JINさんの陽蜂農遠日記

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2020.05.08
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5月の満月は、伝統的に「フラワームーン」と呼ばれていると。
この名前は、暖かい春の天気と、今月は豊富な花に関連付けられている。
この5月の満月の他の名前には、トウモロコシの植栽月、牛乳の月、母の月などがあるのだと。
最初は雲に隠れていましたが、20時過ぎにようやく満月が姿を表しました。
時間は20:19。



農家の温室の屋根に月光が輝いて。



「​ フラワームーン ​」👈リンク。「餅をつくうさぎ」の姿がくっきりと。



カメラの設定を変えて。
日本では「餅をつくうさぎ」と呼ばれていますが、「​ 世界で見え方が違う月の模様 ​」⇔リンク。



月面の南部に位置するクレーター・ティコ (Tycho) 。
直径は85kmもあるのだと。



ズームで。
クレーターのまわりに放射状に広がる、白い模様が見られる。
これは「光条」(英語ではレイ: ray)と呼ばれています。
約1億年前の衝突によってできた新しいクレータであるとのこと。




『旧東海道を歩く』ブログ 目次

東海道石部宿 西縄手跡を後にし、更に旧東海道を進む。
右手には見事に手入れされたカイズカイブキ(貝塚伊吹)の生け垣。
カイズカイブキは、古木になったり強剪定をすることで、「先祖返り」した杉葉が
出やすくなってしまうのだ。我が家も最初はこのカイズカイブキ(貝塚伊吹)の生け垣で
あったが、手入れが大変でコンクリート+アルミフェンスに替えたのであった。



『村井川』に架かる『第3号町道橋』を渡り大きな道と合流し左に進む。
前方に国道1号線の高架が姿を現した。
前方左手の橋の手前に案内板が。



「五軒茶屋道(ごけんちゃやみち)と古道(ふるみち)
天和二年(一六八二)八月出岩地先で大洪水により東海道が流出して河原となる。
天和三年四月十八日、約半年後に新道を膳所藩本多氏が南側に着工するが、崩壊した
前東海道より約二倍の二キロメートルの距離となった。
新道が山の中を通過するために安全を願って元禄二年(一六八五)五軒の茶屋が
石部宿より移転することとなりました。
明治四年(一八七一)には新道の距離が長いために旧道が整備されて
今までの東海道が復元された。」



「広重二代立祥画 東海道五十三駅 石部 春の景」。山の姿は『三上山』。



  【 https://ukiyoe.yamabosi.jp/?cat=4&paged=3 】より


ここで2つの東海道に分かれるのであった。
左折し『宮川』に架かる『五軒茶屋橋』を渡って進むと、これが旧東海道の『上道』。
左折せず、直進するのが『下道』。
『宮川』はこの先で『野洲川』に合流するのであった。



直進して『下道』を進むと、『東海道 石部宿』と書かれた木札が右手に。



真っ直ぐ進むと国道1号線の高架とその手前に『宮川』に架かる『宮川橋』が。



国道1号線の高架を潜り進むと、道路脇に小さな朱の鳥居が取り付けてあった。



この先の線路脇にも。街道の左右所々にあったが、その目的は?
駅伝等の距離の目安か?
いや、ここは、かつて伊勢参宮道が通っていたため、その案内なのであろう。



右手に『三上山(みかみやま)』が再び見えた。
『三上山』は滋賀県野洲市三上にある山。一般には『近江富士』として知られる。標高432m。



石部北3丁目の旧東海道を進む。



JR東海道線に沿って進み、名神高速道路下のカルバートを潜る手前で『栗東市』に入った。
『栗東市』の汚水マンホール蓋。
「古くから交通の要衝として発展を遂げてきた栗東市の市章はインターチェンジを
図案化したものです。 この図案が外周に描かれたデザインが公募により選定されました。
内側には、まちのシンボルであるメジロ・貝塚伊吹・キンセンカが配置されています。
メジロは愛らしい姿と美声で親しまれる小鳥で、貝塚伊吹は各家庭で広く愛用される庭木です。
薬用植物でもあるキンセンカはその昔、自然の草花から道中薬をつくっていた
旧和中散本舗「ぜさいや」の史跡がある本市の象徴としてふさわしい花です。」と。



左手奥にあったのが『徳正寺』。
室町時代には創建されていたと言われる『浄土真宗 本願寺派 辨天山 徳生寺』。



広い屋敷に立派な旧家が右手に。
ここは、かつて伊勢参宮道が通っていたため、伊勢大路が訛って『伊勢落』になったという。



栗東市伊勢落地区の旧東海道を進む。



この大きな荷車の使用目的は?
昔、この荷車で、穀物、材木や石など重いものを運んでいたのであろう。
そして牛や馬?に引かせていたのであろう。



T字路の角にあった案内施設。



栗東市『ここは伊勢落』。
「伊勢落地区は、古代には東海道を下り伊勢へと向かう斎宮の禊場があったと伝わる。
また、中世には後の真教寺や徳生寺につながる真宗の道場が開かれた。
江戸時代には東海道石部宿に隣接する立地から、薬や酒などを扱う店が出来た。」と。



『伊勢落』地区の旧東海道を更に進む。



旧家が所々に残っている旧東海道。
そして各民家の庭には立派な常夜燈が置かれていた。



先に進むと街道左手奥に『浄土真宗本 願寺派 日向山 真教寺』があった。



『当山16世真實院釋浄覺師記念燈』



『真教寺 山門』。



『鐘楼』。



境内にあった『當山中興釋浄円師紀念燈』。



『真教寺 本堂』。



『勧学浄楠院釋尚邦和上顕彰碑』。



旧東海道に戻ると左手の民家の前に地蔵堂』と栗太八景を詠んだ『素月漢詩碑』があった。
素月は、今の栗東市大橋の慶宗寺の僧致遠であり、江戸時代中期の寛延3年(1750)に
栗太地域の八景観を漢詩に詠んだ。栗太郡の名称は、栗太郡栗東町の市制により、
平成13年に消滅したが、「栗太」 の地名を残すため『​ 栗太八景 ​』👈リンク
漢詩碑を建立したものである。
『素月漢詩碑』
栗太八景 伊勢落晴嵐
梅痩せ柳疎にて柴扉鎖す 簷外は半ば晴れ野草肥ゆ
山色の末分の雲気は晴れ 一声鳥啼き霧破りて飛ぶ
 寛延三年十二月 素月作  恵津子書
漢詩の意味は
「伊勢落で霧が晴れた
梅は細く、柳は手入れをして透いているほうが趣きがあるらしいが、柴の扉を閉めている。
のきの外は少しずつ晴れてきて、野草が生い茂っているのが見える。山を見ると、頂上の雲は
晴れている。鳥が一声鳴いたかなと思うと、霧の中から飛び立っていった。
霧が晴れると野草が生い茂っているのが見えたり、山の頂上は雲がないのがわかるように、
隠しごとをしても後々ばれることを表見していると思った。鳥が一声鳴いて、霧の中から
飛び立っていったように、後々逃げたくなるから、隠しごとをしない方がいいと思った。」
とネット情報から。



その左に『地蔵堂』。



なぜかここに『東海道 中山道』と刻まれた石碑が。
この先、草津宿から、中山道と東海道が二つに分岐することをここで知らせているのであろうか?



再び『三上山』がはっきりと。



旧東海道を更に進むと、右手筋角に『新善光寺道』と刻まれた道標が建っていた。



新善光寺は、JR草津線を越えて4~500m程北に有る寺院で、鎌倉時代の中期、平重盛の
末裔である小松宗定が、平氏追善のために信濃の善光寺に参詣すること48回におよび、
ついに霊夢を感じて分身の阿弥陀如来像を請来したのが始まりと言われているのだと。



更に道幅が狭い旧東海道を進む。
このあたりは旧「林村」。屋号が掲げられた古い町並みが続いていた。



右手前方に鐘楼が見えた。



『浄土真宗本願寺派 楞巌山 長徳寺』が右手に。



山門手前に『薬師如来堂』が。



『薬師如来堂』寺標。



『薬師如来堂』。



御堂に掛かる『薬師如来』の扁額。



ここにも『素月漢詩碑』があった。
栗太八景 上野夜雨(かみののやう)
茅屋寂寥上野郷 村前村後雨声長
隠晴難定雲来去 疑是今宵尋月光
慶崇蘭若桑門素月誌
寛延三年(一七五○)十二月五日
茅屋は寂寥なり上野の郷 村前と村後には雨声長し
隠晴定難し雲来たりて去る 是疑い今宵月光を尋ねん

漢詩の意味は
上野の雨が降る夜
茅葺の家がポツンとあって、ものさびしい。ここは上野の郷という。次の雨がやって来て、
さっきの雨が通りすぎていくことが、雨音の長さからわかる。月に雲が隠れたくらいじゃ、
明日雨が降るのか、晴れるのかを見定めることは非常に難しい。なぜなら、その雲が去った
としても、また別の雲が来るからだ。それは心配にもつながる。
今夜は、雲が月を隠すことなく、月の光を見ることができるだろうか。



『従是東膳所領』と刻まれた領界石。



『長徳寺 山門』。
『山門』から『本堂』と『親鸞聖人像』が見えた。



『長徳寺 本堂』。



本堂に掛かる『楞巌山(りょうげんざん)』の扁額。



『鐘楼』。



『長徳寺会館』。



『親鸞聖人像』。



『地蔵尊』。




                              ・・・​ もどる ​・・・


                   ・・・​ つづく ​・・・






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Last updated  2020.05.14 07:01:29
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