JINさんの陽蜂農遠日記

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2024.04.15
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この日は4月7日(日)、車で10分ほどの引地川沿いの桜並木を愛でに向かう。



この場所は引地川の両岸に巨木の桜並木が続く地元では人気の花見スポットの一つ。



ほぼ満開の引地川の桜並木。



この付近の引地川の堤防上の道路の手摺には桜の模様が。



桜の花の姿が打ち抜かれていました。



川沿いの道を上流に向かって進む。



富士山の如き形の白い雲を背景に。



引地川の穏やかな流れの上に。



上流側は緩やかに蛇行して。



ズームして。





打ち抜かれ桜の花の隙間から。



川面を覗き込むように枝が伸びて。








計画的に植えたものか?それとも混じってしまった?



ズームして。



開花が進むと、花びらの中央がしだいにピンク色に染まってくると。



開花直前の蕾。



多くの桜の枝が川面に向かって伸びて。











再び近づいて。






これを「 胴吹き(どうぶき)桜 」と言うと。



老木になり、エネルギーが不足してくると急いで葉を増やそうとして幹の途中から
芽を出すことがあります。木のエネルギーは緑の葉からの光合成で作られますから
葉っぱはたくさんあったほうが良い。桜の場合、葉っぱより先に花をつけますから
こんなことになるようだ。この現象が「 胴吹き桜 」。
衰えつつあっても力を振り絞って『どっこい生きている』その姿を毎年見るたびに
感動するのだ。
しかし「 胴吹き桜 」は幹の途中に芽を吹くことから名付けられたのであろう、もう少し夢のある
表現はないのだろうか。
可愛らしくもあるし、力を込めて一生懸命に花を開こうとする、けな気な、がんばりやさんの
イメージを表現した言葉に!!と。
「胴吹きの 花は吐息の ように咲き」・・・詠み人しらず



「蘖/ひこばえ」と思っていたが・・・。
「蘖/ひこばえ」は切り株や根元からの若芽を言うらしい。
ネットで調べてみると、
「太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて「ひこばえ(孫生え)」という。春から夏にかけて
多く見られるが、俳句では春の季語となっている。なお、樹木ではないが、刈り取った稲の
株から生える、稲の蘖に相当する芽を「穭(ひつじ)」と呼のだと。



別の場所にも。



さらに、上流に向かって。



桜の関する言葉にいろいろあるのだ。
・初桜(はつざくら):その年にはじめて咲いた桜の花
・桜狩(さくらがり):「狩る」とは何かを求めること。桜を求めて貼るの山里をたずね、
           鑑賞すること
・夢見草(ゆめみぐさ):桜の別名。美しさにうっとり見惚れてついた呼び名
・花筏(はないかだ):水面に花が散る様子を筏に見立てていう
・夜桜(よざくら)   :夜の桜の花
・花明かり(はなあかり):夜、満開の桜の周囲がほのかに明るく感じられること
・花吹雪(はなふぶき)   :散り落ちる桜。「落下」「花の塵」「花屑」ともいう
・花筵(はなむしろ):花びらを敷物に見立て、その上に座ること
・花嵐(はなあらし):桜の花が咲くころに吹く強い風のこと。また、風で桜の花びらが
                                 盛んに散ること。
・花冷え(はなびえ):桜の花が咲く季節に一時的に寒くなること
・花曇り(はなぐもり):桜の花が咲くころの、曇りがちな天気のこと

そう!この日は「花曇り」?!



川面に我が身・花を映すが如くに。



そして「引地川」に架かる「柳橋」を渡る。



「橋名板」には漢字で「引地川」。



橋の名は漢字で「柳橋」。



「橋名板」だが、明治以降の近代橋には、”漢字”と”ひらがな”の二つのパターンで設置されて
いるのだ。そして、時代が進むにつれて、”橋名の漢字”、”橋名のひらがな”、”竣工年月日”、
”渡る河の名称”等の四つのパターンが多くなってきている。
橋が架かる道路の起点側右手に「漢字河川名」、左手に「漢字橋名」、終点側には
それぞれ「ひらがな」でと。
よってこの道路・「湘南台272号線」は道路名からも判るように、左側・湘南台方向が
この道の起点側であることが判るのであった。



そしてもう1つのタイプでは、道路の終点側左に「ひらがな橋名」、右側に「竣工年月日」が
書かれているようだ。



そしてもう一つ、面白いのは、「◯◯ばし」ではなく「◯◯はし」と記載されているものが
多いとのこと。
濁点を入れないのは「川の水は濁らず」との想いから来ていると。
また「橋が濁流に流されないように」とも。
しかし、これは全国の都道府県に公に通達されているのでは無いとのこと。つまりほとんどの
都道府県では、「はし」の平仮名は濁らないとの明記は無いのだと。
この「柳橋」の平仮名表示は「やなぎばし」となっていたのであった。



この様に、花見のブログを書きながら多くの事を学んだのであった。


                                  ・・・もどる・・・



                   ・・・つづく・・・







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Last updated  2024.04.15 12:00:10
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