしなきゃいけないな、と思った。メールのやり取りと、たまのデート。決して恋はしているとは言えない状況だけれど。女性慣れしていないカピバラ氏。たまに、「ん?」と思うこともあるけれど。人柄の良さと、メールの楽しさと。結婚するには、とても良い条件なのと(同郷はなかなか得られないメリット)で。一緒にいて、それほど肩肘張らなくていい関係なので。付き合ってみてもいいと思った(上目線、すみません)。「お付き合いしましょう」とそろそろお伝えするべきかと。だけど。いざ、カピバラさんに会うと。なかなか言い出せない。意気地なしー意気地なしー。こんなに、自分が本番に弱いとは思いませなんだ。結局。初詣も何事もなく別れてしまって。迷った挙句。メールで伝えることに。紅白歌合戦が終わったくらいに。初詣のお礼とともに。「お付き合いOK」の返事をした。翌朝、カピバラ氏からとてもうれしいとのメールをもらうこととなる。こうして、カピバラ氏とのお付き合いが始まった。
2012.06.10
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カピバラさんは、とにかくお仕事が忙しいらしい。終電間近に帰ることも多いらしい。よって。カピバラさんに会うのは、もっぱら土日休日だった。しかも、カピバラさん。あまりアクティブな人ではないらしい。必ず二日ある休日のうち、完全オフデイを一日作る。その日はほとんど一日中寝ているらしい。まあ、毎日終電近くまで働いているのであれば。そんな風になってしまのは仕方ない。と、終電まで仕事をしてないのに、一日中ごろごろしているマオフイが理解を示してみる。そんなこんなで。カピバラさんと5回目に会ったのは。年明けの新潟だった。カピバラさんから初詣に誘われていた。カピバラさんと私の実家は。車で20分程度の。ご近所。使う最寄駅も一緒。1月1日。互いに里帰りしていて。午前中に初詣に行くことにした。最寄駅で待ち合わせて。一緒に新潟のローカル線に乗る。カピバラさんと、私。同じ高校で。初詣に行く神社も、その高校の最寄駅と同じ駅が最寄となる。神社に行く傍ら。互いの高校時代の話で弾んだ。私が通っていた高校は進学校だったのだけれど。その中でも私は、下の中に甘んじていた身だったが。カピバラさんは、そこそこ頭がよかったらしい。私がほとんど使わなかったサブ教科書も、きちんと使いこなせていたらしい。頭の出来がちがーう、と思うエピソード。私は親の力に頼って、予備校やら参考書やらやたら金をかけてもらってやっとこ大学行ったからな~。てへぺろ。神社は初詣の人でごった返していた。参拝の列に並んで、なんとか二人で初詣を終える。せっかく来たのだからと、おみくじとお守りを買うことにした。お守りは、今年小学校に入学するマイオイ君と、幼稚園に通うことになるマイメイちゃんに買ってあげる。おみくじは、私は「中吉」、カピバラさんは「末吉」だった。中吉の私は、おおよそ中身に満足。カピバラさんも「肝心なところがよかったからよかったです」と言っていた。肝心なところは、どうやら「結婚運」のところらしい。「親の勧めに従えば叶う」という文言に、いたく満足したらしい。つまり、それって、私とのご縁のこと?ふむー。買ったおみくじを境内の中にある木に結びつけようと人ごみのなか何とか、おみくじが結ばれまくって、重そうな木にたどり着く。横を流れていく人の流れに気を付けながら。(不器用なもんで)ワタワタおみくじを結んでいると。カピバラさん、木の枝を抑えて結ぶのを助けてくれる。ありがたく思いつつも、「カピバラさん、自分の結ばないのかな?」と思っていたら。私が木に結んだおみくじの上を。くるっと一巻きして自分のくじを結ぶ。思わずビックリ。結んだくじの上に、くじ巻く人、初めて見た。まるで。カピバラさんが私を守ろうとしてくれているようにも感じ。私との縁を、強固にしたいというようにも見えた。だけど。思わず。私はその様子から目をそらし、人の流れに気を取られた風を装い。気が付かないふりをした。見てはいけないものを見てしまったような気がした。見たことを気付かれてはいけない気がした。カピバラさんの本気を見た気がした。本気。と書いてマジと読む。って、使い古した表現だけど。ああ、この人マジなのか、と。実感した初詣なのでした。
2012.06.10
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前回、このhIMAGINEにも書いた、ステイクホルダー的異性メモにも記載していた殿方の面々。ほとんどが消えてしまいましたが。その中の一人、イケ君(30歳)。ちょいちょい書いていたけれど。イケ君からついに、具体的に「飲みに行きましょう」というお誘いが来た。「飲みたいね~」とか「今度飲みに行きましょう~」と言い合っている中で。本当に実現する(させる)のは、どちらかが具体的に実現させようという行動力とモチベーションがいる。数か月前から、イケ君とはそんな話になっていたけれど。実現させようと動くほどのモチベーションもなく。イケ君もきっとそうなんだろう、と思っていたら。急遽具体化したお話に。「ほんとに一緒に飲みたいと思っててくれたんだ~」と思いつつ。そのお誘いに乗ることに。イケ君。変わった人だから。てっきりお店に行ったら、ほかにもいろんなメンバーがいて。サプライズで複数の飲み会になるんじゃないかと思っていたけれど。いざ、行ってみたらほんとに二人きりだった。合コンに使われそうな、キラキラしたお店で。ちゃんとコースを頼んでいてくれる。イケ君、そんなに飲まない人。(そのお店で一杯しか飲まなかった)しかし、私が飲むキャラだということを理解してくれていて。飲み放題にしてくれていた。ありがとうござます!!私の好きなシュワシュワ(=スパークリングワイン)も飲み放題に込まれていたので。もう、アスリートのポカリスウェットかっ、っていうくらいゴクゴク飲んだ。この日は、折しも。私の年内仕事納めの日。明日からは、長期休暇。体も心も、開放感に満ち満ちていた。イケ君とはいろんな話をした。…と思う。この「…と思う」に由来するのは。そう、飲みすぎたため、あんまり記憶ないの~~~~~~。てへ。でも、イケ君。思ったより、心なじみやすい人だった。私、お酒が入ると「心なじみ」やすい性質だとは思うのだけど。なじみきるか、なじみきれないかの一線がある。イケ君は、なじみきる可能性があることが今回わかった。気を付けないと。彼は、既婚者だ。そのころ。自分の恋愛傾向に悩んでいたこともあり。イケ君から、そっち方面の質問を浴びせかけられたこともあり。思い切って話すことにした。私「…じゃあ、言うけれど、引かないでくださいね」イ「マオフイさんが言うことに僕が引くわけないじゃないですか」その言葉に安心して、思い切って言ってみる。メガネさんにも思わずこぼしてしまった、自分の反省点。本当は、彼氏がほしいとか言って。その実、行動が伴っていなかった。タナボタを待っていたにも等しい自分。その理由は…。私「私、さびしくないんです。」イ「えっ?」私「私、一人でいても全然さびしくないんです」もし、時間が止まるのであれば、私は一人でも全然大丈夫。遊んでくれる友達もいるし、元気で、困れば頼りにできる両親いる。仕事も、まだまだ上り調子で。ひとり遊びも、慣れたもので。だから。時間が過ぎなければ、私はこのままでも全然大丈夫。だけど。時間は、過ぎて。両親は老いて。もちろん、私も歳をとって。子供を産むにはリミットがある。仕事も、このまま上り調子とはいかない。そういうことを考えると、この独身の身を謳歌していることは。「アリとキリギリス」のキリギリスに等しい。それも頭でわかっているから。彼氏がほしいというよりは。好きになれる人に現れてほしい、というのが、本心。「一人でいたい」という感情以上に、「あなたといたい」と思わせてくれる人を。好きになって、「この人と一緒にいたい」と思えるような人と出会いたい。それが、私の一番の願いだった。うまく伝えられたかどうかわからないけれど。イケ君に、「私はさびしくない。さびしいと思わないことが自分の課題だと気付いた」と述べた。イケ君。うーん、とうなった挙句、「なーんだ」とのたまわった。イ「てっきり、真剣な顔で悩んでいるから、もっとシモの悩みかと思いましたよ」シモ!?イ「そんなの、大した悩みじゃないですよ。マオフイさんは、すごく魅力的です」30過ぎた女が、「私はさびしくない」と言ってしまうのは実は世間的にすごく、イタく見えるのではないかと思ってたので。イケ君に「そんなことはない、ほんとはあなたはさびしい人だ」と言われたらどうしようかと思った。「さびしくないのは、あなたの強がりだ」とか「そんなこと言っているうちはいい人はみつからない」とか。指摘されたり、批判されたりするのではないかと思っていた。いや、イケ君にというよりは。堂々とそんなことを言ってしまったら。誰にそう指摘されても仕方ない身だと、自分で客観的に思っていた。そして。私自身、「(このまま時が止まるのであればという条件付きで)さびしくない」というのは、本心のつもりだったけれど。第三者に「それは違う」と言われたら、「そんなことない」と強く否定するほど。この「さびしくない」気持ちに、自信はなかった。ただ、現状は、いっぱいカードを持っているだけ。一年ごと、ひと月ごと経てば、このカードは一枚一枚失っていくだろうことはわかっている。持てるカードを用いて、勝負に出なきゃいけない30代前半。遅れると、土俵にも上がらせてもらえなくなる。そんなことを、漠と考えるようになったから。「さびしくない」とのたまう30女性には。厳しく指摘するのが、世間一般かと。だけど。イケ君は。そんな批判や指摘は一つも言わなかった。そこまで、深く考えていないのだと思うけれど。だけど。第一声で、軽く下ネタのほうに流されたことで。ふと心が軽くなった。そのあとも、飲み放題なことをいいことに。たくさん飲んだ。イケ君は、一杯を頑なに守ったけれど。飲み放題にしていたため。そのお店は二時間ほどで出ることにした。二次会と称して、おしゃれなダイニングバーにお店を移す。そこで、マオフイはウィスキーをちびりちびり。ほんとに、酔っていたようで。ここでの記憶はあまり残っていないのだけれど。話した内容もあんまり覚えていなんだけど。気が付くとイケ君と、ソファーで横隣りに座っていた。気が付くと、いつのまにかイケ君の手が。私のうなじを撫でていた。たまたま手が当たっているのかな!?と思って。グラスを置いたり、取ったりしながら。イケ君の手から逃れるようにしていたけれど。気が付くと。まだうなじにで手が。ふむ。こうしてうなじを撫でられると。気持ち良くて、猫のように喉をゴロゴロ鳴らしたくなる。…と思っている時点で、はいー、マオフイ酔ってました。だけれど。それ以上何もなく。終電に間に合うよう、二人で帰宅した。帰り道。泥酔を認識したマオフイは。イケ君に事前に謝る。私「私、すごい飲んだの実感しています。きっと今日の記憶なくなります」イ「目がすごいトロンとしてますよ。でも忘れられたら困るな」私「じゃあ、覚えていてほしいこと2つだけ言ってください。それだけは頑張って覚えるようにします」イ「あはは。わかりました。じゃあ2つだけ覚えておいてください。一つは、また一緒に飲んでください」私「はい」イ「2つ目は…」2つ目の覚えておくべきことは…。忘れました…。いやー、まさか自分のメモリがこれしかなかったとは。本人もビックリ。確か、2つ覚えるって約束したんだけどなぁ~。翌朝には、かすかに残った記憶だけ。それをこの日記に記しています。そんなに期待していなかったけれど。楽しく飲めたことに。イケ君に感謝。とか言っていたら、また、誰かに怒られるんだろうな…。
2012.06.10
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その後のカピバラさんとは。順調、というか。社会人としてはおおよそこんなもんかな、というペースで。メールのやりとりをしていた。以前にも書いたけれど。カピバラさんのメールは。私にとっては、大変好ましいもの。ちゃんと、私の言葉を拾ってくれるし。ウィットにも飛んでいて。頭がよいことが忍ばれる。いつしか、カピバラさんのメールを心待ちにしている自分がいた。カピバラさんとは、おでん屋告白の後。年内は、2回会った。1回は、私の甥っ子(マイオイ君)、姪っ子(マイメイちゃん)にクリスマスプレゼントを買うのに付き合ってくれ。2回目は、折しもクリスマスイブにさしあたり。ディナーをご一緒した。ショッピングのときに。カ「もしよかったらこれを使ってください」と。目の前に広げてくれたのは、図書カード複数枚。マイオイ君、マイメイちゃんのクリスマスプレゼント。最初から絵本と決めていたのだけど。そのために、わざわざ持ってきてくれたらしい。びっくりして思わず辞退してしまったのだけど。わざわざ用意してくれたことに感謝。やっぱりいい人なのかもしれない。年内最後に会ったクリスマスディナーでは。おそらくお店探しは私が行ったほうが自分好みのお店に行けるだろうと。マオフイ指定のお店に。何回か言ったことのある恵比寿のお店の、姉妹店。初めて行ったけれど、とても雰囲気のいいお店だった。おいしい料理とおいしいお酒。それだけで上機嫌になれるマオフイ。カピバラさんと話した話は、大した話ではなかったけれど。ワクワクドキドキはしなかったけれど。居心地のいい時間を過ごさせてもらった。10時半くらいになって。カ「もう飲み足りましたか?」と聞いてくるカピバラさん。そのころには白ワイン5杯くらい飲んで。ほろ酔いのマオフイ。だけど、翌日もお休みで。今日はクリスマスで。おいしい料理とワインの余韻はまだ私の舌と胃袋に馥郁と残っていて。飲み足りるわけなじゃないっ。しかし。まだそんな呑兵衛キャラ出せない。私「…はい、飲み足りました」カ「それはよかったです」ニッコリしたカピバラさん。そのまま。まだ(!)10時半なのに、お店を出て駅に向かう二人。駅のホームで電車を待っているときに。ふと、カピバラさんが私のスカートを見て。カ「変わったスカートですね」と言ってきた。マショーたんのところ(上海)に遊びに行ったときに。買った変わったデザインの白のロングスカート。私「ああ、これ、生地が切りっぱなしのスカートなんです」そう言って、スカートをの裾を持ち上げて。切りっぱなしの部分を見せてあげようとした。その瞬間。パシンッ。と、カピバラさんに手を軽く叩かれた。思わずはらりと、スカートを落として。ビックリして、カピバラさんを見る。カ「ダメですよ。そんなスカートを持ち上げちゃ。誰が見ているかわからないじゃないですかっ」ほわ。ビックリした。確かにスカート持ち上げたけれど。もちろんパンツ見せるほど明け透けに持ち上げたわけじゃない。下には、もう一枚はいているし。念のため、後ろを振り返ったけれど。誰もいなかった。私「大丈夫ですよ。誰も見てないですよ」カ「こういうとき誰が見ているかわからないんです。危ないですよ」そう窘められた。どこの、昭和初期のお坊ちゃまだい。「ほんとに切りっぱなしなんだね」という反応を期待していたこちらとしては。ビックリ口あんぐりだけど。なんだか、うれしかった。ほんとに、私のこと女性として心配してくれているんだ。こういう反応してもらえることが珍しくて。思わず、うふふ、と思ってしまう。それ以上、口ごたえもせず、諾とカピバラさんの言葉を受け止め。スカートの裾を見せることはあきらめた。電車に乗って。私の乗り換えが先なので。手を振って別れる。そのまま、カピバラさんが乗せた電車が行ってしまうのを待って。ビューンと、一人でバーへ向かう。だって、まだ飲みたいんだもん。このおいしい料理とおいしいお酒と「うふふ」な感情を。もっとゆっくり堪能したい。何回か行ったことのあるバーに。そろりと入り込む。半年に一回くらいしか行かないから。顔も名前も覚えられない。そのくらいの距離がちょうどいい感じ。クリスマスイブだからなのか。店内、カップルばかり。カップル3組くらいいるなか。カウンターの真ん中の席に通され。そこでちまちまひとりで酒を飲む、女一人。バーテンダーもさー、イブに女性一人で来てるんだからさ。気を利かせて、隅っこのほうに座らせてよ(実際席空いていた)。そう思いつつも。終電の時間まで。心行くまで、お酒を楽しんだ。カクテルと、ウィスキー。ウィスキー、贅沢して「響」を頼んでみる。うれしそうに「響」を嘗めている私を見て。バーテンダーさんが、「良かったら持っていきます?」と「響」の空き瓶を譲ってくれようとした。スポットライトに浴びた「響」の空き瓶は。クリスタルみたいにキラキラしていたけれど。さすがにそれ持ち帰っちゃ、ダメでしょ、と思って。丁重に辞退した。実はすごいほしいと思ったんだけど。一時間半ほどそこで過ごして。ゆっくり、頭のてっぺんから。足のつま先まで。アルコールがまんべんなく回ったことが確認できた。ほろほろ、肉体も心も。どこかに穴が開けば、零れ落ちそうになるほど。固体から粘度のある液体になったような感覚。一言でいうと。「余は満足じゃ」ほんとは、カピバラ氏にここまで酔わせてほしかったけれど。そういうこと、察してほしかったけれど。そういうことに気付く人でもなく。下心を持つという人柄でもなく。そして、それに対して、自分の要求を突き付けるほど私もカピバラ氏に気を許せているわけでもなく。様子見をしているわけで。そんないろいろな思考に対し(それをマオフイAとするなら)、マオフイBが「うんうん」とうなずいて聞いている。最近、一人暮らしとひとり身が長いせいか。意見や提言、仮説を述べる自分に対し、承認する自分というやり取りを自分の心の中でよくやっている。実はとても大事なことなんだけど。まずは自分が自分を認めないといけないんだけど。だけど、やっぱりひとり身が長すぎたかな。そんなことに慣れていることに気付く。とにもかくにも。満足して、帰路についた。と思ったが。なんと、マオフイ、最寄駅に着いてから近所のラーメン屋に。急遽飛び込み来店。バーで、飲んで。満腹中枢を故障させたらしい。カピバラさんとあんなに食べたのに。深夜の来店客として、男性陣に交じって、気が付いたらラーメンをすすっていたマオフイ。翌日は。二日酔いと胃のむかつきで。ベッドの住人となった、マオフイ@クリスマスでした。
2012.06.10
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