JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.07.15
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昨日、自治会の会議が有り出席しましたが、その折、自治連合会会長のご自宅の前の
川沿いの緑地に30年~50年(いや100年とも)に1回咲くか咲かないかの植物・
「アオノリュウゼツラン」(青の竜舌蘭)が開花していると、その写真を見せて頂きました。
今朝は、いや今朝も、6時前に目が覚め、雨が降っていなかったので、この花を愛でに
車で行って来ました。車で10分弱で到着。
刈り込んだ槇(まき)の木のように聳え立つ「アオノリュウゼツラン」の花。
高さ5m以上の花茎が真っ直ぐ伸びていたのです。



アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)とは、メキシコ原産でリュウゼツラン(竜舌蘭)の葉に
黄色い斑が入っていない、灰緑色のキジカクシ科リュウゼツラン属の多肉植物であると。

数十年に一度、花茎を出しその先端から複集散花序を伸ばし何百もの薄黄色の筒型の花を
咲かせ、結実後に枯れてしまうのだと。
今朝は、下部の1/3程度が花を開かせていた。



数十年に1度しか開花せず「センチュリープラント(世紀の植物)」と呼ばれていると。
メキシコ原産の多肉植物でテキーラの原料となるアガベ属の1種。
名前の由来にもなった竜の舌のようにとげとげとした葉が特徴で、一生に一度だけ花を咲かせて
枯れてしまうのだと。



花をズームで。
残念ながら梅雨のエピローグに向かっている今朝であったが、今にも降り出しそうな曇天。
青空であれば、もっと黄色が輝くのであろうが。



株の根元には、名前の由来にもなった竜の舌のような葉が。

しかし、葉はややお疲れ様で棘もあまり目立たなかったが。
既に葉に溜め込んだ栄養をかなり使って開花を継続しているのであろう。
枯れる前に、根元に子株を作り、子孫を作るのだと。
「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」はリュウゼツランの一種。本来、植物の基本は葉に斑が
入っていない物を指すため、リュウゼツランはこの「アオノリュウゼツラン」のことを指すが、

先に取ってしまったため、基本種である斑なし品種があえて「アオノ」を前につけた
呼び名となった」のだとウィキペディアより。
なぜ花は黄色なのに「アオノ」なのかと引っ掛っていたが、スッキリしたのであった。



川の上の小さな公園を横断し、反対側から。
我が趣味の西洋ミツバチの姿も確認できたが、花の中からなかなか出てこなかった。



上部の開花はこれからだが、最上部が開花する頃には、下部の花は枯れてしまって
いるのだろうか。



再びズームして。
花を咲かせるために数十年蓄えた力を今一気に使っているという1回結実性植物。
花が咲き終わると栄養を使い果たして長い花茎がすべてが枯れてしまうのだと。



それぞれの花では雄しべが枯れ始めると雌しべが成長するという受粉に困難がある成長形態で
あり花が咲き出すのはまわりから、雄しべが咲くのだと。
終わると中心の雌しべが咲くと。
自然界は不思議で、一緒に咲くと受粉してしまうから、時間をずらして、自家受粉させない
ようにしているのだと。
メキシコでは蜜や花粉を食べるオオコウモリが受粉を媒介しているのだと。
午後6時以降夜間に大量の蜜を分泌しているとの観測があり、コウモリの活動時間と合致して
いるのだと。



また下の写真の如くに数千という多数の花をつけるが、結実するのは上の方の
2-3割の花で、残りの花は人工授粉をしても結実しないのだと。
下の方の花は花粉をより多く供給するため、また花茎が折れた時などの保険として
咲いていると考えられているのだと。



一生に1度だけ花を咲かせて枯れていく珍しい花を人生最初にそして最後?に見られて大いに
感動したのであった。
咲いた後に枯れるはかなさも花の姿に垣間見え、とても美しい姿なのであった。
私もこの「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」のごとくに最後に「もう一花咲かせて」と
思いながらも既に蓄えるべきエネルギーが欠如しているのである。
「一花咲かせる」という言葉は、その人の人生にとって、「大きな転機」を見迎えた時に
よく使われる言葉、よって既に「大きな転機」は縁遠く、私の辞書からは既に
「一花咲かせる」は消滅しているのである。
「もう一花咲かせて」の「一花」は、実は、「なでしこの花」のことをさしていることを
以前テレビで知ったのであった。
平安時代から、女性や子供の例えとして用いられてきた「なでしこ」。
奥ゆかしく、慎み深い女性のことをさす「大和なでしこ」や、女子サッカー日本代表のことを
「なでしこJAPAN」というほど、女性の象徴ともいえる花なのだったと。
昔は「一花咲かせる」という言葉は、成功に向けて頑張る、輝かしい女性のための言葉なので
あったと。



そして呑兵衛?の学友から既にこのリュウゼツランから造る
「アガベテキーラ(AGABE TEQUILA」の写真がLINEで送られて来ました。
テキーラのアルコール度数は、35%~55%の間と法律で定められているとのこと。
テキーラは、熟成の度合いによって名前(クラス)分けがされるお酒であると。
・オロ:ブランコに他のクラスのテキーラをブレンドしたもの。
・ブランコ:樽熟成期間 0〜2ヶ月。
・レポサド:樽熟成期間 2ヶ月〜1年。
・ アネホ:樽熟成期間 1〜3年。
・ エクストラアネホ:樽熟成期間 3年以上。
とネットから。



早朝、往復30分の慌ただしい時間ではあったが、人生最後?の
「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」を愛でる事が出来たのであった。
まだまだ10日以上、花を楽しめるのではとも。
そして帰宅後の我が部屋の前のユリ(百合)の花。
こちらは、何もしないでも毎年大きな花を咲かせてくれるのだ。






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Last updated  2021.07.17 12:02:11
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