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「ブックオフ・秋葉原駅前店」レポート1の続きです。というわけで、本日の成果は・・ 8冊で1,630円でした。山手線のガード下で出会った昭和遺産。(笑)当所は国鉄高架下ににつき、用地内における如何なる営業行為も禁止いたします。上野駅駅長こちらは万世橋です。 昭和5年(1930)に出来ました。 川の左手に見えるのは旧交通博物館です。
2009.02.26
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社会復帰が近づいてきたのでリハビリを兼ねてお出かけしました。行った場所は、ブックオフ・秋葉原駅前店ホームページによれば「関東最大級のブックオフです。」とのこと。「ブックオフ」に関しては、店との相性のようなものがあるので「大型店=いい店」とは言い切れませが、なにせ関東最大級です。さて、田舎モノの私はJRに絶大なる信頼を寄せていますが、今回は地下鉄を利用しました。 なぜって?今すげぇ~ビンボーだからです。 JRなら秋葉原駅の中央改札口、地下鉄日比谷線なら3番出口を出て、徒歩1分のところに「ブックオフ・秋葉原駅前店」はあります。ビルの脇に看板がついていますが、入口がこじんまりしているので見落としちゃうかもしれません。 6階建てのビルは全フロアが「ブックオフ」で、いわゆる「複合店」ではありません。6階 コミック関連5階 コミック関連4階 一般書籍3階 文庫・新書2階 AV(DVD・CD・ゲーム)関連1階 AV(DVD・CD・ゲーム)関連となっています。 フロアごとの床面積はそれほど広くはありませんが、関東最大級に偽りはないようです。早速4階 一般書籍へ向かいました。文芸書しかチェックしていませんが、品揃えは中型店の2.5倍というところです。 私がいつも行っている店舗と比べると心なしか105円落ちのペースが早いように感じました。次に5階 コミック関連に上がってみましたが、すげぇ~混んでいてぶっくり!!立ち読みの人が多いようです。 密かに大人買いを目論んでいましたが、ムリです・・。 とにかく人がいっぱいで目当ての本に辿り着けません。 平日でもこんな感じなので土日はタイヘンなコトになっているかもしれません。 気弱な私は6階に上がる気力がありませんでした。次は3階 文庫・新書です。このフロアの品揃えは でした。小説の文庫はもちろんですが、それ以外の文庫が充実していました。私はスルーしちゃいましたが、新書に関しては三省堂かよ!!と思うぐらいの品揃えで、新書天国と言っても過言ではない状態でした。105円落ちですが、文庫に関してはあくまで本のコンディションのみだと思われます。 105円コーナには、かなり疲れた感じの文庫が並んでいました。 ただ、逆の言い方をすれば絶版本も多く並んでいるというわけです。 私はここで横光利一の短編集をみつけました。 次の日記に続きます。
2009.02.26
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天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。 <感想> ★★★★☆すでにたくさんの方がお読みなっているようなので、結果から言わせていただくなら、謎解きミステリーとしてはパーフェクトな作品です。 あくまで個人の意見ですが、いわゆる新本格派に属する方々の作品に見られがちな「いやらしさ」もないし、読者はどんでん返しを素直に受け入れることができます。 また、躍動感のある草薙。 普段はクールな湯川が友情の狭間で悩む姿もよく描けています。 一部では、読みやすいけど軽いなどと言われる東野作品ですが、本書はそれを払拭する力を持っています。 人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある。 絶妙のタイミングで差し挟まれる言葉は読者の胸を打ちます。ただ、小説(物語)としてパーフェクトだったかと問われれば、残念ながら違和感を覚える部分いくつかあったように思います。 本書を貫くのはヒューマニズムで、文字通り石神の「献身」が読者の感動や共感を呼ぶキーポイントになっています。 しかしその中に無辜の斬られ役配したことで (←ネタばれするので反転しました。) 齟齬を来たしているような気がします。 「水戸黄門」じゃないけど、せめて「峰打ち」的な配慮があれば・・・・。(笑)そこが謎解きミステリーの限界だと言われればそれまでですが、石神というキャラクターに善悪を超越する強い情念。 あるいはある種の狂気が備わっていれば、もうちょっと違った読後感があったかもしれません。
2009.02.25
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昨日、直木賞の選評を載せたので、併せて第140回芥川賞の選評も載せておきます。 こちらは受賞作とともに10日発売の「文藝春秋」に掲載されています。 一定サイクルで、難解な作品を選出する傾向の強い芥川賞ですが今回の受賞作は読みやすそうな感じです。(たぶん)選評の見どころは、今回も言いたい放題の都知事。(汗)「直木賞のすべて」の子サイト「芥川賞のすべて・のようなもの」からリンクを貼らせていただきます。第140回芥川賞選評の概要
2009.02.24
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21日発売の「オール讀物」に第140回直木賞の選評が掲載されています。今回から宮部みゆきさんが選考委員に加わっています。同時受賞した二作は当初から本命とされていたようですが、テーマにのめり込みすぎる傾向のある天童荒太さんを選考委員はどのように評価したのか?あとは、なんといっても恩田陸さんが気になります。今回も「直木賞のすべて」というサイトのリンクを貼らせていただきます。 第140回直木賞選評の概要
2009.02.23
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不穏な空気がたちこめる―昭和十年、上野。美校で裸体を曝すカフェの女給、帰依。繊細な画学生、謎めいた絵葉書屋、美しい絵描きと弥蘇教の下男。男たちとの邂逅で、帰依の人生は捩れはじめた。官能と禁忌に弄ばれた女の性を描く、落涙の純愛小説。<感想> ★★★★★『腦病院へまゐります。』 で、すっかり旧字・旧かな使いにハマってしまったので、さっそく二冊目にチャレンジしてみました。 この作品も旧字・旧かなで書かれています。 舞台は昭和十年の上野。 アルバイトで画学生のモデルをしているカフェの女給が主人公です。『腦病院へまゐります。』 では過激なSM描写に圧倒されてしまいましたが、本書は主人公の心の揺れを丁寧に描いています。 恋愛小説のポイントは「せつなさ」をどのように読者に伝えるか?だと思います。 この作品からは、恋愛における「せつなさ」と、時代の中で女性が味わっていたであろう「せつなさ」が伝わってきました。 恐らくそれは、いわゆる「名作」として現代に残っている近代文学ではなく、時代に淘汰されていった、その時代の現代(大衆)文学。 早熟な女学生や、家人が寝静まった台所で女性たちが読んでいた小説(物語)を構成していたパーツなのではないかと思います。ストーリーはもちろんですが、旧字・旧かなの魅力は抗し難いものがあります。「いつの間に」と尋ねてみたが、榊は少しはにかんだだけで答へず、硝子窓を開け放ち、蚊取り線香に火をつけた。 蒸し暑い部屋に籠もつてゐた油繪の具の匂ひに、燐寸の燃えた後のリンと乾いた除蟲菊が燃える匂ひが混ざり、立ちのぼる青白い煙は、簾を垂らした部屋の外へと、そろりそろりと流れて行く。(引用者注・黒字は機種依存文字のため常用漢字で表記しました。) 作中に佐々愁雨という洋画家が出てきますが、装丁で使われている画は伊藤晴雨という画家の作品です。 もちろん伊藤晴雨は実在の人物です。 そのあたりの関係性を調べてみるのも面白いかもしれません。
2009.02.23
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深夜にテレビを見ていたらなんじゃこりゃ という番組を発見しました。「妄想姉妹~文學という名のもとに~」三姉妹のドラマで、ストーリーの中に文学作品を取り込んでいるというちょっと変わった設定です。三姉妹役は・・吉瀬美智子さん。(ニベアや黄桜のCMに出ている女優さん)紺野まひるさん。(元宝塚女優・東京新聞のCMに出ています高橋真唯さん。(ゼクシィのCMに出てました)取り上げられている作品は・・・『みだれ髪』 与謝野晶子『虞美人草』 夏目漱石『風立ちぬ』 堀辰雄『外科室』 泉鏡花『智恵子抄』 高村光太郎『白痴』 坂口安吾↓以下は次回以降放送予定分。『お勢登場』 江戸川乱歩『女生徒』 太宰治『にごりえ』 樋口一葉『藪の中』 芥川龍之介『瓶詰地獄』 夢野久作基本的には、作品のアウトラインのみをドラマにした感じです。小道具などが凝っていて、時代を再現した女優さんの衣装が豪華 個々の女優さんが持っている妖艶なさまを見事に引き出しています。個人的には『虞美人草』の紺野まひるさんが思いっきりツボでした。スタッフはすべて女性ということなので、ストレートなエロ表現はありませんが、こんなのテレビでやって大丈夫なのかぁぁというシーンが多数あるので、家族揃ってお茶の間で観ることはオススメしかねます。小説を読むということはそういうことなのです。ためになるとか、視野が広がるとか、そういうことも多少はありましょうけれど、それよりもっと大きいのは、なんというか、この「隠微な悦楽」の味なのです。 と書いたのは川上弘美さんですが、そういう発想をお持ちの方なら楽しめると思います。日テレの動画サイト「第2日本テレビ」で、放送分は無料配信されているので興味のある方はご覧ください。 「妄想姉妹」全編配信
2009.02.22
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久しぶりに回転寿司に行ってきました。一昔前の回転寿司で注文をする場合は、カウンター内の職人さんに声を掛けるというのが一般的でしたが、最近はハイテクを導入する寿司店が増えています。 調理場とインターフォンで繋がっているお店もありますが、職業柄インターフォンを心の底から憎んでいる私はタッチパネルを採用しているお店に行きます。先日の占いでイクラ人間であることが判明した私は、とりあえずイクラから始めてみました。 注文品以外のものもぐるぐる回っているわけですが、案外と廻っていないのがマグロです。 そこでマグロにタッチ。 基本的には、こんな状態↓で私のところにマグロが流れてくるはずです。 ところがいくら待っても、私のマグロは来ません。きっと厨房は大忙しで、私のオーダーを忘れてしまったにちがいない・・。まぁ~些細なコトに腹を立てるのもオトナ気ないので、再度マグロをタッチところがいくら待っても、私のマグロは来ません。もしかして、タッチパネル壊れてる?と思いましたがイクラはちゃんと来ました。 こういう状態に追い込まれると、意地でもマグロを食べたくなるのが人情というものです。 そこで、再度マグロをタッチ!!今回は上流を凝視していました。 5分後・・・私のマグロが厨房から出てきました。 流れを追っていたところ、中流域に座っているオヤジが私のマグロを・・何度もヘタな図はお見せしたくはありませんが、こんな↓感じで廻っているのにも関わらずです。 そのオヤジこそが、私が食べるべきだったマグロを横取りした極悪人だったというわけです。 よほど注意をしてやろうかと思いましたが、ちょっと怖そうです・・そこで、今度はマグロを二皿オーダー。5分後・・・驚いたことに極悪人は再度マグロを横取りしました。さすがに、もう一皿は私のところに辿り着きましたが、極悪オヤジの腹の中には4皿ものマグロが収まっている計算になります。 腹が立つと言うより「あんた、どれだけマグロが好きなんだよ!!」あっ!もしかして、この人がマグロ人間なの?
2009.02.20
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大正初年の岡山。妾稼業の姉の家には近在の高等遊民たちが集って、優雅なサロンのような様相を呈していた。しかし、ある夜、姉は惨殺された。それも、全身を黒焦げに焼かれて…。田舎に広がる波紋、そして意外な犯人像!岡山で実際に起きた猟奇事件に取材した、岩井版「冷血」と呼ぶべき力作長篇。 <感想> ★★★☆☆すげぇ~タイトルだと思いませんか?だって「黒焦げ美人」ですぜ!!奥さん。(笑)幅広いジャンルを手がける岩井志麻子さんですが、本書は津山三十人殺しをテーマにした『夜啼きの森』と同じく、実際にあった事件をモチーフに描かれています。舞台は大正元年の岡山。 被害者(つまり黒焦げ美人)の妹が軸になって物語が進行していきます。 妾に出した娘に依存する両親や、執念深い新聞記者など岩井さんが得意とするキャラを配していますが、『夜啼きの森』で感じた独特のドロドロ感が弱いような気がします。 もちろん舞台は岡山市内なので、山間部ほど人間関係は濃密ではないと思いますが・・。 文章も凝っているし、加害者の生い立ちもそれなりにおどろおどろしいんだけど全体的に上品すぎるように思います。 その点では、タイトル負けしちゃっているかなぁ~というのが正直な感想です。 文庫のお楽しみと言えば巻末の解説ですが、これもなんだかなぁ~って感じでした。
2009.02.20
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「夫を愛しているの」その依頼人は、昔愛した恋人だった。キャバクラの女とともに会社の金を持ち逃げした夫を捜してほしいという。なんという役回りだろう。そんな夫でも、臆面もなく「愛している」と繰り返す女に呆れつつ、わたしは問題のキャバクラに出かけた。だが、そこでわたしはキリエという名の、完璧な美少女に出会った…。新感覚ハードボイルド。 <感想> ★★★★☆著者の五條瑛さんは国際謀略モノを得意とする作家さんです。作家になる前は、防衛庁(省)の情報関連部署にお勤めだったようで、その点が作品に深みを与えているようです。 ちなみに名前から男性をイメージされると思いますが五條瑛さんは女性です。あらすじを読む限りでは典型的なハードボイルドですが、和製ハードボイルドほど信頼の置けないジャンルはありません。 さて、本書に関してですが、若干の軽さが気になるものの独特の一人称語り。 主人公と依頼人との関係。 事件の鍵を握る人物のキャラクター。 基本的なものはよく練れています。 アタリかハズレを問われればアタリに分類することのできる作品です。 派手なドンパチや暴力シーンの多い和製ハードボイルをお嘆きの方にオススメします。
2009.02.19
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運転免許の更新に行ってきました。いつも日曜日に行っていますが、平日のせいか混雑もなく、スムーズに手続きができました。免許制度の改定で、普通免許だった私は中型免許(8t限定)になりました。 運転できる範囲は変わっていませんが、なんとなくエラくなった気分です。前日、血液型について調べていて、冬場は血液が不足云々・・という記事を見ました。 さらに詳しく調べるとB型の血液が極端に不足していると言うではありませんか!!というわけで、免許センター敷地内にある献血ルームに行ってきました。 思えば、献血なんて20年ぶりです。ストレス性の眩暈で仕事をお休みしている私ですが、ヨーシャなく400ml採血を選択しました。 それが自分にとって最善ではないことは百も承知です。 しかし、私はそれ以上にB型の血液不足を深く憂いているのです。 日ごろ自分勝手、マイペースなどと世間から糾弾されている何千、何万もの同胞を救わなくてはなりません。 持たざるものが自らの血を差し出す。 まさに究極のボランティアです。しかし・・B型の血液を喉から手が出るほど欲しているはずの日本赤十字社ですが、オッサンのドロドロ血だけはいらないそうです。 検査で撥ねられてしまいました。B型のみなさんごめんなさい。健康になって出直します。
2009.02.17
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イスラエル最高の文学賞であるエルサレム賞を受賞した村上春樹さんが、現地の授賞式に出席しました。受賞は、イスラエルの政治的な背景のせいで批判もあり、決定後マスコミを賑わせていた話題でもあります。村上春樹さんは滅多にメディア露出することがないで、動向が気になっていました。受賞関連ヘッドライン(yahooニュース)動く村上春樹さん(TBS NEWSi)受賞後行われた、記念講演の要約読みました。おいらシビれちまいました。興味のある方は↓村上春樹さんの講演要旨(47NEWS・共同)
2009.02.16
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直木賞受賞直後の多忙な日々を綴った日記や書評、映画評、いわれなき中傷に対して真摯に真っ向から反論する表題作となった長篇エッセイに加え五篇のショート・ストーリーも収録。デビュー以来十年の軌跡をまとめ、小説では味わえないストレートな「桐野夏生」の魅力がぎっしりと詰まった著者初のエッセイ集。 <感想> ★★★☆☆本書は桐野夏生さん初、そして今のところ唯一のエッセイ集です。色々な雑誌に掲載されたものをまとめているせいか、正直言ってまとまり感は欠けているように思います。 個人的には、ローレンス・ブロック、北斗晶、林芙美子、渋沢さつきまで網羅している書評を面白く読みました。 プライベートなことにはあまり触れていませんが、娘さんを病院に連れて行ったり、粉吹きイモやらイカとセロリの炒め物を作っている姿に主婦・桐野夏生を垣間見ました。 表題になっている『白蛇教異端審問』に関しては賛否両論あるようですが、あとがきで自戒を込めながらも、小説家のすべきことだった。とお書きになっているので、ファンである私はそれを受け容れたいと思います。
2009.02.15
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先日読んだ『腦病院へまゐります。』で、旧漢字、旧かな使いの世界にはまってしまったので、若合春侑さんの本をポチってみました。 変換サイトをみつけました。遊べます。↓ 「misima 旧仮名遣い・旧字変換支援(Ver.2.5)」 さて、旧漢字、旧かな使いのこだわりといえば内田百けんが思い浮かびます。百けん先生は昭和21年に内閣告示された当用漢字、現代かなづかいを徹底的に無視して執筆活動を続けていました。 昭和46年に亡くなっていますがワシが死んだ後も当用漢字、現代かなづかいは許さんみたいなやり取りがあったかどうかは知りませんが 平成元年まで改版されることなく旧字、旧かなが使われていました。 それ以降、改版された文庫が出て若い世代にも親しまれるようになりましたが、百けん先生は三途の川の向こう側でなのではないだろうか?などと考えてしまいます。 ちなみに、昭和21年の国語改革の目的のひとつに漢字全廃があったようです。まぁ~それも極端なんだけど、そんなまどろっこしいコト言ってないで、日本語なんてやめてフランス語を公用語にしちゃおうぜ!だってカッコいいじゃん。みたいなことを書いている作家がいます。(昭和21年『改造』)だめじゃん・・志賀直哉 参考にしたサイト「正字正假名遣ひ文を樂しみませう。」若合春侑事務所「国語国字問題」Wikipedia「かなづかいの話(国立公文書館)」歴史公文書探求サイト『ぶん蔵』「misima 旧仮名遣い・旧字変換支援(Ver.2.5)」
2009.02.13
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回転寿司占いなるものをやってみました。どうやら私はイクラ人間らしい・・です。どうでもいいんだけど、きみはマグロ人間だっ!などと高らかに宣言されるとビミョーな気分になるかもしれませんね。 回転寿司占い
2009.02.13
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昭和初期、濃密な男女のSMの世界。愛する男から虐げられつづける女にとって、心の救済とは何だったのか。第86回文学界新人賞を受賞した表題作ほか、「カタカナ三十九字の遺書」も収録。<感想> ★★★★☆昭和初期を舞台にした表題作は、旧字体や旧かな使いを駆使して書かれた變態性愛小説(笑)です。 どのあたりが變態(ヘンタイ)なのかと言えば、紙卷煙草を押し付けたり、裸で放置したり、ウ○コを××したり・・ってな具合のSMプレイっていうやつです。 戦争の始まる前からこんなことをしている人たちがいたなんて、それはそれで困っちまいますね。 さて、SMなんて聞くと躊躇してしまいがちですが、旧字体や旧かな使いを駆使したそれはビミョーに笑えます。 そのあたりはかなり確信犯ではないかと思われます。 また、男の理不尽な求めに応じていく女性をエロスの世界に留めることなく、その情念を昇華させて「これって、もしかしたら純愛ってやつ?」と読者に思わせしまう手腕も見事です。 表題作と同じく芥川賞候補になった『カタカナ三十九字の遺書』は、円地文子風の作品かなぁ~と思って読み進めていくと思いがけないところに着地します。 表題作ほどのインパクトはありませんが、安定した巧さを感じました。 最後に個人的な見解をつけ加えるなら、ウ○コと純愛はあんまりというか、まったく関係ないと思うので 「愛しているなら俺のウ○コを食え!」 などという男には深入りしない方がいいと思います。 まぁ~いないと思うけど。 念のため・・
2009.02.12
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敗北が決定的となったフィリピン戦線で結核に冒され、わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。 野火の広がる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の屍体に目を向ける・・・。平凡な一人の中年男の異常な戦争体験をもとしにて、彼がなぜ人肉嗜食に踏みきれなかったかをたどる戦争文学の代表的作品である。<感想> ★★★★★著者の戦争体験をもとに描かれた本書を文章のテクニックで語るのは、邪道と言われるかもしれませんが、とにかくメチャクチャに巧い作品です。私が読んだ新潮文庫版の奥付は平成6年で76刷を重ねています。 60年近く淘汰されずに読み継がれている理由はその強烈な題材はもちろんですが、砲弾の飛び交うジャングルを独りで彷徨う絶望と孤独。 極限状態で繰り返される生と死。 そして飢え。 それらをリアルに再現した著者の筆力に依る部分が大きいのではないかと思います。 卓越した文章によって、読者は好むと好まないに関わらず、生還率が数%だったと言われる敗戦直前のフィリピン戦線を追体験させられます。 しかし、我々は悲しみや怒りを目にすることはありません。 そこには人間の感情や尊厳を根底から覆してしまう圧倒的な破壊力があるのみです。 読了後、しばし呆けた気分にさせられますが、それこそが戦争の本質に触れた証なのかもしれません。
2009.02.10
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ゴホッ、ゴホッ・・みなさんご無沙汰しています。療養中のきたあかりでございます。さて、お休み一週間のご報告です。薬がこんなに↓処方されているので 午前中はボォ~としていました。眩暈は取れましたが、薬の副作用で胃がムカムカでした。積読もいくつかありますが、読む気にならなかったのでを再読していました。 今、私の背後に立つのは危険です。ジュポッ 4年ぶりに新刊が出たこれ↓も気になっていますが北島マヤのド根性についていく自信がありません 金曜日に受診して薬のパターンを変えてもらったので土日は食欲も出てきて快方に向かっている感じが・・・リハビリに向けて、みなさんのところで拝見して気になっていたのをポチってみました。
2009.02.08
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年明けから体調がイマイチで、耳鼻科や内科をハシゴしていましたが、あんたのはストレスだよ!とと言われ心療内科に行ってきました。 厭世観が強いとか、リストカットを繰り返しているとか・・そんなコトはまったくありませんが、朝早く目が覚めたり集中力が欠如しているなど、思い当たることがいくつかあったので、お医者さんの言うことを謙虚に受け容れて、しばらく仕事を休むことになりました。 年休有り余ってるし・・普段なら、本が読み放題だっ!とか、毎日寝て暮らせる♪などと考えるところですが、そういう気分にもなりません。まぁ~そのあたりがビョーキということなのかもしれません。処方されたお薬を飲んでイイ子にしています。みなさまもお気をつけあそばせ。 というわけで1月の書籍代です。6冊 3,595円(@599円)1月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:1786ページ日曜日たち (講談社文庫)「日曜日の新郎たち」親子の描き方が秀逸でした。 「悪人」の次に好きな作品になりました。読了日:01月28日 著者:吉田 修一トワイライト (文春文庫)70年代のジャイアン、のびた、スネオ、静香ちゃんたちへ・・・皆さんの四十歳はどうですか?あなたたちは今、幸せですか?読了日:01月22日 著者:重松 清クリスマス・ストーリーズホノボノとしたクリスマスを描く蓮見圭一さんの作品がグッドでした。読了日:01月19日 著者:大崎 善生,角田 光代,島本 理生,蓮見 圭一,奥田 英朗,盛田 隆二猫を抱いて象と泳ぐ小川ワールドを十二分に堪能できる一冊。ちなみにチェスがわからなくても大丈夫ですよ。(笑)読了日:01月15日 著者:小川 洋子懐郷 (新潮文庫 く 31-1)昭和のビンボー臭い話が好きな方にはツボです。「X橋にガール」と「鈍色の卵」が秀逸でした。読了日:01月08日 著者:熊谷 達也阪急電車もう少しコテコテしていてもいいと思いますが、反面リアル感がありました。連作とは違った味が楽しめる作品です。 読了日:01月05日 著者:有川 浩読書メーター 1月の大当たり 1月の当たり
2009.02.02
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