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この旅行の全ての観光を無事完了しホテルに戻る。
空港へのスタートまで時間があったので、3人で再びマッサージへ向かう。
ホテルにあったパンフレットの地図を見ながら店を探すがなかなか見つからない。
何人かの人に聞くが、辿り着かない。漸く少年が知っているとのことで店まで
案内してくれた。彼には御礼のチップを少々。
タイ式マッサージを1時間受けホテルに戻る。
20:00にホテルを出発して30分ほどでカトマンズ空港着。
ガイドのバイラジャさんへ御礼と別れを述べチェックインし23:15発の香港行きを
待合室で待つ。
途中、水を買いに待合室を出るために、入り口の係員に許可をもらおうとすると
首を横に振る。ここネパールでは首を横に振るのが『OK』、縦に振るのが『NO』なのであった。
旅の途中何回かこれを経験、何回か勘違いしそうになったのであった。
機内乗り込みの前に、厳しい荷物検査。X線検査設備が無いためリュックサックを
開けさせられる。高山植物や果実、麻薬等の持ち出し防止が主目的とのこと。
会社への土産にチョコレートを購入。香港空港へ早朝到着のため免税店がOPENして
いないのではと思い、made in germany のものを購入。ネパール産のチョコレートは皆無。
早朝6時に香港空港到着。ここで3時間ほどまち成田へ。
成田へ14:30に無事到着し成田エクスプレスで自宅へと戻ったのであった。
澄み切った空に悠然とそびえ立つヒマラヤ山々とその麓で暮らす人々。ネパール王制の
廃止により新たな局面を迎えるネパール。雄大なヒマラヤの絶景とたくましく生きる
ネパールの人々の営みをこの目で確かめる旅であった。
ネパールは産業が少なく、電気や水などの資源もない。政府もフラフラとして安定せず、
政情不安が続いているのだが、それでもこの国の人たちは動じない。
この環境でベストな生活を送っているように思えたのだ。
この旅のガイドの一人に、ネパールの人々が一番大切にしているものは何かと聞いてみた。
すると答えは「家族」であると。仕事でも金でも安定でもなんでもないのだ。
そういった国民性だから、知らない人たち同士での会話も弾むし、滞在していても心地
よかったのであった。
それにしても良く歩いた旅であった。早朝散歩、トレッキング等1日平均20、000歩の
旅であった。
変化に富んだ国土に、様々な民族が暮らしているネパールであった。それぞれに
独自の言語や文化を持ち、すれちがう人々は真に『民族のモザイク』。
そしてヒマラヤの山々に囲まれながら、昔ながらの素朴な生活が今も営まれ、
人々はゆったりとした時間の中で暮らしていたのだ。
特に感動したこと、印象に残った点は
★エベレスト遊覧飛行にてエベレストが雲一つ無く大きく目の前に。
そして各地からのヒマラヤの高峰の絶景を堪能できたこと。
★エベレストの帰路、カトマンズ空港が視界不良で閉鎖になりインド国境のビラトナガル空港へ
緊急着陸したこと。
★ネパールの神聖な儀式 ダサインのティカを体験できたこと
★ネパールの人々と交流でき、一般家庭で夕食をご馳走になり、その暮らしぶりを
見ることができたこと。
★カトマンズの喧騒に驚き、インフラ(電力、道路、水道・・・)、人権、教育は世界でも
かなり遅れている。
★田舎の人々の生活も、男が出稼ぎで不在、女性と子供が過酷な労働をしており、
地方は都会よりかなり生活格差がある。
★ヒマラヤの山々を中心とした自然は厳しいが故、生活は貧困で、庶民は生きることに
一生懸命で、長年の間、深い『祈り』によって生きている。
★物乞い、物売り、障害者が町にあふれていた。これが今のネパールの現実。
★ポカラ フェワ湖の水質汚染が進んでいること。観光で生きる国ネパールの緊急課題。
★多くの世界文化遺産を巡ることが出来、至福の時間となったこと。
ネパール国に幸あれ!!!!
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・・・
---------完------------