全247件 (247件中 201-247件目)
阪神・岩田が自ら3点三塁打で2勝目「打ったらヒーローやろうな」 (セ・リーグ、阪神4-2中日、8回戦、阪神5勝3敗、5日、甲子園)指揮官が虎党へざんげした翌日、先発の岩田稔投手(31)が投打で奮起した。7回6安打2失点の好投を見せると、打っては同点の六回二死満塁で、右翼線への決勝3点三塁打。左腕は、投打にフル回転で2勝目(1敗)を挙げた。 一回、立ち上がりの岩田は連打で1点を失うも、その裏、4番ゴメスの適時打で同点。マウンドでは、二死二塁のピンチを背負った三回以外は、六回まで二塁を踏ませない粘投をみせた。 打線も山井に抑え込まれる中、六回に見せ場がやってきた。二死から連打と四球で得た満塁のチャンスで自分に打席が回ってきた。前打者・梅野のとき、ネクストバッターズサークルには狩野が準備していたが、和田監督はそのまま岩田を送り出した。その起用に応えるように、山井の3球目、内角に入った変化球を捉えると、打球は右翼線へ。走者一掃の三塁打となり自らのバットで勝ち越しに成功した。直後の七回に犠飛で1点を失った岩田は、この回限りで降板。中継ぎ陣に後を託した。 “投打のヒーロー”として1人でお立ち台に上った岩田は「(3連敗を止めた投球に)立ち上がり失点してしまったんですけど、粘り強く投げられたかなと思います」と納得の表情。「ゼロを並べることができなかったので、初回が悔しい」と反省しつつも、2勝目に「これで乗っていけると思う」と力強く話した。勝ち越しとなる3点三塁打には、「どうしたんですかね」と苦笑い。それでも「打ったらヒーローやろうな」と思いながら打席に入ったことを明かすと、球場のファンからは大きな歓声が沸き起こった。阪神・岩田、6年ぶり三塁打 通算打撃成績は238打数29安打 (セ・リーグ、阪神4-2中日、8回戦、阪神5勝3敗、5日、甲子園)阪神・岩田稔投手(31)が、投げては7回2失点、打っては勝ち越し3点三塁打と大活躍。2勝目を挙げた。チームは連敗を3で止め、5月4試合目で初勝利。 岩田が六回に三塁打。阪神投手の三塁打は、2009年10月4日の中日戦(甲子園)で岩田が放って以来。 阪神は七回に鳥谷、八回に梅野も三塁打を放ち、1試合3三塁打は11年5月12日の広島戦(平野、新井、俊介)以来。球団記録は「4」(1937、46、47年)で日本記録は46年7月14日、セネタースの「6」。 岩田の打撃成績は通算238打数29安打(打率・122)、2二塁打、2三塁打、9打点。 岩田は今季中日戦3試合目の登板で、1勝0敗、防御率1・64。通算27試合、12勝8敗、防御率1・81と好相性。虎・福原、ピンチも0封「梅ちゃんがうまくリードしてくれました」 (セ・リーグ、阪神4-2中日、8回戦、阪神5勝3敗、5日、甲子園)福原が2点リードの八回から2番手で登板。平田、ルナに連打され、無死一、二塁のピンチを作ったが、後続を断ち、無失点で切り抜けた。「梅ちゃん(梅野)がうまくリードしてくれました」。福田はカーブを続けて追い込むと、内角高めの直球で空振り三振。続くエルナンデスはフォークを引っかけさせ、二ゴロ併殺に仕留めた。慌てず騒がず。ベテランが老練な投球でいい流れをつないだ。虎・呉昇桓、ハイペース10S!初球にリズム狂わす今季初カーブ (セ・リーグ、阪神4-2中日、8回戦、阪神5勝3敗、5日、甲子園)うなりをあげる“石直球”が、メガホンを懸命にたたく子供たちの目を釘付けにした。守護神・呉昇桓(オ・スンファン)が九回を危なげなく無失点で抑え、今季10セーブ目を挙げた。 「きょうの出来はよかったと思う。(10セーブ目は)関係ないけど、チームが3連敗中だったし、岩田さんも良い投球をしていたので勝ちがついてよかったです」 2点リードの九回。大声援に迎えられ、マウンドに上がった。藤井への初球は、113キロのカーブ。真ん中だったが、意表をつく攻めで見逃しを奪った。 今季初めて投じた球について、「捕手のサイン通りに投げただけ。藤井さんのリードがよかったです」と多くは語らなかったが、これで打者のリズムを狂わせた。最後はズドンと真っすぐ。見逃しの3球三振を奪うと、二死一塁からは、大島を外角低め149キロで見逃し三振。歓喜のジェット風船が、快晴の空に舞った。 チーム31試合目での10セーブ達成は、昨季の44試合目より13試合も上回る。それもそのはずだ。虎は14勝目を挙げたが、僅差の試合が多く、うち13試合に登板。投げなかったのは、能見の完封勝利の日(4月26日、広島戦)だけだ。セーブ王に輝いた昨季の39を上回るシーズン46セーブのペース。仕事人ぶりに磨きがかかっている。 「それ(セーブ数)はわからないですけど、失敗しない。それが大事です」 個人の記録は気にしない。しかし、応援してくれるファンの期待は決して裏切らない。勝利という最高のプレゼントを贈った。 (山口大輝)データBOX 呉昇桓が今季31試合目、登板14試合目で10セーブ目。最優秀救援(39)に輝いた昨年は44試合目、登板18試合目の5月18日のDeNA戦(甲子園)で到達した
May 5, 2015
コメント(0)
いやな負け方が続いていましたが、今年、一番信頼できる岩田!!打線がなかなか打ってくれませんでしたが、二死満塁、自らライト線への走者一掃スリーベース!!西岡のファインプレーもあり勢いに乗りました!!1回表 【大島】 ショートゴロ 【荒木】 ライトヒット 【平田】 レフト線タイムリーツーベース T0-1D 【ルナ】 空振り三振 【福田】 フォアボール 【エルナンデス】 ショートゴロ1回裏 【西岡】 セカンドゴロ 【上本】 センターヒット 【鳥谷】 セカンドゴロ 【ゴメス】 ライトタイムリーヒット T1-1D 【福留】 レフトフライ2回表 【藤井】 サードゴロ 【松井雅】 ショートフライ 【山井】 ピッチャーゴロ2回裏 【マートン】 ショートゴロ 【伊藤隼】 ファーストゴロ 【梅野】 空振り三振3回表 【大島】 ピッチャーゴロ 【荒木】 セカンドゴロ(エラー) 【平田】 ライトフライ ランナー荒木が二盗 【ルナ】 ショートゴロ3回裏 【岩田】 ショートゴロ 【西岡】 センターフライ 【上本】 フォアボール 【鳥谷】 レフトフライ4回表 【福田】 ライトヒット 【エルナンデス】 ショートフライ 【藤井】 ライトフライ 【松井雅】 空振り三振4回裏 【ゴメス】 ショートゴロ 【福留】 フォアボール 【マートン】 ショートヒット 【伊藤隼】 空振り三振 【梅野】 サードゴロ5回表 【山井】 空振り三振 【大島】 レフトフライ 【荒木】 センターヒット 【平田】 ライトフライ5回裏 【岩田】 サードゴロ 【西岡】 レフトフライ 【上本】 レフトヒット 【鳥谷】 ファーストフライ6回表 【ルナ】 サードライナー 【福田】 空振り三振 【エルナンデス】 セカンドゴロ6回裏 【ゴメス】 ショートゴロ 【福留】 ファーストゴロ 【マートン】 レフトヒット ワイルドピッチ 【伊藤隼】 ライトヒット 【梅野】 フォアボール 【岩田】 ライト線3点タイムリースリーベース T4-1D 【西岡】 レフトフライ7回表 (守備交代)大和 センター 【藤井】 センターヒット 【代打・桂】 セカンドゴロ 【代打・松井佑】 ライトヒット 【大島】 レフト犠牲フライ T4-2D 【荒木】 キャッチャーファウルフライ7回裏 (投手交代)山井 → 祖父江 【上本】 空振り三振 【鳥谷】 ライト線スリーベース 【ゴメス】 ショートゴロ 【福留】 セカンドゴロ8回表 (投手交代)岩田 → 福原 【平田】 レフトヒット 【ルナ】 ライトヒット 【福田】 空振り三振 【エルナンデス】 セカンド併殺打 (投手交代)祖父江 → 田島8回裏 【マートン】 空振り三振 【大和】 ピッチャーゴロ 【梅野】 ライトオーバースリーベース 【代打・関本】 ショートゴロ9回表 (守備交代)俊介 レフト (守備交代)坂 サード (守備交代)藤井 キャッチャー (投手交代)福原 → 呉昇桓 【藤井】 見逃し三振 【代打・小笠原】 ショートヒット (代走)亀澤 【代打・高橋周】 ピッチャーゴロ 【大島】 見逃し三振■2015/5/5 試合結果対中日 8回戦 甲子園中|100 000 100|2神|100 003 00x|4勝:岩田2勝1敗0SS:呉昇桓0勝0敗10S敗:山井2勝3敗0S中:山井-祖父江-田島神:岩田-福原-呉昇桓ゴメス選手 1回裏 ライトタイムリーヒット打ったのはストレート。外寄りのボールに対してコースに逆らわず、いいスイングで打ち返せたね。投げて、打って、走って。岩田で連敗止める岩田の投打にわたる活躍で連敗を3で止めた。投げては初回、2本の長短打でいきなり先制を許すも、その裏、ゴメスの適時打で同点に追い付いてもらうと、2回以降はゼロを並べた。6回には先頭・ルナの左方向への強烈なライナーを、三塁・西岡がジャンプ一番、好捕。岩田が「守備でリズムを作ってもらった。野手の方には感謝しています。特に西岡のプレー。あれが抜けていれば二塁打だった」と振り返ったファインプレーが、その裏の攻撃につながった。簡単に二死を取られたあと、左前打で出塁したマートンは、続く伊藤隼への2球目を捕手がこぼすのを見て、すかさず二塁を陥れた。後ろに大きくそらしたわけではなく、集中していなければスタートは切れなかったはず。和田監督も「ここのところ、そういう部分が出ている。いろいろなことがあるけど、きょうに関しては“らしい”集中力があった」と評価した。伊藤隼は「マートンがいい走塁で二塁に行ってくれたので、つなぐというよりかえすつもりで」右前に運んだが、右翼の大島が強い浜風も計算してか、かなり前に守っていたため、マートンは三塁ストップ。梅野が四球を選んで満塁となり、この試合、最大のチャンスを迎えたが、ベンチは岩田をそのまま打席に立たせた。「初回に点を取られて、すぐ追いついてもらった。しっかり試合を作らないとと思って、必死に投げていたのがベンチにも伝わって、行かせてもらえたんだと思います。前の自分だったら、たぶん代打を出されていました」岩田は初球のスライダーを思い切り空振り。1ボールを挟んで3球目のスライダーにバットを出すと、打球はぐんぐん伸びて右翼線の深い位置に弾んだ。走りに走って走者一掃の三塁打。自らのバットで勝利を手繰り寄せた。全力疾走が響いたか、次の回に失点したのは反省だが、7回6安打2失点なら十分だろう。その後は福原、呉昇桓がしのいで4対2で勝利した。岩田は「こどもの日」に強く、これで3連勝。3児の父として、子供たちに大きなプレゼントを持って家に帰ることができる。「3連勝は知りませんでした。なんでですかね。僕自身が子供だからですかね」そう言って報道陣を笑わせる余裕もあった。
May 5, 2015
コメント(0)
阪神・岩本、粘投5回1失点!中西投手C「よく抑えた」 (セ・リーグ、阪神5-1ヤクルト、6回戦、阪神4勝2敗、30日、甲子園)4月15日の中日戦(ナゴヤD)以来の1軍登板だった岩本は5回を投げて4安打、4四球。再三ピンチを作るも1失点に抑えたが、五回の攻撃で代打新井を送られ、降板した。「調子は悪くはなかったと思いますが、変化球で思うようにストライクを取れなくて、不利なカウントにしてしまいました」。今季2勝目はお預けとなった5年目右腕について、中西投手コーチは「よかったよ。よく抑えた」とたたえた。虎・松田、1回2/3無安打0封!4・14以来のイニングまたぎ (セ・リーグ、阪神5-1ヤクルト、6回戦、阪神4勝2敗、30日、甲子園)松田が六回から2番手として登板。1回2/3を投げ、無安打無失点で乗り切った。 「どこでいくにしても準備はできる。いけといわれたところでがんばります」。サヨナラ負けを喫した4月14日の中日戦(ナゴヤD)以来となるイニングまたぎも経験。2イニング目となった七回先頭に四球を与えたが、二死二塁でマウンドを託した高宮が後続を斬り、致命傷にならなかった。阪神・高宮、好救援で今季初勝利も「ひやっとしました」 (セ・リーグ、阪神5-1ヤクルト、6回戦、阪神4勝2敗、30日、甲子園)阪神の高宮が好救援で今季初勝利を挙げた。1-1の七回2死二塁でマウンドに上がると、川端には「厳しいところを狙って、絶対に中に入る球がないように」ときわどいコースにだけ投じ、四球。続く4番雄平にはやや甘く入ったが右飛に打ち取り「危ないといえば危ない球。ひやっとしました」と振り返った。 ピンチを見事にしのぐと、直後に打線が4得点。松田、福原らも含め、救援陣が無安打に抑えただけに和田監督も「それ(救援陣の活躍)に尽きる」と勝因に挙げていた。(共同)岩本(5回1失点)「調子自体は悪くなかったと思うが、変化球で思うようにストライクを取れなくて、不利なカウントにしてしまった」伊藤隼(五回に同点の適時二塁打)「風がいい感じで吹いていたので打球が伸びてくれた」左殺しの切り札や!虎・高宮、雄平斬り今季1勝&7戦連続無失点 (セ・リーグ、阪神5-1ヤクルト、6回戦、阪神4勝2敗、30日、甲子園)絶体絶命のピンチを防いだ。リリーフ左腕、高宮が2試合連続の好救援。わずか8球で今季初勝利をあげた。プロ10年目の左殺し職人がヤクルト3連勝に貢献した。 同点の七回二死二塁で出番が巡って来た。打席は好調川端。 「初めは歩かせるつもりはなかった。厳しく、厳しく、甘くいかないように腕を振って投げました」。勝負にいったが、カウントが悪くなり、四球で歩かせ、雄平との勝負を選んだ。得点圏打率3割を超すツバメの4番は初球のカーブにバットが空を切った。1ボール後、3球目の116キロのカーブ。やや甘く入ったが、右飛に打ち取り、窮地を脱した。
Apr 30, 2015
コメント(0)
阪神・上本V二塁打!ついに爆発「ラッキー7」で甲子園初得点 決めた!! 阪神は同点の七回二死満塁で、上本博紀内野手(28)が左翼線に決勝の3点二塁打を放ち、今季初の4連勝。今季甲子園のラッキーセブンは無得点だったが、11試合目で呪縛を解いた。最高の勝ち方で4月を締め、5割復帰に王手。2日からは伝統の一戦。巨人を倒して大反攻の始まりや!! 歓喜の声で作られたスポットライトは小柄な体にすべて注がれた。“ラッキーセブン”にふさわしい走者一掃。どう転んでもおかしくない接戦の主役を、上本がさらった。 「必死に食らいついたら、いい結果になりました。来た球は全部打とうと思っていました」 1-1の七回二死満塁で、秋吉の内角高めスライダーをさばいた。「ファウルだと思った」という打球は、切れずに左翼線の内側に落ちた。3人の走者を一気にかえす適時二塁打。最高の仕事をした。 「全員でつないでくれた好機だったので打ちたかったです」 お立ち台のヒーローが振り返ったように、和田監督が勝負に出たイニングだ。先頭福留が三塁打。一死三塁から、ベンチの戦力を次々と投入した。関本、狩野、俊介と3連続代打。三走には代走・大和も送った。 「勝負どころと見た。七回は勝負かけた。同点からの次の1点が勝負。勝負どころだったので、リスクを冒してもいった。最後の最後で上本がよく打ってくれた」と指揮官は称えた。先制された試合は11連敗中だった。チャンスが訪れると言われる七回は今季甲子園で無得点だった。執念采配に上本が応え、アンラッキーセブンの壁を11試合目にして打ち破り、今季初の4連勝だ。 まだ上本の打率は・222。開幕から不振の背番号4を、将は決して外そうとしなかった。もう、不動のレギュラー。西岡とのポジション争いの末に地位を勝ち取った。ただ、春季キャンプでは競争をあおる周囲とは逆に、本人は裏で意外な心境を語っていた。 「どうせダメだと思ってやっているので。去年もそう思ってやったらよかったので」 一昨年は西岡が加入した上に、自身は故障で出遅れた。プロ野球人生そのものをあきらめかけたという。 「いままで野球しかやっていないから、やめたらどうしよう。何もできないです。『何のアルバイトをしよう』とか考えていました」 自問自答の結果、たどり着いた「開き直り」。決めたのは、目の前のプレーに集中することだけだ。その結果が昨年の活躍。どん底からはい上がった男は、もう何が起きてもぶれない。本来の1番に戻ってからチームは11試合で7勝4敗と上向き。さあ、ここから浮上-。チーム状況に自分が重なった。 「どんなときも、その日の試合を全力で頑張ります。いろいろ厳しいこともいわれますけど、シーズンは長いので。温かい声援をもらえたらうれしいです」 最大「5」だった借金を「1」に減らして4月を締めた。2日から首位巨人戦(東京D)。5割復帰を目指すには絶好の舞台だ。 (安藤理)決勝打の上本について 阪神・平田ヘッド 「(2番のときは)いろいろと考え過ぎていたね。彼はマジメだからね。(1番になって)まだまだ打つよ」★ラッキーセブン 野球においては終盤の七回のことを指し、特に本拠地球団の攻撃の前に大きく盛り上がる。1885年にシカゴ・ホワイトストッキングス(現カブス)の優勝がかかった試合で七回の平凡なフライが風に流されて本塁打となり、優勝を決めたことからそう呼ばれ始めたという説がある。データBOX ◎…阪神は今季初の4連勝。昨年8月17日から21日以来 ◎…甲子園での3連勝は昨年9月26日から29日以来 ◎…同一カード3連勝は開幕カードの3月27日から29日の中日戦(京セラD)以来今季2度目。甲子園で同一カード3連勝は昨年4月18日から20日のヤクルト戦以来上本が決めた! 阪神が今季初の4連勝「必死に食らいついていった」 阪神・上本博紀内野手(28)が同点で迎えた七回、勝ち越しとなる走者一掃の二塁打を放ち、チームを勝利に導いた。阪神は今季初の4連勝を飾った。 上本は七回、二死満塁と一打勝ち越しのチャンスで打席に入ると、カウント1ボールから秋吉の甘く入った高めのスライダーを左翼線へ運んだ。これが走者一掃の二塁打となり4-1と勝ち越しに成功。さらに上本は、続く西岡の左前適時打で5点目のホームを踏んだ。 ヒーローの上本は「福留さんと関本さんと俊介がつないでくれたチャンスだったので何とか打ちたいと思いました」と打席を振り返ると、「ファウルになるかと思ったんですけど、必死に食らいついていった結果が、いい結果になってよかったです」と笑顔を見せた。 自らのバットでチームに今シーズン初の4連勝をもたらし「色々と厳しいことを言われますけど、シーズンは長いですから。これからも1戦1戦、全力で勝ちに向かって戦って行きたいと思います」とファンの声援に応えた。阪神・上本、和田監督のアドバイス通り高め仕留めた! 決めた!! 阪神は同点の七回二死満塁で、上本博紀内野手(28)が左翼線に決勝の3点二塁打を放ち、今季初の4連勝。 上本の決勝打に和田監督もひと役買った。前日4月29日の打撃練習で助言。「悪くなりかけていたので、どっちにいくかという境目で軽くアドバイスした。本人も頭の中でわかっているけどね」。高めの球に対して体が伸び上がる傾向にあったことを指摘。打ったのは、その高めだ。「ネクストバッターズサークルから自分に回ってくるというバットスイング、タイミングの取り方をしていたのでね。非常に集中力があっていいものが出始めた」と完全復活に期待した。一挙4点ラッキー7!阪神・福留、9年ぶり三塁打で口火 七回の口火をきったのは先頭の福留だった。ヤクルトの2番手左腕、中沢の直球をはじき返した打球は、中堅のフェンスを直撃。中堅手がもたくつ間に、38歳のベテランは全力疾走し、三塁を陥れた。国内では中日時代の2006年9月20日の横浜戦(横浜)以来、9年ぶりのトリプルだった。 「あと1メートルぐらい(でホームラン)だったかな。でも、なにがあってもいいように、思い切って走ったよ。おかげで足が張ったよ」。大リーグ時代は5年間で13個記録したが、阪神移籍後3年目で初の三塁打に、してやったりの表情だった。 その後、代走・大和が告げられ、お役ご免。上本の走者一掃の三塁打はベンチで見届けると手をたたいて大喜びだ。 この一打で、対左投手には打率・400。ちなみに、右投手に対しては打率・193。左打者は左投手を苦手-という法則は、福留には当てはまらない。左キラーとして頼れる5番が、5月も打線を鼓舞し続ける。阪神・関本、代打で千金死球「こういうのがウチの戦い方」 七回一死三塁から伊藤隼に代わって最初の代打を告げられた関本は1ストライク後の2球目、秋吉から左腕に死球。一瞬マウンドに歩み寄ろうとし、相手投手をにらみつけた。その後、4点が入り「そのあと点が入ったから良かったんじゃないですか。こういうの(粘り)がウチの戦い方」と納得の表情だった。10球投げさせた!阪神・俊介、上本V打呼ぶ“執粘”四球 無死三塁のチャンスはスコアボードに得点を刻めぬまま二死になってしまった。絶好機を逃せば相手に流れが渡ってしまいそうな同点の七回だ。3人続いた代打の3人目。最後のとりで、俊介が泥臭く粘り、千金の四球。上本の決勝3点二塁打につなげた。 「結果的にはつなげて、点に絡むことができてよかったです」汚名返上!虎・西岡、トドメタイムリー「ミス取り返す気持ちだった」 守備で足を引っ張った分、チャンスで何としてでも打ちたかった。西岡が汚名返上のダメ押し打。一塁ベース上でしてやったりの表情を浮かべた。 「ミスを取り返す気持ちだった。ウエポン(上本)が点差を広げてくれて、俊介が粘ってくれたので、何とかつなげようと思った」 七回、上本が走者一掃となる勝ち越しの3点二塁打を放った直後だ。4-1としてなお二死二塁。カウント2-2と追い込まれたが、秋吉の145キロの内角直球を振り抜いた。詰まった打球はフラフラと舞い上がり、左翼前に落下。上本がかえり、試合を決定づける5点目を奪った。最近はチャンスで一本が出ない試合が続いていたが、4月16日の中日戦(ナゴヤD)以来10試合ぶりのタイムリーに胸をなでおろした。 失策を帳消しにした。1-1の六回一死走者なしで、森岡の三遊間のゴロをファンブル。投手陣が後続を抑えたが、失点につながってもおかしくないプレーだった。「練習はしているんですが、こういうときに水を差すようなミスをしてすみません」。三回には先頭の山田の打球を三塁ファウルゾーンに弾き、ボールを見失った。記録は二塁打だったが、そのまま先制点を与えてしまっていた。 ミスはときどき出る。ただ、西岡はどんなときも守備のリーダー役だ。ピンチの場面では、内野陣のなかで誰よりも早く投手に声を掛けに行く。この日は、自身の失策のあとに松田のもとに歩み寄り「ゲッツーを取るからな」と動揺させないように努めた。4月21日のDeNA戦(横浜)では、完全試合ペースの快投を続けていた岩田が七回に死球で初走者を出すと、すかさずマウンドへ。「パーフェクトに抑えているところでは、ヒット一本で流れが変わることが多い」。投手にとって安心できる存在にちがいない。 和田監督は「剛(西岡)の1点も大きかったと思う」と貴重なダメ押し点をたたき出した背番号「7」を称えた。自分のミスは自分で取り返す-。これからも男気あふれるプレーをみせていく。 ★失策数「4」に… 今季、西岡の失策数は「4」となった。ちなみに、リーグワーストは大引(ヤクルト)の「5」だ。ロッテ時代の2010年に遊撃手でリーグワーストの19失策を記録したこともあり、西岡にとって守備は長年の課題。今季は春季キャンプ中から二塁にこだわってきたため、三塁の練習時間は少なかった。シーズン中も守備の練習に取り組んでいく。中堅譲らん!阪神・隼太、スタメン起用に応える同点打! 中堅手のイスは誰にも渡さない-。伊藤隼が意地をこめながらバットを振り抜いた。打球が外野芝生で弾んだ。 「試合前のミーティングで変化球の甘い球がくるという話があった。風がいい感じに吹いていたし、抜けると思った」 1点を追いかける五回一死一塁。1ストライクから高めに浮いた新垣のフォークをとらえた。高々と舞い上がった打球は伸び続け、左中間の一番深い所に。一走・マートンの激走もあり、試合を振り出しに戻す左中間適時二塁打となった。「(積極性が)自分のスタイルなのでよかったです」。前日4月29日の3打数2安打に続き、2試合連続安打。七回は左腕中沢が相手で代打を送られたが、スタメン起用には十分応えた。 「スタート(先発)ではなくても自分の役割をできるようしっかり準備していきたいです」 ライバルは多いが、己の力を信じ、バットを振り続ける。
Apr 30, 2015
コメント(0)
京橋の街灯テレビで、よっぱらいのおっちゃんたちと観戦していました!!福留のセンターオーバーフェンス直撃スリーベース、関本のデッドボール、俊介がねばりにねばって、フォアボール二死満塁から、甘く入ったスライダーを、おもいっきり引っ張って、レフトライン際!走者一掃のツーベース!!西岡のタイムリーで一挙四点!!最終回は一二塁間抜けるユウイチの当りを飛びついて超ファインプレー!!すばらしい勝利でした!!!!1回表 【山田】 見逃し三振 【上田】 セカンドゴロ 【川端】 ライト線ツーベース 【雄平】 レフトフライ1回裏 【上本】 見逃し三振 【西岡】 ショートゴロ 【鳥谷】 セカンドゴロ2回表 【荒木】 ショートゴロ 【森岡】 フォアボール 【武内】 セカンドゴロ 【西田】 フォアボール 【新垣】 空振り三振2回裏 【ゴメス】 空振り三振 【福留】 空振り三振 【マートン】 ライトヒット 【伊藤隼】 セカンドファウルフライ3回表 【山田】 サードツーベース 【上田】 ファースト犠打 【川端】 ライトタイムリーヒット T0-1S 【雄平】 フォアボール 【荒木】 サードゴロ 【森岡】 センターフライ3回裏 【梅野】 フォアボール 【岩本】 キャッチャー併殺打 【上本】 ライトフライ4回表 【武内】 サードファウルフライ 【西田】 ショートゴロ 【新垣】 ショートゴロ4回裏 【西岡】 サードゴロ 【鳥谷】 セカンドゴロ 【ゴメス】 空振り三振5回表 【山田】 レフトヒット 【上田】 ピッチャー犠打 【川端】 フォアボール 【雄平】 ショート併殺打5回裏 【福留】 センターフライ 【マートン】 フォアボール 【伊藤隼】 左中間タイムリーツーベース T1-1S 【梅野】 サードゴロ 【代打・新井】 空振り三振6回表 (投手交代)岩本 → 松田 【荒木】 ショートゴロ 【森岡】 サードゴロ(エラー) 【武内】 空振り三振 ランナー森岡が二盗(ディレードスチール) 【西田】 ショートフライ6回裏 【上本】 ピッチャーゴロ 【西岡】 レフトヒット 【鳥谷】 フォアボール 【ゴメス】 ショート併殺打7回表 【代打・田中浩】 フォアボール 【山田】 見逃し三振 ランナー田中浩が二盗 【上田】 レフトフライ (投手交代)松田 → 高宮 【川端】 フォアボール 【雄平】 ライトフライ7回裏 (投手交代)新垣 → 中澤 【福留】 センターオーバースリーベース 【マートン】 ファーストゴロ (投手交代)中澤 → 秋吉 (代走)大和 【代打・関本】 デッドボール 【代打・狩野】 空振り三振 ランナー関本が二盗 【代打・俊介】 フォアボール 【上本】 レフト線3点タイムリーツーベース T4-1S 【西岡】 レフトタイムリーヒット T5-1S ランナー西岡が二盗アウト 【鳥谷】 途中終了8回表 (投手交代)高宮 → 福原 (守備交代)藤井 キャッチャー 【荒木】 空振り三振 【森岡】 レフトファウルフライ 【武内】 空振り三振8回裏 (投手交代)秋吉 → 徳山 【鳥谷】 セカンドゴロ 【ゴメス】 センターヒット (代走)坂 【大和】 サード併殺打 (投手交代)福原 → 呉昇桓9回表 【西田】 空振り三振 【代打・ユウイチ】 セカンドゴロ 【山田】 ライトフライ■2015/4/30 試合結果対ヤクルト 6回戦 甲子園ヤ|001 000 000|1神|000 010 40x|5勝:高宮1勝0敗0S敗:中澤1勝1敗0Sヤ:新垣-中澤-秋吉-徳山神:岩本-松田-高宮-福原-呉昇桓上本選手 7回裏 レフト線走者一掃勝ち越しツーベースヒット打ったのはスライダー。みんなでつないで、俊介もあれだけ粘って回してくれたチャンスだったので、どんな当たりでもいいからとにかくランナーをかえしたいという一心で打ちました。最高の結果になってくれて本当によかったです。先発岩本投手 5回 1失点調子自体は悪くはなかったと思いますが、変化球で思うようにストライクを取れなくて、不利なカウントにしてしまいました。3回の攻撃ではフォアボールで出たランナーをバントで送れず、逆の立場で考えるときっちりとバントで送って1番につながれると嫌な場面でしたし、バントミスは反省しないといけません。伊藤隼選手 5回裏 左中間タイムリーツーベースヒット打ったのはフォーク。浮いてきた変化球は逃さず打ちにいこうと考えていましたので、イメージしていた通りのバッティングができたと思います。苦しんだ4月を4連勝締め首位・ヤクルトを迎えての3連戦は苦戦が予想されたが、終わってみれば3連勝。26日の広島戦から4連勝で、借金を1まで減らした。1対1の同点で迎えた7回。先頭の福留が中堅越えの三塁打を放つと、一死後、ベンチは代打攻勢に出る。1番手・関本は死球、2番手・狩野は三振、3番手・俊介は10球粘って四球を選び、二死満塁で一番・上本につないだ。「俊介が必死に粘っているのを目の前で見たので」と上本。その気持ちを汲みつつ、「でも、考えすぎるとよくないので、いつも通り冷静に打席に入ろうと思いました」。果たして、上本は1ボールからのスライダーを左翼線に落とし、走者一掃の適時二塁打とした。開幕から制約の多い二番に入り、窮屈なバッティングになっていたが、一番に入ってから上本らしい打撃が見られるようになった。「僕がブレーキになっている部分があったので、これから取り返して行けるように、しっかりやっていきます」和田監督が「本当によく打ってくれた」と繰り返した一打が、これまでは出なかったり、次の1点を取れなかったりという試合が多かったが、きょうは違った。二番・西岡が適時打で続き、点差を4点に広げたのだ。西岡は3回に山田の打球を弾いて二塁打とし、ヤクルトに先制のきっかけを与えていた。さらに6回にも、森岡の打球が手に付かず、失策を記録。失点にはつながらなかったが、投手の足を引っ張っていただけに、取り返したい気持ちが強かった。「それだけですね。連勝しているところで水を差すことはしたくなかったけど、ミスをしてしまいました。すみません」試合後、そう言って頭を下げた西岡。エラーはいただけないが、すぐにバットで取り返すところが、西岡らしいとも言える。移動日を挟んで、週末は単独首位に立った巨人と2連戦。連勝すれば貯金生活が待っている。
Apr 30, 2015
コメント(0)
や~っと初白星!阪神・岩田、10被安打も耐え抜いて7回0封 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)ベンチで最後のアウトを見届けると、右の拳を握った。岩田が執念の投球。昨年から続いていた長い長いトンネルを抜け出し、ようやく1つ目の白星を手にした。 「うれしいです。(ただ)3者凡退が1度もない、情けない投球だったと思います」 お立ち台で素直な言葉が口をついた。10安打を浴び、六回以外はすべて得点圏に走者を背負った。それでも7回を無失点。開幕5戦目でつかんだ今季1勝目は、公式戦に限れば昨季の8月20日の中日戦(京セラD)以来、11試合、252日ぶりの白星となった。 「ゼロを並べられたので良しとしないと。ひとつ勝てたので、いい方向にいけたと思います」 五回二死一、二塁では雄平の中前に抜けそうな打球を遊撃・鳥谷が飛びついて好守。「後ろがしっかり守ってくれたから、勝負にいけた」と仲間を信頼して、打たせて取る投球を続けた。 長かった。好投しても勝てない日々。それでも「必ず報われる」と信じたことをやり続けた。ウエートルームにはいつも地味に汗を流す左腕の姿があった。行っていたのは「コレクティブ・エクササイズ」。ハンドタオルやバランスボールなどを使って関節の動きをよくするもので、誰でも手軽に出来ることで全米で話題沸騰。米メジャー球団も取りいれている。 リーグ2位の防御率2・54ながら9勝に終わった昨季からの進化へ。軸足にためた力をスムーズに右足へ伝えるべく、臀部の徹底強化を図ってきた岩田が、オフに米アリゾナで巡り会ったのが、このトレーニングだ。 「より体を動かせるようになった」 米国直輸入トレで、強化してきた下半身が効果的に動くようになった。平均球速は130キロ台後半ながら、打者を押し込む重いボール。努力がようやく結果で報われた。 これでメッセンジャー、藤浪、能見の先発4本柱全員に勝ちがつき、和田監督も、「それが一番大きい」と安堵の表情だ。岩田は「80周年ですし、優勝したい。次は内容のあるゼロを並べていきたい」と誓った。負の連鎖を断ち切った左腕の逆襲が始まる。 (柏村翔)今季初勝利を挙げた岩田について阪神・中西投手コーチ「勝ち星がついてなかったけど、状態は悪くなかった。1つ勝ったことで自分的によかったんじゃないか」コレクティブ・エクササイズ 各関節の動きを正常にして、柔軟性を高めながら、体が効率の良い動きを行えるようにする運動療法。いろいろなストレッチの動きがあり、コンディションの改善や、怪我の予防にも効果的。阪神・岩田、今季初勝利も「情けないピッチングだった」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)阪神・岩田稔投手(31)がヤクルト戦に先発し、7回10安打無失点の好投で今季初勝利(1敗)を挙げた。チームは今季2度目の3連勝。 岩田は、毎回ランナーを背負う苦しい投球も要所を締め、ヤクルト打線を無失点に抑えた。鬼門の七回は、先頭の田中に四球を与え続く山田には粘られたが、13球目のカットボールを引っかけさせ二ゴロ併殺に仕留め安堵の表情。二死走者なしから連打で一、二塁のピンチを招いたが、雄平をフォークで空振り三振に斬り勝利をもぎ取った。 ヒーローの岩田は待望の今季初白星に「嬉しいです」と笑顔を見せつつ、「三者凡退が、一度もない情けないピッチングだった」と反省。七回のピッチングについては「うまいこといかないなという、歯痒い気持ちでした」と振り返った。 最後に「80周年ですし、みんな勝ちたいので優勝を目指して行きます」とファンの声援に応えた。和田監督(3連勝に)「先制できれば、アドバンテージが取れる。こういうゲームをまたあしたできるようにやっていきたい」鳥谷(五回、ピンチを救う好守)「点が入っている、入っていないで違うので、アウトにできてよかった」呉昇桓(ウィリアムスを抜いて球団外国人歴代最多の通算48セーブ目)「それよりも、チームの3連勝がうれしい」阪神・中西投手コーチ(岩田に)「勝ち星は付いていなかったけど、状態はずっとよかった」呉昇桓、虎助っ人歴代トップ48S「記録より3連勝がうれしい」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)勝ったことがすべてだった。虎の助っ人通算最多セーブに肩を並べてから、一夜明け。呉昇桓(オ・スンファン)が連日の快投で、通算48セーブ目を刻んだ。新たな領域に足を踏み入れても、チームのことしか頭になかった。 「それ(記録)よりもチームが3連勝できたことがうれしい。チームも勝っている状況なんで、ずっと登板したいね」 ジェフ・ウィリアムスを抜き去った記録に興味は示さないが、猛虎の上昇ムードに表情はほころぶ。2点を守る九回、山田を高め151キロで空振り三振に斬るなど自慢の“石直球”を軸にねじ伏せ、リーグ単独トップの9セーブ目を記した。 「とても住み心地はいいよ」 今年は滞在先がマンションから変わった。「キッチン付きのホテルにしてもらえれば」という右腕の要望に応え、球団が最高の環境を用意。高級ホテルの地上100メートルを超えるフロアの一室があてがわれた。希望通り台所がある。眼下にはきらびやかな大阪の街-。しかし守護神は言う。 「料理をする時間があまりない。景色を見る余裕もないよ…」 常につきまとう極限の境地。神経をすり減らす毎日。ドアを開けると、すぐにベッドに横たわる。打たれた夜は投球映像を何度も見直している自分がいる。だが、苦しんだ分だけ、ジェット風船が舞う、勝利の喜びを味わってきた。 「他の選手も集中している。これからも勝っていけると思う」 仲間と優勝を喜び合うために-。呉昇桓がちぎれんばかりに腕を振る理由はそれしかない。 (小松真也)データBOX ◎…呉昇桓が阪神外国人最多の通算48セーブ。球団最多は藤川球児(現レンジャーズ)の220セーブで、呉昇桓は山本和行(130)、中西清起(75)、田村勤(54)に次ぐ、チーム歴代5位。両リーグの助っ人最多はクルーン(横浜、巨人)の177セーブ阪神・梅野、3試合ぶりスタメンで好リード「死に物狂いです」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)3試合ぶりにスタメンマスクを被った梅野が、先発・岩田を好リード。7回無失点の粘投をみせた左腕をたたえた。「ピンチでも粘る、岩田さんらしいピッチングでした。気持ちも入っていた」。スタメンを外れる試合が増え、「だからこそ死にものぐるいです」と決意を口にした。阪神・福原、リベンジに笑顔「岩田に勝ちがついたのでよかった」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)高宮からバトンを受け、福原が八回二死三塁でマウンドへ。代打・飯原を一邪飛に打ち取り、逆転の芽を摘んだ。「岩田に勝ちがついたのでよかったです」。21日のDeNA戦(横浜)では1点リードの場面で登板したが、同点とされ、このときも先発だった岩田の勝ちを消していた。今季9試合に登板し、防御率1・13と、38歳のベテラン右腕は衰え知らずだ。虎・高宮、満塁併殺斬り「ファウル取るつもりで腕を振りました」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)高宮が大仕事だ。3-0の八回、安藤が無死満塁のピンチを招くと、3番手として登板。左の代打・森岡に対し2ボールとしてしまったが、「割り切って、ファウルを取るつもりで腕を振りました」と度胸をみせた。最後は140キロの内角直球で遊ゴロ併殺。三走がかえったものの、最少失点でお役御免となった。
Apr 29, 2015
コメント(0)
GMアベック打点で花添えた!虎1勝目記念日に3連勝 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)「GW(ゴールデンウイーク)」は「GM」砲で勝ちまくる!! 阪神はマウロ・ゴメス内野手(30)、マット・マートン外野手(33)が全3打点を挙げ、3連勝。9カードぶりの勝ち越しも決めた。球団創設80周年、その記念すべき1勝目を挙げた「4・29」に、チーム浮沈の鍵を握る助っ人コンビが勝利をもたらした。 子どもたちが目を輝かせて歌う「六甲おろし」の響きが、ゴールデンウイークの最高の幕開けを告げた。ゴメス&マートン。2枚看板が奏でた快音に合わせて、甲子園が揺れに揺れた。 「アァ、シンド…(笑)。ヒサシブリネ、タクサン、ベースランナー。シンドイデス」 今季初のお立ち台で、マートンがおどけた。 一回。ゴメスの先制左前打が飛び出し、なお二死一、二塁。試合前まで防御率リーグ1位(0・69)だった石山のフォークを拾った。打球は中前へポトリ。鳥谷を二塁から本塁に疾駆させた。2-0の六回一死三塁ではスライダーを右前へ。5試合連続安打も、マルチ打点は4月4日の巨人戦(東京D)以来、18試合ぶり。ストライクゾーンが引き金となった打撃不振により、22日のDeNA戦(横浜)から6番に降格した男が、やっと笑った。 「子どもたちは来週の水曜日ぐらいまでは休みかな。自分は試合があるけどね。少しの間でも一緒に過ごせたらいいな」 神戸市内の自宅までは右ハンドルの自家用車を運転する。前日28日に6歳を迎えた長男・マイカ君は、片言の日本語も話せるようになった。 来日6年目。不振の原因に日本での“慣れ”を指摘する声もあったが、「悪い状態ではなかった」と話す。早出特打を受けるなど、あがきにあがいた。それでも結果が出ず、気がつけばヘルメットやバットを投げ飛ばす自分がいたが…。 スマートフォンの中の画像が心を潤わせてくれた。「毎年、桜が大好きで写真を撮っている」。打席でイライラを爆発させようと、心は日本人-。チームの和が何より大事なことは分かっていた。「自分がしっかりすれば、チームとして勝つチャンスがある」。 6番で5試合、19打数8安打(打率・421)と復調気配のM砲に、4番のG砲も負けてはいない。2安打1打点。走塁でついた黒土まみれのユニホームの腹を指さし、「野球は走らないといけないけど、スライディングは下手なんだ。体がコレだからね」。助っ人コンビに明るさが戻ってきたのは、何よりだ。 球団創設80周年。開幕ダッシュに失敗し、5位と低迷も、79年前、大阪タイガースとして初勝利を挙げたのが、この『4・29』。チームの柱である最強助っ人コンビの活躍は何かの縁だろう。 3連勝で開幕以来、9カードぶりの勝ち越し。和田監督は「流れを引き寄せられるように、まずはあしたしっかり勝っていきたい」と、借金2の完済へ力を込めた。GM砲が、必ず黄金週間にしてくれる。 (阿部祐亮)データBOX ◎…阪神が3月27~29日の中日戦(京セラD)以来となる、今季2度目の3連勝。それ以来、8カード連続で勝ち越しなしが続いており、ヤクルト戦に2連勝したことで、9カードぶりに勝ち越しを決めた ◎…ゴメス、マートンの両助っ人がそろって打点をあげるのは今季6度目で、4月26日の広島戦(マツダ)以来。これで5勝1敗 ◎…マートンが1試合に2適時打を放つのは、4月4日の巨人戦(東京D、●5-9)以来、今季2度目阪神・鳥谷、抜けていれば1点差…美技で岩田救った! (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)悲鳴が一転、大歓声に変わった。いつも、当たり前のようにやってのけるビッグプレー。ショートには鳥谷がいる-。その幸せを、虎党は改めてかみしめたはずだ。名手のみせた好守が、岩田を、虎を救った。 「点数が入ってる、入ってないで(その後)また違うことになってたでしょうし、アウトにできてよかったと思います」 試合後、涼しげに振り返った見せ場は、2点リードの五回二死一、二塁だった。 4番・雄平の鋭い打球に、岩田がグラブを伸ばしたが届かず。二遊間を破る…誰もが観念した瞬間、キャプテンが飛び込んだ。やや三塁寄り、二塁ベース後方に近い位置でダイビングキャッチ! すぐさまトスした二塁・上本への送球も、ストライクだった。 抜けていれば、1点差にされていたであろう場面。しかも続く打者はすでに2安打していた畠山だっただけに、大きい。四回二死一、二塁でも大引の鋭い遊ゴロを前に落としながら、冷静に処理。「ピッチャーがリズムよく投げてくれたんで守りやすかったです」。自分のプレーよりもまずは投手陣をねぎらった。虎の主将として、その姿勢が頼もしい。 「(鳥谷の)ああいう守備で、うちの投手はずいぶん助けられている」と和田監督。高代内野守備走塁兼作戦コーチも「経験があるんでね。一つ一つ、指示を出さなくても、打球方向を読んでやってくれている」と、全幅の信頼を寄せた。 鳥谷に引っ張られるように、野手陣が堅い守りを見せて、この日の失策はゼロ。計12安打を浴びながら1失点と、まさに守り勝った。3度のゴールデングラブ賞に輝き、今季も失策数わずか1という名手が、最後の砦であり続ける。 (山口大輝)データBOX ◎…阪神の今季のチーム失策数は広島と並んで14。リーグ最少のヤクルト(12)に次ぐ。最多は中日の21。阪神は昨年は85で、最少は巨人(71)、最多はDeNA(116)だった上本、虎将からの直接指導で4試合ぶり4度目マルチ (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)上本が4試合ぶりに今季4度目のマルチ安打を記録した。二回の先頭では内角を引っ張り左前打を放ち、七回にも先頭で左前打。試合前には和田監督からの直接指導もあり、「『タイミングがあってない』といわれました。(効果は)わからないです」と話した。阪神・坂、ど根性キャッチで好守キラリ「あれは捕らないと」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、5回戦、阪神3勝2敗、29日、甲子園)八回から西岡に代わって三塁で出場した坂が、3-1の九回一死一塁の守備でハッスルプレーをみせた。「カメラマン席は気になりましたけど、捕れると思った。あれは捕らないと」。三塁ファウルゾーンに上がった川端の打球を、カメラマン席に突っ込みながらも捕球した。体勢を立て直すと、タッチアップを狙った一走を刺すため素早く二塁に送球。アウトにはならなかったが、好守がキラリと光った。
Apr 29, 2015
コメント(0)
岩田も、かなり打たれながらも、0点に抑えました。これぞ岩田!!ってピッチングでしたね。本人は恥ずかしいと言ってましたけど、点を取られなかったらいいんです。やっと岩田が報われました。ヒーローインタビューで、報われると信じてましたと言ってましたが、目がウルウルしてましたね。鳥谷のスーパープレイも続出西岡、ゴメスのサードゴロの処理も良かった!坂のカメラマン席につっこんでのプレーにも救われましたチーム一丸で岩田に勝ち星を!!との気持ちが伝わって来ましたね。得点にはならなかったけど、レフトフライで、上本、西岡のタッチアップもすばらしかった!首位と2.5ゲーム差まで来ました。連勝伸ばしましょう!!!1回表 【山田】 ライトヒット 【上田】 ピッチャー犠打 【川端】 センターフライ 【雄平】 空振り三振1回裏 【上本】 ファーストファウルフライ 【西岡】 フォアボール 【鳥谷】 フォアボール 【ゴメス】 レフトタイムリーヒット T1-0S 【福留】 見逃し三振 【マートン】 センタータイムリーヒット T2-0S 【伊藤隼】 セカンドゴロ2回表 【畠山】 レフトオーバーヒット 【荒木】 ライトヒット 【中村】 セカンド併殺打 【大引】 センターフライ2回裏 【梅野】 センターフライ 【岩田】 見逃し三振 【上本】 レフトヒット ランナー上本が二盗アウト 【西岡】 途中終了3回表 【石山】 セカンドゴロ 【山田】 センターヒット 【上田】 セカンドゴロ 【川端】 空振り三振3回裏 【西岡】 レフトヒット 【鳥谷】 レフトフライ 【ゴメス】 センターフライ 【福留】 サードフライ(エラー) 【マートン】 ショートライナー4回表 【雄平】 ファーストゴロ 【畠山】 レフト線ツーベース 【荒木】 フォアボール 【中村】 空振り三振 【大引】 ショートゴロ4回裏 【伊藤隼】 センターヒット 【梅野】 ピッチャー併殺打 【岩田】 ピッチャーゴロ5回表 【石山】 セカンドゴロ 【山田】 センターフライ 【上田】 センターヒット 【川端】 レフトヒット 【雄平】 ショートゴロ5回裏 【上本】 ライトフライ 【西岡】 空振り三振 【鳥谷】 ショートゴロ6回表 【畠山】 空振り三振 【荒木】 ショートゴロ 【中村】 レフトヒット 【大引】 サードゴロ6回裏 【ゴメス】 センターヒット パスボール ワイルドピッチ 【福留】 レフトフライ 【マートン】 ライトタイムリーヒット T3-0S 【伊藤隼】 ライトヒット 【梅野】 センターフライ 【岩田】 見逃し三振7回表 (守備交代)大和 センター 【代打・田中浩】 フォアボール 【山田】 セカンド併殺打 【上田】 センターヒット 【川端】 レフトヒット 【雄平】 空振り三振7回裏 (投手交代)石山 → 古野 【上本】 レフトヒット 【西岡】 フォアボール 【鳥谷】 レフトフライ 【ゴメス】 フォアボール 【福留】 ショート併殺打 (守備交代)坂 サード (投手交代)岩田 → 安藤8回表 【畠山】 レフトヒット 【荒木】 デッドボール 【中村】 ライトヒット (投手交代)安藤 → 高宮 【代打・森岡】 ショート併殺打 (投手交代)高宮 → 福原 【代打・飯原】 ファーストファウルフライ T3-1S8回裏 (投手交代)古野 → ロマン 【マートン】 セカンドフライ 【大和】 レフトフライ 【梅野】 フォアボール 【代打・関本】 フォアボール (代走)俊介 【上本】 空振り三振9回表 (守備交代)藤井 キャッチャー (投手交代)福原 → 呉昇桓 【山田】 空振り三振 【上田】 フォアボール 【川端】 サードファウルフライ 【雄平】 ピッチャーゴロ■2015/4/29 試合結果対ヤクルト 5回戦 甲子園ヤ|000 000 010|1神|200 001 00x|3勝:岩田1勝1敗0SS:呉昇桓0勝0敗9S敗:石山2勝2敗0Sヤ:石山-古野-ロマン神:岩田-安藤-高宮-福原-呉昇桓4/30の予告先発ヤ:新垣 渚神:岩本 輝マートン選手 6回裏 ライトタイムリーヒット打ったのはスライダー。見逃せばボール球だったと思うけど、なんとかバットの先端で拾えたよ。ランナーが3塁にいたし、内野が前進守備だったからヒットになってくれたね。マートン選手 1回裏 センタータイムリーヒット打ったのはフォーク。少しポイントを呼び込みすぎて詰まらされてしまったんだけれども、いいところに落ちてくれたよ。ゴメス選手 1回裏 レフトへ先制タイムリーヒット打ったのはスライダー。フォアボールが続いていたし、3ボール1ストライクとバッティングカウントだったから、ベース板の上を通るボールは積極的に打ちにいこうと思っていたんだ。それができた打席だったね。岩田が今季初勝利! チームは3連勝!岩田に勝ち星を! そんな気持ちがチーム全体から伝わってくるゲームだった。今季未勝利の先発・岩田は、初回先頭打者にヒットを許したのを皮切りに、毎回、走者を背負う苦しいピッチング。本人も「3者凡退で終わったイニングが一度もなかったのは悔しい」と振り返ったが、それでも得点は許さなかった。7回を投げて10安打無失点。打線の援護は3点と、決して多くはなかったが、粘りの投球で2015年の初勝利を挙げた。「きょうできることをしっかりやりました。ゼロに抑えて勝てたので、ヨシとしましょう」内容よりも勝利――。岩田の思いは、野手にもリリーフ陣にも伝わっていた。3試合ぶりにスタメンマスクをかぶった梅野が、「岩田さんはすごく気持ちが入っていた。ベンチでいろいろ話しながら、死に物狂いで頑張りました」と渾身のリードをすれば、鳥谷、上本、西岡、途中出場の坂らが好守を連発。2番手でマウンドに上がった安藤は、2安打1死球で満塁のピンチを招いたが、3番手・高宮が併殺の間の1点に食い止めると、福原、呉がきっちりと役割を果たす。「岩田に勝ちが付いたからね。先発に勝ちが付くのが一番いい」福原の言葉はチームを代表して言ったものだ。「(1つ勝って)いい方向に行くと思う。次は内容のいいゼロを並べられるようにしたいです」次戦を見据えたコメントをした岩田だが、最後にもう一度、言った。「どないかして、勝ちが付いてよかったです」これでチームは3連勝。開幕以来のカード勝ち越しも決めた。いよいよ虎が反攻に転じる。
Apr 29, 2015
コメント(0)
キレずに燕斬れた~!阪神・メッセ、和田ゲキに一発回答 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)ファンからの暖かい声援が力になった。メッセンジャーが3度目の甲子園のマウンドで今季聖地初勝利。エース右腕が名誉挽回の快投で、6日前の悪夢を振り払った。お立ち台では先制の3ランを放った恩人に喜びを伝えた。 「久しぶりの勝利でうれしいよ。江越さん、ありがとう。調子は良くなかったけど、大事なところで抑えられた」 一回に山田を空振り三振に斬るなど、三者凡退に仕留めると勢いに乗った。二回以降はボール先行ながら、直球とフォークでスコアボードにゼロを並べた。 3点を守る五回二死から投手・成瀬に投手強襲打を浴び、イライラと悪癖をのぞかせたが…。主将の鳥谷に背中をポンッと叩かれ、冷静に。失点したのは六回二死からの畠山のソロのみ。7回5安打1失点で4試合ぶりの今季2勝目(3敗)を手にした。 前回22日のDeNA戦(横浜)では6回7失点で黒星。落ち着きがなく、1打席目には無気力で立ったまま見逃し三振。2打席目には送りバントのサインを勘違いしていた。 日本語は流ちょうに話せなくても、まわりの風当たりは感じる。チーム関係者に新聞記事の翻訳を頼んだり、写真で意味を理解する右腕にも今回の騒ぎは耳に入っていた。落ち込むものだが、助っ人は違う。 「前の試合のことは忘れて、次の試合に集中していたよ」 昨秋、ソフトバンクに敗れ、日本一を逃したときもそうだった。落ち込んだが、11月の母国への帰国中の機内で「日本を離れたときには気持ちは切り替えられたよ」とケロリと話す。そのプラス思考こそが、通算54勝に結び付いている。 中5日の期間には首脳陣から改めて「お前がエースだからな」と激励の言葉をもらい、結果で恩返しした。和田監督も「これで乗っていけるんじゃないか」と期待を込める。打撃でも2打数無安打だったが、一塁に必死に走っていた。 少しヤキモキさせたファンに向かって「この勢いを続けて、頑張っていきたい」とメッセ。大きなエースの看板を背負って右腕を振る。★ラーメンの味こだわり好評 阪神・メッセンジャーのこだわりは野球だけにとどまらない。今季から甲子園球場で販売されている「メッセの豚骨醤油ラーメン」。商品開発の際には「おいしくなかったら作り直してもらうよ」とキッパリ。スープは豚骨で、出汁が薄くなるという理由でもやしを抜いた。トッピングはチャーシューにニンニクチップと妥協を許さない。その姿勢こそが、甲子園開幕して5日間で1000食以上も売り上げ、2位のメニューに2倍以上の差を付ける大ヒットにつながった。メッセンジャーの制球について、阪神・中西投手コーチの話「フォームが一塁側に流れていたな」メッセのご乱心VTR 4月22日、DeNA戦(横浜)。試合前に突然降り出した雨の中、一回2失点でイライラしていたメッセンジャーは0-2の三回に先頭の打席でまったくスイングする気配なく見送り三振。3-2の四回一死一塁の打席では初球をバスターに切り替えて空振りし、最後は見送りの3球三振で、ベンチの犠打のサインを遂行しなかった。翌23日に平田ヘッドがメッセを聴取。報告を受けた高野球団本部長はバスターについては「サイン無視ではなく、勘違い」と説明し、無気力三振については「ゲーム中のことは監督、コーチがすること」とメッセを不問とした。ジェフに並んだ!呉、虎助っ投最多47S「結果積み重ねてきた」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)感慨に浸らない。助っ人ではジェフ・ウィリアムスの球団最多に並ぶ47セーブに達しても、眉一つ動かさない。それが、呉昇桓(オ・スンファン)が守護神として、数々の金字塔を打ち立ててきた事実を物語った。 「(勝利の方程式の)JFKのときの方ですよね? 選手のことは知っていますが、記録のことは考えていません」 2点を守る九回。先頭の荒木に中前打を浴びたが、後続を難なく打ち取り、アウトを重ねる。そして二死を奪い、好打者・山田を迎えた場面では女房役の藤井とマウンドで確認作業を行った。 「風が強いし、高めに浮けば一発もある。低めを突いていこうという話をしました」 被弾なら、同点の局面だ。外角低めへカットボールを多投。最後は139キロの同球種で空振り三振に斬り、ゲームセットに導いた。細心の注意を払い、リーグトップタイの8セーブ目を挙げた。 記録とは何か-。韓国プロ野球史上最多の通算277セーブをはじめ、無数のレコードを持つ右腕は事も無げに言う。 「これまでも、いろんな人にすごいなと言われたことはあるけど、気にしたことはない。引退して振り返ったときには、違うかもしれないけど。自分にとって、記録は順調に結果を積み重ねてきたと思えるものだよ」 すべてが通過点。誇るのは、ユニホームを脱いでからでいい。過去の偉人に尊敬の念は抱いても、立ち止まらない。その精神が根底にあるから、様々な足跡を残すことができる。 「チームの成績がいい方ではないので。みんな頑張っている。自分もどんどんチームが勝てるように頑張りたい」。名誉ある記録より、勝利のために剛腕を振るう。背番号「22」は男気にあふれている。 阪神・呉、久保田にも並ぶ通算47セーブ チーム歴代5位 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)呉昇桓がウィリアムスに並ぶ阪神外国人最多の通算47セーブ。両リーグの助っ人最多は、クルーン(横浜、巨人)の177セーブ。 阪神の球団最多は藤川球児(現レンジャーズ)の220セーブ。以下、山本和行の130、中西清起の75、田村勤の54、47の呉昇桓はウィリアムス、久保田智之と並んでチーム歴代5位タイ。虎・福原、無失点リレーや「(全体的には)抑えられて良かった」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)2点を守る八回を託された福原が無失点リレーで守護神・呉昇桓につないた。「先頭を抑えないといけないけどね。(全体的には)抑えられて良かった」。先頭の上田に左前打。すかさず二盗でピンチを背負ったが、川端を空振り三振、雄平を右飛に斬るなど、窮地を脱した。最速は145キロで今季5ホールド目。頼もしい限りだ。
Apr 28, 2015
コメント(0)
さぁ大賀ドラマ始まり始まり~!虎・江越、プロ1号先制3ラン (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)やったぞ、大賀! でかしたプロ1号!! 阪神のドラフト3位・江越大賀(たいが)外野手(22)=駒大=が二回、プロ1号となる先制3ラン。虎では2004年の鳥谷敬以来となる甲子園でのルーキー1号を、18打席目で放った。首位・燕斬りで、開幕カード以来となる4月初の連勝。借金を3に減らした。さぁ、若虎の勢いでイッキに浮上や!! 快音とともに、聖地に鮮やかな弧を描いた。打った瞬間、手応え十分だ。江越が夢心地でダイヤモンドを一周。プロ1号にナインからの手荒いハイタッチのシャワーを受けると、安堵の表情を浮かべた。 「すごかった。鳥肌が立った。初球から思い切っていこうと思っていました。いったなという感じはありました。インパクトだけ意識しました」 0-0の二回。一死から福留、マートンの連続安打で一、三塁に好機が広がった。内角低めのボール球を空振りすると、左腕・成瀬の2球目。真ん中低目のスライダーをフルスイング。プロ18打席目での一撃だった。 「(2軍で)掛布さん(DC)から『当てにいくバッティングになっているぞ』といわれていました。考えすぎた。いろんな人にいわれました」 3月3日のオープン戦でソフトバンクの左腕・大隣から本塁打を放ち、左キラーとしての期待から開幕1軍をゲット。しかし、打撃はなりを潜め、守備でもミスが続いた。13日には2軍降格。春季キャンプ、オープン戦と1軍に帯同し続けた男が初めて味わった挫折だったが、鳴尾浜での日々が一筋の光となった。2軍戦の後には特打、特守。夕食をかきこむと午後7時半から若手4人とバットを振りこんだ。 「守りに入るな」 「小さくなるな」 まわりからの言葉を反すうし続け、豪快なスイングを取り戻した。2軍では打率・333。26日に再昇格して、チャンスが転がり込んだ。 後輩たちのために-。全校生徒36人だった故郷・長崎の慈恩寺小2年でソフトボールを始めた。すでに校舎は老朽化がすすみ、数年後には統廃合される見込み。「寂しいですね。野球を始めたところですからね」。なくなってしまう前に、恩返しができるようになりたい。 虎の新人で初本塁打を甲子園で放ったのは2004年5月27日、横浜戦の鳥谷以来。試合前に指導した和田監督も「思い切りのいいスイングで結果を考えずにやれ、と。その通りの打撃をしてくれた」と称えた。孝行息子の一発で開幕カード以来の連勝も決めた。 「サイコーです!! 初ヒットも甲子園でしたし、本塁打も甲子園で打ちたいと思っていたのでよかったです」 29日からゴールデンウイーク。「大阪タイガース」として創設し、初の公式戦に臨んだのが1936年4月29日。春季・金鯱戦(甲子園)で3-0で初星を挙げたメモリアルデーである。2発、3発…いや何十発でも! 歴史を刻むゴールデンルーキーが、甲子園のスタンドにたたき込む姿を虎党も待っている。 (山口大輝)データBOX ◎…江越のプロ1号は出場6試合目、18打席目、2安打目での一発となった。今季の12球団のルーキーでは、広島のD1位・野間峻祥外野手(中部学院大)が4月19日の中日戦(マツダ)で最速の1号を放っており、江越はこれに続く2本目。野間は開幕から54打席目で、江越の方が打席数では早い。 ◎…阪神新人の本塁打は2014年のD4位・梅野(シーズン7本)に続き、2年連続。梅野は14年4月27日・DeNA戦(横浜)でプロ1号を放ったが、27打席目だった。 ◎…阪神新人の甲子園でのプロ1号は、04年のD1位・鳥谷以来11年ぶり。鳥谷は出場22試合、45打席目の一発だった。 ◎…阪神は4月に入り、初の連勝。3月27~29日の開幕カード・中日戦(京セラD)の3連勝以来。江越大賀あらかると ★生まれ&サイズ 1993年3月12日生まれの22歳。長崎県出身。1メートル82、83キロ。血液型はO ★球歴 慈恩寺小2年でソフトボールを始めた。西有家中では軟式野球部に所属で長崎県4強。海星高では甲子園出場なし。駒大では1年春から外野のレギュラーでリーグ戦通算11本塁打。2年春、3年秋、4年秋にベストナイン。3年時に日米大学野球の日本代表 ★俊足強肩 50メートル走5秒8、遠投120メートル ★ゴメスの相棒 ゴメスから気に入られている。開幕直後にはG砲が愛用する噛みたばこのケースを無理やりかがされ、「ウォェ~」と悲鳴 ★ニックネーム 「オラフ」(ディズニー製作映画、アナと雪の女王に登場する、雪だるまのキャラクター)。似てる!?2000年以前の虎新人プロ初本塁打あらかると ★田淵幸一(法大からD1位) 1969年4月13日の大洋戦(甲子園)、池田からプロ初安打&プロ初本塁打。さらに2打席連発 ★掛布雅之(習志野高からD6位) 74年6月3日の広島戦(広島)で、佐伯から右翼へ先制2ラン ★岡田彰布(早大からD1位) 80年5月1日の巨人戦(甲子園)で新浦から左翼へ先制3ラン ★今岡誠(東洋大からD1位) 97年8月3日の巨人戦(甲子園)で斎藤雅から左翼へソロ虎・江越母、長崎から祝福メッセージ「新しい家お願いね!」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)おめでとう、大賀! 江越のプロ1号に母・照江さん(48)が長崎・南島原市からサンケイスポーツを通じ、祝福メッセージを送った。親からすれば子供は何歳になっても、心配。LINE(無料通話・メールアプリ)などで愛息を励まし続けながら、でっかいでっかい恩返しもお願いした。「大賀がプロ野球選手になったら…家、どうにかせんとね」-。 高校から私たちのもとを離れて、成長していく姿をみながら、私が、さりげなく、ささやいていたの、もうわかっているよね!? この南島原の家は住み始めて40年近くになったね。大賀は慈恩寺小学校に通っているときから弟・海地(現三菱重工長崎)と2人部屋。はじめはベッドを2つ並べて、寝ていたけど、どんどん体が大きくなって、ベッドからはみ出すようになって…。今は年末年始ぐらいしか帰れなくなったけど、そのときはベッドの横に布団を敷いて、兄弟で分け合っているのかな。そろそろ新しい家を…なんて期待するのはちょっぴり早いかな(笑) 立派になってくれる姿をうれしく感じるとともに、やっぱり、親だからいつまでたっても心配で心配で…。親バカで…。「プレッシャーもあると思うけど、自分のスイングをしてね」 「いいことも悪いこともあるよ」 阪神の試合結果が気になって、パソコンの前に毎日座るようになったよ。LINEでメッセージを送り続ける母をどう思っているんだろうと気にもなるけど、時間があるときに返してくれたらいいなとも思っている。 「今から広島」-。そんな短い返信に、すごくホッとする自分がいる。 1月に帰ってきたときは昼に大好きなカレーライスを作ってあげたかな。2杯、3杯…と平らげるのがうれしかった。 大賀-。父親(和明さん、47)が「大」工であることから、土台がしっかりして「賀」(よろこび)のある人間になってほしいと名付けました。 これからも長崎から見守っているからね。もちろん、LINEも一方的に(笑)送り続けるね!虎・江越、声援「すごかった。鳥肌たった」 (お立ち台で) --今の気持ちは? 江越「最高です」 --甲子園での一発となった 「初ヒットも甲子園だったので、甲子園でホームラン打ちたいと思ってたので、打ててよかった」 --打った感触は? 「もういったなという感触」 --ホームインした後、先輩の祝福は? 「ちょっと痛かった」 --あなたのホームランでチームは1カ月ぶりの連勝 「これを自信にして、明日からまたチームの勝利に貢献していきたい」 (報道陣に囲まれ) --ホームランについて 「初球は高さだけ、ゾーンだけ気を付けて思い切っていきました。空振りして冷静になった」 --ベースを回っているときの気持ち 「よくわからなかったです。(頭が真っ白?)はい」 --人生で一番の声援は? 「すごかったです。鳥肌がたちました」阪神・福留、3ラン放った江越に「いい意味で振ってくれた」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)福留は先制の3ランを放った江越の活躍に目を細めた。「前の試合のミスを気にせず、しっかりやってくれた。いい意味で振ってくれた」。26日の広島戦(マツダ)では送りバントに失敗。福留は気にかけていたが、吹っ切った。自身は二回に中前打を放ち、後輩の一発でホームを踏んだ。阪神・マートン、江越のプロ初アーチおぜん立て「おめでとう」 (セ・リーグ、阪神3-1ヤクルト、4回戦、2勝2敗、28日、甲子園)マートンがルーキーのプロ初アーチを、おぜん立てした。二回一死から福留が中前打で出塁するとマートンも外角高めの直球を逆らわず右前へ。このあと江越の3ランが飛び出した。試合後、M砲は「江越、ホームラン、おめでとう。それだけです」と笑顔。6番になってから4試合連続安打。打撃の調子は上向きだ。
Apr 28, 2015
コメント(0)
江越がやってくれました!!初ホームランは、試合を決めるスリーラン!!2回以外は、ほぼ完璧に抑えられて、すべて3人で抑えられていたので、たった一つのチャンスを生かしました!!前の神宮でもスリーランのあと、成瀬に抑えられて、同点に追いつかれて、最後は逆転負けってのがあったのでいやな感じでしたが、メッセンジャー、福原、呉昇桓が、毎回ピンチを作るも、畠山のソロホームランの1点だけと踏ん張りました!!メッセンジャーも、これからは、スッキリして、連勝してくれることでしょう。明日、岩田に勝利を!!!1回表 【山田】 空振り三振 【上田】 セカンドゴロ 【川端】 ピッチャーゴロ1回裏 【上本】 サードゴロ 【西岡】 セカンドフライ 【鳥谷】 センターフライ2回表 【雄平】 セカンドゴロ 【畠山】 見逃し三振 【中村】 サードゴロ(エラー) 【荒木】 空振り三振2回裏 【ゴメス】 空振り三振 【福留】 センターヒット 【マートン】 ライトヒット 【江越】 左中間3ランホームラン T3-0S 【藤井】 ショートゴロ 【メッセンジャー】 ピッチャーゴロ3回表 【大引】 フォアボール 【成瀬】 スリーバント失敗 【山田】 ショート併殺打3回裏 【上本】 セカンドゴロ 【西岡】 セカンドフライ 【鳥谷】 セカンドゴロ4回表 【上田】 セカンドフライ 【川端】 センターヒット 【雄平】 センターフライ 【畠山】 センターヒット 【中村】 空振り三振4回裏 【ゴメス】 ライトフライ 【福留】 ライトフライ 【マートン】 ファーストフライ5回表 【荒木】 ライトフライ 【大引】 ライトフライ 【成瀬】 ピッチャーヒット 【山田】 フォアボール 【上田】 セカンドゴロ5回裏 【江越】 見逃し三振 【藤井】 ピッチャーゴロ 【メッセンジャー】 ショートゴロ6回表 【川端】 ショートライナー 【雄平】 レフトフライ 【畠山】 レフトソロホームラン T3-1S 【中村】 ライトフライ (投手交代)成瀬 → 徳山6回裏 【上本】 空振り三振 【西岡】 フォアボール 【鳥谷】 ショート併殺打7回表 【荒木】 レフト線ツーベース 【大引】 ライトファウルフライ 【代打・森岡】 セカンドゴロ 【山田】 センターフライ7回裏 【ゴメス】 空振り三振 【福留】 レフトフライ 【マートン】 ライトフライ8回表 (投手交代)メッセンジャー → 福原 【上田】 レフトヒット ランナー上田が二盗 【川端】 空振り三振 【雄平】 ライトフライ 【畠山】 フォアボール (代走)三輪 【中村】 センターフライ8回裏 (投手交代)徳山 → オンドルセク 【江越】 空振り三振 【藤井】 サードゴロ 【代打・伊藤隼】 空振り三振9回表 (守備交代)俊介 レフト (守備交代)坂 サード (守備交代)大和 センター (投手交代)福原 → 呉昇桓 【荒木】 センターヒット 【代打・田中浩】 ピッチャーゴロ 【森岡】 レフトフライ 【山田】 空振り三振■2015/4/28 試合結果対ヤクルト 4回戦 甲子園ヤ|000 001 000|1神|030 000 00x|3勝:メッセンジャー2勝3敗0SS:呉昇桓0勝0敗8S敗:成瀬1勝3敗0SHR:江越スリーラン1号、畠山ソロ7号ヤ:成瀬-徳山-オンドルセク神:メッセンジャー-福原-呉昇桓4/29の予告先発ヤ:石山 泰稚神:岩田 稔先発メッセンジャー投手 7回 1失点今日のピッチングは、ボール、ボール、ボール・・・という感じだったよ。結果的には7回1失点だったし、結果だけを見ればよかったのはよかったのかもしれないけれども、内容としてはよくなかったし悔しいです。コントロールが荒れていたことがいいように作用してくれたかもしれないね。江越選手 2回裏 レフトにプロ第1号となるスリーランホームラン打ったのはスライダー。チャンスで回ってきたので、自分のポイントで打つことだけを考えて、あとは思い切って振りました。すごくいい感触でとらえられましたし、ホームランになってくれてよかったです。ルーキー・江越の一発で初戦勝利文字通りワンチャンスをモノにした。2回一死から福留の中前打、マートンの右前打で作った一、三塁のチャンス。ここで打席にはルーキー・江越が入った。「初球はゾーンを上げて、思い切って振って行こう」高めのスライダーを見事に空振りした。「スライダーとチェンジアップのピッチャー。強引に行くのではなく、ポイントを前にしてインパクトだけ意識して打とう」考え方を変えた2球目のスライダーをとらえて、左中間スタンドへ運んだ。プロ初本塁打が甲子園でのス3ラン。これがそのまま決勝点となり、和田監督と関川打撃コーチは「新人の一発で勝てたのは大きい」と口をそろえた。ファームで調整中、掛布DCから「当てに行くスイングになっている」と指摘され、我に返った。「結果を求め過ぎていたなと。ボールを長く見ようとし過ぎて、差されるから、当てに行くバッティングになっていた。キャンプの頃みたいに振って行こうと思いました」思い切りのいいスイングと遠くへ飛ばす力が江越の持ち味。開幕一軍を勝ち取ったのは、そこをアピールできたからにほかならない。原点に立ち返ったことで、プロ初本塁打が生まれた。ダイヤモンドを一周しているときのことは「全然、覚えていない」。ベンチで先輩から受けた手荒い祝福は「痛かった」。3回の守備に就くとき、360度から降り注いだ“江越コール”には「鳥肌が立った」。初々しいコメントが続いた江越。きょうの気持ちを忘れず、これからも試合を決める一打を放っていく。
Apr 28, 2015
コメント(0)
圧巻の無四球完封!虎“マツダの鬼”能見が最下位転落危機救った (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)マツダの鬼、ここにあり!! 阪神・能見篤史投手(35)が広島を散発6安打に抑え、無四球完封で2勝目。負ければ最下位転落という危機を救った。チームにとっても、3点差以上の快勝は今季10勝目で初。まだ借金4で、5位と苦しむが、ここで乗らなきゃ、いつ乗るの!? 西日が差し込む中、最後までマウンドを守り抜いた。ゲームセットの瞬間、代名詞のポーカーフェースをようやく崩した。「マツダの鬼」は今年も健在。能見が赤ヘルを散発6安打に抑え、今季のチーム初完封だ。 「一人一人だったんで逃げずに、攻める気持ちをしっかり持つようにしています。いい結果が出てよかったです」 負ければ最下位転落の危機を救う2勝目は、自身3度目となる無四球完封。文句なしの110球に、声が弾んだ。 左打者にスライダー、右打者にはチェンジアップを効果的に駆使。唯一得点圏に走者を背負った五回一死二塁では強気の姿勢を貫いた。梵を内角球で遊飛。代打・会沢には145キロをひざ元に投げ込み、見逃し三振だ。 バットを持っても、1点を先制した六回、なお一死一、二塁で、絶妙バント。お手本のようなゴロを三塁前に転がすと、内野安打となり、一挙6得点を誘発した。 「前回のいいイメージのままで結果が出た」 2連敗スタートも、中10日で臨んだ18日の巨人戦(甲子園)で初勝利。今回も中7日の間隔で、走り込んで体のキレを作った。自身が花開いた2009年に開場したマツダスタジアムでは通算15試合で10勝目(4敗)。防御率1・54と、敵地はもはや“庭”となった。 ジョキ、ジョキ-。 心地いい響き。リビングでハサミを扱う愛妻を見る度に表情が緩む。子煩悩な3児の父が密かに抱く夢がある。 「子ども(長女が小学1年)がもっと大きくなったときにわかるように、子ども部屋に本棚を置いて、スクラップを並べたくてね…」 登板翌日に千江子夫人が新聞を買いに行くのが、能見家の習慣。1、2軍を行き来していた頃から続いている。最初は小さかった記事は、徐々に大きくなっていった。 「サンスポは写真が大きいときがあるから、嫁が貼りにくくて大変、って言ってたよ」 愛妻の“嬉しい悲鳴”に目を細める日々。A4サイズのノートは、もう50冊を超えた。「スクラップが追いつかないみたい」。我が子の成長とともに、白紙を埋める己の歴史。この日、また華々しい1ページを彩った。 チームも、今季24試合目で初めて3点差以上をつける快勝。和田監督は「乗り切れない中で、投手が完封して点を取ってね。こういう勝ち方は今までなかった。きっかけにしたい」と決意表明した。27日も異例の全体練習を行い、一枚岩となって再加速する。 「疲れた~!!」 試合後に本音を漏らした35歳。昨季9勝に終わった男に完全復活の気配が漂う。借金4の5位と頂上は遠いが、能見の快投が逆襲の合図だ。 (小松真也)能見について阪神・中西投手コーチ 「緩急も使えていたし、(ストライク)ゾーンも広く使えていた。立ち上がりから、いい感じで入っていけていた」データBOX ◎…能見が昨年4月12日の巨人戦(甲子園)以来、通算9度目の完封。無四球での完封は、2013年4月9日の巨人戦(同)以来、3度目 ◎…能見は11年から5シーズン連続で完封を記録。阪神では井川慶(現オリックス)が01年から06年に6シーズンを記録して以来 ◎…能見は広島戦に通算40試合に登板し、18勝8敗、防御率2・37。昨季も2勝1敗、防御率1・71と相性がいい ◎…阪神が今季、3点差以上をつけて勝つのは10勝目で初めて阪神・能見、今季初の完封勝利「正直、疲れのほうがあります」 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)阪神・能見篤史投手(35)が広島戦に先発し、6安打6奪三振で今季初完封。自身連勝となる2勝目(2敗)を挙げ、チームの連敗を2で止めた。 能見は外角にボールを集める丁寧なピッチングで、五回まで2安打と好投を見せた。すると打線は六回、広島の2番手・永川から福留、マートンが連続の2塁打を放ち先制。さらに能見自ら三塁への内野安打などで二死満塁とチャンスを広げると、上本が押し出し四球、なおも満塁で鳥谷が3番手・河内から左中間へ3点三塁打を放つと、続くゴメスも左へ適時二塁打を放ち一挙6点を奪い、エースを大量援護した。 六回以降も広島打線を無失点に抑えた能見は、九回二死から新井に左前打を許すもロサリオを二ゴロに抑え、2014年4月12日巨人戦(甲子園)以来となる完封勝利を挙げた。 ヒーローの能見は「正直、疲れのほうがありますね」と話すと、「前回の巨人戦に続いて、いいイメージのままマウンドに上がったので、いい結果が出て良かった。逃げるのではなく、攻めの気持ちを持つようにしてました」と振り返った。七回のバントミスなどの反省点を挙げながら、「(今後も)どこでどうなるか分からない。いいイメージを持ちながら続けていければ」と謙虚にコメントした。阪神・藤井、能見を完封に導いた「全体的に変化球がよかった」 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)今季4度目のスタメンマスクをかぶった阪神・藤井が能見を完封に導いた。「全体的に変化球がよかった。この前、勝ちがついたこともよかったんじゃないかな」。18日の巨人戦(甲子園)で今季初めてコンビを組んで、左腕に初白星をプレゼントしたが、2度続けて好リード。攻撃でも六回、1点を先制してなおも一死二塁で四球。つないで大量点に貢献した。
Apr 26, 2015
コメント(0)
マートン、初猛打ショー!虎将「集中すればこれくらいできる」六回に先制打を放つマートン。今季初猛打賞で、ようやくお目覚めの予感だ(撮影・森田達也)【拡大】 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)ボールがバットに吸い込まれるような巧打が戻った。面白いようにHランプを灯してこそ、マートンだ。 「高めに浮いた球に、うまくコンタクトできたよ」 まずは0-0の六回無死二塁。永川のフォークをとらえた。右前へライナーで打ち返すと、突っ込んだ右翼・鈴木誠のグラブをはじいて適時二塁打。3試合連続の安打で先制点を刻んだ。 「好機を作っても点に結びつかない場面が続いていたし、ずっと抑えていた能見さんのためにも早く点が取りたかったからね」 五回まで7残塁。重苦しい展開だったが、投手がジョンソンから永川に代わったイニングで、いきなり仕留めた。しかもいま、一番打って欲しい“眠れる主砲”の快音が打線に火をつけた。この回、今季初の一挙6点で試合を決めた。 貴重な一打で、感覚を取り戻した。七回は中前打。7試合ぶりのマルチ安打を記録すると、九回一死一塁でも中前へ。来日6年目で最も遅い24試合目にして、初の猛打賞だ。二塁を狙ってアウトにはなったが、和田監督は、「気持ちがなければ先の塁へというところまで行かなかった。善し悪しは別にして、気持ちがやっと乗ってきたな」とうなずいた。 「しっかりと集中すれば、これくらいのバッティングはできる選手。これを続けてほしい」 打率は2割台前半に落ち込み、一時は24打席連続無安打で自己ワーストも更新。判定への不満に端を発し、覇気のない姿も目についた。22日のDeNA戦(横浜)から6番降格。指揮官はこのカード前、スタメンを外すことも示唆していた。 それでも、主軸の復調なくして浮上はありえない。首脳陣やスタッフも再生に必死。広島には、好調時の映像が持ち込まれた。「去年だけじゃなく一昨年の映像まで持ってきた」と関川打撃コーチ。ゆったりタイミングを取る打法に修正を試みるなど、努力は実った。 「イエス様のおかげだよ」とマートン。お決まりのフレーズは、本来の姿である証拠。不振の助っ人がついに目覚めた。一挙6得点の起爆剤!虎・福留、バースデー3安打「いい誕生日に」 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)真っ赤に染まった球場の“一部”から、バースデーソングが響いた。年に一度の、虎党からのプレゼント。38歳になった阪神・福留が、今季初の猛打賞で応えてみせた。 「能見もゼロに抑えてくれたし、ゲームにも勝った。(みんなに)いい誕生日にしてもらいました」 0-0の六回。先頭で打席に立つと、先発・ジョンソンに代わって登板した永川の、出ばなをくじいた。2-2から外角高め145キロを逆らわずに流し打ち。左翼線二塁打で、重いムードを吹き飛ばした。続くマートンの二塁打で先制のホームイン。一挙6得点の起爆剤となった。 「(ジョンソンは)いい投手だし、簡単には打てないけどね。球数を投げさせたり(5回115球)、そういうことがチームとしてできたから。それが、あの回(六回)につながったと思う」 四回にチーム初安打となる左前打。九回にもヒースから右前打を放ち、誕生日の3安打は日本球界では初めてだ。 昨年の誕生日には、日付が変わると同時に愛する2人の子供からお祝い動画が届いた。しかし当時、不振にあえいでいた福留の打率は・163。DeNA戦(横浜)にチームは7-1と快勝も、出番はなかった。それから1年。今年はきっちりバットで父親の威厳を示した。 「(38歳でも)まだまだ走れるから」 九回はマートンの中前打で一塁から一気に三塁へ向かう好走塁。決して年齢を感じさせないプレーを続けている。 不調のマートンに代わり5番に座って、3試合目。13打数4安打と与えられた役目をしっかり果たしている。来年も、再来年も、虎党からバースデーソングを受ける-。背番号「8」の活躍はまだまだ終わらない。 (山口大輝)データBOX ◎…福留が今季初の猛打賞。昨年9月27日のヤクルト戦(甲子園)以来で、通算では99度目 ◎…福留は4月26日が38歳の誕生日。この日に3安打するのは日本球界では初。誕生日の日本での通算成績は、打率・375(32打数12安打)、0本塁打、1打点虎・鳥谷、試合決めた3点三塁打「点入ればいいところなので」 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)勝利を決定づける打球が左中間を破った。六回、押し出しで2点目を奪い、なお二死満塁。阪神・鳥谷が左腕・河内のスライダーをとらえた。 「点が入ればいいところなので。(カウント2-2と)追い込まれていたし、球種を絞ることはなかった」 走者一掃の三塁打。16日の中日戦以来、7試合ぶりの打点だった。 この試合までの得点圏打率は、まさかの・133。昨季は同・355(リーグ4位)と勝負強さを発揮したが、今季は当初1番で起用され、得点圏の打席が減ったこともあり、チャンスでなかなか打てていなかった。 「試合を決める(一打)というかね」と目を細めた和田監督。負ければ最下位転落だったが、キャプテンは「それ(順位)は全然考えていなかった。勝ててよかった」と力強く前を向いた。 阪神・ゴメス、技ありの適時二塁打!「フィール・グッド」 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)六回の猛攻を締めたのは4番の阪神・ゴメスだった。二死三塁で、河内の投じた外角低めのチェンジアップを左翼線へ運ぶ、技ありの適時二塁打だ。「フィール・グッド(感じはいいよ)」。連続試合打点は前日に「6」で途切れたが、連続試合安打は「9」に伸ばしてご満悦。マートンとのアベック打点は今季5度目。チームの浮上はやはりGM砲にかかっている。阪神・西岡、06年以来の1試合4四球「たまたまです」 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)阪神・西岡が、ロッテ時代の2006年4月25日の西武戦(千葉)以来となる1試合4四球。きっちり見極めてジョンソンに多くの球数を投げさせると、1-0の六回二死満塁では、永川から貴重な押し出し四球。鳥谷の三塁打で、一気に生還した。試合後は「(4四球は)たまたまです。状態うんぬんじゃなく普通です」と淡々と話して、バスに乗り込んだ。
Apr 26, 2015
コメント(0)
2014年4月12日巨人戦(甲子園)以来となる完封勝利6安打6奪三振!110球の省エネピッチング!!能見が完全復帰です!!そして、打線は、5回115球、ストライクが入らないジョンソンから代わった永川から打者一巡!一挙6点!!これで、流れを変えるぞ!!!1回表 【上本】 サードゴロ(エラー) ランナー上本が二盗アウト 【西岡】 フォアボール 【鳥谷】 センターフライ 【ゴメス】 空振り三振1回裏 【田中】 空振り三振 【菊池】 センターフライ 【丸】 レフトヒット 【新井】 サードゴロ2回表 【福留】 ショートゴロ 【マートン】 ショートゴロ 【江越】 センターフライ2回裏 【ロサリオ】 セカンドゴロ 【鈴木誠】 ショートゴロ 【梵】 ショートライナー3回表 【藤井】 ファーストゴロ 【能見】 空振り三振 【上本】 フォアボール ワイルドピッチ 【西岡】 フォアボール 【鳥谷】 フォアボール 【ゴメス】 センターフライ3回裏 【石原】 空振り三振 【ジョンソン】 ピッチャーゴロ 【田中】 見逃し三振4回表 【福留】 レフトヒット 【マートン】 フォアボール 【江越】 見逃し三振 【藤井】 見逃し三振 【能見】 ピッチャーライナー4回裏 【菊池】 空振り三振 【丸】 空振り三振 【新井】 ライトフライ5回表 【上本】 サードゴロ 【西岡】 フォアボール ランナー西岡が二盗アウト 【鳥谷】 レフトヒット 【ゴメス】 センターフライ5回裏 【ロサリオ】 レフトヒット 【鈴木誠】 ピッチャー犠打 【梵】 ショートフライ 【代打・會澤】 見逃し三振6回表 (投手交代)ジョンソン → 永川 【福留】 レフト線ツーベース 【マートン】 ライトタイムリーツーベース C0-1T 【江越】 空振り三振 【藤井】 フォアボール 【能見】 サードバントヒット 【上本】 ライトフライ 【西岡】 フォアボール C0-2T (投手交代)永川 → 河内 【鳥谷】 左中間3点タイムリースリーベース C0-5T 【ゴメス】 レフト線タイムリーツーベース C0-6T 【福留】 ファーストゴロ6回裏 【代打・堂林】 センターヒット 【田中】 キャッチャーファウルフライ 【菊池】 センターフライ 【丸】 セカンドゴロ7回表 (投手交代)河内 → 九里 【マートン】 センターヒット 【江越】 レフトフライ 【藤井】 フォアボール 【能見】 ピッチャー併殺打7回裏 【新井】 ライトヒット 【ロサリオ】 セカンドフライ 【鈴木誠】 セカンド併殺打8回表 【上本】 空振り三振 【西岡】 セカンドゴロ 【鳥谷】 ショートゴロ8回裏 (守備交代)坂 サード 【梵】 ライトフライ 【會澤】 センターフライ 【代打・小窪】 センターヒット 【田中】 サードファウルフライ9回表 (投手交代)九里 → ヒース 【ゴメス】 空振り三振 【福留】 ライトヒット (代走)大和 【マートン】 センターヒット 【江越】 フォアボール 【藤井】 空振り三振9回裏 (守備交代)新井 ファースト (守備交代)俊介 レフト 【菊池】 ピッチャーゴロ 【丸】 センターフライ 【新井】 レフトヒット 【ロサリオ】 セカンドゴロ鳥谷選手 6回表 左中間走者一掃スリーベースヒット打ったのはスライダー。みんなでつないで回ってきたチャンスだったので、自分も後ろへつないでいこうという気持ちでした。マートン選手 6回表 ライトタイムリーツーベースヒット打ったのはフォーク。追い込まれていたけれども、高めに浮いてきたボールにうまくコンタクトできたね。チームとしてチャンスを作っても点に結びつかなかった場面が続いていたし、ずっと抑えていたノウミサンのためにも早く点が取りたかったから、チャンスで打つことができてよかったよ。■2015/4/26 試合結果対広島 4回戦 マツダスタジアム神|000 006 000|6広|000 000 000|0勝:能見2勝2敗0S敗:永川0勝1敗0S神:能見広:ジョンソン-永川-河内-九里-ヒース
Apr 26, 2015
コメント(0)
阪神・岩田、六回までパーフェクトも遠い白星 (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、4回戦、DeNA3勝1敗、21日、横浜)阪神の岩田は六回までパーフェクト投球を見せながら、今季4試合目の登板でも初白星をつかめなかった。七回、先頭打者への死球で初めて出塁を許すと、1死後に3連打で2失点したところで降板。「力んでしまうと、球が上ずる」と悔しさをかみしめた。 八回に福原が後藤に同点ソロを浴び、好投が報われなかった左腕は「自分の投球をやっていくしかない。それを全うできるように」と必死に前を向いた。(共同)呉昇桓(人気女性アイドルとの交際発覚後初の登板で7セーブ目)「野球とつなげては駄目。たとえ良くないことがあったとしても、球場に持ち込まないのが一番」虎・岩田、完全試合壊れ今季初勝利も逃す「すべてが若いですね」 (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、4回戦、DeNA3勝1敗、21日、横浜)先発・岩田は完全試合ペースが一転、今季初勝利さえも逃した。六回まで1人の走者も出さなかったが、七回先頭の石川に死球を与えるとリズムが崩れ、一死から3連打を浴びて2失点で降板するはめに。「力んでしまうと、七回みたいに球がうわずる。(完全試合は)気づいていたが、そんなことはないだろう、とも思っていた。すべてが若いですね」と反省。和田監督は「(走者が)1人出てからバタバタしてしまったな」と振り返った。阪神・安藤、好リリーフでピンチ救った!「併殺を取りにいった」 (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、4回戦、DeNA3勝1敗、21日、横浜)安藤が好リリーフで陰の勝利の立役者になった。七回に1点差に詰め寄られ、なおも一死一、二塁のピンチで先発・岩田を救援すると、バルディリスを遊ゴロ併殺に仕留めた。「岩田が頑張っていたから。併殺を取りにいった」。19日の巨人戦では延長十一回に登板したが、2失点で黒星を喫していた。仕切り直しの一戦でさすがの投球をみせた。少女時代ユリも大喜び!?虎・呉昇桓、アツい3K締め7セーブ (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、4回戦、DeNA3勝1敗、21日、横浜)グラウンドに立てば、私生活は関係ない。ニックネームの「石仏」と化し、ハマ打線をねじ伏せた。呉昇桓が熱愛報道から一夜明け、巡ってきた出番で圧巻の3者連続三振締め。リーグ単独トップとなる7セーブ目を手にした。 「2回続けて打たれるのが、一番よくないから。きょうは自分でも真っすぐがよかったと思う」 リベンジの舞台でもあった。前回19日の巨人戦(甲子園)は1点リードを守れず、2球で2安打を浴び、救援に失敗した。右腕が長年クローザーを務める中で最も大事にすることは、同じ過ちを繰り返さないこと-。5-3の九回にマウンドに上がり、きっちり白星を守った。先頭の梶谷に右前打を許したが、筒香、ロペス、バルディリスを最速152キロを計測した直球を軸になで斬りだ。 前日20日に韓国ガールズグループ「少女時代」のユリ(25)との真剣交際が発覚した。韓国のビッグカップルとあり、否が応でも注目された一日だった。本人は試合前に報道陣に囲まれ結婚の可能性について質問されると「まだ、これからなんで」と語るに止めたが、メッセンジャーに「ガールフレンドのことで聞かれているのか」と突っ込まれたときには、思わず苦笑い。韓国メディアも駆けつけていた。 それでも、守護神はざわめく周囲をよそに、いつもと変わらない姿勢、調整でゲームに備えた。プロとして、ポリシーがあるから、だ。 「(私生活を)野球とつなげてはいけない。よくないことがあったときも、球場に持ち込まないようにしている」 男は黙って、目の前の仕事に集中する。野球に全力を注ぐ。この大きな背中に虎党も心底、ほれている。
Apr 21, 2015
コメント(0)
さすが4番や!ゴメス、九回決着打で虎救った「走者かえすことが仕事」 (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、4回戦、DeNA3勝1敗、21日、横浜)さすが主砲だ! 阪神は5-3でDeNAを破り、4位タイに浮上した。マウロ・ゴメス内野手(30)が一回に先制打、九回には決勝の2点二塁打と大活躍。岩田の完全試合ペースが暗転して同点にされたピンチを、4番のバットが救った。これで5試合連続打点。チームの借金もどんどん減らしてくで!鋭い打球がグングン伸びていく。前進守備だった中堅・荒波の頭上を余裕で越えていった。ゴメスは悠々と二塁へ。気迫あふれる表情で両手を3度たたいた。勝負を決める2点二塁打。代走を送られ、ベンチに戻ると、チームメートからもみくちゃにされた。 「自分としては打席の中で打てる球をしっかり打とうと思っていた。チームの勝利に貢献できてよかった」 同点に追いつかれた直後の九回だ。二死一、二塁のチャンスでDeNAのドラ1・山崎康にわずか2球で追い込まれたが、集中力を保っていた。「真っすぐは意識していなかったけど、ストライクをとらえようと思っていた」。145キロの直球をはじき返した。 一回には一死一、二塁で左前に先制適時打。カウント1-2とここでも追い込まれていたが、先発・久保のフォークに食らいついた。「低めのボールをうまく打つことができた」。昨季、14打数1安打6三振と抑えられていた難敵を攻略。西岡の好走塁もあり、来日初となる5試合連続打点を挙げた。 先発・岩田が六回まで1人の走者も許さないパーフェクトピッチを続けていたが、七回に暗転。死球と3連打で2点を失った。さらに、八回には3番手の福原が代打・後藤に同点弾を浴びた。 後藤は今季から登録名を「後藤武敏G.(ゴメス)」に変更した“DeNAのゴメス”。場内には相手ファンのゴメスコールが鳴り響く。しかし、虎の“本家”ゴメスは動じなかった。 「(後藤は)ホームランを打ったので素晴らしいと思うが、自分は自分のやるべきことを考えて打席に入ったよ」 試合前の練習中、虎のゴメスは打撃ケージ後方にいた後藤に自ら歩み寄った。通訳をはさんで言葉を交わし、握手。「いいニックネームじゃないか」。ニコニコしながら三塁ベンチに戻ってきた。そして試合では本家の貫禄を見せつけた。始めもゴメス、最後もゴメスが決めた。 今季はスランプに陥ったときもあったが、ここにきて来日1年目の昨季に打点王のタイトルを獲得した実力を発揮。和田監督は「かなり上がってきているし、勝負強さも戻ってきている」と太鼓判を押した。 「自分の仕事としては走者をかえすことが仕事なので、これからもそういう仕事をしていきたい。なかなかチームが勝てない状況だが、まだまだシーズンは長いのでこれからもしっかり戦っていきたい」 チームはDeNAと並ぶ4位に浮上。頼れる4番を中心に虎の逆襲が始まる。データBOX ◎…阪神は今季DeNA戦4試合目にして初勝利。昨季の9月29日(甲子園、○1-0)からの連敗を4で止めた ◎…阪神がカードの初戦を勝ったのは、4月3日の巨人戦(東京D)以来で5カードぶり。ちなみに昨季は5月9日の巨人戦(甲子園)から6月6日のオリックス戦(甲子園)まで10カード連続で初戦を落としている阪神・ゴメス、これで5試合連続打点!オマリー効果で復活 (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、4回戦、DeNA3勝1敗、21日、横浜)阪神は5-3でDeNAを破り、4位タイに浮上した。マウロ・ゴメス内野手(30)が一回に先制打、九回には決勝の2点二塁打と大活躍。岩田の完全試合ペースが暗転して同点にされたピンチを、4番のバットが救った。これで5試合連続打点。 ゴメスが復活した背景に、オマリー打撃コーチ補佐の存在がある。甲子園でも遠征先でも、なかなか本調子に乗らないゴメス、マートンの助っ人コンビに対し、自ら投手役を務めて早出特打を課していた。前日の指名練習で同コーチがマンツーマン指導していた伊藤隼もこの日タイムリーを放った。となれば、そろそろM砲も“覚醒”か!?2番入って熱い!虎・西岡、2戦連続3安打 5試合で打率・429 (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、4回戦、DeNA3勝1敗、21日、横浜)審判の両手が開くと、飛び上がって右拳を天に突き上げた。西岡が好判断&好走塁。捕手の一瞬の隙を突く鋭いスライディングで先制のホームを踏んだ。 「どう滑り込もうかということを考えていた。(捕手の)黒羽根選手の足が(ベースを)またいでいた。足を突っ込むしかないと思った」 一回一死。先発・久保のスライダーを左前へ運び、鳥谷の四球で二進。ゴメスが打球を左前に転がすと一気に本塁へ突入し、試合の主導権を握る1点をもぎとった。 開幕から3番、1番を務めてきたが、16日の中日戦で2番に座ると「“攻撃的な2番”という監督の意思は理解している」と強い責任感を発揮。5試合で打率・429と結果を出している。 二回に中前打、七回に三塁内野安打を放ち、2試合連続となる猛打賞。開幕から21試合で早くも4度目だ。このハイペースを維持すれば、自身がロッテ時代の2010年に達成した猛打賞27回のプロ野球記録にも手が届く計算になる。 ひたむきなプレーでもチームを鼓舞する。2点リードの四回二死一、三塁では投手の前に転がった打球を諦めずに一塁へ走るとロペスの捕球ミスを誘い、追加点をおぜん立て。同点の九回にも四球を選んでゴメスの勝ち越し打につなげ、5打席すべてで出塁した。 「今はあっさり勝てないチーム状況。流れがくるまでは踏ん張れないといけない」 守備でもチームを支えている。完全試合ペースだった岩田が七回先頭の石川に死球をぶつけて、快挙ならず。三塁を守る西岡はすかさず間合いをとり、大阪桐蔭高の先輩に「次ですから」と声をかけた。さらに一死から梶谷の左前打で無安打無失点も消えると、再びマウンドに歩み寄った。常に試合の流れを頭に入れて、グラウンドに立っているからこその行動だった。 試合後は「これを維持できるように」と充実感をただよわせた。走攻守そろった背番号7。頼りになる男が虎を牽引(けんいん)する。 三塁コーチャーの阪神・高代作戦兼内野守備走塁コーチ「ゴメスで(左翼の筒香が)深く守っていたのもあるが…。西岡が(二塁で)大きくリードをとっていたから、俺も(本塁突入を)チャレンジさせることができた。ランニングもよかったが、スライディングもうまかったよ」データBOX ◎…西岡は今季4度目(3安打3度、4安打1度)、通算では91度目の猛打賞を記録。2010年はプロ野球記録の27度(3安打21度、4安打5度、5安打1度)をマークした。阪神移籍後は13年が14度(3安打13度、5安打1度)、14年が1度(3安打1度)。虎・隼太、今季初Hがタイムリー「チャンスがあればベスト尽くす」 (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、4回戦、DeNA3勝1敗、21日、横浜)針の糸を通すような制球力が武器である久保の外角チェンジアップを拾った。バットの先だったが、執念で中前に運んだ。伊藤隼が今季2度目のスタメンで初安打&初打点と首脳陣の期待に応えた。 「体がうまいこと対応してくれました。あまり調子がよくなかったので、結果が出てよかったです。これからもチャンスがあればベストを尽くしたいです」 一回二死満塁。ゴメスの先制打が飛び出した後、マートンが三振を喫し、福留が歩いて、出番がきた。14日に1軍昇格したときは、打撃が上向いていたタイミングで「いいときに上げてもらえた」と意気揚々だった。そして6打席目。これまで攻撃陣の課題だった「次の1点」を体現した。四回にもフルカウントから四球を選んで、3点目のホームを踏んだ。 「塁に出て、得点につながったのはよかった」 大和の打撃不振により、中堅は野手で唯一、レギュラーが定まっていないポジションである。守備力からすれば大和の代役は俊介だが、打力では、やはり隼太に魅力がある。逆にいえば隼太にとっては、打って初めて勝負になる。 横浜スタジアムでは昨季、夏場に守備のもろさを露呈した。「球が消える」ともいわれた新LED照明対策としてサングラスを着用した。「変わったので」。このチャンスを逃すまいと準備にはぬかりない。 「積極的にいこうと思って打席に入りました。とにかくチャンスで1本、ヒットがでてよかったです」 慶大からドラフト1位で入団し、はや4年目になった。勝負のシーズン。もう、足踏みはゴメンだ。
Apr 21, 2015
コメント(0)
本当に、今年の岩田は、すごいですね。昨年の後半のまま、今年も大絶好調!途中までは、パーフェクト、ノーヒットノーランもできそうな感じでした残念ながら、記録はできず、点も取られてしまい追いつかれてしまいましたがまたもゴメスが決めてくれました!!!!!さすが四番!!!これで、調子に乗ってくれるでしょう!!それに、狩野が、がんばってますね!!関本が、もう一つ調子に乗ってないし、新井さんも。。。狩野がキーになりそうです。1回表 【上本】 サードゴロ 【西岡】 レフトヒット 【鳥谷】 フォアボール 【ゴメス】 レフトタイムリーヒット DB0-1T 【マートン】 見逃し三振 【福留】 フォアボール 【伊藤隼】 センタータイムリーヒット DB0-2T 【梅野】 ライトフライ1回裏 【石川】 見逃し三振 【白崎】 サードゴロ 【梶谷】 空振り三振2回表 【岩田】 ショートゴロ 【上本】 ファーストライナー 【西岡】 センターヒット 【鳥谷】 空振り三振2回裏 【筒香】 空振り三振 【ロペス】 ショートライナー 【バルディリス】 ファーストゴロ3回表 【ゴメス】 見逃し三振 【マートン】 セカンドゴロ 【福留】 空振り三振3回裏 【桑原】 ライトフライ 【黒羽根】 ショートゴロ 【久保】 空振り三振4回表 【伊藤隼】 フォアボール 【梅野】 ファーストフライ 【岩田】 ピッチャー犠打 【上本】 ライトヒット 【西岡】 ピッチャーゴロ(エラー) DB0-3T 【鳥谷】 ショートゴロ4回裏 【石川】 サードゴロ 【白崎】 ショートゴロ 【梶谷】 見逃し三振5回表 【ゴメス】 センターフライ 【マートン】 見逃し三振 【福留】 ファーストゴロ5回裏 【筒香】 ピッチャーゴロ 【ロペス】 センターフライ 【バルディリス】 セカンドゴロ6回表 【伊藤隼】 ファーストゴロ 【梅野】 空振り三振 【岩田】 サードゴロ6回裏 【桑原】 空振り三振 【黒羽根】 ライトフライ 【代打・飛雄馬】 ライトフライ7回表 (投手交代)久保 → エレラ 【上本】 空振り三振 【西岡】 サードヒット 【鳥谷】 ピッチャーヒット 【ゴメス】 空振り三振 【マートン】 見逃し三振7回裏 【石川】 デッドボール 【白崎】 空振り三振 【梶谷】 レフトヒット 【筒香】 レフトタイムリーヒット DB1-3T 【ロペス】 センタータイムリーヒット DB2-3T (投手交代)岩田 → 安藤 【バルディリス】 ショート併殺打 (投手交代)エレラ → 林8回表 【福留】 空振り三振 【代打・俊介】 ライトフライ 【梅野】 セカンドフライ8回裏 (守備交代)藤井 キャッチャー (投手交代)安藤 → 福原 【代打・荒波】 ライトフライ 【黒羽根】 ライトフライ 【代打・後藤】 左中間ソロホームラン DB3-3T 【石川】 レフトヒット 【白崎】 サードゴロ9回表 (投手交代)林 → 山崎康 【代打・狩野】 ライトヒット (代走)荒木 【上本】 ピッチャー犠打 【西岡】 フォアボール 【鳥谷】 空振り三振 【ゴメス】 センターオーバー2点タイムリーツーベース DB3-5T (代走)大和 【マートン】 ショートゴロ9回裏 (守備交代)坂 サード (投手交代)福原 → 呉昇桓 【梶谷】 ライトヒット 【筒香】 空振り三振 【ロペス】 空振り三振 【バルディリス】 見逃し三振■2015/4/21 試合結果対DeNA 4回戦 横浜神|200 100 002|5デ|000 000 210|3勝:福原1勝0敗0SS:呉昇桓0勝0敗7S敗:山崎康0勝1敗4SHR:後藤ソロ1号神:岩田-安藤-福原-呉昇桓ディ:久保-エレラ-林-山崎康4/22の予告先発神:メッセンジャーディ:モスコーソ伊藤隼 1回表 センタータイムリーヒット打ったのはスライダー。積極的にいこうと思い、打席に入りました。とにかくチャンスで一本ヒットが出て良かったです。ゴメス選手 1回表 レフト先制タイムリーヒット打ったのはフォーク。低目のボールを上手く打つことが出来た。初回に先制することが出来て良かったよ。
Apr 21, 2015
コメント(0)
両方とも交際を認めたようですね。隠し事を発表して、すっきりとしていただき、良い方向に進んでくれるといいですねで、ユリって娘が、どのへんの娘か分からない。。。<芸能>少女時代のユリと阪神の呉昇桓 交際中2015/04/20 13:45【ソウル聯合ニュース】韓国の人気ガールズグループ、少女時代のユリ(25)とプロ野球・阪神タイガースの呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)が交際していることが20日、分かった。ユリの所属事務所、SMエンタテインメントが交際事実を認めた。少女時代のユリ=(聯合ニュース) 週刊誌の報道によると、2人は昨年11月から交際を始め、知人らと共にデートを楽しんだという。ユリが今年3月、プライベートで大阪に行ったのも呉昇桓を応援するためという。 少女時代のメンバーらは昨年、ユナと俳優イ・スンギの交際が明らかになったのをはじめ、スヨンと俳優チョン・ギョンホ、ティファニーとアイドルグループ2PMのニックン、テヨンとアイドルグループEXOのべクヒョンとの交際事実が次々と発覚した。阪神タイガースの呉昇桓=(聯合ニュース)「呉昇桓と熱愛説」ユリ、少女時代5人目の“熱愛メンバー”になるか2015年04月20日10時58分 少女時代のユリ(左)と呉昇桓 ユリが少女時代メンバー5人目の“熱愛認定”メンバーになるだろうか。 少女時代のユリがプロ野球選手の呉昇桓(オ・スンファン)との熱愛説に包まれた。20日あるメディアは少女時代ユリと呉昇桓が熱愛中だと報道した。このメディアによれば2人は日本と韓国を行き来しながらデートを楽しみ、愛を育てていたという。双方はいずれも公式の立場をいまだ伝えていないが、2人の熱愛の情報は昨年から芸能界と野球界でじわじわ広がっていた。 現在の少女時代はメンバー8人のうちユナ・スヨン・ティファニー・テヨンまで計4人のメンバーが公開熱愛中だ。昨年ユナが歌手イ・スンギとの熱愛の事実を公式に認め、その後スヨンが俳優チョン・ギョンホと、テヨンが同じ所属事務所のEXOメンバーBAEKHYUN(ベクヒョン)との熱愛事実を認めた。ユリまでが“公開熱愛”メンバーの隊列に合流するのか関心が集まっている。 一方ユリとの熱愛説が浮上した呉昇桓は、日本プロ野球のセントラルリーグ阪神タイガース所属の投手だ。2年契約で9億円(契約金2億円、年俸3億円、インセンティブ5000万円、純粋報奨金8億円)で入団した。彼は2005年にサムスンライオンズに入団した。2011年には韓国シリーズに出て韓国での試合通算最多セーブの6セーブを達成した。投球当時、変化を見せない表情で石仏というニックネームを持っている。
Apr 20, 2015
コメント(0)
虎・ゴメス、G倒V打!鳥谷の珍し送りバントに4番が即応えた (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)主将が相手の意表を突くバントを決めて、おぜん立てをしてくれた。トリタニのためにも絶対に打つ-。魂のこもったゴメスの打球は、三遊間をゴロで破った。 「思いがけないことでビックリしましたが、すばらしいバントで送ってくれたので、なんとか(二塁走者を)かえしたかった」 同点の六回だ。先頭の西岡が四球をもぎとった直後、3番の鳥谷が初球から送りバントを決めて一死二塁。高卒2年目左腕の田口の低めのスライダーをジャストミートした。「田口はいいボールを投げていた。ボールをしっかりと呼び込むことができている」と主砲は自画自賛だ。 一回二死二塁ではチェンジアップに体勢を崩されながらも、先制の中前打。4試合連続安打&3試合連続適時打と打棒は上昇一途だ。「能見さんがすばらしいピッチングをしていたので、勝たせてあげたかった」。ベテラン左腕のためにも結果を残さなければ…という思いがバットに伝わった。 和田監督は「(田口に)タイミングがとれていたので、何とか得点圏に進めてゴメスという形をとりたかった。期待に応えてくれた」と鳥谷にバント指令を出した理由を説明。G砲の一打に賭けた策が奏功した。 この日は試合前、屋外での打撃練習はせずマートン、鳥谷らとともに室内練習場で過ごした。「しっかり打ち込んだよ」。ゴメスだけは、大粒の汗をしたたらせながらグラウンドに姿をみせ、高代作戦兼内野守備走塁コーチのノックを受けた。前日17日の一回、守備での判断ミスで先制点を許し、メッセンジャーの足を引っ張ったことへの反省だ。それも一夜明ければ、バットで汚名返上…。 勝利のお立ち台で、全打点をたたき出したG砲は「チームは最高の状態ではないが、踏ん張って、あしたも勝ちたい」と連勝宣言。能見から「あしたもゴメスが打ってくれると思うので、球場に来てください」と激励を受けると、大きくうなずいた。 借金はまだ「3」だが、不振から脱出し、打率・290まで上げてきた4番の勝負強さは本物だ。 これぞ4番!阪神・ゴメスがG田口攻略「ノウミサン助けたいと…」 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)同点の六回、阪神4番のマウロ・ゴメス内野手(30)が先制打に続いて、巨人先発の田口から左前に勝ち越し適時打を放った。これが決勝打となり、ゴメスはチーム全打点を稼ぐ4番の働きをみせた。 五回に同点に追いつかれた阪神は六回、四球で西岡が出塁すると、鳥谷が珍しく犠打で一死二塁。ここで一回に先制点を挙げているゴメスが田口の2球目、低めのスライダーを左前へ弾き返すと、二走・西岡が懸命に走って本塁へ生還。勝ち越し点を奪った。 今季初白星を挙げた能見とともにお立ち台にあがったゴメスは、「アリガトウゴザイマス」と笑顔。「どちらの場面も積極的にいいバッティングができたんでよかったです。若いピッチャーらしからぬいいピッチングをしていたので、積極的にバットを振った」と田口をたたえつつ、勝ち越し打の前、鳥谷のバントには「しっかり送ってくれたのでチャンスを生かしたかった。結果が出てよかった」と振り返った。さらに「ノウミサンが素晴らしいピッチングをしていた。助けたいと思った」と話した主砲は「よかった」とにっこり。「状態はあまり良くないですが、あすもがんばって勝ちたい」と気合を入れなおした。阪神・鳥谷、1年ぶり犠打に納得の表情「サインです」 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)ゴメスの決勝打を演出したのは、鳥谷のバントだ。1-1の六回、先頭の西岡が四球で出塁。鳥谷は、初球のスライダーを投前に。田口のダッシュが遅れた。「サインです。点につながってよかった」。昨年3月29日の巨人戦(東京D)以来となる犠打を決めて納得の表情だ。和田監督は「きょうの展開では1点勝負かな、と。1点を取りにいきました」と話した。データBOX 鳥谷の犠打は昨年3月29日の巨人戦(東京D)以来、通算47度目。2013、14年は各1度ずつ送りバントを試みて2度とも成功している。送りバントの企図数は通算63度、53成功(10失敗)、成功率・841。阪神・西岡、3打数0安打も足で勝利貢献「ギャンブルでした」 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)西岡の好判断&走塁が貴重な決勝点を生んだ。同点の六回一死二塁。ゴメスの打球はしぶとく三遊間を破る左前打。二走・西岡は迷うことなく三塁ベースを蹴った。「僅差のゲームだったし、ギャンブルでした」。快足を飛ばすと、勢いそのままにホームに滑り込んだ。3打数無安打で七回には送りバントも失敗したが、足で勝利に貢献した。虎・狩野、代打で好機つくった「とにかく一生懸命やることだけ」 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)狩野は七回先頭の能見の代打で登場。3番手・高木京のチェンジアップを左前に運んだ。「塁に出ることだけを考えていました。とにかく一生懸命やることだけです」。追加点こそならなかったが、その後、二死満塁となる好機のきっかけをつくった。打率・357。頼もしさが日に日に増している。
Apr 18, 2015
コメント(0)
阪神・能見、蘇った!ボロボロ2敗目から中10日で今季初星や (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)阪神・能見篤史投手(35)が、5連勝中の巨人打線を7回5安打1失点に抑え、今季初勝利を挙げた。ここまで2戦2敗の背信続きに、エース左腕は中10日の“充電”。3度目の正直でたくましく甦った。 クールな表情の裏で、1球1球に闘志を込めた。今季最多4万6438人で埋まった聖地で、同じ過ちはもう繰り返されない。背水の能見が宿敵相手に牙をむき、5連勝中の巨人打線を止めた。 「チームが勝ってくれたらそれでいい。貢献できるように一日一日過ごしていた。良かった」 中10日でのマウンドで、見違えるようなピッチングをみせた。一回二死二塁で坂本をフォークで空振り三振に仕留め、勢いに乗った。五回まで毎回の8奪三振。課題だった制球難もほとんどなく、直球とフォークのキレが違う。五回二死一、三塁のピンチは、左打ちの19歳左腕・田口に同点打を浴びるも、崩れなかった。 1点を守る七回一死一塁でも、走塁のスペシャリスト・鈴木を巧みなけん制で刺した。ベテランならでは勝負勘で、相手に傾きそうな流れを食い止めた。今季初コンビの藤井のリードを頼りに、7回5安打の力投で今季初勝利。かつての左腕エース井川(現オリックス)と並び、虎歴代6位タイの巨人戦通算19勝目を挙げた。 過去3度の開幕投手も、今季初登板は開幕4戦目のいわば裏ローテ。相手投手のランクが落ちることから能見で確実に1勝を-。そんな首脳陣の期待に応えられず、これまで2戦2敗だった。10日の広島戦(甲子園)が雨天中止になるとローテ再編に伴い、登板機会を1度飛ばされた。「自分がふがいなかった…」 屈辱の時間で自分を追い込んだ。10日間の調整期間に“ミニキャンプ”を敢行。グラウンドでは1人だけで息を切らしながら、何度もポール間ダッシュを繰り返した。ブルペンでは、試合を想定してシーズン中では異例の100球以上を投げ込んだ。一部のコーチからは、オーバーワークを不安視する声もあったほど。それも信頼を取り戻すため。一心不乱に腕を振り、自分と向き合い、球のキレとフォームを確認した。 この日の最速は142キロどまりだったが、中西投手コーチは「直球が走っていた。スライダーも低めに決まっていた」と復調に納得の表情。和田監督も、試合前の練習から左腕にベタ付きで状態をチェックしていただけに、「能見らしい投球がみれた。きょう1勝したことで、気分的なところも変わってくると思う」と期待を込めた。 チームにとっても実に12試合ぶりの先発投手の白星。「反省点があるので。次はそこを気をつけたい」とベテランは表情をひきしめた。能見らしさ全開で、ここから突き進む。 (柏村翔)能見の今季登板VTR ★3月31日のヤクルト戦(神宮、●3-4)に先発。3-1の五回二死一、三塁。4番雄平、5番畠山に連続適時打を浴び、逆転を許した。5回7安打4失点で敗戦投手。 ★4月7日のDeNA戦(甲子園、●3-8)に先発。初回一死一、二塁で筒香に適時打。二回には味方の失策に2本の適時打を浴び、4点を失う。5回7安打5失点で敗戦投手。阪神・能見、1年ぶりG斬り!通算56試合登板で19勝15敗 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)阪神・能見篤史投手(35)が、5連勝中の巨人打線を7回5安打1失点に抑え、今季初勝利を挙げた。 能見は井川(現オリックス)に並ぶ、球団6位の巨人戦通算19勝目。最多は村山実の39勝。5位・渡辺省三にあと「1」。 能見の巨人戦勝利は昨年4月12日の甲子園(完封)以来、約1年ぶり。昨季は6試合登板、1勝5敗、防御率5・09だったが、2009年7月19日(東京D)-11年5月3日(東京D)にかけて小林繁らと並ぶ球団最多の巨人戦8連勝を記録。通算でも56試合登板、19勝15敗、防御率3・03と得意にしている。虎・能見、藤井とのバッテリーで今季初勝利「頼りにして投げた」 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)開幕から2戦連続黒星の阪神・能見篤史投手(35)が先発し、巨人打線を7回5安打1失点に抑え、3戦目にしてようやく今季初白星を手にした。 能見は一回に橋本に安打を許すも、片岡、坂本を空振り三振に仕留める上々の立ち上がり。二回から四回まできっちり3人ずつで斬った能見は、五回に一死から長野に左線への二塁打を放たれると、続く村田にも左前打を浴び一、三塁のピンチ。実松を見逃し三振で、二死で迎えた先発の田口にまさかの左前適時打を浴び、同点とされた。 それでも、チームは六回にゴメスが左前適時打を放ち、勝ち越しに成功。能見は七回も無失点で切り抜け、勝ち投手の権利を持って、この回限りで降板した。 ヒーローの能見は初勝利に「ありがとうございます。よかったです」と安堵した表情で、「過去2試合はいいピッチングが出来ていなくて、(きょうは)最初から飛ばしていきました」と話した。これまで2戦の捕手は梅野だったが、この日は藤井とのバッテリー。「頼りにして投げました」と振り返ると、「自分としてもチームが勝ってくれればいいので、貢献できるように一日一日過ごしていたのでよかった」とエースらしい言葉。最後は「しっかり頑張りたいと思います」と次を見据えると、ファンへ「あしたもゴメスが打ってくれると思う」とこの日2打点を挙げた頼もしい4番・ゴメスに感謝しきりだった。和田監督(今季初勝利の能見に)「やっと能見らしいピッチングが見られた」鳥谷(六回に今季初の犠打で決勝点を演出)「点にもつながったし、良かった」阪神・中西投手コーチ(能見に)「直球が走っていた。スライダーも低めに決まっていた」阪神・藤井、能見を好リード「二回以降はバンバンきた」 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)藤井が今季2度目の先発マスクを被り、能見との今季初バッテリーで好リード。左腕の1勝目をお膳立てした。「一回は勝っていないな、という(質の)ボールだったけど、二回以降はバンバンきた。インコースにも(いい球が)きていた」。主戦捕手は2年目の梅野が担う現状だが、ベテランの存在感が際立った。阪神・福原、5戦連続0封「能見の勝ちを消さないように必死」 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)福原が1点リードの八回から2番手で登板し、1番・金城からの好打順に対し、1回無安打無失点と好投した。「能見の勝ちを消さないように必死でした。勝ちがついたのが一番です」。今季5試合連続無失点で3試合連続パーフェクトリリーフ。松田、安藤とともに「勝利の方程式」を任されているベテランが実に頼もしい。“呉”めんね6S!トンネル&ポロリに虎党ヒヤヒヤ「スンファン劇場」 (セ・リーグ、阪神2-1巨人、5回戦、巨人3勝2敗、18日、甲子園)勝ったから、ジョーク交じりに思い返せる。それでも、“その瞬間”は冷や汗たらたらものだった。マウンド上で無表情なことから「石仏」と呼ばれる男が苦笑いを連発した。呉昇桓(オ・スンファン)が後逸にポロリまで…。試合後は猛省するしかなかった。 「自分がばかなことをした。失敗した。それだけです」 出番は1点を守る九回。先頭は4番の坂本だった。出塁を許せば、緊迫する局面。初球の外角スライダーを打たせた。ボテボテのゴロが投前に転がった。本人もラッキー! と、心の中で叫んだはず。しかし…。前進しながら、腰を落とした守護神のグラブの下をすり抜けた。まさかの投失。グラウンドは一気に緊張ムードで包まれた。 だが、これだけでは終わらない。続く井端の打席。犠打を試みたベテランにインハイの真っすぐを投げ込み、狙い通りの小飛球に。猛然とダッシュし、胸の位置付近でキャッチしようした。傍目には平凡なフライに映った。ところが、今度はグラブで弾いてしまった。 結果的に、打球のカバーに入った捕手・藤井が二塁送球で封殺し、事なきを得た。その後、中西投手コーチもタイムを取って、ひと呼吸置いた。これで、落ち着いたのか、一死一塁からはさすがの投球。後続を難なく斬って、白星を守った。6セーブ目を挙げ、恥ずかしそうに歓喜の輪に加わった。 勤勉な右腕は、ときに自室に戻ってからも、球団スコアラーにもらった映像や動画投稿サイトなどで自身の登板をチェックする。この日も、きっと、反省点をおさらいしていることだろう。 「直球はいい感じで開幕より、よくなっています。(守備は)結果的に抑えられたけど、次から気をつけます」 聖地に詰めかけた4万超の虎党も最後までヒヤヒヤ、ドキドキした最終回。「オ・スンファン劇場」を笑顔のまま、閉幕できたことが何よりだった。
Apr 18, 2015
コメント(0)
うちのブログの昨年はって記事見ると、1年前と6年前も能見が勝利してるんですよねApr.17.2014阪神・能見、七回途中2失点で自身3連勝!ハーラートップに並ぶApr.17.2009 阪神・能見が6回0封!592日ぶり白星 でした!今日は、休養十分だし勝ってくれると信じていました!!!解説の桑田さん、赤星さんが絶賛するように、今日の能見は、今までに見れないような絶好調!!そして、男前藤井のリードも最高でした!相手投手田口のタイムリーの1点だけ7回8三振!!そして、ゴメスが初回のタイムリーに続き、6回裏にもレフト前タイムリー!!これは、西岡も良く走りました!!マートンにもフォアボール、田口をKO!!戸根も、一球もストライクが入らず。。。一死満塁俊介にも入らなかったのですが、2-0から手を出してしまい、その後も点が入らず。。。そのショックか、能見が、いきなり村田にストレートのフォアボール。。。しかも、代走SUZUKI。。。こりゃ走られたらやばい。。。しかし、實松の送りバントが上がってしまい藤井取って1アウト!代打セペタ。。。なかなかストライクが入りません!!!牽制を続ける能見に逆を取られ、牽制アウト!!桑田さん、赤星さんも始めてみた!!と言われてました。セペタも打ち取りピンチを脱しました福原は完璧!!すばらしく安定しています!!阪神打線は毎回大量点のチャンスを作るのですが、点が取れません。。。ここで、なんと呉昇桓が2連続のエラー!!送りバント失敗のフライだったので、セカンドでアウトにできたのはラッキーでしたが、けっこうファールグランドに転がったので、危なかった。。。長野をショートゴロ!!ゲッツー!!と思われましたが、上本の送球がそれて、長野が残りますいまいち、いやな感じが続きます中井が思いっきりひっぱり!!!と思いましたが伸びなくてスリーアウト!!!試合終了!!やっと能見に勝利がつきました!!!!!1回表 【金城】 セカンドゴロ 【片岡】 空振り三振 【橋本】 レフトヒット ランナー橋本が二盗 【坂本】 空振り三振1回裏 【上本】 サードライナー(エラー) ランナー上本が二盗 【西岡】 空振り三振 【鳥谷】 見逃し三振 【ゴメス】 センタータイムリーヒット T1-0G 【マートン】 見逃し三振2回表 【井端】 空振り三振 【長野】 ショートゴロ 【村田】 空振り三振2回裏 【福留】 セカンドゴロ 【俊介】 ショートヒット 【藤井】 ショート併殺打3回表 【實松】 ライトフライ 【田口】 見逃し三振 【金城】 センターフライ3回裏 【能見】 見逃し三振 【上本】 セカンドゴロ 【西岡】 ファーストゴロ4回表 【片岡】 見逃し三振 【橋本】 セカンドゴロ 【坂本】 サードゴロ4回裏 【鳥谷】 サードヒット 【ゴメス】 レフトフライ ランナー鳥谷が二盗アウト 【マートン】 空振り三振5回表 【井端】 サードゴロ 【長野】 レフト線ツーベース 【村田】 レフトヒット 【實松】 見逃し三振 【田口】 レフトタイムリーヒット T1-1G 【金城】 空振り三振5回裏 【福留】 フォアボール 【俊介】 空振り三振 【藤井】 フォアボール 【能見】 スリーバント失敗 【上本】 センターフライ6回表 【片岡】 センターヒット 【橋本】 ピッチャー犠打 【坂本】 セカンドゴロ 【井端】 フォアボール 【長野】 ショートゴロ6回裏 【西岡】 フォアボール 【鳥谷】 ピッチャー犠打 【ゴメス】 レフトタイムリーヒット T2-1G 【マートン】 フォアボール (投手交代)田口 → 戸根 【福留】 フォアボール 【俊介】 ライトフライ 【藤井】 ピッチャーゴロ7回表 【村田】 フォアボール (代走)鈴木 【實松】 キャッチャーファウルフライ ランナー鈴木が一塁牽制アウト 【代打・セペダ】 セカンドゴロ7回裏 (守備交代)中井 ファースト (投手交代)戸根 → 高木京 【代打・狩野】 レフトヒット 【上本】 レフトヒット 【西岡】 スリーバント失敗 【鳥谷】 レフトフライ (投手交代)高木京 → 笠原 【ゴメス】 フォアボール 【マートン】 ファーストファウルフライ8回表 (投手交代)能見 → 福原 【金城】 ショートフライ 【片岡】 セカンドゴロ 【橋本】 ピッチャーゴロ8回裏 【福留】 フォアボール 【俊介】 フォアボール 【藤井】 ピッチャー犠打 【代打・関本】 空振り三振 【上本】 ファーストファウルフライ9回表 (守備交代)大和 センター (投手交代)福原 → 呉昇桓 (守備交代)坂 サード 【坂本】 ピッチャーゴロ(エラー) 【井端】 ピッチャーゴロ (代走)寺内 【長野】 ショートゴロ 【中井】 レフトフライ■2015/4/18 試合結果対巨人 5回戦 甲子園巨|000 010 000|1神|100 001 00x|2勝:能見1勝2敗0SS:呉昇桓0勝0敗6S敗:田口1勝1敗0S巨:田口-戸根-高木京-笠原神:能見-福原-呉昇桓4/19の予告先発巨:高木 勇人神:藤浪 晋太郎ゴメス選手 6回裏 レフト勝ち越しタイムリーヒット打ったのはスライダー。幸運にも野手のあいだを抜ける打球になったね。ニシオカ、トリタニサンが作ってくれたチャンスで回ってきた打席だったし、ランナーをかえすバッティングができてよかったです。ゴメス選手 1回裏 センター先制タイムリーヒット打ったのはチェンジアップ。外角低めの自分から遠いボールだったけれども、うまく前で拾うことができました。
Apr 18, 2015
コメント(0)
満塁斬り!虎・金田、竜の逆襲断った「初球から勝負球のつもり」 (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)あぁ、またか-。多くの虎党がそう思っただろう。一回に4点を先制しながら先発・岩崎が踏ん張れずに追いつかれた四回。なお一死満塁と絶体絶命のピンチでマウンドに上がった金田が救世主となった。 「絶対に1点もあげたくない場面だった。初球から勝負球のつもりで投げました」 まずは荒木を2球で簡単に追い込むと、最後は外角低めにツーシームを投げ込み空振り三振。続く平田も投ゴロに仕留めた。回をまたいだ五回も、一死から福田に左翼線二塁打を打たれたものの、後続を斬った。チームは六回に西岡の適時打で勝ち越しに成功。右腕に今季初白星が転がり込んだ。「打ってくれた打線のおかげです」と答えたが、力投が流れを引き寄せたのは間違いない。 10日の広島戦(甲子園)。雨天中止が決まった後、山口投手コーチと二人三脚でフォームの改善に取り組んだ。室内練習場で投球時に体が左に流れる悪癖を修正し、結果につなげた。 金田の好投に呼応したのが3番手・島本だ。「しっかり抑えないといけないと思って、気持ちで投げました」とバトンを受けた六回を完璧に救援。武山、代打・松井佑、大島をきっちり3人で打ち取った。昨年、支配下登録を勝ち取った今季5年目左腕はプロ初ホールド。「負け試合(での登板)が多かったので、いつも以上に緊張しました」とまた一つプロとしての階段を上った。 若虎の頑張りをベテランが指をくわえてみてるはずがない。七、八回をこの日昇格したばかりの安藤と2連投となった福原が三者凡退。若さと経験がかみ合った中継ぎ陣が希望の光となる。阪神・福原、3人斬りで呉へ!今後はセットアッパーの可能性も (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)福原が八回から登板し、福田、エルナンデス、藤井を三者凡退。呉昇桓につなげた。前日まで2試合連続サヨナラ負けの責任投手となった松田の疲労も考慮した形とみられるが、和田監督は「セットアッパーって(松田を)決めているわけじゃないからね。少しでも状態がいい選手をいかそうと思う」と今後は流動的であることを明言。福原が八回を務める可能性が出てきた。阪神・呉昇桓、新球フォークで3者連続K締め!「感触よかった」 (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)呉昇桓(オ・スンファン)が今季初の3者連続K締めだ。2点を守る九回、代打・ナニータら左打者3人を料理し、リーグトップタイの5セーブ目。決め手は新球のフォークだった。「日本に来てから、初めてフォークをゲームで投げたけど、感触がよかった。練習中に投げていて、試そうと思った」。130キロ台前半で大きな落差があり、高橋周と大島からは空振り三振を奪った。13球中5球投じ、手応えだ。阪神、救援陣が奮闘!1死満塁をしのいだ金田「絶対に抑えるつもりで投げた」 (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)阪神の救援陣が奮闘した。四回途中に追い付かれたが、1死満塁で救援登板した金田が、荒木を三振、平田を投ゴロに仕留めピンチを断った。五回も無失点で、今季初勝利を手にし「絶対に抑えるつもりで投げた」と語気を強めた。 六回の島本に続いて、右肩の張りから復帰したばかりの安藤も七回を三者凡退に抑え「何とかいい仕事ができてよかった」。八、九回も福原、呉昇桓が完璧に抑える貫禄の投球で、最後まで流れを渡さなかった。(共同)
Apr 16, 2015
コメント(0)
2番・西岡で虎目覚めた!今季最多13安打で6点竜倒(セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)「2番・西岡」の新打線がハマった!! 阪神は西岡剛内野手(30)が六回二死二塁で決勝の右前適時打。連敗を2で止めた。1番・上本、2番・西岡の新打線が機能し、一回には5連打などで4得点を奪い、今季最多の13安打。17日はバックスクリーン3連発から30年。甲子園で巨人をたたき、浮上する。 執念の塊が一、二塁間を抜けていく。梅野が小気味良く三塁を蹴る。ブロックを交わした勢いで体が2回転。赤土まみれになった正妻が飛び跳ねるのを横目に、新しい虎の2番打者・西岡がガッツポーズだ。 「攻撃的な2番という監督の意思は理解して臨んだ。連敗が続いていて大事にいきたいところではあったが、そういうときこそ、攻めの気持ちが大事だと思う」 4-4の六回二死二塁。山井の初球を狙うことに迷いはなかった。「勝ちたいという一心です」。6連敗を脱して名古屋に乗り込むも、2夜連続サヨナラ負け。試合前、和田監督に呼ばれた。開幕は3番だった。直近3試合は1番。そして2番を通達された。 「1対1で話をしてもらった。こういうチーム状況。監督がやりたい方針に僕も従いたいし、そこで全力を尽くして勝てるために何でもしたい」 前日まで16試合を終えて、借金4の5位。和田監督は試合前打率・167だった上本に復調の兆しがみえ、昨季の定位置であった1番に戻すことを決断した。そして、西岡をロッテ時代以来の2番に。今季17試合目にして9通り目の打順変更に指揮官の苦悩ぶりがやっと実を結んだのは一回の怒濤の先制劇だった。 プレーボール直後、上本、西岡の連打で鳥谷が四球を選び、無死満塁。ゴメスが左前打、マートンは右前打、福留も左前打と3連続適時打などで一挙4得点を奪った。1イニング4得点、一回の得点はともに4月初だ。今季最多の13安打。のどの奥に刺さっていた骨が取れたかのようだった。先発の岩崎が四回に同点とされたものの、指揮官は「まだ完全に打線のまわりがよくなるまでは固定できないとは思うけど。久しぶりにつながったね」と口にした。 就任4年目で去就と背中合わせにある和田監督には信条がある。「その日の反省はその日のうちに終える。またゼロからのスタート。いつもそういう気持ちや」。何度くじけても、はい上がる。17日は1985年にバース、掛布、岡田がバックスクリーン3連発の記念日。甲子園で今季初めて巨人を迎える。「3つ借金を抱えているわけだから、どうしてもとりたい試合。そういう気持ちで入っていく」と和田監督。 「今までと違う形でチームに貢献したい。おもしろいこともやっていきたい。苦しいですけど、それでも戦っていきたいと思います」 指揮官の思いを受け、西岡が新しい風を吹かせる。もう足踏みはしない。虎の新2番が上昇気流に乗せる。ついに火を噴いた!虎GM砲アベック打点で一挙4得点 (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)ついに、頼みの男たちが火を噴いた。初回一挙4得点の立役者はゴメス&マートンだ。まず、先制点をたたき出したのはG砲。勝利の美酒に酔い、久しぶりに笑みをこぼした。 「自分の打てる球を打とうと思った。チャンスで走者をかえすという、自分の仕事を果たせてよかった。みんないい仕事ができたと思うよ」 さすが山井キラーだ。一回無死満塁の絶好機。外角スライダーをとらえ、豪快に左前に弾き返した。この日までの時点で対戦成績は通算19打数10安打(・526)。お得意さまに容赦なかった。 ただ、1点なら心許ないところ。M砲が続いた。なおも満塁で、こちらもスライダーをミートし、らしさ満点の右前適時打。前日15日のゲームではストライク判定に不満をのぞかせ、球審に詰め寄る一幕もあっただけに、“みそぎ”の一打でチームに貢献した。 「打てたことがすべて。チームで勝ち取った大きな勝利だね」 ともに久しぶりのタイムリーだった。4番が22打席ぶりなら、5番は34打席ぶり。アベック打点となれば、3月29日の中日戦(京セラD)まで遠ざかる。打順がめまぐるしく入れ替わる中、2人だけは不動。首脳陣の信頼に応えた。 勤勉な助っ人コンビは小さな努力を惜しまなかった。名古屋遠征中にはタクシーでチームバスより、一足早く球場に着くと、ブルペンで意見交換しながら、ティー打撃。それから、全体のウオーミングアップに加わっていた。フリー打撃でも2人で通常より長めの20分を消化。コツコツ積み重ねて、結果につなげた。 ゴメスが「先が長いから頑張るよ」と言えば、マートンも「これからもしっかり打ちたい」と決意表明だ。中軸を担う昨季の打点王と首位打者が本領を発揮すれば、視界は必ず開けてくる。 (小松真也)★マートンの前日VTR 4月15日の中日戦(●1-2x、ナゴヤD)の八回、鳥谷の一打で1-1に追いつきなお一死一、三塁の絶好機の場面。1ストライク後の外角直球をストライクコールされると不満を表わし、強い口調で市川球審にまくしたてた。関川コーチ、大木通訳がベンチから飛び出し小休止させるも、打席に入る際に再び悪態をのぞかせた。「これ以上、話すな」と市川球審は警告を発した。結局、又吉の前に最悪の二ゴロ併殺に倒れた。データBOX ◎…4番・ゴメスと5番・マートンがアベック打点を挙げたのは、3月29日の中日戦(京セラD)以来、14試合ぶりで今季3度目。同27日の同戦も含め、いずれも勝利している。 ◎…マートンは4月4日の巨人戦(東京D)以来、9試合ぶりの打点。花開いた新女房!梅ちゃん、プロ初猛打ショー「勝ててよかった」 (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)3度の快音はもちろん、ダイヤモンドを疾走する雄姿も光った。奪われた点は絶対に取りかえす。プロ初の猛打賞! 打って、走って。勝利を目指して、梅野が全力で駆け回った。 「打線の援護のおかげで勝ててよかったです」 一回の4点リードがありながら、先発した同じ大卒2年目の岩崎に白星をつけられなかった。捕手として悔しそうな表情も見せながらバスに乗ったが、口にした「援護」という言葉には、自身が一役も二役も買ったことが含まれている。 三回二死一塁で左翼線二塁打を放つと、六回先頭で貴重な左前打。勝ち越しのホームを踏んだ。八回先頭では、中前打でダメ押しの起点。すべてクリーンヒットで自身初めて、1試合で3つのHランプを点灯させた。14日の中日戦(ナゴヤ)でも右越えに1号を放ち、このカードで打力の成長をはっきりと証明。一回一死満塁で遊ゴロで挙げた打点も、スコアを考えると大きかった。 打っただけではない。決勝点の六回は、二塁から西岡の右前打で生還した。クロスプレー。送球が三塁側に流れ、相手捕手のタッチと重なった。スピードを落とすことなく、見事なスライディングでかわしてベースにタッチした。力強い打撃と強肩が魅力だが、実は「足」も隠れた武器だ。春季キャンプでは、野手全員の30メートル走が計測された。伊藤トレーニングコーチは「4秒台前半は速い」と解説したが、梅野のタイムは4・01。チームトップクラスだった。 高代作戦兼内野守備走塁コーチは「よく走塁練習はしている」と認めた上で、得点シーンを振り返った。「リードは大きく取っておけ」。バッテリーのけん制を気にしながら、背番号44は巧みに指示を守った。三塁で手を回した同コーチは「アウト、セーフはこっちの責任。勝負できるタイミングできてくれたのは成長だな」とほめた。 勝利にも、猛打賞についても浮かれなかった若虎。「よかったです」。ポツリと言い残した。次の戦いに向けて、仕事はたくさんある。「走攻守」で期待される扇の要は、前進あるのみだ。 (安藤理)★山井を攻略打 梅野は3安打のうち2本を山井から放った。昨季は5打数無安打、今季開幕戦(3月27日、京セラD)も3打数無安打と翻弄された竜のエースを、ついに攻略した。また、昨季の中日戦打率・085は対戦チーム別で最低。ナゴヤドームの同・085もセ・リーグの球場別で最低だった。昨年5月6日に延長戦で代打2ランを放った印象が強い竜の本拠地。実は相性が悪かったが、今季初の3連戦で払拭した。データBOX ◎…梅野が自身初の猛打賞。公式戦以外では、今年3月6日のオープン戦・西武戦(甲子園)で3安打をマークしている。阪神、1イニング4得点は120イニングぶり (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)阪神は西岡剛内野手(30)が六回二死二塁で決勝の右前適時打。連敗を2で止めた。1番・上本、2番・西岡の新打線が機能し、一回には5連打などで4得点を奪い、今季最多の13安打。 阪神が一回に得点したのは3月31日のヤクルト戦(神宮)以来、13試合ぶり。この時は3得点。 1イニング4得点は3月29日の中日戦(京セラD)の五回に5得点を奪って以来、120イニングぶりで、今季3度目。 チーム13安打は今季最多。2けた安打は4月3日の巨人戦(東京D)の11安打以来、10試合ぶり。 西岡は2013年の阪神加入後、「2番」で先発したのは初めて。1番、3番、6番は経験がある。ロッテ時代には通算36試合で2番を打ち、打率・295、2本塁打、26打点だった。上本、一挙4点の起爆打!虎将「兆しらしきものはみえた」 (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)今季初の「1番」で出場した上本が期待に応えた。「特に。まだまだです」。一回先頭で右前打を放って、一挙4点の起点。八回一死二塁でも粘って四球を勝ち取り、追加点につなげた。打率・172と苦しむが、前夜も今季初のマルチ安打。和田監督は「戻ったとは言い難いけど、兆しらしきものはみえた。上本が上位にこないと動きが限られてくるから」。本来の姿をみせれば、攻撃の幅は確実に広がる。阪神・鳥谷、3出塁でV貢献「どんな形でもチームが勝てばいい」 (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)鳥谷が1点リードの八回二死一、三塁で貴重な追加点となる三塁への内野安打に、「点が入ってよかったと思います」と笑顔。二回にも遊撃への当たりが内野安打に。一回無死一、二塁では四球で歩き、福留の適時打で3点目のホームを踏んだ。3出塁で勝利に貢献した主将は「どんな形でもチームが勝てばいい。これからも頑張ります」と力を込めた。4度目マルチだ!虎・福留、3点目タイムリー「流れに乗っかった」 (セ・リーグ、中日4-6阪神、6回戦、阪神4勝2敗、16日、ナゴヤドーム)福留は一回、マートン、ゴメスの適時打で2点を先制し、なおも無死満塁で3点目のタイムリーを左前へ放った。「流れに乗っかって打たせてもらった」。七回にも左前打で今季4度目のマルチ安打。前日15日は先発を外れ、九回に代打出場(四球)したのみで、チームは2試合連続となるサヨナラ負け。「嫌な負けが2つ続いていたし、勝ててよかった」と声を弾ませた。
Apr 16, 2015
コメント(0)
開幕京セラドームの仕返しをされるかと思いました。。。初回、鳥谷のフォアボールを挟んでの5連打!!一挙四点!!西岡2番という新打線がいきなり山井を捉えました!!しかし、岩崎が追いつかれ。。。なおも一死満塁のピンチに金田が三振と投手ゴロ!!次の回も抑えたあと、島本-安藤-福原-呉昇桓がパーフェクト!!呉昇桓は三者連続三振!!西岡のライト前で、梅ちゃんがナイススライディングで勝ち越し!鳥谷の三塁内野安打で追加点!!連敗を止めました!!!1回表 【上本】 ライトヒット 【西岡】 レフトヒット 【鳥谷】 フォアボール 【ゴメス】 レフトタイムリーヒット D0-1T 【マートン】 ライトタイムリーヒット D0-2T 【福留】 レフトタイムリーヒット D0-3T 【伊藤隼】 空振り三振 【梅野】 ショートゴロ D0-4T 【岩崎】 空振り三振1回裏 【大島】 サードゴロ 【荒木】 ショートゴロ 【平田】 キャッチャーファウルフライ2回表 【上本】 ピッチャーゴロ 【西岡】 セカンドゴロ 【鳥谷】 ショートヒット ランナー鳥谷が二盗 【ゴメス】 ファーストファウルフライ2回裏 【ルナ】 フォアボール 【福田】 左中間2ランホームラン D2-4T 【エルナンデス】 空振り三振 【藤井】 レフトヒット 【武山】 セカンドゴロ 【山井】 レフトフライ3回表 【マートン】 センターヒット 【福留】 フォアボール 【伊藤隼】 セカンドライナー 【梅野】 レフト線ツーベース 【岩崎】 ライトフライ3回裏 【大島】 空振り三振 【荒木】 ライトフライ 【平田】 レフトオーバーツーベース 【ルナ】 空振り三振4回表 【上本】 ショートゴロ 【西岡】 レフトファウルフライ 【鳥谷】 レフトフライ4回裏 【福田】 レフトヒット 【エルナンデス】 レフトヒット 【藤井】 ライトフライ 【武山】 フォアボール 【山井】 フォアボール D3-4T 【大島】 ライトタイムリーヒット D4-4T (投手交代)岩崎 → 金田 【荒木】 空振り三振 【平田】 ピッチャーゴロ5回表 【ゴメス】 フォアボール 【マートン】 ショートゴロ 【福留】 見逃し三振 【伊藤隼】 空振り三振5回裏 【ルナ】 サードゴロ 【福田】 レフト線ツーベース 【エルナンデス】 センターフライ 【藤井】 ファーストゴロ6回表 【梅野】 レフトヒット 【代打・俊介】 キャッチャー犠打 【上本】 ライトフライ 【西岡】 ライトタイムリーヒット D4-5T 【鳥谷】 セカンドゴロ6回裏 (投手交代)金田 → 島本 【武山】 ショートゴロ 【代打・松井佑】 ライトフライ 【大島】 ショートゴロ7回表 (投手交代)山井 → 浅尾 【ゴメス】 空振り三振 【マートン】 空振り三振 【福留】 レフトヒット 【代打・新井】 ファーストファウルフライ7回裏 (投手交代)島本 → 安藤 【荒木】 キャッチャーフライ 【平田】 空振り三振 【ルナ】 見逃し三振8回表 (投手交代)浅尾 → 田島 【梅野】 センターヒット 【俊介】 ファースト犠打 【上本】 フォアボール 【西岡】 セカンドゴロ 【鳥谷】 サードタイムリーヒット D4-6T 【ゴメス】 サードゴロ8回裏 (守備交代)坂 サード (投手交代)安藤 → 福原 (守備交代)関本 ファースト 【福田】 セカンドフライ 【エルナンデス】 ショートゴロ 【藤井】 ピッチャーゴロ9回表 (投手交代)田島 → 金子 【マートン】 ファーストゴロ 【福留】 ファーストライナー 【関本】 空振り三振9回裏 (守備交代)大和 センター (投手交代)福原 → 呉昇桓 【代打・ナニータ】 空振り三振 【代打・高橋周】 空振り三振 【大島】 空振り三振■2015/4/16 試合結果対中日 6回戦 ナゴヤドーム神|400 001 010|6中|020 200 000|4勝:金田1勝0敗0SS:呉昇桓0勝0敗5S敗:山井1勝1敗0SHR:福田ツーラン4号神:岩崎-金田-島本-安藤-福原-呉昇桓中:山井-浅尾-田島-金子西岡選手 6回表 ライト勝ち越しタイムリーヒット勝ちたいという一心です。先発岩崎投手 3回1/3 4失点初回から4点の援護をもらったのに、そのリードを守りきることができず、野手の方に申し訳ないです。福留選手 1回表 レフトタイムリーヒット打ったのはシュート。前のバッターに続いていこうと、それだけを考えていました。マートン選手 1回表 ライトタイムリーヒット打ったのはスライダー。外寄りのボールに対して、逆らわずに打ち返せたよ。僕より前のバッターがみんな打っていたし、自分も続けてヒットを打ててよかったよ。ゴメス選手 1回表 レフト先制タイムリーヒット打ったのはスライダー。いつも心掛けていることだけれども、自分の打てる球を打とうと思っていたんだ。チャンスでランナーをかえすという、自分の仕事を果たせてよかったよ。勝ちたい一心!打線改造のカンフル剤と中継ぎ投手陣の頑張りが、猛虎に執念の勝利を呼び込んだ。極度の貧打に苦しむ阪神は、今季初めて1番 上本・2番 西岡の並びを選択。7番には伊藤隼がスタメン起用された。中日先発・山井に対して初回 新打線が牙を剥く。上本・西岡の連打と四球の無死満塁からゴメス・マートン・福留の3者連続適時安打。一死後、梅野・遊ゴロの間に1点を追加し、4点を先取する。先制打のマウロ・ゴメス内野手が「打ったのはスライダー。いつも心掛けていることだけど、自分の打てる球を打とうと思っていた。チャンスで走者を還すという、自分の仕事を果たせてよかったよ」と言えば、やはりスライダーを仕留めたマット・マートン外野手は「外寄りのボールに対して、逆らわずに打ち返せた。僕より前の打者がみんな打っていたし、自分も続けてヒットを打ててよかったよ」と笑顔を見せた。福留孝介外野手も「打ったのはシュート。前の打者に続いていこうと、それだけを考えていた」と 3点目の適時打を振り返っている。いきなりリードをもらって登板した阪神先発・岩崎だが、2回 先頭ルナを歩かせた直後、5番 福田に初球を狙われレフトへ特大の4号2ランを浴びる。4回には福田・エルナンデスの連打から一死満塁となり、9番投手の山井にストレートの押し出し四球。大島にも一ニ塁間突破適時安打を浴びて、たちまち追いつかれてしまった。3回1/3(65球)6安打3三振3四球4失点KO。決して守りに入った訳ではないだろうが、岩崎 優投手は「初回から4点の援護をもらったのに、そのリードを守りきることができず、野手の方に申し訳ない」と項垂れていた。それでも、リリーフした金田が荒木・平田を抑えて追加点を阻止。5回も無失点で踏ん張ると、阪神は6回表 梅野のヒットを足掛かりに二死2塁として、山井の初球を狙った2番 西岡の右前適時安打で再び1点を勝ち越した。「勝ちたいという一心」で打ったと言う西岡 剛内野手のコメントが、この試合に懸けるチーム全体の思いを表している。リードした阪神は6回島本、7回安藤と繋ぐ。中日3番手・田島が登板した8回表には二死1・3塁から3番 鳥谷の適時内野安打で1点を追加。差を2点とした阪神は、その裏を福原、最後は呉 昇桓と盤石のリレーで付け入る隙を与えず、6対4で逃げ切った。苦しみながらも連敗を止めた和田 豊監督は、打線変更について「上本は(打撃上昇の)兆しがあったので、動きを多くする為に」1番で起用した事を明らかにした。「下位で梅野が当たってきたので、全体の流れが良くなったネ」と話した。ヒーローインタビューで勝ち越し打の西岡は、「今日は2番だったので、今までと違うカタチでチームに貢献しようと打席に立った。毎試合勝ちたいけど、勝てないのが現状。何とか早く波に乗りたい」と切実な思いで答えている。初回の集中攻撃に始まり、プロ初猛打賞・梅野らの活躍で今季最多13安打の打線もさることながら、同点とされた後の一死満塁を抑えた金田から島本~安藤~福原と中継ぎ投手陣が踏ん張ったのが最大の勝因と言えるだろう。金田についた今季初勝利は、チームを救う価値ある1勝となった。
Apr 16, 2015
コメント(0)
“もってる男”虎・遼馬3勝!逆転呼ぶピシャリ八回3人斬り (セ・リーグ、阪神4-3広島、2回戦、1勝1敗、12日、甲子園)チームの連敗地獄を救った「投」のヒーローは若きセットアッパーだ。1点ビハインドの八回、マウンドに上がった松田が3人をピシャリと抑え、直後の鳥谷の逆転弾を呼び込んだ。 「連敗している中でチームが勝ててうれしい。1点差だったので、次の回に逆転できる状況を意識した。3人で抑えられてよかった」 呉昇桓(オ・スンファン)が九回を締めて勝利の瞬間を見届けると、声を弾ませた。 圧巻の12球だった。丸を145キロで投ゴロ。堂林はスライダーで見逃し三振。そして天谷を152キロ、渾身の速球で空振り三振に仕留めると、逆転を信じて見守る虎党から大きな拍手を受けた。 それから5分-。鳥谷の逆転2ランが飛び出した。松田に3勝目が転がり込んできた。チームは6勝だから、勝ち星の半分をゲットした形。ハーラートップタイに躍り出たが「先発に勝ち星がつく方がいいです」と、はにかんだ。 和田監督は「開幕3連戦で(松田は)2つ勝って、そういうものを持ち合わせている選手だと思う。八回に松田が『よし、いくぞ』という抑え方をしたから、逆転につながった。これからも七、八回に頑張ってもらう」と防御率0・00の4年目右腕をたたえた。 リリーフ陣は万全とはほど遠い。故障明けの福原は、まだ昨年までのような姿には戻っていない。安藤は右肩の張りのため2軍で調整中。松田にはフル回転での活躍が期待される。 課題の制球力を高めるため、練習中は外野フェンスのラバーに向かってボールを当てる練習を黙々と繰り返す。山口投手コーチは「リリースポイントを安定させるため。彼にはクリアしなければいけないことがたくさんある」と説明。もちろん本人もわかっている。 「まだ、ボールは高かった。もう少し低めに投げられるようにしたい」 目指すはもっと高み。優勝するチームには必ず不動のセットアッパーがいる。発展途上の21歳が虎を頂点へ引き上げる。 (三木建次)データBOX ◎…阪神中継ぎ陣が4月までに3勝するのは、昨季の加藤康介以来。2000年以降では01年伊藤敦規、06年金沢健人、10年西村憲も3勝を挙げている阪神・藤浪、21歳バースデー打点!7戦ぶり先制点生んだ (セ・リーグ、阪神4-3広島、2回戦、1勝1敗、12日、甲子園)打席に立つ前、満員のスタンドから「ハッピー・バースデー」の大合唱が沸き上がった。4・12、初めてのバースデー登板。6連敗中のチームに7試合ぶりの先制点をもたらしたのは21歳、藤浪のバットだった。 「(合唱が)あるのは知っていました。ただ、投手はやってもらえるかわからなかった。やってもらって良かったです」 声援を力に変え、バットを振り抜いた。0-0の二回一死一、三塁。ジョンソンから左翼へ犠飛を打ち上げ、今季初打点をマークした。 「打点はおまけです。ラッキーでした」 本人は照れ笑いも、久々の先制劇に、甲子園は大きく沸いた。 投球の方はピンチの連続だった。2-0の五回無死三塁、石原に左前へ運ばれ、1失点。なお二死二塁で菊池に同点の左前打を浴びた。六回には西岡の失策などで勝ち越し点を献上した。 試合前時点で、今季の対左打者の被打率は・400。広島はスタメン野手8人中、左を6人並べてきた。それでも今季初コンビの藤井のリードに導かれ、内角を強気に突いた。最速153キロ。7回を110球、9安打3失点(自責2)と粘りの投球を見せた。 公式戦に限れば、甲子園での広島戦はプロ入り以来、5勝無敗を誇る。不敗神話は、この日も生きていた。和田監督も「立ち上がりから飛ばして、球は走っていた」と及第点を与えた。 「チームが勝った。それが一番です。最低限ですが、試合を作ることはできた。五回は、もう少しビシっと抑えたかったですが」と藤浪。誕生日に、チームは勝利してくれた。次は自身の白星で恩返しする。 (柏村翔)データBOX ◎…藤浪は広島戦通算13試合8勝1敗、防御率3・02。甲子園に限ると昨季4試合4勝、防御率3・95。通算でも6試合5勝、防御率3・35と無敗を誇る ◎…藤浪は昨季、甲子園で19打数6安打、打率・316、4打点。聖地ではバットも好調だ阪神・呉昇桓、久しぶり4S!「走者出してから集中力高めた」 (セ・リーグ、阪神4-3広島、2回戦、1勝1敗、12日、甲子園)やっと出番が巡ってきた。1点リードの九回。呉昇桓が今季甲子園初登場。9日ぶりの登板でしっかり「0」に抑え、4セーブ目をマークした。 「登板間隔は全く問題にならない。長いシーズン、連投することもあれば、休むこともある。その繰り返しだ」 チームの連敗が続けば、守護神はヒマになる。野球の常識だから、百戦錬磨の呉昇桓に心の乱れは微塵もない。 無死からボテボテの内野安打で走者を許しても危なげなかった。一死二塁から後続を外野フライ2つ。MAX151キロで押し切った。 「走者を出してから集中力を高めたんだ。なぜなら、八回の逆転で誰もがチームの連敗が止まると確信した。そこで同点になると一気にムードが悪くなる」 自分に求められている仕事は熟知している。出番に飢えた守護神はフル回転を待ち望んでいた。
Apr 12, 2015
コメント(0)
新3番・鳥谷、虎救う逆転弾で初打点!1番から打順変更に即答 (セ・リーグ、阪神4-3広島、2回戦、1勝1敗、12日、甲子園)甲子園にようやく春が来た!! 阪神は八回、鳥谷敬内野手(33)が起死回生の1号逆転2ランを放ち、連敗を6で止めた。今季初めて3番に座ったキャプテンの一打で、聖地初勝利&最下位脱出。まだ借金2だが、つらく長いトンネルを抜けて、ここから再スタートだ!! 悪夢を吹き飛ばすのにふさわしい、景気のいい打球音が甲高く響いた。「よっしゃあ!」。2-3の八回無死一塁、黄色に染まった右翼席に白球が吸い込まれると、鳥谷がほえた。重苦しい空気を吹き飛ばす起死回生の1号逆転2ラン。ベンチに凱旋した主将にナインが次々と抱きついた。 「ホッとしたのが一番です。甲子園で勝てていなかったので、本当に勝ててよかったです」 今季初めて用意された甲子園のお立ち台で顔をほころばせた。7試合ぶりに先制しながら追いつかれ、ミスで勝ち越される最悪の流れ。負ければ7連敗、球団史上初となる甲子園開幕5連敗…。球団創設80周年に“汚点”を残す窮地、ひと振りですべてを救った。 ボール2から狙っていた。「ボール球は投げられないし、ストライクを思い切って引っ張ろうと思った」。中崎の148キロを振り抜くと、最高の結果が待っていた。「打った感じ、いったと思った。貢献するために打点は大切だと思うので。勝利を決める打点を、と思っていました」 自身もっとも遅い14試合目での初打点。1番のため好機での打席も少なかったが、この日は“古巣”の3番。「1番・鳥谷」にこだわってきた和田監督の決断を見事、「吉」に変えてみせた。 歴史の扉も開けた。通算1559試合出場は、初代ミスタータイガースの藤村富美男氏を抜き、球団単独8位だ。 「たくさん出ればいいってものじゃないけど、1つ1つの積み重ねなので。1試合でも多く続けたいです」 オフに海外FA権を行使したが、生涯虎を選んだ。4代目の掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(59)からは、5代目に“指名”されている。まずは出場数で初代を抜いた形だが、チームを引っ張る責任感は、本人の中にもより強く芽ばえている。 コーチ陣からは「気がついたことを言ってやって欲しい」と他ポジションの若手の面倒まで託された。プレーだけでなく態度や取り組み方も…。コーチよりも、リーダーの言葉の方が響く。首脳陣の考えに応じた主将は、自分をも変えた。 周囲は「チームの雰囲気はいい。鳥谷が明るいから」と口を揃える。クールな印象を変え、大声で練習を盛り上げる。この日、ほえた姿も“ニュー鳥谷”の象徴だった。 「また甲子園を離れるし、なんとか1つ勝ちたかった。次のナゴヤドーム(14日からの中日戦)にもつながると思う。連敗が続いた分、どんどん勝ちたいです」 今季最多4万6057人に誓った。「最悪」の試合を「最高」に変え、次の戦いへ。苦しいときこそ頼れる。それが大黒柱だ。 (安藤理)鳥谷に痛恨の逆転2ランを浴びた広島・中崎 「(本塁打は)真ん中にいってしまいました。それよりも先頭打者の四球がすべてです」データBOX ◎…鳥谷が1号2ランを放ち、開幕から14試合目で初打点。開幕から13試合打点なしは昨季に並ぶ自己ワーストタイだった ◎…鳥谷は通算121本目の本塁打。逆転本塁打は12本目(1本はサヨナラ)で、昨年6月8日のソフトバンク戦(甲子園)、0-1の初回にオセゲラから2ランを放って以来。逆転弾を放てばチームは11勝1敗虎の新1番・西岡、バット爆発も失策「トリさんに救われました」 (セ・リーグ、阪神4-3広島、2回戦、1勝1敗、12日、甲子園)今季、甲子園で初めてできた、ベンチ裏に続く勝者の行列。その中で誰よりも胸をなで下ろしていたのが西岡だ。 「救われました。トリさんのひと振りでチーム全員が助かりました」 負けていればトップ級の戦犯だった。同点の六回一死二塁。広島・田中のセーフティーバントを一塁へ悪送球。勝ち越しとなる二塁走者の一気生還を許してしまう。今季から三塁転向した背番号7が、守りで初めて直面した“地獄”。それを鳥谷の一発が救った。 打順も3番から1番へ“復帰”した。今季初だが、日本シリーズまで進出した昨年の定位置。一回の先頭打者二塁打に続き、二回には三塁ベースに当たるラッキーなタイムリーも飛び出した。やっぱり相性は悪くない。 「火付け役になれれば…」 運も味方する1番・西岡が流れを変えるかもしれない。阪神・福留、打撃好調二塁打!守ってもランニングキャッチ (セ・リーグ、阪神4-3広島、2回戦、1勝1敗、12日、甲子園)前日2打点の福留が、攻守に光った。「ひとつ勝って落ち着くんじゃないかな」。二回先頭で右翼線二塁打。藤浪の犠飛で、クロスプレーをかいくぐって先制のホームを踏んだ。守っても、五回に丸の右翼線の飛球をランニングキャッチ。同点とされ、なおもピンチが続いていたが「何とか頑張って追って、捕れてよかった」と、広島の攻撃を断ち切った。虎・大和、初2番も打では不本意…バント失敗&3打数ノーヒット (セ・リーグ、阪神4-3広島、2回戦、1勝1敗、12日、甲子園)好守で悲鳴を歓声に変えた。六回無死二塁。広島・天谷のバスターからの打球が右中間方向へ。やられた! 誰もが覚悟した瞬間、大和が飛んだ。捕った。今やこの男の真骨頂、スーパー美技だ。 「捕れるかなと思ってました」 左打者。マウンドに藤浪。振り遅れる可能性が高いと想定して左中間寄りに守っていた。それでも追いつく。ジス・イズ・大和だ。忘れもしない昨年の日本シリーズ。超美技の連続で、その守備は全国区になった。 ただ打撃の方は…。今季も「守備の人」として開幕は8番。その後、スタメン落ちを経験し、この日3試合ぶりにスタメン復帰。今季初めて2番に座った。が、一回は送りバント失敗。3打数ノーヒットで代打を送られ…。「守」だけでは納得できるはずがない。四回盗塁刺した!阪神・藤井、初スタメンマスクで男前リード (セ・リーグ、阪神4-3広島、2回戦、1勝1敗、12日、甲子園)さすが男前!! 38歳のベテランの安心感が、甲子園初白星をたぐり寄せた。藤井が「8番・捕手」で今季初スタメン。和田監督から連敗ストップを託され、虎投を巧みにリードした。 「先発といわれて、連敗中だったし、監督も言われていたように、自分自身も『勝つ!』と思っていた。絶対に点を取られないようリードしようと思ってました」 藤浪と組むのは、先発マスクでは昨年4月8日のDeNA戦以来。久々すぎて「緩い球でも速く感じたよ」と笑ったが、一回から、リードは“らしさ”全開だった。藤浪対策として、先発野手8人中6人も左打者を並べてきた赤ヘル打線に対し、臆することなく内角攻めを要求。1番・安部には、オール内角直球という強気のリードで空振り三振に。腰を引かせるほど内角への意識を植え付けた。四回一死一塁では天谷の二盗も刺し、21歳を引っ張った。 和田監督も「藤井がかぶるよさというか、ベンチから見ても落ち着きがあるし、梅野がどうのこうのではなく、きょうは連敗を止めたい、また甲子園でファンに勝つところをというゲームになったからこういう布陣になった」と、38歳へ厚い信頼を口にした。 攻撃面でも渋い活躍だ。0-0の二回一死二塁で、外角直球を素直に弾き返し、右前打。昨年6月15日の西武戦(西武D)以来のヒットで先制のお膳立てした。続く藤浪の左犠飛の間には、しっかり二進。西岡の、三塁ベースで跳ねるラッキーな左前打で2点目のホームを踏んだ。 「『ヨッシャー』と思った。あんなんじゃないと(足が遅くて)かえれないからね」 チームを安心させる、この笑顔。改めて、その存在を示した。まだ4月。巻き返しには十分、時間はある。
Apr 12, 2015
コメント(0)
やっと鳥谷が連敗を止めてくれました!!!今までこだわってきた一番鳥谷、三番西岡を、とうとう変更西岡の一番も機能し藤浪の犠牲フライもあり2点のリード今日、誕生日だった藤浪も好投を続けていましたが5回に連打で同点6回は、大和のファインプレーがあって、二塁に釘付けにしたのですがセーフティバンドで西岡が悪送球1点のリードを奪われましたが、この後、田中の盗塁を藤井が刺し1点に終わらしたのが大きかった2回以降ジョンソンからヒットは出るものの、点が取れない阪神打線選挙に行くのに、身体でも清めて行こうかと、風呂に入ってみていたら松田が三人でピシャリ!!そしてジョンソンから代わった中崎から鳥谷が逆転ツーランホームラン!!!!最後は呉昇桓が無視から内野安打は打たれセカンドに送られたものの代打新井さん、ロサリオを打ち上げさせて呉昇桓らしい投球でやっと連敗を止めました!!!!1回表 【安部】 空振り三振 【菊池】 セカンドゴロ 【丸】 レフトヒット ランナー丸が二盗 【松山】 空振り三振1回裏 【西岡】 左中間ツーベース 【大和】 キャッチャーゴロ 【鳥谷】 ファーストゴロ(エラー) 【ゴメス】 ライトフライ 【マートン】 ピッチャーゴロ2回表 【天谷】 空振り三振 【田中】 センターヒット 【野間】 レフトフライ 【石原】 セカンドフライ2回裏 【福留】 ライト線ツーベース 【上本】 ショートゴロ 【藤井】 ライトヒット 【藤浪】 レフト犠牲フライ T1-0C 【西岡】 レフト線タイムリーヒット T2-0C 【大和】 ライトフライ3回表 【ジョンソン】 空振り三振 【安部】 ピッチャーヒット 【菊池】 空振り三振 【丸】 サードフライ3回裏 【鳥谷】 見逃し三振 【ゴメス】 フォアボール 【マートン】 レフトフライ 【福留】 セカンドゴロ4回表 【松山】 センターヒット 【天谷】 セカンドゴロ ランナー天谷が二盗アウト 【田中】 レフトフライ4回裏 【上本】 セカンドライナー 【藤井】 サードゴロ 【藤浪】 見逃し三振5回表 【野間】 右中間スリーベース 【石原】 レフトタイムリーヒット T2-1C 【ジョンソン】 ピッチャー犠打 【安部】 キャッチャーファウルフライ 【菊池】 レフトタイムリーヒット T2-2C 【丸】 ライトフライ5回裏 【西岡】 サードゴロ 【大和】 セカンドゴロ 【鳥谷】 サードゴロ6回表 【松山】 ライトオーバーツーベース (代走)堂林 【天谷】 センターフライ 【田中】 サードバントヒット T2-3C ランナー田中が二盗アウト 【野間】 セカンドゴロ6回裏 【ゴメス】 センターヒット 【マートン】 ライトフライ 【福留】 見逃し三振 【上本】 セカンドゴロ7回表 【石原】 フォアボール 【ジョンソン】 サードゴロ 【安部】 ピッチャーゴロ 【菊池】 レフトフライ7回裏 【藤井】 ピッチャーゴロ 【代打・狩野】 センターヒット 【西岡】 サード併殺打 (投手交代)藤浪 → 松田8回表 【丸】 ピッチャーゴロ 【堂林】 見逃し三振 【天谷】 空振り三振8回裏 (投手交代)ジョンソン → 中崎 【代打・新井】 フォアボール 【鳥谷】 ライト2ランホームラン T4-3C 【ゴメス】 セカンドフライ 【マートン】 ライトヒット 【福留】 サードファウルフライ 【上本】 セカンドゴロ9回表 (代走)俊介 (守備交代)関本 ファースト (投手交代)松田 → 呉昇桓 (守備交代)坂 サード 【田中】 ショートヒット 【野間】 ピッチャー犠打 【代打・新井】 ライトフライ 【代打・ロサリオ】 センターフライ■2015/4/12 試合結果対広島 2回戦 甲子園広|000 021 000|3神|020 000 02x|4勝:松田3勝0敗0SS:呉昇桓0勝0敗4S敗:中崎0勝2敗0SHR:鳥谷ツーラン1号広:ジョンソン-中崎神:藤浪-松田-呉昇桓西岡選手 2回裏 レフト線タイムリーヒット勝ってから喜びます。藤浪選手 2回裏 レフト先制犠牲フライ振ったらなんとか外野まで飛んでくれました。福留さんが走ってくださったおかげです。
Apr 12, 2015
コメント(0)
これは大きな勝利です!!相川の肉離れもあり、とうとうシンノスケを捕手復帰させて、エース菅野この巨人に、メッセンジャー梅野のバッテリーで投げ勝ちました!!!そして、梅野が2点タイムリースリーベースに勝負を決めたタイムリーツーベース!!大活躍の梅野デーでした!!!1回表 【鳥谷】 センターフライ 【上本】 レフトフライ 【西岡】 レフトヒット ランナー西岡が二盗アウト 【ゴメス】 途中終了1回裏 【坂本】 ショートゴロ 【井端】 サードゴロ 【長野】 ライトヒット 【阿部】 ライト線ツーベース 【セペダ】 空振り三振2回表 【ゴメス】 デッドボール 【マートン】 ピッチャーゴロ 【福留】 センタータイムリーヒット G0-1T 【梅野】 センターフライ 【大和】 セカンドゴロ2回裏 【村田】 サードゴロ 【亀井】 レフトヒット ランナー亀井が二盗アウト 【片岡】 空振り三振3回表 【メッセンジャー】 見逃し三振 【鳥谷】 セカンドゴロ 【上本】 ショートライナー3回裏 【菅野】 ピッチャーゴロ 【坂本】 ライトヒット 【井端】 セカンドライナー4回表 【西岡】 右中間ツーベース 【ゴメス】 サードヒット 【マートン】 サードゴロ 【福留】 セカンドフライ 【梅野】 ライト線2点タイムリーツーベース G0-3T 【大和】 敬遠 【メッセンジャー】 空振り三振4回裏 【長野】 ライトヒット 【阿部】 ライトヒット 【セペダ】 フォアボール 【村田】 セカンド併殺打 【亀井】 フォアボール G1-3T 【片岡】 フォアボール 【菅野】 セカンドフライ5回表 【鳥谷】 ライトヒット 【上本】 ファーストゴロ 【西岡】 ショートゴロ 【ゴメス】 フォアボール 【マートン】 セカンドフライ5回裏 【坂本】 ライトオーバースリーベース 【井端】 ショートゴロ G2-3T 【長野】 セカンドゴロ 【阿部】 センターフライ6回表 【福留】 センターオーバーツーベース 【梅野】 ピッチャー犠打 【大和】 セカンドゴロ 【メッセンジャー】 サードゴロ6回裏 【セペダ】 セカンドライナー 【村田】 空振り三振 【亀井】 空振り三振7回表 (投手交代)菅野 → 戸根 【鳥谷】 レフトフライ 【上本】 空振り三振 【西岡】 レフトオーバーツーベース 【ゴメス】 空振り三振7回裏 【片岡】 ショートゴロ 【代打・松本哲】 サードファウルフライ 【坂本】 ファーストファウルフライ8回表 (投手交代)戸根 → マシソン 【マートン】 ショートゴロ 【福留】 フォアボール 【梅野】 右中間タイムリーツーベース G2-4T ランナー梅野が本盗アウト 【大和】 空振り三振8回裏 【井端】 ライトフライ 【長野】 ショートゴロ 【阿部】 ショートフライ9回表 (投手交代)マシソン → 澤村 【代打・新井】 見逃し三振 【鳥谷】 セカンドヒット 【上本】 見逃し三振 【西岡】 センターヒット 【ゴメス】 ライトフライ9回裏 (守備交代)坂 サード (守備交代)俊介 レフト (投手交代)メッセンジャー → 呉昇桓 【セペダ】 レフトフライ 【村田】 空振り三振 【亀井】 レフトフライ■2015/4/3 試合結果対巨人 1回戦 東京ドーム神|010 200 010|4巨|000 110 000|2勝:メッセンジャー1勝0敗0SS:呉昇桓0勝0敗3S敗:菅野1勝1敗0S神:メッセンジャー-呉昇桓巨:菅野-戸根-マシソン-澤村梅野選手 4回表 ライト線2点タイムリーツーベースヒットとにかく必死にくらいついていきました。ピッチャーを援護することが出来て良かったです。福留選手 2回表 センター先制タイムリーヒット打ったのはシュート。チャンスだったので積極的にどんどんいこうと思っていました。いい所を抜けてくれました。梅野 攻守に躍動! 伝統の一戦・開幕投手の投げ合いは、お互いに再三走者を背負いつつ勝負の重圧を感じながらのせめぎ合いとなった。ナゴヤドームで3タテを喰らい相川負傷もあって緊急事態の巨人は阿部を捕手に戻し、エース菅野を立てて必勝を期す。初回 阪神は二死から左前安打で出塁の西岡が盗塁を仕掛けるも阿部に刺された。菅野は最初ストレート中心、2巡目からは変化球を多投する配球となって行った。阪神先発も開幕投手のメッセンジャー。初回 巨人が二死から長野・阿部の長短打で2・3塁とするが、メッセンジャーは今季初スタメン5番 セペダをフォークで空振り三振に仕留める。立ち上がりから変化球が低めに決まっていた。先制は阪神。2回表 一死2塁から6番 福留孝介外野手が初球シュートを叩く中前適時安打で、走者ゴメスを還した。「チャンスだったので積極的にどんどんいこうと思っていた。(二遊間の)いい所を抜けてくれた」と勝負強いベテランが話す。4回には、無死1・3塁が二死1・2塁となった後 7番 梅野のカウント2-2から外角低めスライダーを上手く拾った打球がダイビングしたライト亀井のグラブを弾く間に2者が生還して、阪神がリードを広げた。「とにかく必死に喰らいついていった。投手を援護することが出来て良かった」。梅野隆太郎捕手は2点適時二塁打を笑顔で振り返っている。その裏 メッセンジャーは長野・阿部の連打とセペダへの四球で無死満塁のピンチを迎えるが、5番 村田を3ボール0ストライクと苦しいカウントから二ゴロ併殺に打ち取り、最少失点でこの回を切り抜けた。しかし、5回にも先頭1番 坂本の右越え三塁打と井端の遊ゴロで1点を返され 3対2と迫られる。5回に続き無死の走者をバントで送って6回表 一死3塁とした阪神だが、大和の二ゴロは走者・福留が挟まれて得点出来ない。巨人・菅野は、苦しみながらも6回(116球)7安打2三振3四死球3失点と耐え抜いた。一方、中盤まで苦しんだメッセンジャーも後半ネジを締め直し、6〜8回を3者凡退に抑える。8回(120球)を7安打4三振3四球 2失点。1点差となってからの踏ん張りは、さすがエース!と言えるものだった。阪神は8回表 一死1塁から梅野が、巨人3人目・マシソンの高め速球を右中間へ運ぶ適時三塁打を放ち、欲しかった追加点を挙げるが、直後8番 大和の初球スクイズは失敗に終わり、駄目を押すまでには至らない。この日も4安打と絶好調の西岡など打線は活発だった。高代延博作戦兼内野守備走塁コーチは福留・西岡らの好走塁があった事も認めた上で、「あと1つ2つ先の塁を取れたところがあったから」と、チームに猛省を促している。それでも、終盤のディフェンスは完璧。最後は呉 昇桓が153km/h直球で村田を空振り三振に取るなど3人で片づけ、阪神が4対2で逃げ切った。(メッセンジャーは今季初勝利)好リードと2安打3打点の活躍が光った梅野隆太郎捕手は、「ランディに勝ちをつけたい一心。(8回の適時三塁打は)最近、消極的になっていたのでどんどん行こう!と思った」と熱戦の余韻を感じさせる表情でヒーローインタビューに答えている。「3点取った後 試合が重くなりかけたけど・・・(終盤追加点が入って)もう1点欲しかった。勝ったけど、反省点も多い。(大和のスクイズ失敗は)届くところだったし、成功しなくてもファールには出来たから・・・」。和田 豊監督は、巨人に勝った喜びよりも苦言が先に出たが、バッテリーへの賛辞も忘れない。「(メッセンジャーは)走者を背負いながら、粘り強い投球をしてくれた。(梅野も)今日は色んな球種・コースと高低を上手く使ってリードしてくれた」と話していた。
Apr 4, 2015
コメント(0)
若虎で再進撃!岩本、開幕初ローテで輝いた916日ぶりの白星 (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)吠えながら、グラブを叩きながら、粘り強くスコアボードにゼロを並べた。阪神・岩本が7回5安打1失点の快投。強力打線を叩きのめし、3シーズンぶりの白星を手にした。 「1勝の難しさを知った。(1軍に)上がるのが必死だった。ローテーションに入れて、ワンチャンスを生かせたので良かったです」 執念をみせたのは2点リードの七回。2本の長単打で二、三塁のピンチを背負った。ここで畠山と対峙。ツーシームで内角を攻め、一直に仕留めた。ユウイチに左犠飛を許すも、森岡を真っすぐで二ゴロ。最少失点で、窮地を脱した。「一人一人に向かっていくという気持ちだった」。 最速145キロの直球を軸に三回までノーヒットをみせた。2012年9月27日のヤクルト戦(神宮)以来、916日ぶりとなる3勝目を挙げた右腕に和田監督は「この球場でこの内容では本当に立派だし、自信もつく内容だったよね」と称えた。 腹をくくってマウンドに上がっている。2015年のスタートにポツリとつぶやいた。 「自分はクビになると思っていた。自分より年下の大学生とかが入ってくるので…」 毎年ルーキーが次々と入団するプロの世界。22歳の右腕は危機を感じていた。年末年始に山口県の実家に帰省したときにも悩む日々。毎年大みそかは焼き肉、元日はカニすきを食べる家族水入らずの“決起集会”でも、元気なく。父・賢一さん(53)が心配するほどだった。 助けてくれたのが金田だった。呉昇桓とのグアムでの自主トレに誘ってもらった。ウエートなど回数の限界まで追い込むトレーニング。練習の後には共同生活を送るコンドミニアムでぐったりしていた。同じ先発を争う立場だったが、疲れた後輩を察して、家事や掃除に加えて、朝食まで作ってくれた。そんな金田の思いを胸に、簡単に1軍のチャンスを無駄にはしたくなかった。 ヒーローインタビューで敵地初勝利に沸く虎党に誓った。「この1勝で終わらず、勝てるように頑張ります」。南陽工高出身の「津田2世」は、元広島の津田恒実さんの直筆サインボールを今もお守りのように持ち続けている。魂を胸に、気迫の投球を続ける。 岩本について阪神・中西投手コーチ 「最初に勝てたのは大きいな。持ち味が出た。低めに集められていた。マウンド度胸はある投手だから」★阪神・岩本の前回白星VTR 2年目の2012年9月27日のヤクルト戦(神宮)に先発。毎回走者を許し、ピンチを招くも、6回6安打5四死球4三振で無失点。打線も二回にマートンのソロで先制。五回までに9点を奪う猛攻で岩本を援護。デビュー戦となった同9日の中日戦(ナゴヤD)に続き、2連勝。球団の日本人投手の初登板からの2戦2勝は1937年の西村幸生以来、75年ぶり3人目の快挙だった岩本 輝(いわもと・あきら) 投手。1992(平成4)年10月21日生まれ、22歳。山口県出身。南陽工高から2011年D4位で阪神入団。12年9月9日の中日戦(ナゴヤD)でプロ初登板初勝利。通算9試合に登板、3勝1敗、防御率1・35。1メートル82、82キロ。右投げ左打ち。年俸650万円。背番号「59」阪神・岩本の父、3年ぶりの白星に感動「良かった!」 (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)阪神・岩本が7回5安打1失点の快投。強力打線を叩きのめし、3シーズンぶりの白星を手にした。 山口の実家から新幹線で6時間以上もかけて、観戦した父・賢一さん(53)は3年ぶりの白星に感動しきりだった。「良かった!!。試合を作って欲しいと思ってみていました」。ここ2年は中継ぎを任されることが多かったので「観戦に行った記憶がない」。バックスタンドから3年ぶりの白星をつかんだ快投を目の当たりにし、「自信になってくれればいいですね」とエールを送っていた。阪神・呉昇桓、まな弟子・岩本のため1点リード死守! (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)いつも以上に気合が入った。まな弟子の勝ち星を守りたかった。出番が訪れた1点リードの九回。2本の単打で二死一、二塁のピンチを招いたが、本塁だけは死守した。今シーズン2セーブ目。阪神・呉昇桓はハイタッチを交わす勝者の列で岩本を見つけて、相好を崩した。 「きょうは特に岩本に勝利がつくのとつかないのとでは、違ってくる。白星がついてよかった」 1月上旬-。殻を破り切れないプロ5年目右腕の申し出を受け入れ、米グアム自主トレをともにした。練習中は正しい動作ができているか、トレーニング方法をつぶさにチェック。投球フォームも「右足の使い方」の助言を送った。グラウンド外では食事中に「もっと食べて太らないといけない」と指摘。持ち得るノウハウはすべて伝えた。 そんな目をかけた後輩が開幕ローテの座をつかみ、3年ぶりに勝利の美酒を味わった。うれしくないはずがなかった。試合前。若虎にリラックスを促そうと、密かに声をかけていた。 「しっかり投げて、ヒーローインタビューで話すことを考えておけよ!!」 予言が的中した。マイクを通して、場内に響き渡る声を聞いた。日本語は上達し、「単語はわかってきた」という守護神。球場のファウルゾーンを歩く、その表情は自然とほころんでいた。 「きょうは運よく抑えられた。でも、いい方向(状態)にはいけている」 球速140キロ台中盤ながら、ボールに力があった。今季初三振も内角直球で畠山からマーク。まだ、三者凡退はないが、状態は上向いている。花開いた門下生に負けじと、韓流クローザーも上昇カーブを描いていく。
Apr 1, 2015
コメント(0)
阪神・大和、V撃2点打!「岩本が頑張っていたし、好機だった」 (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)左翼席からの歓声とともに、ライナーが外野を真っ二つに割った。待望の先制点。均衡を破ったのは下位打線だ。二塁に達した阪神・大和はホッと一息ついた。 「(先発の)岩本が頑張っていたし、好機だったので。早く点を取ってあげたい。その気持ちしかなかったです」 0-0の六回。二死から敵失と四球で一、二塁の好機をもらった。外角直球を素直に右中間へ。今季初打点は貴重な先制の2点二塁打だ。3年ぶりの白星を狙う岩本が五回を投げきった直後。待ちに待った援護をプレゼントした。 「外の球が多いということだったので、センターから逆方向の意識。その通りに打てました」 直前の円陣で受けた指示を頭に入れた結果は百点だ。技術的にも、昨年から体が前に突っ込む癖を徹底的に矯正してきたが、見事にボールを呼び込んでミートした。序盤は逆転負けの前夜と同じく、毎回走者を出して本塁が遠い展開。ヤクルト・石山と相性抜群の8番が風穴を開けた。 「(相性は)多少は意識があって、いい感じで打席に入れました」 昨季は右腕に14打数7安打。年をまたいでも相性は生きていた。波に乗ると、八回にも右前打を放って、今季初のマルチ安打。「気持ちも楽になるいいヒットでした」。得点源の主軸ではなく、下位打線が機能した1勝は貴重だ。 「それより(福留)孝介さんの守備でしょう。鳥肌が立ちました」 試合後は福留のトリックプレーに大興奮。尊敬する先輩とそろっての活躍は格別だ。「右中間を抜かれることって、ほとんどないよな」と、互いの守備を認め合う仲。背番号「0」が打撃でいいところを見せれば、鉄壁のコンビが解散することはあり得ない。 エープリルフール“ヤ倒”!虎・福留、トリックプレーでピンチ救った (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)最高のエープリルフールや!! 阪神・福留孝介外野手(37)がヤクルト戦(神宮)で、右翼後方への大飛球を右飛であるかのようにみせるトリックプレーで大ピンチを救った。和田豊監督(52)もだまされるほどの“名演技”で、岩本輝投手(22)の3年ぶりの白星を援護してみせた。桜雨を切り裂く川端の打球に、岩本の3年ぶりの勝利はおろか、2夜連続の逆転負けまで覚悟した。1点を守る八回一死一、二塁。福留の超ビッグプレーが虎を救った。 「打った瞬間に自分の守備位置と打球を判断して、届かないと思った。初めての球場じゃないし、何とかしたかった」 右翼手・福留は半身の状態で白球を追った。自らの頭上を通過する瞬間、足を緩め、捕球体勢に入った。そして、すぐに体を反転させ、クッションボールを待った。打球はフェンスを直撃。ワンバウンドで処理し、カットに入った二塁手・上本へ。上本は捕手・梅野にダイレクトで送球した。 「打った瞬間に(トリックプレーを)決めていたよ」 ヤクルトの二走・荒木がフェイクに引っかかった。ハーフウエーから2度も帰塁する構えをみせ、本塁憤死。ピンチを救った“名演技”に和田監督もだまされたようで、「あれはビッグプレーやな。孝介しかできないプレーやな。ベンチから見てても捕ったと思ったもんな」と興奮気味に最敬礼した。 神宮の風は右翼から左翼だった。福留は「ランナーの方が考えたんじゃない!? あそこの打球は失速するのは、見ていたら分かるから」と逆転の発想だったと強調した。あの一瞬で思考回路をクリアにし、トリックプレーに持ち込むとは…。 「まずは捕れると思わせれば。捕れなくても迷わせることができれば、俺にも得だからね」 26日に38歳を迎える。ゴールデングラブ賞は中日時代の2006年以来遠ざかっているが「勝負にはなる」と奪回を誓う。「練習中から打球を追いながら、この高さなら届くとか、いろいろ考えながらやっている」。練習のための練習はしない。瞬時の頭脳プレーは努力の賜物だった 職人技は出場機会を奪われかねない後輩に対しても、惜しむことなく伝授している。「福留さんにはいろいろと教えてもらって…。すべて勉強になっています。一番は打球の追い方についてです」。福留に憧れるドラフト3位・江越大賀外野手(駒大)が感謝する。福留にしかできないものを目の前でみせた。 「岩本も松田も若い投手が投げていた。松田のためにもよかったよ」 開幕から4勝1敗で単独首位をキープ。六回に失策から失点につながったヤクルトとは対照的な守り勝ちに、指揮官は「守りの集中力はいいものを持続している」とうなずく。10年ぶりのリーグV&30年ぶりの日本一へ、この快進撃はウソじゃない。 (阿部祐亮)★敵将も「うまい」 阪神・福留のトリックプレーにだまされ、スタートが遅れて本塁で刺殺されたヤクルトの二塁走者・荒木は「打球が戻るかと思った。判断が早かった」と反省。真中監督は「福留のうまいフェイク。荒木は責められない。相手が一枚上だった」とかばった。虎・山脇守備走塁C、福留のトリックプレーに脱帽「すごいセンス」 (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)阪神・福留孝介外野手(37)がヤクルト戦(神宮)で、右翼後方への大飛球を右飛であるかのようにみせるトリックプレーで大ピンチを救った。 神宮の風は独特のものがある。上空では風が舞い、両翼のポール際だけは打球が伸びる傾向がある。福留は前日31日からゴーグルを使用。チーム関係者によると「強い風を考えてのこと」だという。山脇外野守備走塁コーチは福留のトリックプレーを「フェイクやろ。すごい野球センス。あれしかないプレー」と脱帽する。細かなケアがあった上での神ワザだ。魅せたレーザービーム!虎・上本、梅野のミットにダイレクト返球 (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)阪神・上本が、福留のトリックプレーを肩でアシストした。1点リードの八回一死一、二塁。川端の放った打球を処理した福留からの送球を受けると、捕手の梅野のミットにダイレクト返球。二走・荒木を本塁で刺し、同点のホームを踏ませなかった。 「僕はできることをやるだけです。(本塁へは)ワンバウンドを狙っていたんですが…。ノーバウンドで投げてしまって…」 選手会長は送球を反省したが、間一髪のタイミング。三回無死の場面でも、森岡の一、二塁間への痛烈なゴロに横っ飛び。守備で盛り立てた。 この日先発したヤクルト・石山に対して昨季、打率・063(16打数1安打)も、三回には左翼線へ二塁打。開花宣言も近い!? 【和田ヒットーク】孝介、上本いいリレー --福留のトリックプレー後、上本のバックホームもよかった 和田監督 「もう1つ低い送球をすればよかったが、体勢が低いなりにドンピシャというか。あそこしかなかった。孝介がどれだけいいプレーをしても上本がつながなければ、いいプレーにつながらなかったと思うし、いいリレーだった」 --梅野のタッチも 「それがリレーだからね。3人の合わせ技で。どこがミスっても殺せないプレーだった」 --岩本は攻めるところは攻めて 「梅野も相当研究したと思うし、いくとこはいく、と。相手のコントロールがよかったし、とにかく低めに低めに、と」 --七回無死二、三塁でも岩本を任せたのは 「このへんの若い投手が何とかローテに長いこととどまれる、そういう投手を作っていかないといけない。ベンチの期待に応えてくれた」阪神・鳥谷、トラ歴代10位の通算1550試合出場! (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)阪神・鳥谷が開幕から5試合連続安打。2点リードの七回に2番手・古野の直球を捉え、右前に弾き返した。本人は「(状態は)よくも悪くもないですよ」と話しているが、昨季の3番打者が今季、1番打者を担って、打率・318と好調を持続している。通算1550試合出場。球団では佐野仙好の1549を超え、単独10位。9位・岡田彰布の1554に4と迫った。阪神・西岡、調子上向き3戦連続H!三塁守備も5試合無失策 (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)阪神・西岡は一回に3試合連続となる安打を中前へ放った。二回一死から畠山の三塁線への強烈なゴロを体勢を崩しながらキャッチ。抜けていれば二塁打の当たりをアウトにして、今季初先発の岩本を守りでアシストした。前日31日に3ランを放つなど打撃の調子は上がっているが、開幕前に不安視された三塁守備も5試合で無失策と安定感をみせている。虎・マートン、マルチで存在感「毎日勝ちたいとプレーしている」 (セ・リーグ、ヤクルト1-2阪神、2回戦、1勝1敗、1日、神宮)阪神・マートンが2安打でチャンスメークした。「毎日勝ちたいと思ってプレーしているから、勝ててよかったね」。二回先頭で左前打。四回も一死から右越え二塁打を放った。得点には直結しなかったが、主軸として存在感はキラリ。開幕から安打がなかったのは前日3月31日のヤクルト戦(神宮)だけだ。決して好調とはいえないが、首位打者の貫禄が漂った。
Apr 1, 2015
コメント(0)
岩本対石山の、ものすごい投手戦でした。開幕カードでは、一人元気ありませんでしたが、やっと大和が乗ってきました!!松田のまさかの乱調。。。岩本の勝ちが消えてしまうという雰囲気でしたが、福留のスーパーフェイクが救いました!!いつも阪神がだまされるほうのフェイクですが、フェンス直撃のライトオーバーを取る様にみせかけてフェンスにぶつかるときにやっとフェンス側に身体を向け、ワンクッションですばやく取り中継プレーで、一度止まったセカンドランナーをホームで刺しました!!!!このプレーで勝利は決まりしましたね代わった安藤が、岩本、松田を助けました!!最後はノーアウトから雄平のヒットでピンチを作るも、呉昇桓は安定していました!神宮で、なんとか勝ち越ししてもらいたい!!明日も頑張れ!!!阪神 岩本-松田-安藤-呉昇桓 ヤクルト 石山-古野-オンドルセク 1回表 【鳥谷】 ファーストゴロ 【上本】 空振り三振 【西岡】 センターヒット 【ゴメス】 サードゴロ1回裏 【山田】 見逃し三振 【川端】 空振り三振 【田中浩】 ショートゴロ2回表 【マートン】 レフトヒット 【福留】 ファーストライナー 【梅野】 ショートゴロ(エラー) 【大和】 空振り三振2回裏 【雄平】 サードゴロ 【畠山】 サードゴロ 【ユウイチ】 ショートフライ3回表 【岩本】 見逃し三振 【鳥谷】 空振り三振 【上本】 レフト線ツーベース 【西岡】 レフトフライ3回裏 【森岡】 セカンドゴロ 【中村】 セカンドゴロ 【石山】 セカンドゴロ4回表 【ゴメス】 サードゴロ 【マートン】 ライトオーバーツーベース ワイルドピッチ 【福留】 フォアボール ランナー福留が二盗 【梅野】 空振り三振 【大和】 敬遠 【岩本】 ショートゴロ4回裏 【山田】 レフトフライ 【川端】 ライトフライ 【田中浩】 ライトヒット 【雄平】 右中間ツーベース 【畠山】 サードファウルフライ5回表 【鳥谷】 サードファウルフライ 【上本】 サードゴロ 【西岡】 ショートフライ5回裏 【ユウイチ】 ファーストゴロ 【森岡】 レフトファウルフライ 【中村】 見逃し三振6回表 【ゴメス】 ファーストライナー 【マートン】 ライトフライ 【福留】 レフトフライ(エラー) 【梅野】 フォアボール 【大和】 右中間2点タイムリーツーベース S0-2T 【岩本】 ファーストゴロ6回裏 【代打・今浪】 セカンドライナー 【山田】 ライトヒット 【川端】 ピッチャー併殺打 (投手交代)石山 → 古野7回表 【鳥谷】 ライトヒット 【上本】 ピッチャー犠打 【西岡】 デッドボール 【ゴメス】 サード併殺打7回裏 【田中浩】 ライトヒット 【雄平】 センターツーベース 【畠山】 ファーストライナー 【ユウイチ】 レフト犠牲フライ S1-2T 【森岡】 セカンドゴロ8回表 【マートン】 空振り三振 【福留】 セカンドゴロ 【梅野】 レフトヒット 【大和】 ライトヒット 【代打・関本】 ショートゴロ8回裏 (投手交代)岩本 → 松田 【中村】 レフトフライ 【代打・荒木】 センターオーバーツーベース 【山田】 フォアボール 【川端】 ライトオーバーヒット (投手交代)松田 → 安藤 【田中浩】 ファーストゴロ (守備交代)藤井 キャッチャー (守備交代)坂 サード (投手交代)安藤 → 呉昇桓 (守備交代)俊介 レフト9回表 (投手交代)古野 → オンドルセク 【鳥谷】 サードライナー 【上本】 センターフライ 【西岡】 ファーストゴロ9回裏 【雄平】 レフトヒット 【畠山】 空振り三振 【ユウイチ】 セカンドフライ 【森岡】 ピッチャーヒット (代走)上田 【中村】 レフトフライ岩本好投! 価値ある白星 攻守に渡る相手のミスにも救われ、苦しみ抜いた末の勝利だった。プロ5年目で初の開幕ローテーション入りを果たした阪神先発・岩本が完璧な滑り出しを見せる。初回、山田・川端を連続三振に仕留めると抜群の制球で怖いツバメ打線を翻弄した。4回二死まで一人の走者も許さなかったが、3番 田中浩に右前へチーム初安打を許すと、続く雄平には右中間二塁打を浴びて2・3塁とされる。初めてのピンチは畠山を三邪飛に打ち取って、5回まで2安打無失点と素晴らしい内容で相手を封じ込めた。好調 阪神打線も東京ヤクルト先発・石山のシュートに苦しみ、再三走者は出すものの要所を締められてなかなか得点することが出来ない。4回にはマートンの二塁打などで二死2・3塁とするも大和が敬遠されて、投手の岩本は遊ゴロに倒れる。均衡を破る綻びは、意外なところにあった。6回表 二死後、霧雨に紛れた福留の打球(左飛)をユウイチがグラブに当てて落とす失策から1・2塁となり、8番 大和が右中間2点適時二塁打を放ち、阪神に待望の先取点が入る。「ガンちゃん(岩本)が頑張ってたし、チャンスだったので・・・」。直前の円陣で石山は外角球が多いと聞いて、その真っ直ぐを仕留めた大和(前田大和)外野手の岩本への思いが、先制劇に繋がったと言えそうだ。しかし、すんなりとは運ばない。7回一死1・2塁と追加点のチャンスをゴメスの併殺打で逸した阪神はその裏、岩本が田中浩・雄平に長短打を浴びて無死2・3塁の大ピンチを迎える。ここで岩本は粘りの投球で6番ユウイチの左犠飛による1点で何とか凌いだ。「先頭打者の入りに気を付けながら、長いイニングを投げることより一人一人をしっかり抑えていくことを意識して行った」。7回(101球)を5安打3三振 無四球1失点と堂々の内容を残した岩本 輝投手は、リードしてくれた梅野やバックの守備に感謝の意を示している。8回には2番手・松田を投入。逃げ切りを図った阪神だが、松田は一死1・2塁とされて2番 川端に右越えの弾丸ライナーを浴びる。同点は必至かと思われたが、打球判断を誤った2塁走者・荒木のスタートが遅れて本塁憤死となり、後のピンチはリリーフ安藤が抑えた。福留~上本~梅野の中継プレーも見事だったが、ヤクルトにとっては痛恨のボーンヘッドである。敵のミスに救われた阪神は、9回 呉 昇桓を送る。先頭4番 雄平にはヒットを許すなど二死1・2塁のピンチを招いた守護神だが、最後は中村を左飛に打ち取って2対1で阪神が辛勝した。2012年9月27日 (神宮・ヤクルト22回戦)以来、3季ぶりの白星。プロ通算3勝目をあげた岩本は、「ずっと勝ってなくて、1勝は大変だな!と思った。この1勝で終わらず、どんどん勝って行きたい」とヒーローインタビューを結んだ。「ビッグプレーだ!孝介しか出来ない。ベンチでも(てっきり)捕ったと思っていた。(中継した)上本も態勢が悪い割にドンピシャだった。(捕手・梅野を含め)3人の合わせ技だ!」 。和田 豊監督は、8回に敵の走塁ミスを誘発したライト福留のフェイクを勝因の一つに上げた。「(岩本は)低いゾーンに行って、腕が振れていた。(7回の)ああいう場面で落ち着けるのは大したもの」。先発・岩本を讃えた中西清起投手コーチだが、あわや逆転負けの投球内容となった松田については、「セットアッパーとして投げ切って貰わないと・・・あんなのが続いたらネ!」と苦言を呈していた。 先発岩本投手 7回 1失点先頭バッターの入りに気を付けながら、長いイニングを投げることより一人一人をしっかり抑えていくことを意識していきました。うまくリードしてくれた梅野さんや守ってくれた野手のみなさんに感謝です。大和選手 6回表 右中間先制2点タイムリーツーベースヒット打ったのはストレート。岩本がずっと0点で抑えてくれていたので、早く点を取ってあげたいと思っていました。打席ではその気持ちしかなかったです。
Apr 1, 2015
コメント(0)
日本橋を、ぶらぶらして。。。一人、卒業お疲れってことで、どこかで飲もうかと。。。ミナミ、ぶらついてたら、阪神ファンの店が。。。西岡のスリーランで先制してるし、どんなとこか、分かりませんが、入ってみました。すでに常連さんで盛り上がっていました。生をひたすら呑んで、真鯵と、出汁巻きいただきました。どちらも、むちゃくちゃうまい!!二階堂焼酎キープして、ひたすら呑みまくって。。。試合は残念でしたが、マスターとも、常連さんとも仲良くさせていただき、11時過ぎまで呑んでました。また、よろしくお願いします!!!!店名 とらやんけジャンル 居酒屋TEL・予約 06-6633-1501住所 大阪府大阪市中央区千日前2-7-14 内川ビル 2F交通手段 近鉄日本橋駅から208m営業時間 18:00~翌2:00夜10時以降入店可、日曜営業定休日 月曜日予算(ユーザーより) [夜]¥2,000~¥2,999特徴・関連情報こんな時にオススメ 友人・同僚と
Mar 31, 2015
コメント(0)
開幕三連勝なので、四誌購入しました!!
Mar 30, 2015
コメント(0)
阪神・藤浪、今季初勝利も7回「投げないといけなかった」 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)先発した阪神・藤浪晋太郎投手(20)が5回9安打3失点で降板したが、打線の援護もあって今季初勝利を挙げた。 藤浪が立ち上がりにつまずいたものの、今季初白星を手にした。一回に一死から連打を浴び、一、三塁とされると内野ゴロの間に先制点を許した。その後も3連打で、いきなり3点を失ってしまった。直球は153キロを計測するなど力があったが、制球が甘く、ストライクを取りに行ったところを狙い打たれた。二回以降は立ち直ったものの、球数がかさみ5回で95球。四、五回に打線が爆発し大量援護をもらったこともあり5回で降板した。 藤浪は3失点での白星に「初回は落ち着きのないピッチングになってしまいましたが、それ以降はなんとか粘れた」と、試合中に修正できたことを前向きにとらえた。それでも「ただ、あと2イニングは投げたかったですし、むしろ『投げたい』というよりも『投げないといけなかった』と思います」と先発として5回で降板したことを反省していた。石崎(ドラフト2位新人。初登板で1回を三者凡退)「早く投げたい思いがずっとあった。次につながる投球だった」呉昇桓(今季初セーブを記録も1失点)「不安にさせてしまった。次からはできるだけ不安にさせないようにしたい」梅野(今季初安打が貴重な走者一掃の二塁打)「集中力がいつも以上に出た。1本出てよかった」虎D2・石崎、3人斬りの満点デビュー「緊張は全然しなかった」 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)高鳴る鼓動を抑えて、憧れ続けたプロの舞台に立った。ドラフト2位・石崎剛投手(新日鉄住金鹿島)が1軍初登板。冷静なマウンドさばきで、3人斬りの満点デビューを飾った。 「緊張は全然しなかった。オープン戦と同じ気持ちだった。これを継続していきたいです」 乱打戦の中、3点を守る八回にマウンドへ。先頭のエルナンデスをチェンジアップで投ゴロに打ち取ると、谷繁には直球で左飛。社会人時代に対戦したD6位・井領雅貴外野手(JX-ENEOS)も低めの真っすぐで投ゴロに仕留めた。最速145キロ。わずか7球で料理した。 オープン戦では先発と中継ぎで5試合に投げ、2勝0敗1S、防御率0・64の好成績をマーク。公式戦でも実力を発揮した右腕に和田監督も「向こう(中日)が追い上げてきているなかで、流れを止めてくれた」と賛辞。今後も勝利の方程式の一角として、フル回転を期待した。 開幕1軍を手中に収めた25日。地元・茨城で暮らす父・静夫さん(58)に報告メールを真っ先に送った。「1軍決まったよ」。すぐに返信があった。「おめでとう。けがだけはしないように気をつけてな」。シンプルな文面に込めた父親の思いに胸が熱くなった。 「父が周囲に『やっぱり心配だ。けがだったり、結果だったり、今シーズンが終わるまで不安だよ』と漏らしていたみたいで…」 試合後、初陣でホールドを挙げた記念球は大切にバッグにしまった。「もちろん、オヤジに渡そうと思います」。座右の銘は「あまり難しい言葉を知らないから『全力投球』です」と笑う24歳。感謝を胸に、第一歩を踏み出した。阪神・呉昇桓、初セーブも反省35球「自分も早くいい方向に」 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)開口一番、ざんげした。3連投の末の初セーブも、阪神・呉昇桓(オ・スンファン)は自嘲するような薄笑いを浮かべた。 「いつも不安にさせてしまって、言えることはない。和田監督を不安にさせないようにして、中西投手コーチもあまり、マウンドに来させないようにしたいです」 悔やんだマウンドは3点リードの九回だ。先頭の大島を二ゴロに封じたが、亀沢に中前に弾き返され、雲行きが怪しくなった。続く高橋周に四球を与え一、二塁にすると、ルナの中前適時打で2点差。さらに、代打・小笠原にもツーシームを中前に運ばれ、満塁のピンチを背負った。 一打同点の窮地-。しかし、百戦錬磨の守護神だ。後続を自慢の直球でねじ伏せ、ゲームセット。20球を要した開幕戦は一死満塁を作り、2戦目も2本の安打を許し、23球。この日は35球を投げ、3試合で計78球。まだ本調子ではないが、勝ったからこそ前を向ける。 「チームは3連勝と波に乗る。自分も早くいい方向に持っていきたい」 韓国から開幕カードの応援に駆けつけた家族の前での快投はお預け。シーズンは長い。エンジンを吹かせるのは、これからだ。
Mar 29, 2015
コメント(0)
阪神、優勝間違いないで!福留の逆転V弾で7年ぶり開幕3連勝 メモリアル弾で開幕3連勝や!! 阪神・福留孝介外野手(37)が中日戦の四回に今季1号2ランを放ち、逆転勝利に貢献した。自身にとって日米通算250号本塁打で、ここまで湿り気味だった打線も11安打10得点と爆発。2008年以来の開幕3連勝で、10年ぶりのリーグ優勝へもう止まらん!!確かな手応えも、着弾点はわからなかった。ドスンという鈍い音とともに白球がグラウンドに戻ってきた。飯塚二塁塁審にサク越えを確認。フウッと一息入れた後、7年ぶりの開幕3連勝を決定づけた弾丸の味を堪能した。 「フェンス(直撃)かな、と思ったよ。次につなごうと思っていたけど、ゴメスが打ったから、ちょっと刺激受けて思い切っていった」 開幕2戦連続サヨナラ勝ちの余韻が残る中、竜の先発左腕・八木に襲いかかった。0-3の四回。ゴメスの1号2ランで1点差とし、さらに無死一塁で直球を捕えた。 「(ゴメスと)飛距離は違うけどね。さすがに、あそこまでは…」。左翼席上段まで飛ばしたG砲には脱帽も、バックスクリーン下に豪快にぶち当てた。日米通算250号に「いわれるまで、わからなかった」と照れながら花束を受け取った。昨年、日本シリーズ進出に貢献した男が形勢を逆転させ、試合前までチーム打率・191だった打線も目覚めた。 「今までより打席の中で考えることができている。周りもみえている」 チーム屈指の几帳面男。春季キャンプ中のホテルの自室では私服や小物、野球道具などが小分けされ、見事なまでに整理整頓されていた。さらに昨季、甲子園のロッカールームでは、藤井のユニホームをサプライズでたたみ「先輩、服って、こうするんですよ」と仰天させた。「じゃ、これからも頼む」とまでいわれたことがあった。 プレーに対しても同じだ。昨季、怠慢なプレーをした後輩をみた瞬間、首脳陣に「俺を出させてください」と訴えるほど妥協は許さない。左膝手術、肋骨&鎖骨骨折など故障続きだった過去2年間とは違う。オフから体を鍛え、飲酒も控えた。昨秋の活躍から虎党の声色は一変したが、今季、その真価が問われるのは誰よりも分かっている。自信がみなぎっている。 「(2試合は)投手が抑えてくれたから、劣勢でもはね返してやろうと。それが野手と投手との信頼感になる」 2008年以来の開幕3連勝。試合後、スタンドからは「和田監督、優勝や!」の声も飛び、お立ち台で今季の最大目標を問われた男も言い切った。「最後に一番上になれるように、頑張ります」 31日からヤクルト、巨人との敵地6連戦。30日、東京に移動後、神宮でナイター練習をする方針が固まった。就任4年目で初の試みの和田監督は「全員の力でもぎとった3連勝」と目を細めつつ、手綱は緩めない。10年ぶりのリーグ優勝、30年ぶりの日本一へ。福留の妥協知らずの魂が、チームを変えた。 (阿部祐亮)データBOX ◎…阪神の開幕3連勝は2008年3月28日の横浜戦(京セラD)~4月2日の広島戦(広島)の5連勝以来、7年ぶりで3連勝以上は9度目。2リーグ分立後、02年3月30日の巨人戦(東京D)~4月6日のヤクルト戦(神宮)の7連勝が球団記録だが、1リーグ時代を含めると38年春にも7連勝を記録。プロ野球記録は54年西鉄と99年中日の11連勝。虎党総立ち!ゴメス、球場の空気かえた5階席弾「ベリーグット」 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)まさに、打った瞬間だ。左翼を守るナニータもぼう然と見送るのみ。阪神・ゴメスの打球が、左中間最上段で大きく跳ねた。一仕事を成し遂げたといわんばかりに大きく両手をパンッとひとたたきし、ホームイン。スタンドを真っ黄色に染めた虎党も総立ちで迎え入れた。 「ベリーグッド! 自分としてはいいスイングができました。2打点というのもよかったと思います」 3点ビハインドの四回だ。先頭の西岡が中前打で出塁すると、頼れる4番に回ってきた。カウント2-0から先発・八木の失投を逃さなかった。132キロの真ん中直球を一閃し、1号2ラン。ひと振りで流れを変えた。昨季は開幕18試合78打席にして、待望の一発が生まれた。開幕から打率3割超の好成績を残していたがアーチをかけられず、もどかしさもあった。それでも、一本が出た後はペースを上げ、26本塁打を記録した。 スタートは昨季同様、つまずいた。パスポートの盗難被害に遭い、2年連続で来日が遅れるという事態に。ただ、現地でもトレーニングをこなし調整。宜野座キャンプに合流直後には和田監督の「35発」指令に、自らハードルを上げる「40発」を約束。それだけ手応えと自信もあった。 開幕3試合11打席目での1号に、「去年は何十打席と立った中での本塁打だった。早い段階で本塁打が出たということはうれしい」と自然と笑みもこぼれる。これで3試合で4打点と、昨季の打点王にふさわしい活躍。このままのペースで打点を重ね、40発の有言実行を果たせば、2冠王も見えてくる。そんな期待も膨らむ好調ぶりだ。 打席のなかで、しっかりとテンションを上げる仕掛けがあった。この日から自身の入場曲を米国の人気ラッパー、リル・ウェインの「Coco」にチェンジ。「好きな曲なんで、ホームランにつながってよかったよ」とお気に入りの楽曲で気持ちを高ぶらせた。 「1点差になったことで、チームとしてもいけるかなとなった。勝利に貢献できたかなと思う」 和田監督も「ゴメスの一発で完全に球場全体の空気が変わった」と最敬礼。その太い両腕からアーチを量産するべくフルスイングを続けていく。 (山口大輝)★ゴメス・昨季来日1号本塁打VTR 2014年4月17日の広島戦(●2-8、マツダ)の四回一死走者なしの場面で、バリントンの直球を完璧に弾き返しバックスクリーンに豪快な来日1号を放った。開幕18試合78打席目での待望の一発だった。データBOX ◎…ゴメスは開幕3試合を終え、打率・308(13打数4安打)1本塁打、4打点。29日の中日戦(京セラD)で今季初本塁打となる2ランを放ち、年間では48本塁打、191打点ペース。梅ちゃん、虎将のささやきで満塁一掃打!「いい1本に」 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)二塁ベース上で右拳を握った。梅ちゃんスマイル全開になった。開幕から11打席目でついに生まれた初安打は値千金の3点二塁打。梅野が和田監督の後押しを受け、結果で見事に応えた。 「なかなか出なかったっていうのは…焦っていたわけではないんですけどね。状態も悪くなかった。集中力がああいうところで出て、いい1本になったかなと思います」 1点リードの五回だった。1点を追加し、なおも二死満塁のチャンス。直前のネクストバッターズサークルで指揮官に声をかけられた。 「詰まることを恐れるな。大学でやっていたことを思い出せ。中堅方向に打ちにいけ。感じは悪くないから、(安打が)出るはずだ」 耳元のささやきに若虎は何度もうなずいた。集中力は最高潮に達した。福岡大時代。プロへの道を切り開いた積極性、逆方向に打球が伸びるパンチ力といった自身の持ち味を思い返した。あとはボールに気持ちをぶつけるだけだった。 「僕も初球からいこうと決めていた。自分のスイングをしようと思っていた中で一言もらって、気持ち的によかった」 フルカウントからの6球目。2番手・朝倉の外角高め138キロ直球を捉え、右中間を真っ二つに破った。終わってみれば、10-8の接戦。今シーズン初の「H」マークが大きな一撃となった。 ただ、背番号「44」の胸中は捕手としての責任感が大半を占める。開幕3連戦、全イニングでマスクを被り、またひとつ成長した。 「打てなくても、守備に切り替えることが大事。重圧がかかる場面でサインを出して、いい経験になりました。接戦をものにできてうれしい」 疲れ果てても、充実感が漂う。チーム同様、梅野の不動の正捕手への戦いも始まったばかりだ。阪神・西岡、逆転劇お膳立て「なんとか塁に出ること意識した」 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)3番が逆転の立役者だ。3点を追う四回、先頭の阪神・西岡が中前打。ゴメス、福留の2ランを呼び込んだ。「なんとか塁に出ることを意識した」。ロッテ時代に八木との対戦は、25打数5安打と相性はよくなかったが、一回にも右中間二塁打。「たまたま打てた」と謙そん。開幕から3連勝にも「次からビジターになるので、がんばらないと」と油断はなかった。阪神・マートンが今季初マルチ「ボールにコンタクトできた」 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)阪神・マートンが今季初のマルチ安打だ。ゴメスの2ランで1点差とした直後の四回、右前打で出塁し、福留に逆転2ランで生還。五回二死一、二塁からは左中間へ適時二塁打を放った。「自分のバッティングをすることだけを心がけていた。しっかりとボールにコンタクトできたよ」。4打数1安打も3三振を喫した前日の試合後、球場内でウエートトレをしてから帰宅。昨季の首位打者は開幕から3試合連続安打と順調なスタートをきった。虎・新井、代打タイムリーで初安打初打点「勢いなかったけどね」 (セ・リーグ、阪神10-8中日、3回戦、阪神3勝、29日、京セラドーム)阪神・新井が代打で存在感を発揮した。6点リードの五回二死一、三塁から朝倉のフォークを振り切った。ぼてぼての当たりが三塁内野安打となった。「勢いがなかったけどね。内容はどうであれ1本が出て良かった」。開幕3試合目で今季初安打初打点に安堵の表情。今はベンチだが、右翼、三塁、一塁を守れる大砲はいつでも出られる準備はできている。
Mar 29, 2015
コメント(0)
森野がゲッツーの送球を手で止め、いきなり3点取られてしまって。。。いやな感じは、ちょっとありましたが、2連続サヨナラ勝ちの勢いがありますね!!八木がいきなり崩れます。絶好調西岡のヒット!ゴメスが真ん中に入ったストレートを思いっきり引っ張って最上段へ特大ホームラン!!不調のマートンヒットが続いてヒット福留もやってくれました!!バックスクリーンへ逆転のツーランホームラン!!日米通算250号!!その後も阪神止まりません!マートンも復調してツーベースに梅ちゃんもタイムリー!5回は5点!!二桁得点で逃げ切りました!!!中 日 3 0 0 0 0 0 4 0 1 8 阪 神 0 0 0 4 5 0 1 0 X 10 ○ 藤浪 H 石崎 S 呉 ● 八木 ◇本塁打 ゴメス1号(2ラン110m=八木) 福留1号(2ラン130m=八木) 福田1号(3ラン110m=桑原) ◇失策 高橋周(7回) ◇走塁死 平田(1回) ◇試合時間 3時間46分 ◇球審 橘高 ◇塁審 真鍋 飯塚 土山 1回表 【大島】 レフトフライ 【亀澤】 レフトヒット 【森野】 センターヒット 【ルナ】 サードゴロ T0-1D 【ナニータ】 レフトヒット 【平田】 ライトタイムリーヒット T0-2D 【エルナンデス】 センタータイムリーヒット T0-3D (守備交代)高橋周 サード1回裏 【鳥谷】 セカンドゴロ 【上本】 ショートゴロ 【西岡】 右中間ツーベース 【ゴメス】 空振り三振2回表 【松井雅】 空振り三振 【八木】 ピッチャーゴロ 【大島】 セカンドゴロ2回裏 【マートン】 キャッチャーフライ 【福留】 セカンドゴロ 【梅野】 空振り三振3回表 【亀澤】 キャッチャーファウルフライ 【高橋周】 ライトヒット 【ルナ】 フォアボール 【ナニータ】 ショート併殺打3回裏 【大和】 空振り三振 【藤浪】 ピッチャーゴロ 【鳥谷】 フォアボール 【上本】 セカンドゴロ4回表 【平田】 センターヒット 【エルナンデス】 セカンドゴロ 【松井雅】 ショートライナー 【八木】 ショートゴロ4回裏 【西岡】 センターヒット 【ゴメス】 レフト2ランホームラン T2-3D 【マートン】 ライトヒット 【福留】 センター2ランホームラン T4-3D 【梅野】 ライトフライ 【大和】 ファーストゴロ 【藤浪】 空振り三振5回表 【大島】 セカンドゴロ 【亀澤】 レフトヒット 【高橋周】 センターヒット 【ルナ】 空振り三振 【ナニータ】 セカンドゴロ5回裏 (投手交代)八木 → 朝倉 【鳥谷】 センターヒット 【上本】 ピッチャー犠打 【西岡】 空振り三振 【ゴメス】 フォアボール 【マートン】 左中間タイムリーツーベース T5-3D 【福留】 フォアボール 【梅野】 右中間3点タイムリーツーベース T8-3D 【大和】 センターヒット 【代打・新井】 サードタイムリーヒット T9-3D 【鳥谷】 セカンドゴロ6回表 (投手交代)藤浪 → 安藤 【平田】 センターフライ 【エルナンデス】 ピッチャーゴロ 【松井雅】 見逃し三振6回裏 (守備交代)谷繁 キャッチャー (投手交代)朝倉 → 田島 【上本】 空振り三振 【西岡】 空振り三振 【ゴメス】 ショートゴロ7回表 (投手交代)安藤 → 榎田 【代打・井領】 見逃し三振 【大島】 センターヒット 【亀澤】 センターヒット 【高橋周】 デッドボール 【ルナ】 ライト犠牲フライ T9-4D (投手交代)榎田 → 桑原 【代打・福田】 レフト3ランホームラン T9-7D 【平田】 レフトフライ7回裏 (投手交代)田島 → 高橋聡 【マートン】 センターフライ 【福留】 ライトヒット 【梅野】 ピッチャー犠打 【大和】 サードゴロ(エラー) 【代打・関本】 ライトフライ T10-7D8回表 (投手交代)桑原 → 石崎 【エルナンデス】 ピッチャーゴロ 【谷繁】 レフトフライ 【井領】 ピッチャーゴロ8回裏 (投手交代)高橋聡 → 福谷 【鳥谷】 見逃し三振 【上本】 フォアボール 【西岡】 サードゴロ 【ゴメス】 ショートフライ9回表 (投手交代)石崎 → 呉昇桓 (守備交代)坂 サード 【大島】 セカンドゴロ 【亀澤】 センターヒット 【高橋周】 フォアボール 【ルナ】 センタータイムリーヒット T10-8D 【代打・小笠原】 センターヒット (代走)荒木 【平田】 ライトフライ 【エルナンデス】 セカンドゴロ破壊力抜群!猛虎打線お目覚めで開幕3連勝 なんという集中力! なんという破壊力! 2015年版猛虎打線が爆発し、中日を3タテした。序盤は中日ペースだった。先発・藤浪が初回にいきなり3失点。2回以降は「0」を並べたが、本来の投球ではなかった。一方、打線は3回まで中日先発・八木の前にわずか1安打。やはり開幕3連勝は難しいのか…。しかし4回、先頭・西岡が第1打席に続いて八木をとらえると、流れが変わった。「何とか塁に出ることを考えて打席に入りました。(八木を)打てたのはたまたまです」(西岡)四番・ゴメスは打った瞬間、それと分かる特大アーチで1点差。五番・マートンが右前打でつなぎ、六番・福留がバックスクリーンへ運んで逆転した。これが日米通算250号本塁打。「(250号は)言われるまで知らなかった。次につなごうと思っていたけど、ゴメスが打ったので、少しだけ刺激を受けて、思い切り行きました。振っていく中で少しずつタイミングが合ってきて、ファウルで粘りながらアジャストできた」(福留)福留にとっては通過点だろうが、チームにとっては貴重な一発となった。一度目覚めた猛虎打線は、その後も攻撃の手を緩めない。5回、中日2番手の朝倉にも襲いかかった。先頭・鳥谷がヒットで出塁し、上本は手堅く送りバント。二死後、ゴメスが敬遠気味の四球で歩くと、マートンの左中間フェンス直撃の二塁打で1点を追加した。さらに、福留が四球を選んで満塁とすると、開幕からノーヒットだった梅野に走者一掃の二塁打が飛び出した。打撃不振の大和も中前打で続き、代打・新井良にも今季初ヒット(内野安打)が出て、もう1点。打者一巡の猛攻だった。7回に4点、9回にも1点を返され、終わってみれば10対8の辛勝だったが、開幕3連勝には違いない。5回で降板した藤浪に勝ちが付いたし、9回にヒヤヒヤさせられた呉昇桓も今季初セーブを手にした。梅野が打ったことで先発野手全員に「H」のランプがともり、最高の雰囲気で神宮に乗り込める。先発藤浪投手 5回 3失点初回は落ち着きのないピッチングになってしまいましたが、それ以降はなんとか粘れたと思います。ただ、あと2イニングは投げたかったですし、むしろ“投げたい”というよりも“投げないといけなかった”と思います。梅野選手 5回裏 右中間3点タイムリーツーベースヒット打ったのはストレート。1番からつないでもらって自分に回ってきたチャンスでしたし、自分でこのイニングの攻撃が終わってしまわないように、食らいついていくだけでした。マートン選手 5回裏 左中間タイムリーツーベースヒット打ったのはシュート。感覚としてはいい状態だったし、自分のバッティングをすることだけを心掛けていたよ。しっかりとボールにコンタクトできたし、いいバッティングができたんじゃないかな。福留選手 4回裏 センターへ第1号ツーランホームラン(日米通算250号)打ったのはストレート。うしろへつなごうと、なんとか“粘って、粘って”という意識が、いい結果につながったと思います。日米通算250号ホームラン?数字は全然気にしていないです。250号ホームランを打ったことより、この打席でいいバッティングができたことが大きいです。ゴメス選手 4回裏 レフトスタンドへ第1号ツーランホームラン打ったのはストレート。甘い球が来たら、積極的に打ちにいこうと思っていたんだ。それができた打席だったね。あと、今日から登場曲を変えたんだけど、その効果もあってホームランを打てたのかもしれないね。(新しい登場曲はLil Wayneの「Coco」という曲です。)
Mar 29, 2015
コメント(0)
雨の中、コンビニはしごして買ってきました!今日もお願い!!
Mar 29, 2015
コメント(0)
虎・岩田、粘った8回0封!白星つかずも「自分のピッチングできた」 (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)両軍ゼロ行進が続く緊迫した展開のなか、岩田が黙々と投げ続けた。8回7奪三振、無失点の力投。“無援”に泣いて白星は逃したが、間違いなく、開幕2試合連続サヨナラ勝ちの立役者だ。 「自分のピッチングができた。低めを意識したのがよかった」 課題の初回でピンチをしのぎ、流れに乗った。二死から満塁を招いたが藤井を三ゴロに斬った。「最初はバタついたけど、それを乗り切れたから八回までいけた」。七回二死一、三塁では代打・福田をフォークで空振り三振。「0-0の場面。ここで抑えないと勝ちが入ってこないと思った」。絶対に先に得点を与えない-。グラブをポンと叩き、気迫をほとばしらせた。 八回の攻撃で代打を送られたが「最後まで球速は落ちていなかったし、九回までいけたと思う」と134球にも、余裕たっぷり。中西投手コーチは「球数は多かったが、あそこまでいったら、白星をつけるまで投げさせたかった」と労った。 不運が続く。昨季は10勝目にリーチをかけた後、9月23日のDeNA戦(横浜)、29日の同戦(甲子園)で2試合連続8回無失点も、勝ち星はつかず。あと一歩で2桁勝利に届かなかった。昨季の登板時の援護点は、1試合平均2・136。年が変わっても、やはり勝ち投手にはなれなかった。それでも、気にしない。「この1回(の登板)よりも、先が長いことを見据えて投げられた」。シーズンを通して先発としての役割を果たしていくだけだ。 「こういうピッチングの積み重ね。次からもしっかり投げたい」 今季の目標として、でっかく20勝を宣言している左腕。まずは2008年以来7年ぶりの2桁勝利へ、味方を信じながらマウンドに立ち続ける。 阪神・岩田、8回5安打無失点も…援護なく0-0のまま降板 (セ・リーグ、阪神-中日、2回戦、28日、京セラドーム)開幕戦でサヨナラ劇を演じた阪神は、岩田稔投手(31)が先発。一回に満塁、二回にも三塁まで走者を進めながら、8回134球を投げ5安打2四死球で無失点で0-0のまま、マウンドを中継ぎ陣に託した。 岩田は一回、二死二、三塁から平田に対して、きわどいところを突くも四球で満塁のピンチ。だが、藤井を三ゴロで無失点で切り抜けた。二回、先頭のエルナンデスにフェンス直撃の三塁打を浴び無死三塁とされたが、ここでも後続を断った。 七回二死三塁で代打・福田をきっちり空振り三振。八回も3者凡退で終わらせ、この回限りでマウンドを降りた。 岩田は「いつも通りのピッチングをすることだけ意識していました。初回はバタついてしまいましたけれども、そこを乗り切れたので、あとのイニングを落ち着いて投げることができました」と話すと、「しっかりと守ってくれた野手のみなさんに感謝です」と無失点を守備陣に感謝した。虎・呉昇桓、また打たれてまたヒヤヒヤ「きのうよりマシでした」 (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)守護神・呉昇桓は2試合連続で同点の九回を任された。2安打を許したが、ライナー併殺もあり無失点。一死満塁を切り抜けた前夜に続き、ゼロに抑えた。「2試合とも同じような結果だったけど、チームが勝ってよかった。感覚的には、きのうよりマシでした。安打を2本打たれたけれど、気にせず、できるだけ打たれないようにやっていきたい」と気持ちを切り替えてタクシーに乗り込んだ。関本選ばれ残念!阪神・松田、「島原弁お立ち台」お預け (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)開幕2戦2勝の松田はプロ4年目で初めてのお立ち台の可能性があったが…。最終的にはサヨナラ死球の関本が選ばれた。「頑張ったら結果(お立ち台など)が付いてくる。まずは自分ができることをやっていきたい」。オフにはお立ち台を熱望。出身の長崎・島原弁でのパフォーマンスを予告していたが、今回はお預けとなった。阪神・松田が2試合連続白星!「たまたまだけど」 (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)阪神の松田が開幕から2試合続けて白星を手にした。0-0の延長十回に登板し、難なく三者凡退で裏の攻撃につなげ「(白星は)きょうもたまたまだけど、いい流れを切らなかったのはよかった」とはにかんだ。 4年目の右腕は今季、セットアッパーとしての期待がかかる。「大事な場面で行かせてもらっているので、絶対に抑えようと思って、しっかり結果も出ている」と充実感を漂わせた。
Mar 28, 2015
コメント(0)
代打・関本が押し出し死球!虎初、神がかりサヨナラ開幕連勝や! (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)神様の“顔”で、神がかり2連勝だ!! 阪神は0-0の延長十回無死満塁、代打・関本賢太郎内野手(36)の押し出し死球で、球団史上初となる開幕から2試合連続のサヨナラ勝ちをおさめた。球団創設80周年のメモリアルイヤーに歴史的開幕ダッシュを決め、はや単独首位。もう笑いが止まりません!! あっ!! 悲鳴が一瞬にして地響きのような大歓声に変わった。2度目となれば、もはや“顔”という理由に異論はない。虎史上初の開幕からの2戦連続サヨナラ勝ちに導いたのは代打の神様、関本だ。押し出し死球をゲットし、ウオーターシャワーを浴びまくった。 「持ち味です! 必死のパッチです!!」 興奮冷めやらぬお立ち台。お決まりのフレーズに、黄色に染まった客席は再び、どっと沸く。劇的な結末は両軍無得点の延長十回に訪れた。 「昨日もそういうところで回ってきそうだったから(準備していた)」 マートンの遊撃内野安打から、四球、犠打野選と、“タナボタ”で転がり込んだ無死満塁。今季初めてコールされた。初球から積極的に振って祖父江にプレッシャーをかけた。そして8球目、すっぽ抜けた真っすぐが左前腕部を直撃。神がかり的な決勝点となった。 「痛いよ、痛いよ!!」 さすがに心地いい痛みとはいえないものの、ベンチを見ると、首脳陣、選手が狂喜乱舞。右手を突き上げ、ほほえんだ。 実はサヨナラ押し出し死球は、2012年5月27日の西武戦でも経験済み。本人は「全然、忘れていたね」と振り返ったが、球界全体でも、そのとき以来という3年ぶりの珍事。しかも代打で2度目となると、非常にまれだ。和田監督は「ベテランのなせる技。ベテランといえば関本に怒られる。働きざかりのね。あれはもう、顔でとった死球ですね」と、賛辞を惜しまなかった。 現役最長の虎在籍19年目。いぶし銀の活躍を見せる裏で道具にも繊細なポリシーがある。それは練習用と試合用のバットの違い。重さや形が異なるわけではない。色-。白と黒を使い分ける。意図も関本ならではだ。 「練習は白の方がライン(軌道)が見える」 ひと振り稼業。試合前はスイングをチェックするため、少しでも視認しやすいように工夫をこらす。一方の試合用の漆黒の相棒は…。「黒の方が打てそうやん!!」。実際、ブラックの心理効果は、強さや相手への圧力と言われる。この日、もぎとった死球と、細やかなこだわりは決して無縁ではないはずだ。 投手陣が無失点で奮闘し、代打の神様が決めた。セ唯一の2連勝で早くも単独首位。指揮官は「(この時期に気にしたら)体がもたんぞ。1戦1戦や」と話したが、球団創設80周年のメモリアルイヤーにこんな希有な2連勝なんて…。夢はいやでも広がっていく。 「勢いに乗る材料にはなるね。(雰囲気も)いいんじゃないかと思う」 ベテランの発言だからこそ、説得力は大あり。10年ぶりのリーグVへ、スタートダッシュはこの上ない。 (小松真也)データBOX ◎…阪神が開幕戦から2試合連続サヨナラ勝ち。2013年のロッテ以来、2年ぶり9度目で2試合とも延長決着は1962年の東映、90年の巨人、13年のロッテに次ぐ4度目。東映と巨人は勢いに乗ってリーグ制覇した(ロッテは3位) ◎…阪神の押し出し死球でのサヨナラ勝ちは1964年9月4日・巨人戦(甲子園、十二回)の浅越、2007年6月8日・オリックス戦(甲子園、九回)の鳥谷、12年5月27日・西武戦(甲子園、九回)の関本に続き、4度目。代打では関本の2度のみ虎・福留、サヨナラ劇呼び込む四球「チームの底力がつく試合」 (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)福留は延長十回無死一塁で四球を選び、サヨナラ劇を呼び込んだ。「打ちたいという中で選べたので、俺の中では、さらに(状態を)上げていけると思う」。四回二死でも右前打を放ち、2試合連続安打と好調だ。2日連続の劇勝には「初回(二死満塁で)俺が1本打てば違う展開だったんだけどね。投手陣がゼロで踏ん張ってくれて。チームの底力がつく試合」と力を込めた。阪神・鳥谷、連日の初回H!「1回でも多く出られたら」 (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)新打線の斬り込み隊長を担う鳥谷は、開幕から2試合連続で一回に安打を放った。得点にはからまなかったが、試合後には「“その日暮らし”なんで…」とジョークを飛ばすほどの充実ぶり。「明日も(塁に)出られるように頑張ります。点につながるように1回でも多く出られたらいいですね」と力を込めた。虎・梅野、シーズン初安打お預けも野選でサヨナラつないだ! (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)梅野は延長十回無死一、二塁で三塁側へバント。タイミング的には三塁封殺だったが、祖父江が足を滑らせて野選に。関本のサヨナラ劇へつながった。「バントシフトを引いてくると思ってたんで、なんとか打球を殺そうと思ってました」。五回には大島の二盗を刺し「低めのボールでしたが、体勢を立て直して、しっかり投げることができました」と岩田をアシスト。シーズン初安打はお預けも、3投手による完封リレーを導いた。虎・マートン、異例の居残り練習…沈黙新打線に和田監督が警鐘 (セ・リーグ、阪神1x-0中日=延長十回、2回戦、阪神2勝、28日、京セラドーム)ほとんどの選手が嬉々とした表情で愛車に乗り込む中、マートンだけは京セラドームの駐車場になかなか姿を見せなかった。2日連続でサヨナラ劇の立役者になったにもかかわらず…だ。実は試合後に、室内で居残り練習をしていた。 「毎試合、チームの勝利に貢献できる打席をしたいと考えている。きのう、きょうと、それはできた。大事なことは、チームが勝つことだ」 フォア・ザ・チームを強調した。密室のため練習内容はわからないが、助っ人選手が開幕2戦目で居残り練習を敢行するのは、異例といえる。 確かに延長十回、先頭で祖父江から遊撃内野安打を放ち、サヨナラ勝利を演出した。しかし、その打席までは3打席連続三振。一回一死満塁では中日・バルデスの内角直球を見逃した。絶好機を逃した打線は「0」を刻み続け、五回から九回までは5イニング連続で三者凡退と淡泊だった。 前夜も延長十回にサヨナラ打を放ったM砲だが、それまで4打席は凡退。チームも六回までは1安打。和田監督は球団史上初の開幕から2戦連続サヨナラ勝利を喜ぶ一方で、「万事がうまくいっているわけではない。何とか攻撃陣が早い回でね」と警鐘を鳴らした。 「(マートンは)まだ軌道に乗る前の段階。それでも要所ではしっかりと仕事をしている。こういうところから、状態を上げていってほしい」 1番・鳥谷、3番・西岡が目玉の新打順だが、大黒柱はやはりゴメスとマートンだ。4番打者は開幕と同時に復調。そして2連勝にも浮かれず、すぐさま自らにムチを入れた5番の行動が、巻き返しを期待させる。 まだ2試合とはいえチーム打率は・191。29日こそ打って勝つ。新打線はM砲が開花させる。
Mar 28, 2015
コメント(0)
岩田に勝たしてあげたかった。。。昨年に続いて、今年も、岩田の時は点は取れないほんとうに岩田のピッチングはすごかった。そして、守備で支えた野手も、なんとか勝たしてやりたいと頑張っていました。岩田の感謝のコメントも良かったです。西岡、鳥谷、攻守が連発でした!最後は、まさか二連続なんて、できすぎ!と思いながら関本を信じていました。まあ、梅ちゃんの送りバントで体勢崩した時点で終わったと思いましたが。。。マートンのヒット、福留の粘りで祖父江が浮き足たっていましたね。必死のパッチ関本は、今年も健在です!!まさか、三連続いっちゃいますか?? ◇開始14時00分◇京セラドーム大阪中 日 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪 神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 1 【中日】 バルデス 浅尾 又吉 ●祖父江(0勝1敗)【阪神】 岩田 呉 ○松田(2勝0敗) 1回表 【大島】 空振り三振 【荒木】 サードゴロ 【森野】 センターヒット 【ルナ】 左中間ツーベース 【平田】 フォアボール 【藤井】 サードゴロ1回裏 【鳥谷】 レフトヒット 【上本】 空振り三振 【西岡】 フォアボール 【ゴメス】 レフトヒット 【マートン】 見逃し三振 【福留】 セカンドゴロ2回表 【エルナンデス】 ライトオーバースリーベース 【松井雅】 空振り三振 【バルデス】 セカンドゴロ 【大島】 空振り三振2回裏 【梅野】 空振り三振 【大和】 ファーストゴロ 【岩田】 ピッチャーゴロ3回表 【荒木】 ショートゴロ 【森野】 セカンドゴロ 【ルナ】 見逃し三振3回裏 【鳥谷】 見逃し三振 【上本】 ライトフライ 【西岡】 レフトフライ4回表 【平田】 ショートフライ 【藤井】 セカンドゴロ 【エルナンデス】 空振り三振4回裏 【ゴメス】 センターフライ 【マートン】 見逃し三振 【福留】 ライトヒット 【梅野】 ピッチャーゴロ5回表 【松井雅】 ショートゴロ 【バルデス】 サードゴロ 【大島】 センターヒット ランナー大島が二盗アウト 【荒木】 途中終了5回裏 【大和】 サードゴロ 【岩田】 見逃し三振 【鳥谷】 セカンドゴロ6回表 【荒木】 セカンドゴロ 【森野】 レフトフライ 【ルナ】 ショートゴロ6回裏 【上本】 空振り三振 【西岡】 センターフライ 【ゴメス】 見逃し三振7回表 【平田】 ライトフライ 【藤井】 右中間ツーベース 【エルナンデス】 ライトフライ 【松井雅】 デッドボール 【代打・福田】 空振り三振7回裏 (投手交代)バルデス → 浅尾 【マートン】 空振り三振 【福留】 レフトフライ 【梅野】 空振り三振8回表 【大島】 ショートゴロ 【荒木】 センターフライ 【森野】 空振り三振8回裏 (投手交代)浅尾 → 又吉 【大和】 空振り三振 【代打・新井】 レフトフライ 【鳥谷】 ファーストゴロ9回表 (投手交代)岩田 → 呉昇桓 【ルナ】 レフトヒット 【平田】 ショートライナー 【藤井】 レフトヒット 【エルナンデス】 レフトフライ9回裏 【上本】 セカンドフライ 【西岡】 空振り三振 【ゴメス】 キャッチャーファウルフライ10回表 (投手交代)呉昇桓 → 松田 【松井雅】 レフトフライ 【代打・ナニータ】 ピッチャーゴロ 【大島】 レフトファウルフライ10回裏 (投手交代)又吉 → 祖父江 【マートン】 ショートヒット 【福留】 フォアボール (代走)田上 【梅野】 ピッチャー犠打(フィルダースチョイス) 【代打・関本】 デッドボール T1-0D球団初!開幕から2試合連続サヨナラ勝ち 開幕戦から2試合続けてのサヨナラ勝ち。球団初の快挙に盛り上がるグラウンドで、お立ち台に上がったのは延長10回裏、無死満塁からサヨナラ死球を受けた関本だったが、本当のヒーローは先発・岩田と言っていいだろう。8回134球の熱投。半分のイニングで走者を背負いながらも、粘りの投球でホームは踏ませなかった。味方の援護なく、5安打無失点でも勝ち投手になれなかったが、和田監督が「投げている間に点を取ってやりたかった」と繰り返せば、中西投手コーチも「球数は使っていたけど、あそこまで行ったら、白星がつくまで投げさせたかった」とコメント。見ている誰もが「勝たせてあげたい」と思う内容だったからこそ、サヨナラ勝ちにつながったのだ。「よかったところは低めへの意識ですかね。最後まで球速が変わらなかったし、ボールを押し込めていた。うまく体を使って投げられたかなと思います。勝ちがつかなかった? まだ始まったところ。先は長いので、きょうの1勝より、しっかり投げられたことがよかったです」次回登板こそ、岩田に勝ち星を! その前に、あしたも勝って開幕3連勝を! 先発岩田投手 8回 無失点いつも通りのピッチングをすることだけ意識していました。初回はバタついてしまいましたけれども、そこを乗り切れたので、あとのイニングを落ち着いて投げることができました。しっかりと守ってくれた野手のみなさんに感謝です。
Mar 28, 2015
コメント(0)
朝までふらついた京橋から帰宅途中。。。樟葉駅でスポーツ新聞購入しました。
Mar 28, 2015
コメント(0)
遼馬、’15虎1番星!守護神・呉の後つないだ延長十回0封 (セ・リーグ、阪神5x-4中日=延長十回、1回戦、阪神1勝、27日、京セラドーム)緊迫したマウンドで躍動感あふれる投球をみせた。プロ4年目を初めて開幕1軍で迎えた松田がチームにサヨナラを呼び込む快投。自慢の火の球ストレートで2年ぶりの白星を手にした。 「たまたま勝ち投手になれただけ。中継ぎ陣のいい流れを大事にして、ゼロに抑えられたのは良かったです」 一進一退の中、出番は4-4の延長十回。マウンドを足で慣らすと、先頭の代打・ナニータを146キロの直球で遊ゴロに打ち取った。平田に四球を与えたが、藤井には真っ向勝負で中飛。エルナンデスにもオール直球で挑み、外角低め145キロで見逃し三振に斬った。 その裏、マートンのサヨナラ打が出て、白星が自身についた。ブレークした2013年10月4日のヤクルト戦(神宮)以来のプロ2勝目を手にした。昨季は右肘痛、2年前は右肩痛により、2年連続で開幕2軍生活だった。試練を乗り越えて最高のスタートを飾った。 偉大なる先輩の背中を追う。1月の自主トレでは甲子園の室内で福原に一緒にキャッチボールの相手を務めてもらった。フォームや調整方法まで丁寧に教えてもらった。昨季38ホールドをあげた救援陣の大黒柱は古傷の右内転筋を痛めて開幕アウト。尊敬する先輩のためにも結果で恩返しがしたかった。 38歳の大ベテランを欠いたままの船出となったが、21歳の全力ピッチで埋めた。中西投手コーチも「リリーフが開幕の独特の雰囲気の中で抑えてくれた。(松田)遼馬も良かった」と納得顔だ。 松田は「開幕の雰囲気を初めて味わうことができた。四球があったので次の試合までに修正したい」と誓った。勢いに乗る右腕が自慢の剛球で優勝までフル回転する。阪神・メッセは6回3失点も「残念な結果になってしまった」 (セ・リーグ、阪神5x-4中日=延長十回、1回戦、阪神1勝、27日、京セラドーム)2年ぶりに開幕投手を務めた阪神のメッセンジャーは6回3失点だった。一回にルナに適時打を浴び、早々と先制点を献上。五、六回は要所で粘れずに追加点を許した。 「不運な当たりがあったし、打ち込まれて点を取られたという感じではなかった」と振り返ったが、リードを許して降板したとあって「先に点を取られるゲーム展開になり、残念な結果になってしまった」と肩を落とした。
Mar 27, 2015
コメント(0)
マートン劇打!阪神、74年ぶりサヨナラ快幕で80周年歴史的発進 (セ・リーグ、阪神5x-4中日=延長十回、1回戦、阪神1勝、27日、京セラドーム)メモリアルイヤーに歴史的白星発進だ!! 阪神のマット・マートン外野手(33)が延長十回、タイムリーを放ち、球団として74年ぶりの開幕戦サヨナラ勝利を飾った。3点を追いかける苦しい展開も、二死からすべての得点を奪う粘りの野球で劇的決着。球団創設80周年、優勝はもらった!! 反骨心が詰まった打球だった。遊撃手・エルナンデスの頭上を襲った。球団創設80周年。絶対に負けられない1年の始まり。マートンが劇的に決めた。 「オタチダイ、メッチャ、スキネ。イツモ、アリガトウ」 入場券は前売り段階で完売。10年ぶりの優勝を願うファンのメッセージが飛び交うスタンドを眺め、すっかりおなじみとなったたどたどしい日本語でのスピーチで喜びを伝えた。 4-4の延長十回二死三塁。暴投後のフルカウントから田島の外角スライダーを左前に運んだ。それまで4打席無安打(1三振)だったが、迷いはなかった。 「自分を信じて打席に入った」。ベンチから飛び出してきたナインから手荒い祝福を受けた。阪神の開幕戦でのサヨナラ決着は2リーグ分立後初。1リーグ時代を含めれば、1941年の阪急戦(西宮)以来、実に74年ぶりという歴史的白星に酔った。 「勝利に貢献できて、気持ちいいよ。負けていたけど、誰もあきらめていなかった。きょうはチーム全員で勝利した試合だ」 六回までわずか1安打。ひたすら耐えてチャンスを待った。七回に福留の中前適時打で反撃を開始し、八回には西岡&ゴメスの適時打を含む、4連打で同点。サヨナラ劇を含めて、すべての得点を二死から奪った。和田監督は「こういうつながり、点の取り方をしたいとずっと感じていた」と理想のオーダーで勝ち取った開幕勝利に手応えをつかんだ。試合前のミーティングで指揮官は「俺たちが歴史を作ろう。力を合わせて1年間戦おう」とゲキを飛ばした。昨晩は自宅の食卓には赤飯、鯛のお頭つき、カツが並び、さらにこの日の朝、カツ丼を食べた。「ダメ押し、したった」。縁起物を重ねた後、西宮市内の神社に歩を進めた。神頼みでも何でもいい。1年契約で成績がすぐ去就に直結する就任4年目。2位はもういらない。 殊勲のマートンも「長いシーズン、どの1試合、1勝も大事。あとで、この1勝が、という風になるかも」と話した。3月9日には大相撲春場所を家族で観戦。神戸市内の自宅に帰ると長男マイカ君(5)、次男アンドリュー君(3)が日々、下着姿で相撲ごっこをしているという。「塩をまくマネとかしているよ」。愛する家族が見守る前で、お手本のような粘り腰をグラウンドで体現してみせたわけだ。 「昨年は日本シリーズに出たけど、今年はリーグ優勝したい。優勝に向かって、いいスタートがきれた」。昨季打率・338で首位打者に輝いての来日6年目。もう猛虎魂は十分胸に刻まれている。今度こそ、胴上げがしたい。その思いだけだ。 (阿部祐亮)★1941年の阪神開幕戦サヨナラ勝利VTR 1941(昭和16)年4月3日、春季リーグの開幕戦は西宮球場で阪急戦。阪神は若林忠志、阪急は浅野勝三郎の先発でプレーボール。0-0で両投手がそのまま互いに譲らず0-0で延長に入り、延長十八回裏、阪神田中義雄(後に監督)の右前テキサス安打で阪神はサヨナラ勝ちを飾った。この年は5位だった。完全復活!虎・ゴメス、サヨナラ劇呼ぶ同点二塁打「ハッピーだね」 (セ・リーグ、阪神5x-4中日=延長十回、1回戦、阪神1勝、27日、京セラドーム)虎党が祈った。監督、コーチ、選手が願った。そして何より、当事者のゴメスが強く、強く念じた。フェアゾーンに入ってくれ-。結果は揺れに揺れた黄色に染まった客席が物語る。土壇場で同点に追いつく右翼線への2点二塁打。4番が責務を果たし、サヨナラ劇の呼び水になった。 「ハッピーだね。難しい球だったけど、うまく対応できてよかった」 勝負強い一打は3点を追う八回に生まれた。二死から3連打で1点を返し、なおも一、三塁の好機。リリーフエース・又吉の前に簡単に追い込まれたが、表情ひとつ変えない。4球目。高め140キロの釣り球を思いっきり、振り抜いた。 「チョット、ボール(日本語)。ああいうところに狙って打てる打者じゃないけどね」 七回には先発・山井から左中間二塁打を放ち、その後、今季チーム初のホームを踏んだ。「開幕したらアドレナリンが出てくる。オープン戦とは全く違う」。昨季の開幕戦も2安打2打点の活躍を見せた「オープニング男」は豪快に笑った。 ここに至る道のりは平坦じゃなかった。2年連続の来日遅れに右脇腹の負傷、オープン戦ラスト13打席無安打など心配事が次々と起こった。だが、今年は後ろ盾があった。昨年は7月まで会えなかった家族と一緒に来日できた。辛いときも愛する妻、1歳の長女の顔を見れば、心が安らいだ。「頑張ってね」。毎日、そう言って家を送り出してくれる日々がどれだけ、幸せか…。 「験を担がない」と初陣の日に特別なメニューは食べないが、手料理をたっぷり胃に詰め込んだ。この日のベンチ入り直前には電話で激励された。ラブパワーをフル充電した亭主はやはり、ゲームで頼りになった。 「みんなで、つないでつないで打席が回ったから、流れを切りたくなかった。結果が出てよかったよ」 これぞ、4番。2015年シーズンも、虎打線の中心に真面目なドミニカンがどっかりと座る。 (小松真也)★ゴメスの昨季開幕戦VTR 2014年3月28日の巨人戦(●4-12、東京D)に「4番・一塁」で先発出場。三回二死一、二塁で巨人の開幕投手・菅野のスライダーに反応し、三塁線を破る2点二塁打を放ち初安打&初打点をマーク。八回にも左翼線に二塁打を放つなど4打数2安打2打点と活躍した。「1番」エエやん!阪神・鳥谷、火付け同点打ではまった新オーダー (セ・リーグ、阪神5x-4中日=延長十回、1回戦、阪神1勝、27日、京セラドーム)虎打線をさっそく引っ張った。2安打と四球で計3度出塁。鳥谷が1番としての役割をきっちりと果たした。 「最後に勝てたので、とりあえずよかったと思います」 1-4の八回、同点劇の口火を切ったのは、キャプテンのヒットからだった。野球は2アウトから-。その格言を実証してみせた。簡単に二死となった直後でも、集中して打席に立った。 「ランナーがいなければ、まず出ることが仕事。点につながってよかった」 又吉の144キロの直球をとらえ、二遊間を抜く中前打。あきらめない姿勢は後続の打者にも伝わった。怒濤の4連打。最後はゴメスの2点二塁打で4-4の同点に追いついた。 初回には先頭で山井から中前打。六回は二死走者なしから四球を選んだ。1番起用を決めた和田監督は「ポンとヒットがでましたが、なかなかつながらない中で、最後までよく粘ってくれた」と絶賛。5打席で計3度出塁し、2年連続出塁率4割超えの実力を発揮。昨季に続く開幕戦マルチ安打をマークした。 25日の練習後、西宮市内の焼き肉店に選手たちが集まり、決起集会を開いた。締めのあいさつで鳥谷の熱い言葉が響いた。「裏方さんのためにも優勝しましょう。優勝旅行に行きましょう」。入団2年目の2005年は先輩に引っ張ってもらっての優勝。今度は自らが頂点に導く番だ。 昨季終了後に海外FA宣言し、あこがれだったメジャーの道を探った。だが、悩み抜いた末、最終的に残留。5年契約を交わし、“生涯虎”を宣言した。決して口数は多くないが、相当な決意で新たな1年を迎えている。 「明日しっかりと勝てるようにしたい」 もちろん1勝だけでは満足していない。頼れるキャプテンがこのままチームを勢いづかせていく。「2番」躍動!虎・上本、開幕初スタメンで同点劇引き寄せる右前打 (セ・リーグ、阪神5x-4中日=延長十回、1回戦、阪神1勝、27日、京セラドーム)プロ7年目で初の開幕スタメン出場を果たした上本が貴重な右前打で、同点劇を引き寄せた。3点を追う八回二死一塁で、又吉の143キロ外角直球に腕を伸ばして、右前に運んだ。4打席目での初安打を「食らいつければ、と思いました」と振り返った。幸先よいスタートとなったが「1勝は1勝なんで。ただ結果を出そうと思ってやっているだけなので」。1番・鳥谷とともに、和田監督が期待する2番・上本も躍動した。執念でつない打!阪神・西岡、追撃の適時打「チームのために」 (セ・リーグ、阪神5x-4中日=延長十回、1回戦、阪神1勝、27日、京セラドーム)気迫の雄たけびは本塁を踏んでから。自らの適時打には目の色を変えなかった。それでも、最高の同点劇は自身のバットが呼んだもの。西岡の執念が自慢の攻撃陣を「線」でつないだ。 「開幕戦をなんとしても勝ちたかった。チームのために…という気持ちで打てた。引き分けでも勝ちに等しい試合を勝ちにできたのは大きい」 3点を追う八回、二死から鳥谷、上本の連打で一、二塁。新打線に込められた期待を「3番」が形にした。又吉のスライダーに食らいついて右前へポトリ。追撃の適時打で打線に火がついた。続くゴメスの二塁打で同点のホームをもぎ取ると、力強いガッツポーズを作った。 「オープン戦は1、2番が打って、自分がストップをかけた。打てばつながることが分かった。監督も分かって(3番で)立たせてくれている。期待に応えたい」 オープン戦は打率・152と苦戦した。この日も3打席目まで凡退。自身さえ目覚めれば強力打線が完成する。それを証明した一打は今後にも明るい材料だ。春季キャンプで猛特訓で周囲を驚かせたとはいえ、右肘の手術明け。長時間の練習後も宿舎でリハビリが待っていた。油断のできない毎日は現在も同じだが、その状況で「結果がすべて」と語り続けた男は、この日も試練を乗り越えた。 適時打の打席で、2球のファウルが右膝を直撃。自打球の影響もあり、次の守備から途中交代した。和田監督は「モロにあたって。走るのもしんどそうだった。まったくいけない(重傷)とかではない」と説明。大事を取った形も、やはり心配だが…。 痛みよりもファウルを悔しがった。バットをたたきつけた直後の一打。「大丈夫、大丈夫」。力強い足取りで引き揚げた。昨年は開幕3戦目で飛球を追って福留と激突し、長期離脱した。あんな思いはもうしたくない。不屈の男は、何度でも立ち上がる。
Mar 27, 2015
コメント(0)
苦手中日との開幕戦中日ファンの店でみることになりましたが、中日ファンは、マスター一人だけで阪神ファンも私だけ中継を見て、ずっと一喜一憂していましたが、途中までは、やたらと頭を越されて点を取られ続け。。。山井が打てずに、いやな雰囲気に。。。終盤になって雰囲気が変わりました。榎田がきっちり抑えると、福留が、まずは1点桑原が追加点を取られてしまい、やっぱりだめかの雰囲気に。。。しかし、二死から鳥谷!上本!西岡!三連打で二点差に!ゴメスに対して、追い込みながらも、高めの直球を続けライト戦に同点ツーベース!!!店内では、みんな、外にスライダーで振るのになぁって、危な!って甘い球を続けるのに訳分からんって言ってた矢先でした。。。そして、呉昇桓が1アウト満塁の大ピンチにここを凌いで、さらに松田がナイスピッチングマートンのサヨナラヒット!!!!開幕戦をサヨナラ!!今年は優勝行ける!!! ◇開始18時01分◇京セラドーム大阪中 日 1 0 0 0 1 1 0 1 0 0 4 阪 神 0 0 0 0 0 0 1 3 0 1X 5 【中日】 山井 又吉 浅尾 ●田島(0勝1敗)【阪神】 メッセンジャー 榎田 桑原 呉 ○松田(1勝0敗) 1回表 【大島】 レフトフライ 【荒木】 ライトヒット 【森野】 セカンドゴロ 【ルナ】 センタータイムリーヒット T0-1D 【平田】 ピッチャーゴロ1回裏 【鳥谷】 センターヒット 【上本】 空振り三振 【西岡】 空振り三振 【ゴメス】 レフトフライ2回表 【藤井】 見逃し三振 【エルナンデス】 セカンドゴロ 【松井雅】 空振り三振2回裏 【マートン】 レフトフライ 【福留】 空振り三振 【梅野】 センターフライ3回表 【山井】 空振り三振 【大島】 ファーストゴロ 【荒木】 セカンドゴロ3回裏 【大和】 サードゴロ 【メッセンジャー】 サードゴロ 【鳥谷】 セカンドゴロ4回表 【森野】 デッドボール 【ルナ】 ライトフライ 【平田】 センターフライ 【藤井】 空振り三振4回裏 【上本】 ライトフライ 【西岡】 ピッチャーゴロ 【ゴメス】 サードゴロ5回表 【エルナンデス】 右中間ツーベース 【松井雅】 ライトフライ 【山井】 ファースト犠打 【大島】 センタータイムリーヒット T0-2D 【荒木】 ライトフライ5回裏 【マートン】 ショートゴロ 【福留】 センターフライ 【梅野】 ピッチャーゴロ6回表 【森野】 ライト線ツーベース 【ルナ】 セカンドゴロ 【平田】 ライトタイムリーヒット T0-3D 【藤井】 サードゴロ 【エルナンデス】 サードフライ6回裏 【大和】 ファーストゴロ 【代打・柴田】 ショートゴロ 【鳥谷】 フォアボール 【上本】 ライトフライ7回表 (投手交代)メッセンジャー → 榎田 【松井雅】 空振り三振 【山井】 ファーストゴロ 【大島】 空振り三振7回裏 【西岡】 レフトフライ 【ゴメス】 左中間ツーベース 【マートン】 セカンドゴロ T0-3D 【福留】 センタータイムリーヒット T1-3D 【梅野】 ショートライナー8回表 (投手交代)榎田 → 桑原 【荒木】 フォアボール 【森野】 ピッチャー犠打 T1-3D 【ルナ】 ライトタイムリーヒット T1-4D 【平田】 センターフライ 【藤井】 セカンドゴロ8回裏 (投手交代)山井 → 又吉 (守備交代)高橋周 サード 【大和】 レフトフライ 【代打・新井】 ピッチャーゴロ 【鳥谷】 センターヒット 【上本】 ライトヒット 【西岡】 ライトタイムリーヒット T2-4D 【ゴメス】 ライト線2点タイムリーツーベース T4-4D 【マートン】 空振り三振9回表 (投手交代)桑原 → 呉昇桓 【エルナンデス】 フォアボール 【松井雅】 ファーストファウルフライ 【高橋周】 フォアボール 【大島】 ライトヒット 【荒木】 セカンドゴロ 【森野】 ライトフライ9回裏 (投手交代)又吉 → 浅尾 【福留】 空振り三振 【梅野】 空振り三振 【大和】 レフトヒット 【新井】 フォアボール 【鳥谷】 ショートゴロ10回表 (投手交代)呉昇桓 → 松田 【代打・ナニータ】 ショートゴロ 【平田】 フォアボール 【藤井】 センターフライ 【エルナンデス】 見逃し三振10回裏 (投手交代)浅尾 → 田島 【上本】 フォアボール 【代打・俊介】 ピッチャー犠打 【ゴメス】 空振り三振 ワイルドピッチ 【マートン】 レフトタイムリーヒット T5-4D 劇的なサヨナラ勝ちで開幕! 2015年シーズンは劇的なサヨナラ勝ちで始まった。先発・メッセンジャーが6回までに3点を失い、降板。一方の打線は6回まで中日先発・山井に1安打に抑えられ、オープン戦終盤の貧打を解消できていないかに思われた。しかし、7回にゴメスの二塁打と福留の適時打で1点を返すと、猛虎打線が目を覚ます。8回に1点を追加されるも、その裏、二死からの4連打で同点に追い付き、延長10回、二死三塁からマートンが決めた。「それまで4打席は結果が出ていなかったけど、感覚は悪くなかったから、自分を信じて打席に入ったよ。チームメートがつないでくれて、もう一度、打席に立つことができた。そこで打てて、勝利に貢献できてよかった。野球はチームプレー。きょうはチーム全体がいいプレーをした結果の勝利だよ」そう言って笑顔を見せたマートン。たしかに、投手も野手も懸命にバトンをつないでもぎとった1勝だった。「去年は日本シリーズに出られたけれど、セ・リーグで優勝はできなかった。今年は優勝がチームの大きな目標だから、その一歩として、シーズンが終わったとき、“あの1勝が”となる可能性もある。そういう意味で大きな勝利だったね」(マートン)きょうの勝利をより価値のあるものにするには、明日の試合が大事になってくる。そのことは、05年の優勝を知るキャプテンの鳥谷や、ロッテ時代の05年と10年に日本一を経験した西岡も言っていた。2連勝して開幕ダッシュといきたい。
Mar 27, 2015
コメント(0)
今年は、また12 FUKUMAユニフォーム作るかな!!阪神、ビジターも縦じま 新ユニホームお披露目で和田監督「初心に帰る」 新ユニフォームを着る(後列左から)能見篤史、和田豊監督、(前列左から)藤浪晋太郎、鳥谷敬=残波岬ロイヤルホテル(撮影・松永渉平) 阪神は31日、ホーム、ビジターともに縦じまとなった新ユニホームを発表した。ビジターはグレーが基調。今季は左袖に球団創設80周年のロゴがつく。 和田監督は「30年前に入団したときに近いユニホームで初心に帰るというか、伝統を感じる。このユニホームで新たな歴史をつくっていきたい」と言い、主将を表す「C」のマークが胸についた鳥谷は「シンプルなデザインで着心地がいい」と好印象を話した。阪神・鳥谷、新ユニホームに「シンプルで着心地がいい」 阪神は31日、ホーム、ビジターともに縦じまとなった新ユニホームを発表した。ビジターはグレーが基調。今季は左袖に球団創設80周年のロゴがつく。 和田監督は「30年前に入団した時に近いユニホームで初心に帰るというか、伝統を感じる。このユニホームで新たな歴史をつくっていきたい」と言い、主将を表す「C」のマークが胸についた鳥谷は「シンプルなデザインで着心地がいい」と好印象を話した。(共同)新虎ユニホーム披露に和田監督「初心に帰るというか、伝統を感じます」 阪神は31日、春季キャンプ地、沖縄・読谷村のチーム宿舎で、今季に着用する新ユニホームを発表した。和田監督、鳥谷、藤浪、能見が、新ユニホームを着て、お披露目会見を行った。 日本一となった1985年当時を彷彿とさせる全体的にシンプルなデザインだ。ホーム、ビジターともタテジマを採用し、左袖には、球団創設80周年のロゴが入る。ビジターのカラーはグレーを基調だ。 和田監督は「85年は僕が入団した年。初心に帰るというか、すごく伝統を感じます」といえば、藤浪は「このユニホームを着て勝てるようにがんばりたい」と話した
Jan 31, 2015
コメント(0)
これで、今年は日本一!!これで、鳥谷は、連続出場伸ばして、日本一のキャプテンで永久欠番に、首脳陣にまでいきつくでしょうわれ等が宝!!今年は打つほうのタイトルも取ってほしいな~もっと積極的に盗塁して安打数も伸ばして欲しい。阪神、鳥谷残留が正式決定! 和田監督「いい結論を出してくれた」阪神・鳥谷 阪神は9日、海外フリーエージェント(FA)権を行使した鳥谷敬内野手(33)の残留が決定したと発表した。前夜に鳥谷本人から高野球団本部長に電話で連絡があった。鳥谷は球団を通じ、「海外FA権を得て、FA宣言をさせていただきましたが、熟考に熟考を重ねた結果、残留することを決意しましたので皆様にお知らせさせていただきます。決定が遅くなってしまい、ファンの皆さん、球団の方々、選手の皆さんにはご心配をおかけしました。ファンの皆さんには、大きなご心配をおかけした分、『リーグ優勝』、『日本一』を勝ち取り、その喜びを共に分かち合えるよう、今シーズンも全力でプレーさせていただきたいと思います」とコメント。昨年11月11日にFA宣言した鳥谷に対して、メジャーではパドレスやブルージェイズなどが獲得に興味を示していたが、条件面で折り合うことはなかった。 南球団社長は「残留してくれると信じて交渉を続けてきましたが、正式に残留が決まりほっとしています。今年は球団創設80周年の節目の年になりますし、『リーグ優勝』、『日本一』を目指してチームの先頭に立って頑張ってくれるものと期待しています」、和田監督は「本人は相当悩んだと思うけれど、チームにとってもいい結論を出してくれた。これで鳥谷もすっきりしたと思うし、新たな気持ちでチームの中心となって頑張ってくれると思う」とそれぞれコメントした。鳥谷残留「熟考に熟考を重ねた結果決意」再び縦じまのユニホームに袖を通すことになった阪神鳥谷 阪神は9日、海外FA宣言していた鳥谷敬内野手(33)が残留することが決まったと発表した。 前日8日夜、高野球団本部長に電話連絡があった。 鳥谷は球団を通じ「海外FA権を得て、FA宣言をさせていただきましたが、熟考に熟考を重ねた結果、残留することを決意しましたので皆様にお知らせさせていただきます。決定が遅くなってしまい、ファンの皆さん、球団の方々、選手の皆さんにはご心配をおかけしました。『リーグ優勝』、『日本一』を勝ち取り、その喜びを共に分かち合えるよう、今シーズンも全力でプレーさせていただきたいと思います」とコメントを出した。 現役最長で歴代3位の1466試合連続出場中の鳥谷の残留は、他選手のポジションコンバート等に揺れていたチームにとって大きな朗報となった。鳥谷が阪神残留 2カ月悩み生涯虎決意 阪神から海外フリーエージェント(FA)宣言していた鳥谷敬内野手(33)が残留の意思を固めたことが8日、分かった。長年の夢であったメジャー挑戦を視野に入れていたが、粘り強く慰留を続けた虎の誠意に応える形となった。この日の夜遅くに阪神サイドに連絡を入れたもようだ。阪神は5年程度の大型契約を提示しているとみられ、「生涯虎」の決意のもと、ミスタータイガースへの道を歩むことになる。 鳥谷が決断した。早大時代からの夢であるメジャー挑戦か、残留か。約2カ月間悩み抜いた末、縦じまで自身初の日本一を目指す決意を固めた。この日の夜遅く、阪神サイドに残留の意思を伝えたとみられる。 昨年日本シリーズ終戦を迎えた10月30日、2年間保有していた海外FA権の行使を決断したことが判明。当初はメジャー挑戦に大きく気持ちが傾いていた。11月上旬には渡米し、敏腕スコット・ボラス氏を代理人に選定。海を渡る準備を着々と進めていた。 メジャー側はブルージェイズやナショナルズ、メッツ、パドレスなど複数球団が獲得に興味を示していた。特にブルージェイズは昨季中から二塁レギュラー候補として鳥谷に注目。同球団関係者は11月中旬の時点で、「鳥谷は守備に定評がある。スカウト陣の間で評価が高い。二塁ならレギュラーに定着するのではないか」と明かしていた。 実際、メジャー関係者の話を総合すれば、水面下ではブルージェイズを始め、1年契約でのメジャー契約の話はあったもようだ。ただ、近年の日本人内野手を低評価する流れも影響し、レギュラーではなくユーティリティープレーヤーとして期待するチームが多かったとみられる。 そんな中、阪神は粘り強く慰留を続けてきた。年内に返事をもらうという期限を延ばしてまで、残留を願った。阪神サイドの誠意が、鳥谷の心を徐々に残留へと傾けていったのだろう。 昨季は日本一まであと1歩のところで敗れた。2年目の05年以来、リーグ制覇も達成できていない。現役最長で日本歴代3位の1466まで伸ばした連続試合出場にもこだわりがある。チーム30年ぶりの日本一という大目標を頭に思い描きながら家族にも相談した結果、最後はメジャーという夢を封印し、再び縦じまに袖を通そうと決めた。 前日7日から沖縄県内でロッテ井口らとの合同自主トレをスタート。遠い南国から、全国の虎党に朗報を届けた。阪神は鳥谷流出に備えて大和、西岡、上本らの遊撃コンバートも視野に入れていたが、鳥谷残留というビッグニュースがすべての問題を解決した。 球団は5年程度の大型契約を提示しているとみられ、生涯虎戦士となる流れだ。ミスタータイガースとして、全身全霊をかけてチームの先頭を走る。 ◆FA鳥谷の経過 昨年11月6日に代理人選定などのため極秘渡米。同13日に代理人がボラス氏に決まった。ナショナルズ、アスレチックスなども移籍先候補に挙げられたが、獲得を狙っていると報じられたのはメッツとブルージェイズ。メ軍は12月のウインターミーティングで、コリンズ監督が「日本の遊撃手はいい選手が多い」と補強リストに入っていることを明言。しかし今年1月6日、ニューヨーク・ポスト記者が「鳥谷の動向を追う計画はなくなった」と撤退を伝えた。ブルージェイズはアンソポロスGMが「チームにフィットする選手なのは確か」と代理人との接触を認めた。地元紙によれば、ブ軍は鳥谷を1年契約で獲得リストに残している模様。和田監督「いい結論」鳥谷残留に阪神安堵 阪神は9日、海外フリーエージェント(FA)宣言した鳥谷敬内野手(33)の残留が決まったと発表した。8日夜に本人から高野栄一球団本部長に連絡が入った。鳥谷は球団を通じて「リーグ優勝、日本一を勝ち取り、喜びを共に分かち合えるよう全力でプレーしたい」などとコメントした。 阪神はオフの補強にことごとく失敗し、2005年以来のリーグ制覇へ、鳥谷残留が最後の望みだった。和田豊監督は「チームにとってもいい結論を出してくれた」と安堵(あんど)し、南信男球団社長も「信じて交渉を続けてきたが、正式に決まってほっとしている」と率直な思いをコメントした。 キャンプインが近づく中、球団創設80周年を迎える阪神にとっては願ってもない朗報だ。懸念された攻守での戦力の大幅ダウンは回避され、10年ぶりのリーグ制覇、30年ぶりの日本一を狙う陣容がようやく固まった。 流出した場合に備えて、獲得に乗り出した中島はオリックスに入った。中堅手でゴールデングラブ賞の大和の内野手再転向や、それに伴う西岡の外野転向など、さまざまなプランも浮上していた。チーム編成で試行錯誤せざるを得なかった状況だけに、残留の恩恵は計り知れない。阪神・坂井オーナー、鳥谷残留が「一番大きな補強」 阪神は9日、海外フリーエージェント(FA)権を行使した鳥谷敬内野手(33)の残留が決定したと発表した。阪神の坂井信也オーナーは、鳥谷残留についてコメントを出し、慰留に努める球団には「誠意が表れるように、われわれの精いっぱいを」と話していたことを明らかにした。 残留決定には「いなくなるというのは考えられないことだった。本当にいい結論を出してもらった」と一安心のようで、オフの補強に失敗続きだったが「鳥谷君が残ってくれたことが一番大きな補強。これで前向きにチームの優勝に向かっていける」とした。(共同)虎・能見「いてくれた方が助かる」藤浪も鳥谷残留に安心 阪神は9日、海外フリーエージェント(FA)権を行使した鳥谷敬内野手(33)の残留が決定したと発表した。鳥谷の阪神残留に、同僚の能見は安心したようだ。鳥谷に「いてくれた方が助かる」と話をしたことを明かし「非常にありがたい。あれだけ年間を通して安定して守ってくれる選手は12球団を見ても、まあいない」と信頼感を口にした。 藤浪も「タイガースとしても戦力が落ちない」と冷静にチーム状況を分析し「球界でもナンバーワンのショートだと思う。心強い」と歓迎した。(共同)
Jan 9, 2015
コメント(0)
今朝、二誌で取り上げられてますね。まだ球団発表はないですが、連休明けにでも発表あるんではないかとすまたんで、下柳も70%くらい大丈夫だとぜがひでもって感じでは、なかった。試合にでることが大事って言ってたとこれで、せっかく作ったユニフォーム、ちゃんと使える!!補強失敗したけど、これで来期も戦える!!!!鳥谷 阪神残留 メジャー交渉長期化で断念、8日夜に球団に伝える 阪神から海外フリーエージェント(FA)宣言し、メジャー移籍を目指していた鳥谷敬内野手(33)が阪神に残留する意思を固めたことが8日、分かった。同日夜に球団へ意思を伝えたもよう。ブルージェイズなどが獲得に動いていたが、交渉が長期化したことで長年の夢を断念した。 10年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神に朗報が舞い込んできた。鳥谷が海外FA宣言してから約2カ月。夢であるメジャーか、それとも愛着ある阪神か――。悩んだ末に出した結論は残留だった。 今後の野球人生を決める重い決断を下した。12年に海外FA権を取得したが、同年と13年は権利を行使せず、1年契約で残留。それだけに今回の権利行使は、鳥谷の本気度を物語るものだった。昨年11月6日には極秘で渡米。大物代理人のスコット・ボラス氏とも契約を交わした。 メジャー球団も鳥谷の実力を評価。中でもブルージェイズは正二塁手候補としての契約を検討し、最も獲得に熱心だった。このほかシーズン中から視察していたナショナルズ、パドレス、メッツなども興味を示していたとされる。 米国のFA市場の動きは遅く、鳥谷サイドが結論を先延ばしすれば正式なオファーが届く可能性はあった。しかし、その一方で11年間在籍していた阪神はチーム編成の遅れが懸念されていた。仮に鳥谷流出となれば、中堅・大和の遊撃コンバートは決定的。これに伴う西岡の外野コンバート案も球団内では検討されていた。球団も「1月後半というわけにはいかない」とし、鳥谷本人には今月中旬までに決断してほしいことを伝えていた。これらの状況を踏まえ、これ以上、球団に迷惑を掛けることはできないと判断したもようだ。
Jan 9, 2015
コメント(0)
全247件 (247件中 201-247件目)