HOUSE PARTY/JIMMY SMITH(THE COMPLETE JIMMY SMITH’S SUPER JAM Volume1) これはオリジナル盤(と同じ選曲の日本盤)HOUSE PARTYよりも、中古で日本側編集盤CD「THE COMPLETE JIMMY SMITH’S SUPER JAM Volume1」を聴いたほうがよい。何せ分散収録されていたセッションの全貌が録音順に70分近く聴けるのだから。すごいのはリー・モーガンとジョージ・コールマン。①J.O.Sから特にこの二者は尋常ならざるハイテンション。スミスはホーン・セクションを完全にのせ切っている。バイクでワインディングロードを攻めるがごとき音楽。先の見えないコーナーに時速100キロで突っ込むことを恐れない連中ばかりが集まってジャズをやったら、こんな風になるだろう。恐れず前に突き進む精神が、アドリブ音楽に必要不可欠であることをまざまざと見せつける。二者は何かにとりつかれているごとき。モーガンの演奏は非常に直感的・感覚的で、考えるよりも先に手が出るタイプと言ったら彼に失礼かも知れないが、明晰なブラウンとはまた違うタイプ。コールマンのほうもハイだ。ジャンキーのモーガンとつるんでこの日さてはコールマンも…?といういらぬ推測をしてしまうほどの、ホットな演奏に脱帽。