JINさんの陽蜂農遠日記

JINさんの陽蜂農遠日記

PR

Profile

jinsan0716

jinsan0716

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

東海道まち歩き (2)… New! オジン0523さん

【褄黒豹紋蝶の蛹 ・… New! Gママさん

明石海峡大橋ブリッ… New! 隠居人はせじぃさん

バイクのシートが裂… noahnoahnoahさん

エコハウスにようこそ ecologicianさん

Calendar

2017.03.04
XML
カテゴリ: 国内旅行

河口湖遊覧船乗り場の近くの大駐車場に車を停め散策開始。 

DSC03767_R.JPG

徒歩にて「天上山公園 カチカチ山ロ-プウェイ」に向かう。 

kawagutiko082[1]_R.jpg

標高856mの河口湖畔駅から1,075mの富士見台駅まで高低差219mを登ることわずか3分。

頂上から徒歩にて45分で下るルートもある。アジサイ時期にはお勧めのコースであると。

カチカチヤマ山_R.jpg

頂上駅・富士見台駅からは河口湖のほぼ全体が見渡せた。 

河口湖の面積は富士五湖では2番目の大きさで、最大水深は精進湖とほぼ同じで

14.6m の深さ。湖の中央に鵜の島(鸕鷀島)と呼ばれる小さな島がある。

「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に

登録されているのだ。

DSC03776_R.JPG

遠くに、白く輝く南アルプス の赤石岳、荒川岳の頂上付近の姿が見えた。

DSC03775_R.JPG

展望台からの富士山の頂上は雲の上に顔を覗かせていた。 

DSC03780_R.JPG

展望台には人気のスポット、ハートの中心に「天上の鐘」が。

富士山と向かい合うように設置されており、富士山をバックに人気の撮影ポイント。

DSC03784_R.JPG

富士山のパワーを全身に感じながら鐘を鳴らしたり、撮影するのも絶好のロケーション。

富士山を仰ぎ見ながら鐘を鳴らし、祈ることによって「縁結び」 「無病息災」を

叶えてくれるはずと。 

DSC03792_R.JPG

山梨の百名山の一つである三つ峠の登山者や観光客の安全、健脚を祈願して

うさぎの御神体をお祀りする「うさぎ神社」。

両脇には狛犬ならぬ「狛うさぎ」が2体おり、頭を伏せている「夢見兎」の頭をなでると

“知恵授受”、後ろ脚で立ち上がっている「富士見兎」の脚をなでると“健脚”と、

それぞれ思いを込めて配していると。 

平成24年4月27日(金)、河口湖畔の天上山公園カチカチ山ロープウェイの展望台

「かわらけ投げ」をリニューアル。

天上山には縁結びの神様として有名な磐長姫命と、美と富士山の神様として知られ

木花開耶姫命の姉妹二神が祭られているのです。

しかしこの日は「うさぎ神社」、「かわらけ投げ」は工事の関係で休止中で

一時引っ越し中?。「うさぎ神社」は何処に?後ろのトイレの如き仮設ハウスの中に?

DSC03786_R.JPG

昔話 「カチカチ山」は

「昔々ある日のこと、おじいさんは畑でいたずら好きのタヌキを捕まえました。

おじいさんは家に帰り、おばあさんはタヌキ汁を作ってくれるよう頼むと、

再び畑に出かけました。ところがそのすきにタヌキはおばあさんを騙して殺し、

ばばあ汁をつくりました。おじいさんはタヌキに騙され、ばばあ汁を食べてしまいます。

そうと知ったおじいさんはおいおいと泣きました。それを見かねたウサギがやってきて、

おばあさんの仇討ちを始めるのです。タヌキの背負った薪に火をつけて大火傷を負わせ、

やけどの後に辛子を塗り、船遊びに誘ってすぐ沈む泥舟に乗せて(ウサギは木の船で)

溺死させ、おばあさんの敵討ちを果たす」という話。

この昔話の舞台といわれているのがここ天上山。 

しかし、子供の頃の記憶に反してこれが意外と怖い話なのであった。

DSC03788_R.JPG

太宰治 小説 「カチカチ山」 は有名な御伽噺を太宰治がユーモアたっぷりに

アレンジして書いた作品。

出てくる兎を十六歳の美少女に、狸は自称十七歳、実は三十七歳のモテない男に設定して、

笑える恋愛小説に仕上げている作品とのこと。

今度一度読んでみたい。

そしてこの小説を執筆した頃の太宰治の心は波静かなのであったのであろうか?

しかし最後に、この小説の終わりには

「女性にはすべて、この無慈悲な兎が一匹住んでいるし、男性には、あの善良な狸がいつも

溺れかかってあがいている」との文字があると。

DSC03789_R.JPG

富士山のマメ知識。

富士山の山頂は静岡、山梨両県に属さず浅間神社の私有地と。

富士山に初登頂したのは聖徳太子と伝えられていると。

富士五湖とは、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖。

冠雪していない富士山の山肌を朝日が照らし赤く染まった富士山を『赤富士』。 

冬季限定で富士山が冠雪した状態で朝日に照らされ赤く染まった富士山を『紅富士』と。 

DSC03791_R.JPG

お土産物売り場の「たぬき茶屋」。

「たぬき茶屋」は、天上山を訪れる人々の憩いの場となるよう、昔話などに登場する

“峠の茶屋”をイメージした、日本情緒を感じさせるデザインの建物。

たぬき茶屋では、炭火を使ってその場で焼き上げる串団子「たぬき団子」が人気。

DSC03790_R.JPG

富士山の裾野全体が見渡せました。

残念ながら富士山の前に雲が。 

DSC03794_R.JPG

暫くすると富士山の頂上をかすめて飛行機雲が。 

DSC03796_R.JPG

下りのロープウエイを待っていると上りのロープウエイの天井には

狸の駕籠舁(かごかき)が。 

DSC03800_R.JPG

この日の河口湖の水面は静かに鏡の如し。 

DSC03802_R.JPG

我々の乗るロープウェイの天井にはウサギの駕籠舁(かごかき)が。 

DSC03805_R.JPG

ロープウェイを下りながら河口湖の風景を鳥瞰で楽しむ。 

DSC03807_R.JPG

目の前に河口湖大橋が。

河口湖大橋自体の橋長は500mとのこと。 

DSC03812_R.JPG

車に戻り、河口湖畔を走り、河口湖大橋を渡る。 

残念ながら河口湖面に映る逆さ富士は見ることが出来なかった。 

DSC03815_R.JPG

車を走らせ富士山世界遺産センターを訪ねる。 

DSC03817_R.JPG

富士山世界遺産センターシンボルマークが溶岩の上に。 

シンボルマークのコンセプトは「うかびあがる富士」とのこと。

富士山そのものを表現するのではなく、太陽を背景にそのシルエットを

うかびあがらせたと。よって丸いのは太陽とのこと。

DSC03818_R.JPG

富士山の総合案内所のある富士山世界遺産センターの北館(旧富士ビジターセンター)は

入場無料。

DSC03819_R.JPG

・信仰展示ゾーン

  古来からの信仰の対象であった富士山。富士山と富士山周辺の世界遺産構成資産を

    紹介。

DSC03838_R.JPG

・自然展示ゾーン

   富士山と周辺の自然史や特色をわかりやすく紹介。

DSC03836_R.JPG

・芸術展示ゾーン

   富士山を題材にした、様々な創作活動について紹介。

北斎の富岳三十六景を展示中。

神奈川沖浪裏。 

DSC03824_R.JPG

凱風快晴。 

DSC03831_R.JPG

こちらは歌川広重 富士三十六景 甲斐大月ノ原。

DSC03827_R.JPG

河口湖からの逆さ富士の大きな写真も展示されていた。

ここで旅友のSさんと写真を取り合う。 

DSC03843_R.JPG

テラス展望台からの富士山の山頂は雲に覆われてしまっていた。

DSC03840_R.JPG

そして昼食は更に車を走らせ中央自動車道の下を潜り新倉富士浅間神社近くの

店へ。かなり入りくんだ場所にありカーナビの力に感謝。 

DSC03849_R.JPG

純正吉田うどんの店。店の名は「手打うどん しんたく」

民家を改造したような店で、テーブルが7つ。水はセルフサービスで、

天かすは自由にと。

DSC03846_R.JPG

天ぷらは既に品切れとのことで「肉うどん」大盛りを注文。

うどんはかなりコシがあるもののツルツル感はあまりなし。

馬肉はじっくり煮込まれていて脂が落ちていて、少し固め。

ゴボウは逆に柔らかく甘くて旨い。汁は濃い目ですが、うどんを壊さない感じ。

キャベツがよいアクセント。 

食べ終わってから替え玉があることを知ったのでした。

DSC03847_R.JPG

そして帰路は東名御殿場ICから海老名JC経由でJR茅ヶ崎駅へ。

茅ヶ崎駅でT&Oさんと別れSさん宅に到着。

Sさん宅でお茶をご馳走になり、知床土産もいただいて帰宅したのでした。

運転を頑張ってくれたNさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

これに懲りずにこれからも「爺守り」よろしくお願いいたします。 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.03.04 08:46:02
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: