『とんとこひ・セクスアリテ』

March 5, 2009
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テーマ: 性別適合手術(7)
カテゴリ: 性教育/性球儀
 自分には、トランス・セクシュアルに対するネット上のパッシングの大半が、解剖学上「男性」の書き込みである背景には、 男性差別(男性の人権が蹂躪されていること) があると思われてきましたしょんぼり



手書きハート (YouTube)David Reimer Edited clip



これを聞いているみんながすばらしい人生を送ることを願うよ 」(二一八頁)



 実際、異常な幼少期を送ったことで女性の気持もわかるようになったかと尋ねると、ディヴィッドはあっさりと否定した。ディヴィッドは一度として女の子であったことはなかった。少なくとも心の中では。



 一四歳のときブレンダからディヴィッドに転換したことも、単に名前を変えたという表面的なものにすぎなかったと彼は言う。
 まるで左右の乳房切除、二度にわたる人口ぺにす形成手術、そしてかつて受けた去勢手術の埋めあわせのために生涯テストステロンを注入しつづけなくてはならないことなど、取るにたらない些末な問題だとでもいうように。



 「たしかにおれは変った」とディヴィッドは言う。
 「 だけど、それはおおもに名前が変ったにすぎない。あとはどれも外見的なことさ。ダメージを受けた箇所を修理した、それだけのことだよ
 (頁二四八~二四九)





 たとえば両腕、両足を失って、車椅子の生活を余儀なくされて、口にくわえた小さな棒ですべてをこなさなくてはならなくなったとしても、それでおれという人間の価値が劣るわけじゃない、そうだよね?
 でもどうやら、ぺにすを失うと、お前はもう人間じゃないってことになるらしい。



 ぺにすを失った瞬間、人は何ものでもなくなる。それじゃいけないっていうんで、医者たちは手術を行い、ホルモンを投与して、その患者を何がしかの人間にする。 まるでそのままじゃ、その患者の価値はゼロだとでも言わんばかりに



 人格---すまり人間に備わっているものすべては、股のあいだにあるものに集中しているかのように。おれに言わせれば、それは無知以外の何ものでもないね。おれには科学者や心理学者が持っているような教養なんてないけど、それでもやっぱり無知としか言いようがない。



 たとえば女の人が胸を失ったら、はい、それではって感じで男に変えてしまうかい?それで彼女が『完全で正常』だと感じられるように?
 (頁三〇三)





手書きハート 『ブレンダと呼ばれた少年』 ジョン・コラピント著 村井 智之訳 出版 : 無名舎 発行年月 : 2000.10







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Last updated  March 13, 2009 03:22:09 PM コメントを書く


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