COOKIN’ AT THE PLUGGED NICKEL/MILES DAVIS 怒涛の音攻撃。といっても不快になるわけではない。限りなく創造的な音楽が展開される。通常のフォーマットを踏み越えそうなフリーブローイングが延々と続き、実に挑戦的でエネルギッシュなバンド全体の姿勢に心うたれずにはいられない。この音楽は例えば、従来のCD-RWドライブ(ハードバップ)に、別のデータ形式であるDVDを読み取る機能(「プラグドニッケル的」バップ?!)が組み込まれたようなものだ。コンボドライブ付のP4・2Gへと進化したということなのである。マザーボード(リズム)もかなり大幅に強化されている。高速道路バトルのようなトニー・ウィリアムスのシンバルが煽りまくると、マイルスもっとヒートアップしろ、怒れ、切れろ、と変な声援を飛ばしたくなってしまう私がいる、おっと危ない危ない。いやー、すげーやこれ。