2026.07.18
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カテゴリ: AI小説



今日も調子悪い。まだ頭がふらふらする。
風邪です。
熱はないと思うんだけど、頭がぼーっとして眠い。
出かける気にもならない。
今日の予定はキャンセルしました。

今日は何の日

ネルソン・マンデラ国際デー
光化学スモッグの日
カナデルチカラの日

米食の日
防犯の日
オコパー・タコパーの日
同窓会の日


タイトル『怪人の火曜ごはん』

夕方五時半。
住宅街の一角にある築四十年のアパートへ、今日も一人の怪人が帰ってきた。
全身トゲだらけ、機械の管が何本も背中から伸びたその姿は、見た目だけなら世界征服を企むラスボスそのもの。
しかし、玄関を開けると――
「ただいま、おばあちゃん。」
「おかえり。今日は遅かったねぇ。」
エプロン姿のおばあちゃんが笑顔で迎える。

三年前、怪人はヒーローとの戦いに敗れ、ボロボロのまま路地裏に倒れていた。
そこへ通りかかったおばあちゃんが一言。
「そんなに傷だらけじゃ、ご飯食べられないでしょう。」
そう言って家へ連れて帰った。
以来、毎週火曜日だけは「ご飯の日」と決まっていた。


「昔は全部手作りだったけどねぇ。」
「いや、この方が栄養バランスが計算されている。」
怪人は真面目にうなずく。
「あなた、そういうところだけ妙に頭いいねぇ。」
「世界征服には栄養管理が重要だからな。」
そう言いながら箸を器用に使う。
巨大な爪なのに、豆腐だけは崩さずつかめる。
その技術だけでテレビ出演の話が来たこともある。

食事中、おばあちゃんが尋ねた。
「最近、お仕事どうなの?」
「ヒーローが働き方改革を始めた。」
「え?」
「午後五時以降は戦わないそうだ。」
「まあ。」
「なので最近は定時で帰れる。」
「いい会社じゃない。」
「敵だ。」
「そうだったね。」
二人は声を出して笑った。

食後。
怪人が食器を洗っていると、おばあちゃんがテレビをつけた。
ニュースキャスターが緊張した顔で伝える。
「本日未明、謎の怪人が都内で暴れ――」
怪人は慌ててリモコンを奪う。
「それは見なくていい。」
「あなた?」
「……いや、残業。」
「定時じゃなかったの?」
「これは休日出勤扱い。」

そのとき玄関のチャイムが鳴った。
ガチャ。
ドアを開けると、そこには赤いマントのヒーローが立っていた。
怪人は身構える。
「ついに来たか……!」
ヒーローは帽子を取ると、申し訳なさそうに頭を下げた。
「すみません、おばあちゃん。」
「はい?」
「この人、さっき戦闘中にうちの弁当を持って帰っちゃって。」
怪人は気まずそうに背中を向ける。
テーブルの隅には、食べかけのヒーロー弁当。
おばあちゃんはため息をついた。
「まったくもう……二人とも座りなさい。」
「え?」
「残りあるから、一緒に食べる?」
ヒーローと怪人は顔を見合わせ、
「いただきます。」
と同時に頭を下げた。
その日から火曜日は――
**『怪人とヒーローのごはんの日』**になった。
ただし、おばあちゃんが毎週一番困るのは、食費ではなく、二人とも食後に「プリンはありますか?」と聞いてくることだった。

おわり







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最終更新日  2026.07.18 18:18:37
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