JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.09.25
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カテゴリ: 海老名市歴史散歩
【海老名市歴史散歩】 目次

私の住む神奈川県藤沢市は、鎌倉市、横浜市戸塚区・泉区、大和市、綾瀬市、海老名市、
寒川町、茅ヶ崎市の6市1町と市境を接している。
我が藤沢市内の寺社旧蹟巡りは完了した下で、長引くコロナ禍で国内旅行、海外旅行が
制限される状況から、隣接する6市1町の寺社旧蹟巡りを決意したのであった。
そしてこれまでに「​ 横浜市泉区・戸塚区 ​」👈リンクを制覇しその後「​ 綾瀬市 ​」👈リンクそして
「​ 大和市 鎌倉市 ​」👈リンクを完了し、今回の「海老名市」の
『海老名市の寺社旧蹟を巡る』への挑戦をスタートしたのであった。



海老名市は
神奈川県のほぼ中央に位置し、市域は南北に長い。相模川の左岸に位置し、西部は広大な
平地(相模平野)が広がるが、河岸段丘の地形から東部は高台(相模原台地)となっている。
北部・西部は鉄道路線が交錯しており、南部は東名高速道路が通過している。
・北緯:35度28分38秒~35度23分59秒
・東経:139度26分11秒~139度22分09秒
・東西:6150メートル、南北8700メートル
・海抜:11~84メートル
・面積:26.48平方キロメートル
・人口:136,371人(2021.9.1現在) と。



「海老名市 行政地図」。

海老名市(神奈川県) - みんなの行政地図

市(し)のマークとなる市章は、カタカナの「エビナ」をつかって、平和(へいわ)を
イメージするような図(ず)になっています。まん中(なか)の形(かたち)は
鳥(とり)をあらわし、市が大(おお)きく飛躍(ひやく)するように願(ねが)いが
こめられているのだと。


 【http://www2.city.ebina.kanagawa.jp/kids/contents/1351216688314/index.html】より

この日は9月16日(木)、実は翌日の9月17日(金)を予定したが、朝起床してテレビの
天気予報を見ていると、台風第14号の影響で雨が早まり、金曜日の午後には雨が降りそうだと。
その為、この日に急遽変更を決断し、慌てて支度をして7時過ぎに自宅を出たのであった。




そして3つ目の駅「かしわ台」で下車し、この日の散策のスタート。
自宅から40分弱で到着したのであった。



かしわ台駅(西口)周辺案内図。



かしわ台駅(かしわだいえき)は、神奈川県海老名市柏ケ谷にある相模鉄道本線の橋上駅。
1975年(昭和50年)8月17日 開業と。




グループマークはアルファベットの「S」を∞(無限)を想起される形状に図案化し、グループ
各社の躍動、融和を表現している。グループマークに使用する2色はグループカラー
(コーポレートカラー)でもあり、「SOTETSUブルー」は知性、信頼、安心を、
「SOTETSUオレンジ」は活力、きらめき、楽しさを表している。」と。



駅西口に出てかしわ台跨線橋から駅前北口のマンション群を見る。



そしてかしわ台跨線橋を下り、右手の坂を下っていくと左手下にあったのが
コミュニティーセンター「柏ケ谷自治会館」。
海老名市柏ケ谷856−3。



自治会館前には大きな墓地が。



そして急な坂道を引き返す。



危うく通り過ぎてしまう場所にあったのがこの坂の案内塔。



「念仏坂
言い伝えではこの辺り一帯は鎌倉時代の古戦場であり、そのことを知る地元の人々が、
念仏を唱えながら坂を行き来したことからこの名が付いたとされています。」
この坂から武士の夫人用と思われる櫛笄(くしこうがい)が出土したと。
死者の霊魂を弔いながら念仏を唱えこの急坂を転ばないように上り下りしたのであろう。



進んで行くと前方に橋が現れた。



橋の名は「産川橋(さんかわばし)」。
永亭の乱(1438年)のおり今泉館から当主・一色伊予守六郎の室である護王姫が落ち延びる際に
産気づき子供を出産したことからこの地名が生まれたとの伝説があると。



下を流れる川は・・。



「めくじりがわ(目久尻川)」。
目久尻川(めくじりがわ)は、神奈川県相模原市南区相武台団地付近を水源とし、高座郡寒川町で
相模川に注ぐ相模川水系の一級河川。
この川の名の由来はいくつかの説があると「ウィキペディア」より。
一説には、この川が座間市栗原にあった寒川神社の御厨(みくりや)のあたりから流れてくる
ために下流で「御厨尻川」と呼び、それが転じて「目久尻川」となったという。
一方、海老名の伝承によると、昔この川に河童が住み着いて悪さをしていたため、地元の人々は
この河童を捕らえて目を穿り(くじり=抉り)取ってしまった、という出来事から、この川は
「目穿川」と呼ばれるようになり、それが転じて「目久尻川」となったという。
この伝承にちなんで、海老名市内の目久尻川に架かる「​ 伊勢下村橋 ​」👈リンク には河童の像が
あしらわれているのであった。



「産川橋」を渡り、過ぎに右に折れると路地の角にあったのが「護王姫(ごおうひめ)の碑」。
海老名市上今泉6丁目20。



繰り返しになるが、
永享の乱(1438年)のおり今泉館から当主・一色伊予守六郎の妻である護王姫が落ち延びる際の
出産にまつわる伝説があると。その護王姫を供養するために江戸時代に建てられた石碑。
伝説では落ち延びる当主を追った妻の護王姫が逃げる途中,川べりで産気づいて子を産み
落とした(そのためこの地を産川という)。
姫はその後,座間の入谷まで落ち延びたが落命したとのこと。
また座間市にも「護王姫」にまつわる伝説があるらしいが、一色六郎が義経になっているなど
内容が異なっているとのこと。



祠の中に石仏が。



近所の方が頻繁にお参りしていることが解るのであった。



手を合わせている姿がなんとも・・・・。



右隣りには「天下泰平 奉納大乗妙典六十六部供養塔 國土安全」と刻まれた石碑が。
六十六部供養塔とは、六十六部行者と呼ばれる、諸国を遍歴する行者に結縁して建立された
供養塔のことをいう。六十六部廻国巡礼とは、法華経を書写して全国の六十六カ国の霊場に
1部ずつ納経して満願結縁する巡礼行をさし、この巡礼に従事する行者を六十六部行者、
六部行者、廻国聖などと呼んだ と。



左隣にあった石碑には???。



「海老名の道標」も保存されており、歴史を直に感じるのであった。
右 座間入谷ニ至る
左 綾瀬村寺尾ニ至る



小さな石碑も。中央には「大正八年十二月 妙法馬頭観世音」と刻まれていた。



大きな道まで戻ると道路の反対側には清流の流れのある水場が。



「産川せせらぎ公園」。
海老名市上今泉6丁目10−27。



コウホネ(河骨)の花を見つける。
絶滅危惧種ではなかったろうか?この時期に見られるとは幸運。



そして再び横断歩道を渡ると右手には「産川せせらぎ公園」に流れ込む清流が。



一面に川藻が。こちらは梅花藻であろうか?



更に進むと右手にユニークな色の鳥居が姿を現した。
その先の高架は大和厚木バイパス。



「萩原神社」。
海老名市上今泉6丁目21。
青色の鳥居を見るのは初めてであったが、その目的、理由は?
鳥居といえば朱色だ。その理由は「呪術的な意味合い」からきたもので鳥居に使われる朱は、
燃える火や沈む太陽、血の色を表している。古くから魔除けに使われた色である と
聞いていたが。



「社殿」。



扁額「萩原神社」。



「内陣」。



そして「上今泉五丁目」交差点を左折して、次の目的地の「秋葉山古墳群」を目指して
坂道を上って行った。
ここ海老名市は起伏が激しく、坂の多い街なのであった。



上今泉5丁目の住宅街の坂道を進む。



海老名市の汚水マンホール蓋。
市の木・ツゲ、市の花・サツキ、相模国分寺の七重の塔、 中央に海老名市の市章をデザイン。
その下に「おすい」の文字。   



再び、市章はカタカナの「エビナ」を図案化し平和と飛躍を表しているとのこと。
まん中の形は鳥もあらわし、市が大きく飛躍するように願いがこめられているのだと。

 【http://www2.city.ebina.kanagawa.jp/kids/contents/1351216688314/index.html】より。

右手に折れて進むとあったのが「上今泉第一児童公園」。



そして「自然と歴史のさんぽみち」案内板があり「史跡秋葉山古墳群」まで180m と。
左手の坂道を上って行った。この後にも多くのこの案内板が設置されていたのであった。




                  ・・・​ ​つづく​ ​・・・





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Last updated  2022.05.18 18:35:20
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