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サッカー惜しかったなぁ。前半は勝ってたよ。ブラジルのたおし方はこうやるんだ。って感じの前半だった。だけど後半は勢いがなくなって、ずっと攻められっぱなしだったね。やっぱ久保も三笘もいないと攻撃のバリエーションが少ないんだよな。それでもあのメンバーでよくやったと思う。ザイオンとか前田、得点した佐野なんかは世界でもすげーと思われたと思う。やっぱベストメンバーで戦わせたかったなぁ。今日は何の日国際小惑星デー議会制度の国際デーハーフタイム・デートランジスタの日アインシュタイン記念日集団疎開の日うちエコ!ごはんの日夏越ごはんの日リンパの日酒酵母の日麦みそ食文化の日キズナアイが生まれた日みその日EPAの日サワーの日キャッシュレスの日光晴忌タイトル『鬼の炊き出し』毎年、夏祭りの最後にだけ現れる屋台がある。看板はない。提灯もない。ただ、大きな木桶を抱えた鬼が、黙々と白いご飯をよそうだけ。浴衣には「夏越ごはん」とだけ書かれている。子どもたちは最初こそ怖がるが、一口食べると必ず笑顔になる。「おかわり!」鬼は何も言わず、またよそう。その姿を見て、大人たちは首をかしげる。「こんな優しい鬼、見たことないな。」実は彼の名前は餓鬼王ガロウ。かつては村を襲い、人々の食べ物を奪い尽くした恐ろしい怪物だった。しかし、ある年。飢饉で村人も鬼も同じように飢え、誰も戦う力すら残っていなかった。そのとき、一人の老婆が最後の一膳を差し出した。「鬼さんも、お腹は減るでしょう。」そのたった一杯のご飯が、鬼の人生を変えた。それ以来ガロウは、年に一度だけ人間界へ来て炊き出しを続けている。だが今年。異変が起きた。配り終えようとしたその瞬間、一人の男が列を割り込み叫んだ。「俺は三杯目だ! もっとよこせ!」さらに後ろから、「私は家族の分!」「うち犬も食うんで!」「冷凍して来年食べます!」「メルカリで売るから十杯!」と、大人たちが押し寄せる。子どもたちは押しのけられ、会場は大混乱。鬼は何度も言った。「……並べ。」誰も聞かない。「……譲れ。」誰も聞かない。とうとう鬼の額に青筋が浮かんだ。次の瞬間。ドゴォォォン!!鬼は市場の真ん中へ飛び込み、屋台を蹴り飛ばし、大鍋が宙を舞う。野菜も鍋も土鍋も果物も、空中でスローモーションのように飛び散った。人々は悲鳴を上げ、一斉に逃げ出す。「鬼だーーーっ!」ガロウは仁王立ちになり、怒鳴った。「おかわりは一回までだァーーー!!」その一喝だけで、市場は静まり返った。翌年。会場には新しいルールが貼られていた。『一人一杯、おかわり一回まで。守れない方には鬼が出ます。』すると子どもが不思議そうに聞いた。「ねえ、お母さん。本当に鬼って出るの?」母親は笑いながら答えた。「そんなわけないでしょ。」そのすぐ後ろで、木桶を抱えたガロウが小さくつぶやいた。「……去年も同じこと言ってた。」おわり今日は画像が何枚か出て来たのでそれも使ってみました。
2026.06.30
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今日は深夜にブラジル戦があるね。朝から楽しみですね。勝てればいいな。今日は何の日国際熱帯デー佃煮の日ビートルズの日星の王子さまの日聖ペテロと聖パウロの祝日リアルタイム中古車オークションの日夢中でトレーニングの日肉の日クレープの日Piknikの日ふくの日爽雨忌タイトル『宇宙の質屋』その市場には、週に一度だけ現れる露店があった。店主は、苔むした鎧をまとった怪人。誰も名前を知らない。ただ、人々はこう呼んでいた。「リアルタイム中古車オークションの隣にいる変なやつ」。彼は車を売っているわけではない。ガラスケースの中に浮かぶのは、銀河、惑星、星雲、小さな星座。「宇宙を売っています」そう書かれた札も値札もない。ある青年が尋ねた。「これ、本物ですか?」怪人は静かにうなずく。「はい。ただし一度買うと返品できません。」「いくら?」「お金では買えません。」「じゃあ何で?」「あなたが一番忘れたくない思い出を一つ。」青年は笑った。「そんなので宇宙が買えるなら安いもんだ。」そしてケースの中の小さな銀河を手にした。翌日。青年は結婚式のアルバムを見ても、「この人、誰?」と言った。新婚旅行の写真を見ても、「初めて見る景色だな。」母親の顔を見ても、「親戚のおばさん?」思い出が一つ、きれいに消えていた。代わりに青年の部屋には、小さな宇宙が浮かび続けていた。夜になると、そこでは新しい星が毎日生まれ、銀河がゆっくり回転する。誰も見たことのない、本物の宇宙だった。それ以来、怪人の店には客が絶えなかった。失恋した人は失恋の記憶を。会社員は黒歴史を。受験生は浪人時代を。政治家は失言を。みんな、何かを忘れる代わりに宇宙を持ち帰った。怪人は一度も値切らなかった。忘れたい記憶ほど、よく光る宇宙になるからだ。ある日、市役所の職員がやってきた。「営業許可証を見せてください。」怪人は無言でガラスケースを差し出した。職員は中をのぞき込む。「……きれいですね。」五分後。職員は笑顔で帰っていった。営業許可のことなど、すっかり忘れて。翌週。市場へ行くと、露店は消えていた。残されていたのは黒板だけ。そこにはチョークで一行だけ書かれていた。「本日の営業は終了しました。次は、あなたが何かを忘れた頃に。」市場の人たちは首をかしげた。「そんな店、昔からあったっけ?」誰一人、その怪人のことを覚えていなかった。ただ一人を除いて。リアルタイム中古車オークションの店主だけは、毎週律儀に隣の一区画を空けていた。「また来るからさ。」そう言って笑うのだが、本人だけは、“誰が来るのか”を思い出せなかった。おわり
2026.06.29
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昨日は昼から出かけて、12時くらいに帰ってきたので疲れました。んで今日は眠い。今日のニュースは美輪明宏死去だね。なんかさ、なんとなく死ななそうな人だったのにね。今日は何の日貿易記念日パフェの日JAZZりんごの日「エアーかおる」の日動物看護の日テクノホスピタリティの日ハピカジの日大江町最上川舟唄の日にわとりの日芙美子忌タイトル『美しさの値段』深夜一時。ジャズバー「TRADE」の一番奥。異星人は、宇宙中から集めた宝物を並べ終えると、黄金の髪の男へ頭を下げた。「美輪明宏先生。どうか審査をお願いいたします。」店内がざわつく。異星人が審査を頼む相手が、まさか人間だとは誰も思わなかった。テーブルには銀河最高峰の芸術品が並んでいる。恒星の中心で育った黄金。七色に歌う真珠。百億年に一度だけ咲く鉱石の花。どれも宇宙では国宝級。異星人は胸を張る。「総額にすると、銀河系を三つ買えます。」美輪は静かに見回した。そして、一言。「……全部、お金持ちね。」異星人は首をかしげた。「最高級という意味です。」「そうじゃないの。」美輪はワイングラスを置いた。「あなたは高価なものを集めているだけ。」「美しいものを集めているつもりでした。」「だから、まだ若いのよ。」店主は思わず手を止めた。バー中が静まり返る。美輪はカウンターの向こうを見つめる。古びた木。少し欠けたグラス。磨かれ続けた真鍮のランプ。「この店、何年?」店主が答える。「五十年になります。」「毎日掃除してる?」「ええ。」「誰も気づかなくても?」「ええ。」美輪は微笑んだ。「ほら、それが美しさ。」異星人は混乱した。「値段がありません。」「だから美しいの。」「誰も評価しません。」「だから尊いの。」「宇宙では理解されません。」「なら、あなたが最初に理解しなさい。」異星人はしばらく黙っていた。やがて、自分のベストについた小さなシミを見つけた。いつもなら瞬時に新しい服へ着替える。しかしその日は違った。店主から布巾を借り、自分で黙々と磨き始めた。美輪は満足そうに頷く。「そう。それでいいの。」帰り際、異星人は最後に尋ねた。「先生。では宇宙で一番美しい人とは、どんな人ですか。」美輪は少し笑って答えた。「鏡を見る時間より、人のために動く時間が長い人よ。」異星人はその言葉を宝物として持ち帰った。数年後。銀河連邦では「美しさ」の定義が改められた。『高価であること』は削除され、代わりにこう書かれた。『毎日、人知れず誰かのためにできることを続ける者。』その条例の監修者の名前は――「地球代表 美輪明宏」だった。おわり
2026.06.28
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台風の影響か、昨日から雨が続いている。雨の日は着ていくものに悩むなぁ。今日は何の日零細・中小企業デー演説の日メディア・リテラシーの日ちらし寿司の日日照権の日起業を応援する日障害者優先調達推進法の日仏壇の日ツナの日タイトル『怪人、論より演説』悪の組織「ブラック・レトリック」の幹部怪人――演説甲虫(えんぜつこうちゅう)。かつては街角で「世界征服!」と叫ぶだけの三流怪人だった。しかし何度出撃してもヒーローに言われるのは同じだった。「話が長い。」「結局、何が言いたい?」「三分以内にまとめろ。」それが悔しくてたまらなかった。「俺は怪人として負けたんじゃない……プレゼンで負けたんだ。」そう悟った彼は、一年間すべての戦闘を休止。市民会館の空き部屋を借り、「メディア・リテラシー」「説得術」「演説法」「表情管理」「沈黙の使い方」まで猛勉強を始めた。壁には「日照」「演説」の掛け軸。朝は新聞を読み、昼は論文を書き、夜は自分の演説を録音して聞き返す。「世界征服には、まず信頼だ。」その横には、毎日欠かさず食べる大盛り五目あんかけ焼きそば。「空腹では革命は起こせん。」それが彼の座右の銘だった。一年後。ついに演説甲虫は市民広場へ現れた。マイクを握る。「皆さん。本日はお集まりいただき――」すると聴衆は誰一人帰らない。話はわかりやすい。例え話もうまい。データも正確。ユーモアもある。拍手まで起こった。最後には市民の一人が立ち上がり、「素晴らしい講演でした!」と言った。続いて別の人が、「次回もぜひお願いします!」さらに司会者が笑顔で近づいてきた。「先生、来月の市民向けメディア・リテラシー講演会もお願いできますか?」演説甲虫はしばらく黙ってから、小さくため息をついた。「……世界征服は失敗した。」少し間を置いて、胸を張った。「だが今年度の市民文化講座・満足度アンケートは、史上最高得点らしい。」おわり
2026.06.27
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今日は朝からサッカー。ハーフタイムに会社に行って後半の途中から会社でもテレビで見てました。見始めた時には1-1になってて、ネットではすでにオランダが2点リードって出ていたから、まぁ、次はブラジル確定だなぁ。っておもってたら、テレビでは長友が出ていた。会社にいたのに思わず、「長友出てるんだ」って言っちゃったよ。次は火曜日の2時か。ブラジル戦、勝ってほしいなぁ。今日は何の日国際薬物乱用・不正取引防止デー拷問の犠牲者を支援する国際デー国連憲章調印記念日露天風呂の日雷記念日オリエンテーリングの日スティッチの日世界格闘技の日無痛無汗症の日プレミアムフライデー犬を職場に連れて行く日風呂の日プルーンの日ツローの日タイトル「怪人にも、休暇はいる。」山奥にある秘湯「かぶとの湯」には、不思議な噂があった。「平日の昼間だけ、誰もいない露天風呂に“怪人”が現れる」もちろん誰も信じない。観光協会も「クマじゃないですかねぇ」と笑っていた。だが、その噂は本当だった。彼の名はカブトムシ怪人・ゼクトロン。世界征服を目論む悪の組織「ダーク・バグ団」の幹部である。月曜は都市破壊。火曜は怪獣との合同訓練。水曜は幹部会議。木曜は新兵教育。金曜はヒーローとの戦闘。そして土日はイベント出演。ブラック企業も驚く勤務体系だった。「……もう、鎧の中が蒸れるんだよ。」彼は誰にも知られず、この温泉へ通っていた。風呂上がりは地元の牛乳。露天では紅葉を眺めながら、「今年も葉っぱ、いい色だなぁ……」と、しみじみ呟く。近所のおばあちゃんとも顔なじみだった。「今日は角まで浸かってるねぇ。」「はい、肩こりがひどくて。」誰も正体には触れない。田舎には、知らないふりをする優しさという文化がある。ところがある日。宿に一人の若い男が現れた。「ついに見つけたぞ!!」真っ赤なマフラー。引き締まった体。どう見てもヒーローだった。ゼクトロンは静かに立ち上がる。「ここまでか……。」宿の主人も固唾を飲む。宿泊客も息をのむ。温泉場が一瞬で戦場になった。するとヒーローは腰を九十度曲げた。「いつもありがとうございます。」ゼクトロンは首をかしげる。「……え?」「先週、戦っていただいたおかげで視聴率が今年最高でした!」「スポンサーも大喜びで!」「来月もよろしくお願いします!」そう言って名刺を差し出した。『ヒーロー事務所 営業部』宿の主人は静かにうなずいた。「やっぱりそうか。」「毎週あんなに派手に爆発してるのに、誰も死なないから変だと思ってた。」その日から露天風呂には、もう一枚だけ木札が増えた。『戦闘関係者は、湯船での打ち合わせ禁止。』おわり今日は午後から床屋行ったら、今日はいっぱいだって言われて帰ってきた。行く前に電話したんだけど出ないから行ってみたんだけどさ、それなら電話で教えてほしかったよね。
2026.06.26
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今日も割と天気よかった。でも暑くはない。この時間になるとちょっと寒いくらい。今日はやろうと思ったことがなかなかできず、別のこともはかどらず、あまり進展のない日。そして思わぬ出費もした日。そういえば、朝、地震があった。あの時はまだ寝てたよ。なんか音がするなぁ。と思ったら揺れてる音だった。揺れはそんなに強くなかったけど、結構長かった気がする。んですぐネットで調べてまた寝た。今日は何の日船員デー住宅デー指定自動車教習所の日天覧試合の日加須市うどんの日詰め替えの日生酒の日ノーコード開発の日みんなでムーンウォークの日プリンの日いたわり肌の日鈴木正三忌天神の縁日タイトル「函館ムーンウォーク生酒選手権」夕暮れの石畳。観光客で賑わう港町の通りに、一人の奇妙な男が現れた。黒い軍服風ジャケット。白いシャツ。そして、どこかで見たことのあるような顔。誰も彼の名前は知らない。だが町の人々は皆こう呼んでいた。「マイケル・ジャクソンっぽい人」彼は毎年この季節になると現れ、何も言わず石畳を歩く。いや、歩くというより――少しだけ滑っている。本人はムーンウォークのつもりらしい。しかし石畳なので全然滑らない。ただ後ろ向きに歩こうとしている人にしか見えない。その日、通りでは町内会主催の「天然統合決勝・生酒え替え選手権」が開催されていた。ルールは簡単。目隠しで生酒を飲み、どの蔵の酒か当てる。優勝者には一年分の加須市うどんが贈られる。なぜ加須市うどんなのかは誰も知らない。町内会長も知らない。参加者たちは次々と敗れた。「これは辛口!」「違います」「じゃあ純米!」「違います」「じゃあ麦茶!」「生酒です」そこへマイケル・ジャクソンっぽい人が現れた。審判が聞く。「参加しますか?」彼は無言で頷いた。そして酒を一口。目を閉じる。静寂。観客も息を呑む。すると彼は突然、石畳の上でぎこちないムーンウォークを始めた。全然進まない。むしろ少し前進している。しかし本人は真剣だった。五分後。ようやく停止した彼は静かに言った。「……三番目の蔵。」正解だった。会場がどよめく。続く二杯目。またムーンウォーク。今度は七分。そして正解。三杯目。十分。正解。四杯目。十五分。正解。完全優勝だった。歓声が沸く中、ノートパソコンを開いていた青年が立ち上がった。「わかったぞ!」会場が静まる。「この人、酒の味で当ててるんじゃない!」「なんだって!?」青年はパソコンを掲げた。画面には大きく『NO-CODE 生酒判定システム』と表示されている。「この人がムーンウォークしてた場所を調べたら、全部Wi-Fiの電波が強い地点だった!」「えっ?」「この人、酒を飲むたびにAIへ質問してただけだ!」ざわつく会場。審判が聞いた。「本当なんですか?」するとマイケル・ジャクソンっぽい人は少し考え、静かに答えた。「違う。」会場が安堵した。やっぱり本物の達人だったのだ。誰もがそう思った。だが彼は続けた。「AIじゃない。」「え?」「検索エンジンだ。」その瞬間、優勝は取り消され、一年分の加須市うどんは準優勝者へ渡された。しかし翌年。石畳にはまた彼の姿があった。後ろ向きに歩きながら、誰よりも速くWi-Fiを探す、函館名物のマイケル・ジャクソンっぽい人が。おわり
2026.06.25
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今日は割と暖かい日。でも暑くはない。どっちかと言えば涼しい。そして今日も眠い。目覚まし時計を止めてからスマホを見たりしてたら会社に行くのを送れそうだった。今日は何の日UFOの日・空飛ぶ円盤記念日ドレミの日プチクマの日UFOキャッチャーの日ムロツヨシの日水事無しの日削り節の日ブルボン・プチの日林檎忌・麦の日五月雨忌地蔵の縁日愛宕の縁日タイトル「銀河クレーンゲーム協会認定・音符泥棒ポポン」 西暦2288年。 宇宙旅行が当たり前になった時代でも、子どもたちに人気だったのは意外にも昔ながらのクレーンゲームだった。 ただし景品はぬいぐるみではない。 「音符」である。 光る音符を集めると、好きなメロディを作れるのだ。 宇宙中の作曲家たちはレアな音符を求めてゲームセンターに通い詰めていた。 そんな中、銀河中のゲームセンターを荒らす謎の存在がいた。 その名は―― 音符泥棒ポポン。 クマ型ロボットの体。 UFOのようなヘルメット。 そして妙に人間くさい笑顔。 ポポンは夜になると現れ、クレーンアームでレア音符だけを根こそぎ奪っていく。 特に「涙のラ♭」や「初恋のド♯」といった希少音符は、一晩で消えてしまった。 銀河警察は捜査を開始した。 だが監視映像には毎回、ポポンが景品を取ったあと満面の笑みを浮かべている姿しか映らない。 「なぜ音符を盗むんだ?」 誰も理由がわからなかった。 ある日、警察はついにポポンを捕まえた。 押収した倉庫には何万個もの音符が山積みになっていた。 銀河中の被害総額は三兆クレジット。 取調室で刑事が尋ねた。 「お前は何を企んでいた?」 ポポンは少し照れたように答えた。 「べ、別に世界征服とかじゃないです。」 「じゃあ何だ。」 「その……曲を作りたくて。」 「三兆クレジット分の音符で?」 「はい。」 刑事は頭を抱えた。 「で、その曲は完成したのか?」 ポポンはうつむいた。 「まだです。」 「なぜだ。」 「最後の一音が見つからなくて。」 後日、裁判でポポンは有罪となった。 しかし情状酌量により、社会奉仕として銀河音楽祭への楽曲提供を命じられた。 そこでついに、最後の一音も手に入った。 銀河中が注目する中、ポポンは完成した曲を演奏した。 誰もが息をのんだ。 数兆個の音符から生まれた究極のメロディ。 歴史に残る名曲になる―― はずだった。 演奏終了後。 会場は静まり返った。 審査員が言った。 「……で?」 ポポンが首をかしげる。 「で、とは?」 「今の、どこかで聴いたことあるんだが。」 別の審査員も頷いた。 「たしか二百年前の幼児向け番組の主題歌だ。」 さらにAI審査員が検索結果を表示した。 『完全一致率99.9998%』 ポポンは青ざめた。 「そ、そんな……」 「まさか知らずに作ったのか?」 ポポンは震える声で言った。 「いえ……」 「じゃあなぜ盗んだ?」 ポポンは正直に答えた。 「耳から離れなくて、どうしてもフルバージョンを聴きたかったんです。」 こうして銀河史上最大の音符窃盗事件は、“曲を盗んだ犯人ではなく、曲に脳を支配されたファンだった” という前代未聞の結末で幕を閉じた。 なおポポンは出所後、ゲームセンターの景品補充係として働き始めたが、半年後に再び逮捕された。 今度はレア音符ではなく、「あと1個で揃うポイントカード」だけを大量に持ち帰っていたためである。おわり今日はお題のワードにムロツヨシが入ってたからか、Geminiで画像が作れなかったのでManusというのでやってみた。そしたら全然ムロツヨシには関係ない画像が出てきた。
2026.06.24
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今日も天気はぱっとしない。朝から寒い。昨日から暖房が入ってる。何なら外のほうがちょっと暖かいかもしれない。そして今日も眠い。今日は何の日国連パブリック・サービス・デー国際寡婦の日沖縄慰霊の日オリンピックデードラベ症候群の日国産小ねぎ消費拡大の日天ぷらの日乳酸菌の日不眠の日独歩忌タイトル『オーリン・ブリンクーの花束』夕暮れの街に現れる、不思議な怪人がいた。その名はオーリン・ブリンクー。全身から赤い光を点滅させ、頭からは木の枝のような触角を生やし、誰も知らない言葉で話す。「オーリン・ブリンクー……」それしか聞き取れないので、人々はそのまま怪人の名前にした。だが彼は暴れない。むしろ毎日、誰かに花束を渡して歩いていた。病院の帰り道のおばあさんに。受験に落ちて泣いていた少年に。喧嘩した恋人たちに。そしてなぜか、いつも最後は黒い喪服の女性の前に現れた。女性は街の葬儀屋だった。「あなた、誰なの?」女性が聞いても、「オーリン・ブリンクー」としか答えない。それでも彼女は毎日花束を受け取った。街の人々は噂した。「きっと未来から来た平和の使者だ」「いや、宇宙人だ」「実は王子様だろう」そんなある日。大学の研究チームが怪人の言葉を解析した。そしてついに発表の日が来た。広場には市民が集まった。葬儀屋の女性もいた。研究者は緊張した顔で言った。「皆さん。オーリン・ブリンクーの言葉の意味がわかりました」街中が静まり返る。怪人はいつものように赤く点滅している。研究者は深呼吸して発表した。「オーリン・ブリンクーとは――」「――『お花の定期便です。本日のお届け物です』という意味でした」一同沈黙。「え?」研究者は続けた。「彼は異星の宅配ロボットです」「花屋の配送担当です」「しかも目的地はこの街ではありません」ざわめく人々。研究者は最後の資料を映した。そこにはこう書かれていた。配送先:オーリン・ブリンクー通り惑星:ブリンクー第七居住区つまり彼は。宇宙規模で住所を間違え続けていたのである。十年間。街の人々が騒然とする中、怪人の胸のランプが急に緑色に変わった。「ピンポーン」初めて流暢な日本語が響く。「目的地を修正しました」「長らくの誤配送、誠に申し訳ございませんでした」そう言うと彼は女性から花束を取り返し、空に向かって飛び立った。残された人々は呆然とした。すると葬儀屋の女性が小さく笑った。「でもね」「この街、あんたの花束のおかげで十年も平和だったよ」その瞬間、空の彼方から声が聞こえた。「レビュー評価、星五つ、ありがとうございます」そして翌日。街には新しい花束が届いた。送り主は――『誤配送部門・年間MVP オーリン・ブリンクー』だった。 🌹🤖✨おわり
2026.06.23
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寒いです。ストーブつけようかと思うくらいです。今週はずっと天気も悪そうで、洗車のタイミングもないなぁ。そして今日も眠い。今日は何の日かにの日ボウリングの日らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日日韓条約調印記念日DHAの日グラスタワーの日ここから始める会議DXの日夫婦の日ショートケーキの日禁煙の日デルちゃん誕生の日ラブラブサンドの日なないろSMSの日タイトル「会議DX怪人と予約票ライダー」雨上がりの繁華街。路地裏に突如現れたのは、全身がクリスタルで覆われた怪人――会議DX怪人ギジロウ。ギジロウは人々の会議を効率化することに異常な執着を持っていた。「無駄な雑談を排除せよ!」「議題以外の発言は禁止!」「結論は最初に言え!」そう叫びながら、街中の会議室を襲撃していた。ある会社では、「今日のランチ何食べる?」と言った社員が、その場で議事録に変えられてしまった。街は恐怖に包まれた。そこへ現れたのが、謎のヒーロー。予約票ライダー・ボウリングフォーム。変身ベルトには巨大な予約システムが搭載されている。右手には端末。左手にはなぜかボウリングのピン。誰も彼女の正体を知らない。「会議DX怪人!その効率化、行き過ぎだ!」ライダーは端末を怪人の胸に突きつけた。ギジロウは笑う。「愚かな!私は会議時間を80%削減した!」「だが人間は雑談からアイデアを生む!」「非効率だ!」「それが人間なんだ!」二人は激突した。議事録の嵐!スケジュール調整ビーム!オンライン会議招待リンク!キャンセル待ちアタック!路地に予約票が舞う。ボウリング場の看板が吹き飛ぶ。見物人たちはスマホを構えた。そして必殺技。「ストライク・スケジューリングキック!!」ライダーの飛び蹴りが怪人の胸を貫く。怪人は砕け散った。勝利。街に平和が戻った。だがその瞬間。怪人の体から一枚の書類が落ちた。ライダーが拾う。そこにはこう書かれていた。『第42回 ボウリング場経営改善会議』開催日時 本日19:00予約者名 会議DX怪人ギジロウライダーは固まった。さらに裏面を見る。議題ボウリング場の予約システム改善レーン故障対策子ども向けイベント企画「……あれ?」見物人も覗き込む。「普通に真面目な会議じゃない?」「むしろ地域のためじゃない?」「いい人だったのでは?」沈黙。雨音だけが響く。ライダーは小さくつぶやいた。「……話くらい聞けばよかった。」すると背後からボウリング場の支配人が走ってきた。「大変だ!今日の改善会議の司会者が来ない!」「え?」「会議DX怪人さんが司会だったんだ!」その夜。予約票ライダーは会議室で三時間、「それでは次の議題に移ります」と進行役を務めることになった。そして参加者全員から言われた。「いやあ、ギジロウさんのほうが進行うまかったですね。」終。🎳📋もう一枚作った画像のほうがいい感じだったのでそっちも載せておきます。タイトル「レーンの果てに」誰も知らない。毎週金曜の夜になると現れる、赤い怪人のことを。彼は何も壊さない。誰も襲わない。ただ黙って三ゲーム投げて帰る。常連たちは彼を「レーンさん」と呼んでいた。今から五十年前。彼の名前は坂本健二だった。ボウリング場で働く青年だった。ボウリングブームの真っ只中。場内には若者たちがあふれ、毎晩遅くまで歓声が響いていた。健二には恋人もいた。レーン係の由美という女性だった。二人は閉店後のレーンでよく勝負した。負けたほうがジュースをおごる。そんな平凡な毎日だった。だがブームは終わる。客は減った。仲間は辞めた。由美も街を出た。ボウリング場だけが残った。健二は去れなかった。ここには思い出がありすぎた。誰も来ない日も。赤字の日も。閉鎖の噂が出ても。彼は一人でレーンを磨き続けた。ある雪の夜だった。閉店後。彼は誰もいないレーンで一人投げていた。ストライク。ストライク。またストライク。そして最後の一投。その瞬間。ピンの向こうに誰かが見えた。由美だった。若い頃のままの姿で、笑いながら手を振っている。「健二。」彼は駆け出した。だが足はレーンから離れない。床が溶けたように身体にまとわりつく。ワックス。オイル。木の香り。歓声。拍手。思い出。失われた時間。気づけば身体は変わっていた。誰も知らない生き物に。翌朝。ボウリング場の支配人は怪人を見つけた。だが不思議だった。怪人は暴れなかった。レーンを傷つけなかった。むしろ誰より丁寧に手入れをしていた。「健二さんか?」怪人は静かにうなずいた。それから五十年。彼は毎週金曜に現れる。誰も追い出さない。誰も正体を聞かない。ある夜。若いカップルが彼を見て笑った。「変な怪人。」怪人は何も言わず投げた。ストライク。その時だった。場内放送が流れた。「本日をもちまして、当ボウリング場は閉館いたします。」場内が静まり返る。常連たちはうつむいた。怪人だけが動かなかった。ゆっくり最後のボールを手に取る。助走。投球。ガシャーン。完璧なストライク。その瞬間。誰もいないはずの場内から、何百人もの拍手が聞こえた。かつてここで笑い、泣き、恋をした人たちの拍手だった。怪人は静かに振り返った。レーンの向こうには、若い日の由美が立っていた。「もう帰ろう。」怪人は小さくうなずく。そして出口へ歩き出した。翌朝。ボウリング場に怪人の姿はなかった。ただレーンの上に、古びた会員証が一枚だけ落ちていた。会員番号。000001。名前。坂本健二。その裏には、震える字でこう書かれていた。「やっと、ゲームセットだ。」おわりAIが「この怪人は、ボウリング場に取り残された昭和そのものだった」って言っていました。どっちの話もなんか哀愁があるね。
2026.06.22
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今日は昼から出かけて来た。サッカーは車の中で見た。強いね、日本。攻撃陣が好調だね。三笘も久保もいなくても十分戦えてる。ギリギリ入らなかったのも実質1点でもいいよな。次は26日の金曜日朝8時。仕事の日じゃん。今日は何の日夏至父の日国際ヨガの日スナックの日がん支えあいの日フルーツカービングの日・ソープカービングの日えびフライの日AGEについて考える日太陽の子保育の日スパークリング日本酒の日世界一周の日ミッフィーの日モンブランの日イケダンの日父の日はうなぎの日冷蔵庫の日キャンドルナイトの日太陽光発電の日仕事も遊びも一生懸命の日酒風呂の日マリルージュの日myDIYの日ゼクシオの日(XXIOの日)漬物の日木挽BLUEの日タイトル「はじめてのホームステイ」六月のある日、佐藤家に一通のメールが届いた。「異星文化交流プログラムに当選しました。3日間、異星人の留学生を受け入れてください。」最初は迷惑メールだと思った。しかし翌週、本当にやって来た。玄関のチャイムが鳴り、ドアを開けると――そこには身長170センチほどの甲殻類みたいな宇宙人が立っていた。「コンニチハ。ワタシ、ガラモン星ノ留学生デス」家族全員が固まった。だが宇宙人は意外にも礼儀正しかった。靴をそろえる。風呂は最後に入る。食器洗いも手伝う。しかも彫刻が趣味らしく、スイカをバラの形に彫り、メロンで仏像まで作った。三日目の夜。送別パーティーが開かれた。宇宙人はキャンドルを持ち、家族に向かって言った。「短イ間デシタガ、皆サンハ本当ノ家族ノヨウデシタ」お父さんは感動した。お母さんは涙ぐんだ。息子は、「また遊びに来てね!」と叫んだ。すると宇宙人は少し困った顔をした。「実ハ……言ッテナカッタ事ガアリマス」家族に緊張が走る。まさか侵略?地球調査?人類滅亡計画?宇宙人は申し訳なさそうに頭を下げた。「ワタシ、留学生ジャナイデス」沈黙。お父さんが震える声で聞く。「じゃ、じゃあ何者なんですか……?」宇宙人は胸の前で手を組み、深々と頭を下げた。「隣ノ家ノお父サンデス」「え?」「自治会ノ仮装大会ノ練習中デス」その瞬間、隣の奥さんが玄関から顔を出した。「あなたー! ミッフィー返してー!」宇宙人の横に置かれていたぬいぐるみを見て、家族はようやく気づいた。確かに声が少し似ていた。しかもよく見ると、背中のファスナーが半分開いていた。その後、佐藤家は仮装大会で優勝した。なぜなら全員が最後まで、「いや、あれ絶対に宇宙人だったよな……」という顔をしていたからである。 👽🐰🍈🕯️おわりところで、2005年6月21日に何があったか覚えてますか?実はこのブログ、その日から始まったんですね。よく続いているなぁ。
2026.06.21
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今日は天気が悪くて朝から少し暗い。だけど割と涼しい。そして眠い。ちょっとだけ本読んだりしていました。まだ眠い。今日は何の日世界難民の日ペパーミントの日健康住宅の日るるぶの日国産牛焼肉食べ放題・肉匠坂井の日ワインの日発芽野菜の日シチューライスの日信州ワインブレッドの日キャッシュレスの日オコパー・タコパーの日同窓会の日タイトル「世界一迷う男」世界地図の鎧をまとった牛騎士マゼラン。彼は世界最高の探検家だった。七つの海を渡り、百三十二の国を巡り、失われた王国も発見した。だが一つだけ見つけられないものがあった。待ち合わせ場所である。今日も彼は写真を握りしめていた。写真の青年との待ち合わせ。場所は焼肉店「NIKUSHO SAKAI」。午後六時。簡単な約束だ。しかしマゼランは午後二時に来てしまった。しかも昨日も来ていた。さらに先週から毎日来ていた。店員も慣れている。「お客様」「うむ」「今日もですか」「うむ」「待ち合わせですか」「うむ」六時になった。青年が現れた。「ごめんごめん、待った?」マゼランは静かに答えた。「六日ほど」青年は吹き出した。「だから送ったでしょ!」スマホを見せる。そこにはメッセージ。『来週の金曜ね』マゼランは固まった。「来週……?」「来週」「今日じゃなく?」「今日じゃなく」世界地図の鎧を着た男は、世界のどこへでも行けた。だが、『来週』だけは見つけられなかった。おわり明日サッカーだね。勝てるかなぁ。
2026.06.20
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今日もちょっと暑かった。エアコンはつけてないけど扇風機を回しています。会社では珍しくまじめに仕事していました。昼くらいにちょっと荷物を運んだんだけど、もともとひざのダメージがあるのですぐへばってしまた。体力ないなぁ。転ばなくてよかったよ。今日は何の日紛争における性的暴力根絶のための国際デー朗読の日京都府開庁記念日ベースボール記念日元号の日ロマンスの日魚がし日本一・立喰い寿司の日プログラミング教育の日『東京リベンジャーズ』東京卍會結成記念日やぁね、こけちゃっかー(屋根苔着車)の日クレープの日シュークリームの日熟カレーの日松阪牛の日共育の日いいきゅうりの日イクラの日食育の日熟成烏龍茶の日桜桃忌・太宰治生誕祭タイトル『東京昆虫会のカパ太郎』 東京のとある古い洋館の前に、毎週日曜日になると現れる奇妙な生き物がいた。 苔とシダ植物で覆われた身体。 野球帽。 法被。 そしてなぜかグローブ。 名前はカパ太郎。 本人は「東京昆虫会の会員」を名乗っていたが、誰も彼が昆虫なのか両生類なのか、そもそも生物なのかすら知らなかった。 ある日、小学生のユウキが声をかけた。「カパ太郎さん、その本なんですか?」 カパ太郎は得意げに本を掲げた。「これはな、『苔の目』じゃ」「苔の目?」「うむ。苔の気持ちが書いてある」「苔に気持ちなんてあるの?」「ある。昨日も読んだ」 そう言ってページをめくる。「ここには『日陰最高』と書いてある」「それ本当に書いてあるの?」「書いてない。わしが感じた」 ユウキは少し離れた。 変な人だった。 いや、人ですらなかった。 しかしカパ太郎には不思議な魅力があった。 彼は毎週ここに座り、本を読みながら通行人に話しかけていた。「君、最近悩みがあるな」「え?」「顔に書いてある」「書いてないです」「わしには読める」 すると本当にその人の悩みを当ててしまう。 受験生には進路の悩み。 会社員には上司の悩み。 カップルには将来の悩み。 いつしか噂になった。「洋館の前のカッパ、未来が見えるらしい」 テレビ局まで取材に来た。「あなたは超能力者なんですか?」 カパ太郎は首を振った。「違う」「では何者ですか?」「読書家じゃ」「何を読んでるんです?」「人の顔」 記者は困った。 放送しづらかった。 そしてある日。 ついに学者たちが調査に乗り出した。 DNA検査。 CTスキャン。 生態調査。 結果は驚くべきものだった。 カパ太郎の体表を覆う苔や植物は本物。 しかも数十種類が共生していた。「これは前代未聞です!」 研究者たちは大興奮だった。 世界的な発見になるかもしれない。 だが、さらなる調査で、もっと衝撃的な事実が判明した。 カパ太郎自身は、 ただの62歳の人間だった。「えっ?」「いや、待て」「じゃあ顔は?」「特殊メイクです」「身体は?」「趣味です」「グローブは?」「草野球です」「東京昆虫会は?」「入ってません」 全員が混乱した。 記者が最後に聞いた。「じゃあ、あなたはいったい何なんですか?」 カパ太郎は少し考えて答えた。「定年後、暇だったんでキャラ作った」 沈黙。「未来が見えるのは?」「見えない」「悩みを当てるのは?」「みんな同じようなことで悩んでるから」「その本は?」「近所の古本屋で100円だった」 さらに調べると、『苔の目』という本は実在せず、 カバーだけ自作で中身は1987年のプロ野球選手名鑑だった。 その日以来、東京昆虫会のカパ太郎は姿を消した。 しかし今でも時々目撃情報がある。 古い洋館の前で本を読む、 苔むした謎の生き物。 そして彼が読んでいる本のページには、毎回同じ栞が挟まっている。 そこにはこう書かれている。「次の日曜日 町内ソフトボール大会 朝8時集合」 どうやら最後まで、グローブだけは本気だったらしい。 🐸⚾📖おわり最近、外に綿毛がたくさん飛んでる。なんかの花粉だろうね。暑くても車の窓を開けてるとそれが入ってくるから開けていられないよ。
2026.06.19
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最近体がだるい。風邪の時のだるさのようにだるいし眠い。睡眠不足もあるし疲れが回復していない気もする。今もうっすらと眠い。やる気もあんまりない。がやってみると案外できてしまう。今日は何の日持続可能な食文化の日国際寿司の日海外移住の日考古学出発の日おにぎりの日米食の日防犯の日「森のたまご」の日タイトル『寿司甲冑の浪人』京都の裏路地に、夕暮れになると現れる奇妙な男がいた。全身が寿司でできている。鎧は握り寿司。肩当ては軍艦巻き。肘には鉄火巻き。胸にはサーモン。誰も彼の正体を知らない。人々は彼をこう呼んだ。「寿司甲冑の浪人」浪人は毎日同じ場所に小さな机を出し、黙々とおにぎりを握っていた。だが客は来ない。なぜなら見た目が怖すぎるからだ。「おい、あれ食べ物なのか?」「いや、あれ本人の身体だろ」「もし一個食べたら腕なくなるんじゃないか?」観光客たちは写真だけ撮って去っていく。浪人はため息をついた。「また売れ残りか……」ある日、一人の少女がやってきた。「おじさん、そのおにぎり美味しいの?」浪人は少し驚いた。「食べてみるか?」少女は一口食べた。「おいしい!」その声を聞きつけ、人々が集まり始めた。「じゃあ私も」「俺も」気が付けば行列ができていた。浪人は嬉しかった。十年ぶりに店が繁盛したのだ。閉店後。売り切れた机を見ながら浪人は空を見上げた。「やっと夢が叶ったな……」その時だった。路地の奥から黒服の男たちが現れた。「見つけたぞ。」浪人は立ち上がる。「ついに来たか……」黒服のリーダーが叫んだ。「全国コンビニチェーン商品開発部だ!」実は浪人の正体は、十年前に失踪した天才食品開発者、**握野米三郎(にぎりの こめさぶろう)**だった。彼は会議でこう主張したのだ。「寿司とおにぎりを融合した究極の携帯食を作るべきです!」しかし誰にも理解されなかった。失望した彼は会社を辞め、自ら寿司の鎧を作り、京都で研究を続けていたのである。黒服たちは少女がSNSに投稿した動画を見て飛んできた。リーダーは震える声で言った。「君の作った商品、試食した。」「……。」「全社員一致で採用だ。」「なに?」「来月から全国発売する。」浪人の目から涙がこぼれた。十年越しの夢だった。数か月後。新商品は大ヒットした。駅でも空港でも売られた。日本中の人がその味を知った。だが、その後さらに大きな問題が起きた。商品名を決める会議である。三日三晩議論した結果、全国のマーケティング担当者が出した結論は――『おにぎり』だった。寿司要素は完全に無視された。寿司甲冑の浪人は静かにうつむき、こう呟いた。「……十年研究した結果、俺はおにぎりを発明したのか。」その日、京都の裏路地にひときわ切ないサーモン色の夕日が沈んだ。 🍙🍣おわり夕方にコンビニに行こうと思ってたんだけど、結局めんどくさくなって行かなかった。お金もないし。
2026.06.18
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最近忙しい。今日もちょっと忙しかった。その割に夜は寝付けないし、朝は早く目が覚める。なかなか疲れが回復できない。今日も午前中仕事して午後から出かけたんだけど、ずっと眠かった。今日は何の日砂漠化および干ばつと闘う国際デーオトのハコブネの日薩摩の日ファミマのフラッペの日水事無しの日国産なす消費拡大の日いなりの日減塩の日波津女忌タイトル「砂漠の勇者と期間限定フラペチーノ」かつて世界は、魔王ザラ=ドゥームによって滅ぼされた。海は干上がり、森は枯れ、街は砂に埋もれた。唯一生き残ったのは、岩石族の戦士ガルガン。彼は千年ものあいだ、砂漠をさまよいながら「世界を救う者」を待ち続けていた。ある日。砂嵐の向こうから、一人の若い女性が現れた。青いワンピース。かごバッグ。そして手には謎の冷たい飲み物。「あなたが……予言の救世主か?」ガルガンは震える声で尋ねた。「え? いや、違いますけど」女性は答えた。「ではなぜ、この死の砂漠に?」「道を間違えました」ガルガンは少し困った。だが予言にはこうある。“蒼き衣をまとい、甘き聖杯を携えし者、世界を再生へ導かん”完全に一致していた。「その聖杯を見せてくれ」女性は飲み物を差し出した。ガルガンは神妙な顔でラベルを読む。『メロン・クリーム・フラペチーノ』「なるほど……古代語か」「違います」「黙っていてくれ。今、世界の命運がかかっている」女性は黙った。ガルガンは聖杯を掲げ、古代の呪文を唱えた。すると地面が震えた。砂漠の奥で巨大な音が響く。ゴゴゴゴゴゴ……「やったぞ!」「えっ、本当に?」遠くで埋もれていた巨大な帆船がゆっくり動き始めた。伝説の方舟だ。世界再生装置を積んだ神の船。二人は歓喜した。しかし船が完全に姿を現した瞬間、船体の側面に大きな文字が見えた。『アトラクション準備中』さらに船の後ろからスタッフらしき人々が現れた。「はい、撮影終了でーす!」「エキストラさん、お疲れさまでしたー!」「次のシーンいきまーす!」ガルガンは固まった。女性も固まった。スタッフが台本を見ながら言った。「岩の魔王役の方、もう少し絶望感ある表情お願いします」「……魔王役?」「はい」「千年待った救世主は?」「それ脚本です」「世界滅亡は?」「セットです」「予言は?」「脚本会議で昨日作りました」ガルガンは長い沈黙のあと、女性の持つフラペチーノを見た。「それ……一口もらえるか?」「どうぞ」ガルガンはストローをくわえた。冷たい甘さが喉を通る。そして静かに言った。「なるほど……」女性が聞き返す。「何がです?」ガルガンは遠くを見つめながら答えた。「世界を救う方法は戦いじゃなかった」「うん?」「仕事終わりの甘いものだった」その瞬間、監督が叫んだ。「いい! それ採用!」こうして映画のタイトルは変更された。『砂漠の勇者と期間限定フラペチーノ』キャッチコピーは、“世界を救うのは、だいたい糖分。”になった。おわり
2026.06.17
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今日はいい天気。外は暑いけど家の中は快適だ。今日はお客さんが来る日。だけど、来る前に電話が来ることになっているので、家で寝坊していた。そしたら、クロネコの人が来て、荷物を置いて行った。と、思ったらまた来た。隣の荷物だったらしい。なんだよー。せっかく起きたのに。今日は何の日家族送金の国際デーアフリカの子どもの日和菓子の日(嘉祥の日)ケーブルテレビの日麦とろの日無重力の日ブルームズ・デー「堂島ロール」の日バイクエクササイズの日スペースインベーダーの日手羽トロの日カビ取るデートロの日十六茶の日いい色髪の日タイトル「カビトル星人の最後の配達」西暦2084年。地球は平和だった。平和すぎて、人類はほとんどの仕事をAIとロボットに任せ、自分たちは趣味だけをして暮らしていた。そんな時代に、ただ一人——いや、一匹だけ働き続ける異星人がいた。その名はカビトル星人・カパゾン7号。彼の任務は、人類が忘れ去った「発酵文化」を守ること。味噌、醤油、納豆、チーズ、ヨーグルト。そして何より——賞味期限ギリギリのお菓子を救うこと。カパゾン7号は毎朝、自転車で東京の屋上を巡回していた。背中の竹のようなアンテナで発酵状態を感知し、胸のレーダーで菌類の活動を分析する。「あっ、3丁目の冷蔵庫でヨーグルトが熟成しすぎてる」「おっと、あそこの食パンに新しい文明が生まれそうだ」そんな仕事を黙々と続けていた。ある日の夕方。彼は屋上で立ち止まった。手の中の透明な球体には、一個のロールケーキが入っている。レーダーが点滅した。ピピピピピ……『危険度:S』『発酵指数:999』『知性発生の可能性:98%』カパゾン7号は震えた。「ついに来たか……」実は宇宙には伝説があった。放置されたスイーツが究極発酵すると、自我を持つという。その名も——“ケーキ・オブ・インテリジェンス”ロールケーキはゆっくり喋り始めた。「わたしは……誰だ……」「君はロールケーキだ」「なぜ生まれた」「たぶん冷蔵庫の奥だ」「宇宙とは何だ」「その前に賞味期限を見よう」ロールケーキは沈黙した。そして静かに言った。「私は世界の真理を理解した」「早いな」「全生命は発酵である」「なるほど」「私は宇宙を超越する」「そうか」「だが、その前に一つだけ聞きたい」カパゾン7号はうなずいた。ロールケーキは真剣な声で尋ねた。「私は……まだ食べられるのか?」カパゾン7号は球体のラベルを見た。製造日。賞味期限。保存状態。菌数。すべてを確認した。そして静かに答えた。「正直に言う」「うむ」「君はもう食べ物じゃない」「……」「どちらかというと住民票が必要な段階だ」その瞬間、ロールケーキは悟りを開いた。「そうか……私は食品ではなく、市民だったのか……」翌年。東京都は正式に彼を受け入れた。こうして世界初の発酵生命体、ロールケーキ市長が誕生した。そしてカパゾン7号は今日も自転車で街を巡る。新たな知的生命体が冷蔵庫の奥から生まれないように。なぜなら前回、納豆が区議会議員になってしまい、議会が異様に粘ったからである。おわりというわけで今日も眠い。
2026.06.16
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昨日は疲れていたし、2,3日睡眠不足が続いていたから眠くてどうしょうもなくて9時くらいに寝ちゃった。一応サッカーの始まる5時に目覚ましをかけておいた。だけど、2時過ぎに目が覚め、そこから何か飲み物って起きたら、そのままテレビ見てた。んでサッカーも見た。面白かったね。いい試合だった。この次も楽しみだ。今日は何の日世界高齢者虐待啓発デー信用金庫の日米百俵デー千葉県民の日栃木県民の日オウムとインコの日生姜の日暑中見舞いの日ポスチュアウォーキングの日バケーションレンタルの日PDFの日いちごの日中華の日タイトル「オウム戦士の推薦状」商店街では毎年恒例の『栃木VS千葉物産フェス』が開催されていた。栃木派は餃子といちご。千葉派は落花生と海産物。毎年売上を競い合う。そして毎年ケンカになる。今年は特にひどかった。なぜなら栃木派の看板には「千葉には世界遺産がない」と書かれ、千葉派の看板には「栃木には海がない」と書かれていたからだ。朝から怒号が飛び交う。そこへ現れた。虹色の羽をまとったオウム戦士。彼は黙って封筒を配り始めた。「これは何だ?」老人たちが開く。そこにはこう書かれていた。推薦状この者は誠実であり、地域に貢献する人物である。栃木県知事別の封筒には千葉県知事また別の封筒には商工会長さらに地元議員老人たちは驚いた。「なんだこれは?」オウム戦士は言った。「どちらの県が優れているか争う前に、あなたたち自身は何者なのですか?」意味が分からない。しかし彼は続けた。「私は人を見る仕事をしています。」「県の名前ばかり誇っている人間より、町を掃除している人間の方が立派です。」商店街は静まり返った。確かにそうだ。県が偉いわけではない。人が偉いのだ。その日から栃木派も千葉派も少しずつ仲良くなった。フェスは成功した。売上は過去最高。みんなオウム戦士に感謝した。そして帰り際。老人の一人がふと聞いた。「そういえば、あんた何者なんだ?」オウム戦士は少し考えて答えた。「推薦状を配る仕事です。」「だから何の仕事なんだよ。」すると彼は名刺を差し出した。そこにはこう書いてあった。株式会社 人材派遣バードスタッフ営業部主任全員がぽかんとした。「あんた県の調停官じゃなかったのか?」オウム戦士は首をかしげた。「違いますよ。」「私は派遣社員を募集していただけです。」「え?」「栃木派と千葉派で争っているって聞いたので、“ライバル会社同士で人手不足なのかな”と思いまして。」全員沈黙。さらにオウム戦士は続けた。「ちなみに推薦状も全部本物です。」「え?」「去年ここの商店街で祭りの警備をやったので。」老人たちは顔を見合わせた。確かにいた気がする。重いテントを運び、ゴミ拾いをし、酔っ払いを介抱していた変な鳥が。その時、商店街で一番口の悪い老人が言った。「つまりお前……」「はい。」「県の話なんか最初から一度もしてないのか?」オウム戦士はうなずいた。「皆さんが勝手に期待しただけです。」その瞬間、全員が思い出した。確かにオウム戦士は一度も『栃木と千葉を仲直りさせる』とは言っていない。ずっと『人を見てください』と言っていただけだった。その後、彼は派遣社員を三人採用し、満足そうに去っていった。そして商店街では今でも語り草になっている。「栃木と千葉の争いを終わらせた英雄」としてではなく、「営業成績のために商店街を平和にした鳥」として。おしまい。 🦜ということで、今日もまだ眠いよ。
2026.06.15
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今日は何の日世界献血者デー球音を楽しむ日映倫発足の日手羽先記念日五輪旗制定記念日星条旗制定記念日(フラッグ・デー)開発支援ツールの日モリシの日認知症予防の日へきなん赤しその日旧友の日丸大燻製屋・ジューシーの日クラシコ・医師の日タイトル『球音(きゅうおん)の騎士』夕暮れの裏路地に、奇妙な騎士が現れる。猫の耳のような兜。全身に紅葉の葉をまとった鎧。背中には「開発支援装置」と書かれた謎の機械。そして左手には輸血パック、右手には「球音」と書かれた銅鑼(どら)。彼の名は――球音の騎士カエデマスク。彼には重大な使命があった。四年に一度、世界中から集まる「感動エネルギー」が不足すると、人類はスポーツを見ても「ふーん」しか言わなくなる。スーパーゴールが決まっても、「まあ入ることもあるよね」逆転勝利でも、「統計的にはあり得る」しか言わなくなるのだ。それを防ぐため、カエデマスクは世界中の感動を集めて回っていた。輸血パックに入っている赤い液体は、実は血液ではなく『涙』である。悔し涙。うれし涙。努力が報われた涙。それらを集めて特殊装置で精製し、「感動エネルギー」に変換するのだ。そして集まったエネルギーを銅鑼に注ぎ込み、ゴォォォォォン!!と鳴らす。すると世界中の人々の胸に、「うおおおおお!!」という気持ちが蘇る。その日も彼は、オリンピックやワールドカップの名場面から集めた涙を輸血パックに満たし、裏路地で最後の儀式を行っていた。ゴォォォォォン!!ゴォォォォォン!!銅鑼の音が街に響く。すると足元の古いレコードプレーヤーが回り始めた。「よし……成功だ」カエデマスクがうなずいた瞬間、プレーヤーからアナウンスが流れた。『第48回 町内会ソフトボール大会、決勝戦を開始します』カエデマスクは固まった。実は彼が集めていたのは世界大会の感動ではなく、全部、近所のおじさんたちの草野球の感動だったのである。そして翌日。町内会のソフトボール大会にはなぜか8万人の観客が押し寄せた。サヨナラ内野ゴロで大号泣する人々。ファウルボールで号泣する人々。じゃんけんで先攻後攻を決めただけでスタンディングオベーション。実況席では、「これは歴史的なコイントスです!!」と叫んでいた。カエデマスクは頭を抱えた。しかし大会委員長は言った。「いやあ、今年は盛り上がったなあ。」その言葉を聞いたカエデマスクは少し笑った。世界大会じゃなくてもいい。人が本気になって、喜んで、悔しがって、涙を流す場所なら。そこにちゃんと感動はあるのだ。そう思った瞬間、背中の開発支援装置から警告音が鳴った。『感動エネルギー過剰充填』『来週のゲートボール大会に自動配信します』カエデマスクは慌てて止めようとしたが間に合わなかった。一週間後――ゲートボール日本一を決めるわけでもない普通の町内大会で、観客12万人。開会式で国歌斉唱。優勝インタビューで号泣。そして実況が叫んだ。「球がゲートを通過したぁぁぁぁぁ!! 人類史に残る一打だぁぁぁぁ!!」カエデマスクは空を見上げてつぶやいた。「……まあ、平和だからいいか。」その横で銅鑼がひとりでに鳴った。ゴォォォォォン!!観客は再び総立ちになった。おわり
2026.06.14
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今日は何の日国際アルビニズム啓発デー小さな親切運動スタートの日鉄人の日はやぶさの日いいみょうがの日一汁三菜の日石井スポーツグループ 登山の日お父さんの日VSOP運動の日虚空蔵の縁日タイトル「宇宙親善大使は、みょうがを知らない」ある夏の日。山あいの小さな村に、一隻の宇宙船が降りてきた。銀色の宇宙人。鳥型ロボット。鉄の巨人。なぜか道化師。村人たちは驚かなかった。なぜなら去年はクマが温泉に入りに来たし、その前は鹿が選挙に立候補したからである。「まあ、お茶でも飲みなさい」おばあちゃんたちは宇宙人を畑に招いた。宇宙人たちは地球文化を学ぶため、数日間ホームステイすることになった。ある朝。銀色の宇宙人が畑で見慣れない植物を見つけた。「コレハ何デスカ?」「みょうがだよ」おばあちゃんが答えた。すると宇宙人の顔色が変わった。「ミョウガ!?」「伝説ノ植物!」村人たちは顔を見合わせた。どうやら宇宙には古い言い伝えがあるらしい。『みょうがを食べると記憶を失う』銀河中で有名な伝説だという。「危険ダ!」「食ベテハイケナイ!」「銀河法違反!」鳥型ロボットはサイレンを鳴らした。鉄人はみょうが畑を包囲した。道化師はなぜか泣いていた。だがその日の夕食。冷ややっこに刻みみょうがが乗っていた。おばあちゃんは平然と食べた。宇宙人たちは震えた。「ヤメロ!」「記憶ガ!」「人格ガ!」翌朝。宇宙人たちは恐る恐る聞いた。「記憶ハ大丈夫デスカ?」おばあちゃんは答えた。「大丈夫だよ」「ほら、昨日の晩ごはんも覚えてる」宇宙人たちは驚いた。伝説は嘘だったのだ。その夜。銀色の宇宙人は意を決してみょうがを食べた。一口。二口。三口。「美味イ」結局みんなで食べた。鳥ロボも食べた。鉄人も食べた。道化師は八個食べた。翌朝。宇宙人たちは宇宙船へ戻る準備を始めた。すると銀色の宇宙人が突然言った。「アレ?」「私タチ、何ノ調査ニ来タンダッケ?」鳥ロボも首をかしげた。「忘レタ」鉄人も言った。「忘レタ」道化師も言った。「俺も忘れた」村人たちは青ざめた。「えっ、本当に効いたの!?」そのとき宇宙船のコンピュータが起動した。【任務内容】『みょうがを食べると記憶を失うという噂の真偽を調査せよ』宇宙人たちは顔を見合わせた。そして全員でうなずいた。「調査成功ダ」「成功ダナ」「成功だね」こうして銀河政府の公式報告書には、『みょうがを食べると任務を忘れる可能性がある』と記録された。そのせいで今でも宇宙では、みょうがは危険植物に指定されている。 🍃👽🚀おしまい。
2026.06.13
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今日もいい天気。いつものいいにおいのする場所はあまり匂いが強くならないうちに匂わなくなったかもしれない。サッカーのワールドカップが始まってた。スペースXばっかり気にしてて忘れていたよ。といいつつ、今日の気になったニュースは中村珠緒、死去かなぁワールドカップっぽい画像を作ってみた。顔が出ないアングルは割と簡単に作ってくれる。久保の背番号は20じゃなくなったんだっけ。三笘に続いて、遠藤航の離脱って結構ダメージあるなぁ。今日は何の日児童労働反対世界デー恋人の日みやぎ県民防災の日エスペラントの日アンネの日記の日バザー記念日晩餐館焼肉のたれの日恋と革命のインドカリーの日書家・金澤翔子さん誕生日ロースイーツの日最強王図鑑の日ヘルシーソイラテの日SUPER☆GiRLSの日向き合おう皮膚「リンデロンVs」の日豆腐の日育児の日パンの日わんにゃんの日タイトル「スポンサーだらけのヒーロー」「仮面市民ライダー!」街の平和を守るヒーロー。だが近年、怪人の出現率は激減。テレビ番組も打ち切り。玩具も売れない。活動資金は年々厳しくなっていた。そこで彼は決断した。『スポンサーを募集しよう』最初は地元のパン屋。次に自動車整備工場。その次は防災バザー実行委員会。さらに映画館、古本屋、豆腐店、温泉旅館。気がつけば全身広告だらけになった。「なんかレーシングカーみたいですね」と子供に言われたこともある。ある日。巨大怪人が出現した。高さ100メートル。街を踏み潰しながら進んでくる。市民は叫んだ。「仮面市民ライダー!」「頼む!」「変身してくれ!」ライダーはうなずく。そして怪人に向かって走り出した。その時。肩のスポンサーから電話。「すみません!」「今ですか?」「今です!」「怪人が」「それより広告面が映ってません!」「え?」「右肩をカメラに向けてください!」続いて左腕のスポンサー。「映画館のロゴが見切れてます!」胸スポンサー。「もう少し斜め前から戦ってください!」背中スポンサー。「後ろ向きのカットも欲しいです!」結果。ライダーは怪人を倒すまでの間、延々とポーズを修正し続けた。翌日。ニュースではこう報じられた。怪人との戦闘は6時間に及びました。しかし映像を見た市民は首をかしげた。怪人が暴れているシーンは数秒。残りは全部、ヒーローが広告を見せるためにポーズを取っている映像だった。スポンサー各社は大満足。売上は過去最高。活動資金も潤沢になった。その結果――翌年のスーツには広告枠がさらに増え、とうとう顔の額部分にもスポンサーが入った。子供たちは言った。「ねえパパ」「なんだい?」「あの人、ヒーローなの?」「いや……」父親は少し考えて答えた。「たぶんヒーローだ」「たぶん?」「でも一番守ってるのは、スポンサーとの契約だな」その瞬間、空から怪人が現れた。ライダーは叫ぶ。「待ってくれ!」「まず契約更新のハンコ押してから行く!」怪人も思わず待った。おわり日本の初戦は15日の早朝か。見れるかなぁ。
2026.06.12
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今日はいい天気でした。昼頃に更新した新しい免許証をもらいに警察署まで行ってきたけど、過ごしやすい日だったね。今日は何の日入梅傘の日雨漏り点検の日国立銀行設立の日布おむつの日梅酒の日ロールちゃんの日めんの日ダブルソフトの日おかあちゃん同盟の日今日はガッツさんが亡くなったということでガッツさんっぽい人も登場させてもらいました。タイトル『雨の日の用心棒』雨の日だけ現れる銀行があった。地図には載っていない。看板もない。ただ古びた木造の建物の窓に灯りがともり、誰かを待っているようにそこに立っている。その銀行を見たという人はいる。だが、行ったことがあるという人はいなかった。ある雨の日。一人の老人がその銀行を訪れた。若い頃は拳ひとつで生きてきた男だった。勝ったこともある。負けたこともある。歓声を浴びたこともある。笑われたこともある。だが、そのどれもが遠い昔のことだった。銀行の中には一人の用心棒がいた。古い鎧をまとい、天窓から落ちる雨漏りを避けるように傘を差している。奇妙な光景だった。「お客様」用心棒が静かに言った。「何を預けに来られましたか」老人は少し考えた。そして答えた。「後悔かな」用心棒は分厚い帳簿を開いた。「どの後悔でしょう」老人は苦笑した。「そんなにあるのか」帳簿には無数の文字が並んでいた。あの試合でもっとやれた。あの時ああ言えばよかった。あの恋を諦めなければよかった。あの日電話をかければよかった。あの別れ方はなかった。人生の後悔がびっしりと書き込まれている。老人は黙ってページをめくった。何ページも。何ページも。そして最後に帳簿を閉じた。「違うな」「違いますか」「これは全部、昔の俺が考えていたことだ」用心棒は黙る。老人は窓の外の雨を見ながら言った。「若い頃はな」「失敗ばかり数えてた」雨音だけが聞こえる。「でも今になって思うんだ」老人は笑った。「結構、面白かったな」その瞬間だった。帳簿の文字が一行ずつ消え始めた。あの試合。あの恋。あの失敗。あの別れ。すべてが雨に流れる墨のように消えていく。用心棒が慌てた。「困ります!」「何がだ」「当行は後悔を預かることで成り立っているのです!」老人は声を出して笑った。「そんな商売、いつか潰れるだろ」最後の一行が消えた。帳簿は真っ白になった。建物全体が小さく震える。柱が軋む。窓が鳴る。金庫の扉がゆっくり開く。用心棒は観念したように息を吐いた。「閉店ですね」老人は尋ねた。「お前はどうするんだ」用心棒はゆっくり兜を外した。老人は息を呑んだ。そこにいたのは、自分とまったく同じ顔だった。若くもなく、老いてもいない。人生の途中で置き去りにしたような顔。「私は」用心棒は静かに言った。「あなたが置いていった後悔です」長い沈黙が流れた。雨が弱くなる。「そうか」老人はそれだけ言った。用心棒は頭を下げる。「長い間、お預かりしました」老人も小さく頭を下げた。「ご苦労さん」天窓から差し込む光の中で、用心棒の姿は少しずつ薄れていく。銀行の壁も、金庫も、帳簿も、静かに消え始めていた。老人は出口へ向かう。扉を開くと、雨は止んでいた。雲の切れ間から夕陽が差している。老人は外へ出た。数歩歩く。そして足を止めた。振り返る。そこにはもう何もなかった。銀行も。用心棒も。雨漏りの音も。ただ濡れた道だけが続いている。老人はポケットに手を入れた。しばらく空を見上げる。勝った日もあった。負けた日もあった。恥をかいた日もあった。胸を張れた日もあった。全部まとめて人生だった。そして老人は、少し照れくさそうに笑った。「オッケー牧場」誰に言ったわけでもない。過去に。後悔に。運命に。人生そのものに。夕陽の中を老人は歩いていく。もう振り返らない。その日、雨の日だけ現れる銀行は消えた。預けられていた後悔がすべて持ち主の元へ帰ったからだ。だが古い噂は今も残っている。雨の日の夕方、誰もいない路地の奥から、ふと笑い声が聞こえることがあるという。そしてそのあと、どこからともなく聞こえるのだ。「オッケー牧場」それはギャグではない。人生を最後まで戦い抜いた者だけが押せる、たった一つの終了ボタンだった。おわりAIはガッツさんが亡くなったのを知らなかったということだけど、たまたまにしては追悼っぽい内容になったね。
2026.06.11
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昨日はなかなか寝付けず、外が明るいなぁと思いながらベッドの中で過ごしていました。それでも今日は会社行って仕事してきました。今日もおなかの調子が悪い。これはカップ麺のせいじゃないな。今日は何の日世界フランチャイズの日時の記念日商工会の日路面電車の日ミルクキャラメルの日歩行者天国の日無糖茶飲料の日緑豆の日無添加の日夢の日谷津干潟の日てっぱん団らんの日Doleスムージーの日社会教育法施行記念日ローストビーフの日無添加住宅の日ロートの日ドリーム号の日ところてんの日うどんと和菓子をいっしょに食べる日ロトくじを楽しむ日リボンシトロンの日蔵出し!Tシャツデーペットに無添加良品の日労働契約を考える日ロケ弁当の日露点計の日こどもの目の日ヘルスケアオープンイノベーションデーBLACK無糖の日ReBorn60の日鹿児島パッションフルーツの日アイスティーの日水事無しの日糖化の日パンケーキの日アメリカンフライドポテトの日バイナリーオプションの日コッペパンの日Windows 10 の日スカイプロポーズの日サガミ満天そばの日キャッシュレスの日モンテール・スイーツの日薄桜忌金毘羅の縁日歯と口の健康週間今日もめっちゃ多いな。タイトル「蔵出し!Tシャツと谷津千温」夕暮れの路面電車通りに、毎週木曜日だけ現れる屋台があった。看板にはこう書かれている。「谷津千温(やつちおん)」何を売っているのか誰も知らない。なぜなら店主が変だからだ。店主は、人間ではない。巨大な茶筒の頭を持ち、全身が茶葉でできた昆虫型の怪人だった。町の子どもたちは彼をこう呼んだ。「お茶ライダー」お茶ライダーは無言で現れ、無言で湯呑みに茶を注ぐ。客もほとんど来ない。なのに毎週ちゃんと営業していた。ある日、野良猫のトラ吉が屋台の裏で昼寝していると、お茶ライダーが誰もいない空へ向かって話し始めた。「本日の売上、ゼロ円」沈黙。「だが問題ない」沈黙。「我々の目的は利益ではない」トラ吉は耳を立てた。どうやら秘密組織らしい。その夜からトラ吉は監視を始めた。調査の結果、奇妙なことがわかった。お茶ライダーは毎週必ず、無糖梅茶を淹れる緑豆を並べるところてん屋と並ぶ蔵出しTシャツの旗を掲げるという謎の儀式を行っている。意味がまったくわからない。しかも胸にはなぜか鉄道模型がぶら下がっていた。ついにトラ吉は決意した。ある晩、お茶ライダーのあとを尾行した。すると怪人は町外れの古い倉庫へ入っていった。中には驚くべき光景が広がっていた。何百体もの茶筒怪人。巨大な急須型コンピューター。そして壁一面の古いTシャツ。「やはり宇宙人だったか!」トラ吉が飛び出した。すると怪人たちは一斉に振り向いた。「見られた」「見られた」「見られた」お茶ライダーは静かに言った。「仕方ない。真実を話そう」トラ吉は身構えた。地球侵略計画か。人類家畜化計画か。それともお茶による精神支配か。怪人は深くため息をついた。「我々はな……」「宇宙最大の在庫処分業者だ」「……は?」「26万枚のTシャツが売れ残った」「……は?」「健康茶も余った」「……は?」「ところてんも余った」「……は?」怪人は遠い目をした。「だから全部まとめて売ろうと思った」「待て」「しかし誰も買わない」「当たり前だろ」「そこで毎週イベントを開催している」トラ吉は倉庫の奥を見た。そこには巨大な横断幕。『第4827回 在庫処分フェスティバル』さらにその下には、『来場者累計 3人』と書かれていた。「3人?」「うむ」「誰だよ」「私と、弟と、税理士だ」トラ吉はその場で崩れ落ちた。宇宙侵略でも陰謀でもなく、ただの壮大すぎる不良在庫だった。翌週。お茶ライダーはいつもの交差点で茶を淹れていた。誰も来ない。夕日が沈む。路面電車が通る。トラ吉だけが足元で見守っている。すると怪人が言った。「今日こそ売れる気がする」「根拠は?」「新しい旗を作った」怪人は誇らしげに指差した。そこには大きくこう書かれていた。「蔵出し!Tシャツ」トラ吉は呆れて首を振った。そして心の中でつぶやいた。「いや、その旗も26年前から売れ残ってるやつだろ。」その日も売上はゼロ円だった。🐱🍵おわりということで今日は眠いです。
2026.06.10
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昼にこの前見つけた古いカップラーメンをまた食べた。賞味期限が2年前のやつ。スープの味は大丈夫だったが麺がイマイチだった。しかし、そのあとトイレに通ってる。さっき、セコマに行ってきた。新発売のホットシェフのポテトチップスが気になってたからだ。ホットシェフのポテトと言えば北海道ポテトというフライドポテトが絶品なのだが、ちょっと前に原材料の北海道産のジャガイモがなくなって輸入のいもに切り替わっていた。だけど、そのイモの評判はいまいちで、新イモが出るまで俺も食べることはないだろうな。と思っていた。だけど、今回出たポテトチップスは意外と評判が良くて気になっていたのだ。味は、まぁまぁ。ってところ。市販のポテトチップスよりは厚みがあって食べごたえはあるけど、一回食べたらもういいかな。って感じだった。でもさ、もう買わないだろうなと思ってたのに買いたくなる戦略、0を1にした発想の転換、柔軟性。それは評価できると思うんだよね。その辺がセコマの強みなんじゃないかな。今日は何の日ロックの日ロックウールの日ドナルドダックの誕生日無垢の日たまごの日まがたまの日ログホームの日ザ・ロックアップの日サイバー防災の日つボイノリオ記念日ロックアイスの日ゼネラル・オイスターの岩牡蠣の日小型家電リサイクルの日クレープの日パソコン検定の日えのすいクラゲの日星座忌歯と口の健康週間タイトル「かっぱの池、爆誕。」昔々ではなく、わりと最近。山奥のログハウス村に、カッパのカパ蔵という変わった男が住んでいた。カパ蔵の夢はただひとつ。「自分専用の池を持つこと」だった。しかしカパ蔵は貧乏だった。池を掘る金もない。そこで彼は毎日、丸太の椅子に座り、釣り竿を垂らしていた。池もないのに。「何を釣ってるんだ?」村人に聞かれると、「未来だよ」と答えた。当然、誰も理解しなかった。そんなある日。カパ蔵の前に現れたのが、村で一番ヒマな男、ドローン操縦士の田中だった。画像の後ろで押している男である。田中は言った。「未来なんて釣れないよ」するとカパ蔵は得意げに笑った。「知らないのか? 未来は卵から生まれるんだ」そう言って地面に卵を並べ始めた。しかもニワトリの卵。数日後。卵は割れた。当然ヒヨコが生まれると思った。ところが――卵の中から出てきたのは、一滴の水だった。ぽちゃん。地面に落ちる。すると水たまりができた。次の卵。ぽちゃん。また水たまり。さらに次。ぽちゃん。また水たまり。三か月後。村の広場には、直径30メートルの立派な池ができていた。村人は大騒ぎ。「カパ蔵すげえ!」「奇跡だ!」「本当に未来を釣ってた!」町役場までやって来た。観光資源になるという。新聞社も来た。テレビ局も来た。専門家も来た。誰も理由がわからない。そして全国中継の日。司会者が聞いた。「カパ蔵さん! どうして卵から水が出るんですか!?」カパ蔵は少し困った顔をした。「ああ、それか」「実は俺も知らない」会場がざわつく。すると後ろにいた田中が、観念したように手を挙げた。「すみません」「全部、私です」実は田中は暇すぎて、毎晩ドローンで卵を回収し、代わりに小型給水カプセルを埋め込んでいたのだった。理由は単純。最初の日、カパ蔵が真顔で「未来は卵から生まれる」と言ったのが面白すぎて、どこまで信じるか見てみたくなったから。沈黙。全国放送。完全終了。…と思ったその時。カパ蔵が池を見て言った。「でもさ」「池はできたよな?」全員が池を見る。確かに池はある。立派にある。魚まで泳いでいる。なぜか釣り人までいる。カパ蔵は釣り竿を垂らした。するとすぐに何かが掛かった。ぐいっ!引き上げる。出てきたのは一枚の木札。そこにはこう書かれていた。「未来完成」田中が青ざめた。「それ俺じゃない」その日以来、村人たちは誰も池の底を調べなくなった。なぜなら、調べるたびに意味不明な物が釣れるからである。そしてカパ蔵だけは今でも毎日同じ場所で釣りをしている。「何を釣ってるんだ?」と聞かれると、昔と同じように答える。「未来だよ」今度は誰も笑わない。おわり
2026.06.09
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今日は朝から雨。寒い。寒いとひざに来るよ。腰も痛い気がする。そして眠い。夕方ストーブを付けたから少し温かくなって、さっきちょっとうとうとしていた気がする。今日は何の日世界海洋デー学校の安全確保・安全管理の日大鳴門橋開通記念日成層圏発見の日ヴァイキングの日ローションパックの日ロボット掃除機「ルンバ」の日ガパオの日ロハスの日「ステハジ」の日鎌倉アロハの日力丸・炉ばた焼の日H&F BELXルイボスの日信州地酒で乾杯の日歯ブラシ交換デーホールケーキの日スッキリ美腸の日果物の日生パスタの日薬師縁日歯と口の健康週間『最後のヴァイキングの遺品整理』かつて北の海を支配した伝説の戦士、角兜のエイナルは、数百年の眠りから目覚めた。目覚めた場所は、自分の城の廃墟。石壁は崩れ、草は生い茂り、仲間たちの姿もない。「ついに世界は滅んだのか……」エイナルは静かにうなずいた。しかし妙なことに、廃墟のあちこちに鏡が立てかけられ、瓶が並んでいる。瓶には見慣れぬ文字。「液体洗剤」「カビ取り」「ガラスクリーナー」エイナルは首をかしげた。「これは何の魔法薬だ?」その時、背後から声がした。「おお、起きたか」振り返ると、白い作業服を着た老人が立っていた。「誰だ!」「この遺跡の管理人じゃよ」「管理人?」老人は笑った。「お前さんの城、今は観光地なんじゃ」「観光地?」「年間三万人来る」エイナルは膝から崩れ落ちた。それから数日後。エイナルは城の歴史を語るガイドとして働くことになった。観光客は大喜びだった。「本物!?」「コスプレじゃないの!?」「写真撮ってください!」毎日何百枚も記念撮影。エイナルは次第に人気者になった。しかしある日、彼は倉庫で自分の宝箱を見つけた。中には若き日の航海日誌が入っていた。「懐かしい……」感動しながらページをめくる。すると最後のページにこう書かれていた。『老後は遺跡ガイドになりたい』エイナルは固まった。さらにその下には、『観光客との写真撮影で小遣い稼ぎ。理想。』そして最後に、『ただし未来にタイムカプセルで行く方法が必要』エイナルは頭を抱えた。「全部……計画通りだったのか?」管理人の老人が肩を叩いた。「ちなみに、その計画を立てたのはお前さんじゃ」「え?」「わし、お前じゃよ」「え?」「八十五歳の未来のお前」「えええっ!?」老人はニヤリと笑った。「夢を叶えるために、若い自分を数百年寝かせたんじゃ」エイナルはしばらく黙っていたが、やがて深いため息をついた。「世界征服よりスケール小さくないか?」老人は胸を張った。「いや、年取るとわかる。観光客が『写真お願いしまーす!』って言ってくれる人生、結構うれしいぞ」その日からエイナルは伝説の戦士ではなく、「自分の夢を自分で叶えた世界初の遺跡ガイド」として第二の人生を歩み始めた。ちなみにお土産コーナーで一番売れている商品は、『本人監修・角兜アイスクリーム』だった。🍦🛡️🐏おわり
2026.06.08
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今日も寒い。まだストーブはつけてないけど、暖房は昨日から入れっぱなしだ。そして眠い。眠いけど昼寝はしないで本を読んでいました。アマプラで国宝を見ようと思ってたんだけど、Xで流れてきたダニエルラドクリフの映画が気になって、そっちを見てしまった。変な映画だった。今日は何の日母親大会記念日緑内障を考える日むち打ち治療の日ムダ毛なしの日ベビーデイひろしま「山の日」プロポーズの日ベビーチーズの日キッズクラフトの日動物供養の日生パスタの日Doleバナ活の日寸心忌歯と口の健康週間タイトル「甲虫神さまの地域おこし」毎年夏になると、山のふもとの小さな町で「谷半見祭」という不思議なお祭りが開かれる。最大の目玉は、巨大な甲虫神さま。三百年前、この土地を守った神の化身だと言われていて、祭りの日だけ現れ、子どもたちに特別なお菓子を配るのだ。「神さまー!」子どもたちが集まると、甲虫神さまは優しくうなずき、一人ひとりに丸いせんべいを手渡した。「これを食べると、ひとつだけ願いがかなうぞ」子どもたちは大喜び。「サッカーがうまくなりたい!」「テストで百点とりたい!」「おこづかい増えてほしい!」みんな思い思いの願いを口にした。翌日。本当に願いがかなった。サッカー少年はシュートを決めまくり、勉強嫌いの子は百点を取り、おこづかいもなぜか増えた。町中は大騒ぎ。「やっぱり神さまだ!」「ありがたや!」町長まで拝みに来た。ところが、その夜。祭りの実行委員長が倉庫で奇妙なものを見つけた。巨大な脱皮殻。そして中には、一枚の名刺。『銀河地域活性化コンサルティング株式会社』営業部 昆虫型アンドロイド K-38号慌てて調べると、甲虫神さまの正体は神でも怪物でもなく、宇宙企業が派遣した営業ロボットだった。目的はただ一つ。人口減少で消えそうな町を盛り上げるための実証実験。しかも子どもたちの願いをかなえた方法も超現実的だった。サッカー少年には元プロ選手の無料オンライン指導を手配百点を取った子にはAI家庭教師を派遣おこづかいが増えた子には町の草むしりアルバイトを紹介つまり全部、地道な支援だったのである。翌年。町はさらに発展し、祭りは全国的な人気イベントになった。しかし、甲虫神さまは二度と現れなかった。代わりに会場入口には大きな看板が立っていた。「実証実験は成功しました」「次年度より有料プランになります」町長はその場でひっくり返った。おわり
2026.06.07
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今日は寒いよ。日中の気温も10℃くらいだった。さっきストーブのスイッチを入れてしまった。今日は何の日芒種楽器の日・邦楽の日・いけばなの日飲み水の日兄の日かえるの日ほんわかの日(家族だんらんの日)梅の日ロールケーキの日ワイパーの日補聴器の日ヨーヨーの日ローカロリーな食生活の日Dデーコックさんの日恐怖の日ロムの日人事労務の日ひつじの日クリスタルボウルの日らっきょうの日ログ活の日山形さくらんぼの日つけまの日アンガーマネジメントの日吹き戻しの日大麦の日ベビーシャワーの日シニアピアノの日北川製菓ドーナツの日日本直販の日六連の日麻婆豆腐の素の日電動アシスト自転車「ViVi」の日lulumoの日娘婿を励ます日ROYAL&MGMイチローくんの日素まつ毛ケアの日バイオバンクの日おむらいす亭の日JAぎふ食と農の祭典の日手巻きロールケーキの日メロンの日歯と口の健康週間今日はめっちゃ多いなぁ。タイトル「魔王、ただいま居候中」雨の降る午後だった。角の生えた鎧姿の魔王ガルドゥーンは、ちゃぶ台で抹茶ロールケーキを食べていた。向かいには老夫婦と、その孫娘。「おいしい?」と、おばあさん。魔王は無言でうなずく。実は三か月前、ガルドゥーンは世界征服に失敗していた。勇者との最終決戦で敗れ、瀕死の状態で逃げ込んだ先が、この一家の裏庭だったのである。ところが、おばあさんは魔王を見るなり言った。「まあ大変! そんな格好で雨に濡れて!」そして勝手に家へ連れ込み、味噌汁を飲ませた。その日から魔王は居候になった。最初は家族も恐れていた。しかし魔王は意外にも真面目だった。毎朝ゴミ出しをし、重い米袋を運び、畑の雑草を焼き払おうとして怒られ、自治会の草刈りにも参加した。近所ではいつしか「角の大きいお兄さん」と呼ばれるようになった。ある日、孫娘が学校で泣いて帰ってきた。「将来の夢がないって笑われた…」魔王は黙っていた。しばらくして口を開く。「余も昔は世界征服が夢だった」「それ叶わなかったじゃん」「うむ」「じゃあダメじゃん」「だがな」魔王はロールケーキを切りながら言った。「叶わなくても、次の日は来る」孫娘は少しだけ笑った。その夜。テレビではニュースが流れていた。『各国政府は依然として行方不明の魔王を捜索中です』画面には指名手配写真。まさしくガルドゥーン本人だった。おじいさんがテレビを見て言う。「似てる人もいるもんだなあ」「本当だねえ」おばあさんも言う。魔王は冷や汗をかいた。翌週。ついに勇者一行が家を訪ねてきた。玄関が勢いよく開く。「魔王ガルドゥーン! ここにいるのは分かっている!」勇者は剣を抜いた。家族は凍りつく。ついに正体がばれた。世界を震え上がらせた魔王だったのだ。するとおばあさんが立ち上がった。「ちょっとあんたたち」勇者たちは身構える。おばあさんは言った。「この子、今から町内会の会計報告なんだから連れて行かないで」「……え?」「それ終わってからにして」勇者も仲間も固まった。魔王も固まった。結局、勇者たちは二時間待たされた。会計報告が終わり、回覧板の説明が終わり、ゴミ置き場のネット修理の議題が終わり、ようやく決戦の時間になった。勇者は疲れ果てていた。「もう帰っていい?」と僧侶。「いいよね?」と魔法使い。「うん……」と勇者。こうして世界を揺るがした魔王討伐戦は終了した。翌朝。魔王はいつもの席で朝ごはんを食べていた。味噌汁をすすりながら言う。「余は結局、世界征服できなかったな」おじいさんが笑う。「何言ってる」おばあさんもうなずく。「近所の人みんなあんたのファンだよ」孫娘も言った。「学校でも人気者だし」魔王は窓の外を見る。雨は上がっていた。そして静かにつぶやいた。「そうか……」少し考えてから続けた。「余は世界征服には失敗したが――」「町内会征服には成功していたのか」その瞬間、玄関の外から声がした。「会長ー! 次の夏祭りの件なんですけどー!」魔王は顔を覆った。どうやら知らないうちに、町内会長に推薦されていたらしい。おわりこのストーリーいいね。勇者たちが迷惑行為したりすると対比になってよかったかも。
2026.06.06
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今日も過ごしやすい日。と思ったら、外の風が冷たい。毎年通るいいにおいのする場所はもう花が咲きかけてた。いつもよりちょっと早いかもしれない。今日は何の日世界環境デー・環境の日違法・無報告・無規制に行われる漁業との闘いのための国際デーろうごの日ロゴマークの日ロコモ予防の日Pepper誕生日婿の事業承継の日マルチーズ ありがとうの日落語の日・寄席の日みたらしだんごの日長城清心丸の日歯と口の健康週間タイトル『犬面師ワン太郎と感謝ロボ』犬面師ワン太郎と旧型ロボットの「サンキュー3号」は全国を旅していた。芸は毎回同じ。まずサンキュー3号が、「ありがとう」と書かれた看板を掲げる。続いてワン太郎が金魚の人形劇を始める。金魚A「お前を愛してる」金魚B「でも私はフナです」終わり。拍手。投げ銭300円。次の芸。ワン太郎がバケツに金魚を落とす。サンキュー3号が言う。「ありがとう」終わり。投げ銭150円。次の芸。ワン太郎が客席に向かって叫ぶ。「人生に意味なんかあるのかー!」サンキュー3号。「ありがとう」終わり。投げ銭500円。なぜか毎回そこそこ受ける。しかし二人は極貧だった。安宿を渡り歩き、カップ麺を分け合い、雨の日は駅の軒下で眠った。それでも旅を続ける。なぜか。実はサンキュー3号は故障していた。正確には、メモリ容量が残り1MBしかなかった。そのため会話機能も、地図機能も、歌も踊りも消え、最後に残った言葉が、「ありがとう」だった。そしてワン太郎の目的はただ一つ。サンキュー3号の修理。修理費。3億円。「無理だろ」と誰もが思う。ワン太郎自身も思っていた。現在の貯金。13万4200円。「諦めろよ」と商店街の人は言う。「新しいロボット買えばいいだろ」と子供も言う。でもワン太郎は首を振る。「こいつが俺を育てたんだ」実はワン太郎は孤児だった。拾ってくれたのが廃棄寸前のサンキュー3号。古い介護ロボットだった。勉強を教え、飯を作り、熱が出たら看病し、最後に故障して、「ありがとう」しか言えなくなった。だからワン太郎は旅を続けた。毎日300円。毎日500円。時々1000円。気の遠くなるような旅。ある日。地方都市の寄席で芸を披露した。客はまばら。いつものように金魚の恋愛劇をやる。滑る。盛大に滑る。すると最前列の老人が泣いていた。号泣していた。「わし…そのロボットを作った技術者だ…」会場が静まり返る。老人はサンキュー3号を見つめた。「まだ動いてたのか…」そして胸のパネルを開けた。中から古びたメモリーカードを取り出す。起動音。ピーーーン。サンキュー3号の目が光る。50年ぶりの完全起動。ワン太郎が震える。「なおったのか?」サンキュー3号はゆっくり口を開いた。「修理費は実は三万円です」沈黙。「え?」老人もうなずく。「三億円じゃないぞ」「え?」「説明書の小数点が消えてただけだ」「え?」ワン太郎は20年間の旅を思い出した。全国423市町村。金魚芝居2714回。投げ銭総額13万4200円。サンキュー3号は久しぶりに、「ありがとう」以外の言葉を話した。「ずいぶん遠回りしましたね」そして少し間を置いて、「でも、楽しかったです」その言葉を聞いたワン太郎は泣きながら笑った。そして翌日から二人は、修理費を集める旅ではなく、ただ旅そのものを続けることにした。なぜなら二人とも、旅をやめたら何をしていいかわからなかったからである。おわり
2026.06.05
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今日は過ごしやすい気候でした。てか、暗くなってきたらちょっと寒いくらい。納戸の中を片付けてたら2024年の9月が賞味期限のカップ麺が出てきた。昼に食べてみたけど、さすがにおいしくなかった。同じく2024年の11月が賞味期限のカップライスが出て来たので、それも食べてみたけど、そっちはまだ食べれる味だった。今年の5月が賞味期限のかまぼこも食べてみた。これはまだ大丈夫だと思うけど、もともとそんなに美味しくなかったのを思い出した。だから賞味期限が切れるまで納戸に残ってたんだなあ。今日は何の日侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー虫の日・ムシの日ローメンの日蒸しパンの日蒸し料理の日土地改良制度記念日DENTALANDの日蒸し豆の日ショートフィルムの日杖立温泉・蒸し湯の日水虫治療の日ムシキングの日武士の日虫ケア用品の日佐土原ナスの日すとぷりの日アペリティフの日みたらしだんごの日歯と口の健康週間タイトル『征服王グラン=カブト』甲虫帝国の皇帝グラン=カブトは、三十年に及ぶ戦いの末、ついに世界を統一した。東の王国を滅ぼし、西の共和国を併合し、北の怪獣連邦を打ち破った。最後に残った城塞都市が陥落した日。彼は世界地図の前に立った。そこには帝国の旗しかない。ついに世界のすべてが自分のものになったのだ。家臣たちは歓声を上げた。「皇帝陛下万歳!」「世界征服達成!」「歴史上最大の偉業です!」グラン=カブトは静かに言った。「では世界の果てへ行こう。」誰も行ったことのない西端へ向かう。何日も進む。すると地平線の先に奇妙な壁が見えた。巨大な木の断崖。何千メートルもの高さがある。兵士たちは震えた。「神の壁だ……。」だがグラン=カブトは登った。命綱をつけ、何か月もかけて登り続けた。ようやく頂上へ辿り着く。そこで彼が見たものは――さらに巨大な世界だった。山のような本。雲より高い湯のみ。大陸ほどもある定規。そして、空を埋め尽くす巨大な人間の顔。白髪のおじいちゃんが眼鏡をずらしてこちらを見ていた。「おっ、登ってきた。」グラン=カブトは固まった。おじいちゃんは驚いた様子もない。「なかなか出来がいいな。」そう言うと、指先で城をつまみ上げた。帝都が消えた。人口三百万人の首都が、おじいちゃんの指の上では消しゴムのカスほどだった。「馬鹿な……。」グラン=カブトは膝をつく。「私は世界を征服したのだぞ……。」おじいちゃんは首をかしげた。「世界?」そして机の端を指差した。そこには同じような箱が並んでいた。西部劇の町。宇宙基地。海賊島。忍者の城。何十個も。「次はどれで遊ぼうかな。」おじいちゃんがそう呟いた瞬間、グラン=カブトは悟った。自分が征服した世界は宇宙ではなかった。惑星ですらなかった。国ですらなかった。ただの箱庭だった。絶望する家臣たち。泣き崩れる将軍たち。その中でグラン=カブトだけは笑い出した。「ははは……!」「陛下!?」「なるほど!」彼は立ち上がった。そして剣を掲げる。「ならば目標を変更する!」「何をなさるおつもりですか!?」グラン=カブトは机の向こうを指差した。「世界征服は終わった。」「次は――」「おじいちゃん征服だ。」その瞬間、おじいちゃんは箱のフタを閉めた。暗闇の中で響いたのは、家臣たちの悲鳴ではなく、グラン=カブトの楽しそうな笑い声だった。「なるほど。ラスボスは最初から外にいたのか。」――こうして、人類史上初の『おじいちゃん攻略計画』が始まったのである。おわり面白い話なんだけど、なんか画像のイメージとは違う気がする。なので、もう一回作り直してもらった。タイトル『神様の仕事』甲虫武士・ムシノスケには秘密があった。彼は人々から世界最強の戦士だと思われていた。怪獣を倒し、盗賊を追い払い、国を救った英雄。だが本当の仕事は別だった。毎晩。誰もいない部屋で。彼は小さな町を作る。家を置く。店を置く。橋を架ける。人形を並べる。そして翌朝になると、その町へ出かける。町の住民たちは知らない。自分たちの家が昨夜置かれたことを。神社が昨日まで存在しなかったことを。怪獣が急に現れるのも、神様が「そろそろイベントが必要だな」と思ったからだということを。ある日。ムシノスケは悩んだ。「最近つまらんな。」平和すぎる。事件がない。物語がない。住民たちは毎日同じことを繰り返している。そこで彼は小さな怪獣を置いた。町は大騒ぎになった。英雄が現れた。友情が生まれた。恋も生まれた。町は活気づいた。ムシノスケは満足してお茶を飲む。「やはり適度なトラブルは必要だな。」そのとき。背後から声がした。「おじいちゃん、またやってるの?」孫だった。ムシノスケは振り返る。いや。振り返ったのはムシノスケではない。甲虫戦士だと思っていた存在は、実はおじいちゃんが作った人形だった。本当のおじいちゃんは、そのさらに外側にいた。孫が言う。「そのカブトの人形、何してるの?」おじいちゃんは笑った。「町を作ってるんだ。」机の上では甲虫戦士が住民たちを見下ろしている。その甲虫戦士を、おじいちゃんが見下ろしている。さらにそのおじいちゃんを、孫が見下ろしている。その瞬間、甲虫戦士はふと思った。「待てよ……。」「じゃあ、おじいちゃんの世界も誰かのジオラマなんじゃないか?」彼は天井を見上げた。すると、どこからか鉛筆の先のような巨大なものが近づいてきた。「おっと、宿題の時間だ。」という声とともに。物語は終わった。おわり
2026.06.04
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今日は台風のニュースばっかりだったが、この辺には台風はこなかった。今日もいい天気で、昨日よりは暑くもなく、過ごしやすい日でした。夕方になると冷たい空気の風が吹いて、ちょっと窓を開けて換気をしたら部屋の温まった空気も涼しくなりました。今日は会社でいろいろやってました。もう眠いです。今日は何の日世界自転車デー測量の日雲仙普賢岳祈りの日・いのりの日ケロミンの日6月3日はMousaの日ポンコツの日Romiの日なんもしない日もろみみその日ローソンの日水事無しの日くるみパンの日みたらしだんごの日ビースリーの日紅緑忌タイトル「もろみみそ測量士ケロ吉の最後の一件」夕暮れの山あいの町。ローソンの前で、カエルの着ぐるみを着た男が手を合わせていた。名前はケロ吉。職業は――「もろみみその境界線を測る測量士」。もちろん誰もそんな仕事があるとは思っていない。しかし本人は大真面目だった。荷台には測量機器、ノート、そして大量のもろみみそ。町内会から依頼を受け、「この町で一番おいしいもろみみその地点」を測量しているのである。その日、ケロ吉は最後の調査地点に到着した。ローソン前。コンビニ店員が聞いた。「今日は何を測ってるんですか?」ケロ吉は静かに答えた。「もろみみその重力です」「……重力?」「うまいもろみみそほど、心が引き寄せられる」店員は深く考えるのをやめた。ケロ吉は三脚を立てる。測量機をのぞく。記録帳に書く。「東へ三歩。みそ濃度上昇」「北へ五歩。きゅうり適性良好」「ローソン前、極めて良好」周囲の人たちは遠巻きに見守った。町ではもう有名人だった。「ああ、あのカエルね」「また何か測ってる」「たぶん大事なことなんだろう」誰も止めない。そして日が暮れた頃。ついにケロ吉は叫んだ。「見つけたぞ!」町民たちが集まる。「どこなんだ!」「一番うまい場所は!」「発表してくれ!」ケロ吉は震える指で一点を指した。そこは――ローソンの入口横。ゴミ箱の隣。ざわつく群衆。「そんな場所か?」「もっと山奥とかじゃないのか?」ケロ吉はうなずいた。「間違いない」「この地点こそ、町でもっとももろみみそが引き立つ場所だ」するとローソンの店員が困った顔で言った。「あのー……」「そこ、毎朝あなたが立って試食してる場所ですよね?」沈黙。町民たちが一斉にケロ吉を見る。ケロ吉も固まる。さらに店員が続けた。「しかも毎回、もろみみそを買って食べてから測定してますよね?」ケロ吉は測量ノートを見返した。一ページ目。「うまい」二ページ目。「かなりうまい」三ページ目。「信じられないほどうまい」四ページ目。「世界が輝いて見える」五ページ目。「もう一個買った」ケロ吉は静かに空を見上げた。そして言った。「……これは測量ではない」町民が固唾をのむ。ケロ吉は続けた。「ただの常連客だった」翌日。ローソンには新しい貼り紙が出た。『もろみみそ測量士認定ポイント』そしてその下には、本人確認済みという文字と、手を合わせるケロ吉の写真が飾られていた。以来、町で一番売れる商品は――もろみみそになったという。 🍶🐸おわり
2026.06.03
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今日も暑いよ。さすがに扇風機回してます。夕方になってもなかなか冷えてこない。明日も暑くなるけど、今日よりは涼しそう。今日は何の日横浜港開港記念日・長崎港開港記念日横浜カレー記念日裏切りの日路地の日甘露煮の日イタリアワインの日おむつの日むずむず脚症候群の日オムレツの日ローズの日ロープの日無痛分娩を考える日日本重症筋無力症の日ロルフチーズの日ルビの日ロブスターを楽しむ日Life2.0の日タイトル「魔王の最後の晩餐配達」薔薇の咲く石畳の路地を、一人の魔族が歩いていた。名はグラヴォン。かつて七つの王国を震え上がらせた伝説の魔王軍四天王の一人である。だが今は違う。腰にはワイン。肩には洗濯物。両手には熱々のシチュー。職業は――出前配達員。魔王が勇者に敗れてから三十年。世界は平和になったが、魔族たちは再就職を余儀なくされた。ドラゴンは航空輸送会社へ。オークは建設業へ。ゴブリンはIT企業へ。そしてグラヴォンは、路地裏レストラン「赤薔薇亭」の配達係になった。その日も注文票を見ながら歩いていた。「えーっと……配達先は『ローズ通り13番地』か」ところが路地は入り組んでいて、なかなか見つからない。迷っていると、一軒の古びた家の前で老婆が声をかけてきた。「おや、配達かい?」「ええ。ローズ通り13番地を探してまして」老婆はニヤリと笑った。「それなら、ここだよ」「助かります」グラヴォンは礼を言い、シチューを差し出した。老婆は代金を払い、受け取った。だが食べようとしない。じっとグラヴォンを見つめている。「……どうかしましたか?」「いやねぇ」老婆は笑った。「昔、私の村を焼いた魔族にそっくりだと思って」グラヴォンの背筋が凍った。その村の名前を聞く前から分かった。覚えていた。忘れたことなど一度もない。若かった頃、自分が焼いた村だ。沈黙。風だけが吹く。薔薇の花びらが舞う。やがてグラヴォンは頭を下げた。「……申し訳ありませんでした」老婆は少し驚いた顔をした。そして笑った。「やっぱりあんただったかい」「え?」「勘だった」「勘だったんですか!?」老婆は腹を抱えて笑った。「安心しな。私はあの時、村にいなかったんだ」「え?」「町へ買い物に行ってた」「え?」「帰ったら全部燃えてた」「え?」「だから犯人は知らない」「えええ?」グラヴォンは膝から崩れ落ちた。三十年間抱えてきた罪悪感が、一瞬で自白になった。老婆は肩を叩いた。「まあ、犯人が分かったからよしとしよう」「よくないですよ!」翌日。グラヴォンは裁判所に呼ばれた。証拠は何もなかった。だが本人が詳しく自白したので有罪だった。判決後、老婆が面会に来た。「差し入れ持ってきたよ」そう言って差し出したのは――あの日のシチューだった。「おいしかったから、また頼んじゃった」「そこは弁護士を頼んでくださいよ!!」牢屋中に響くツッコミを聞きながら、老婆は楽しそうに笑った。そして店の売上はその話題で爆増し、「元四天王が作る自白シチュー」という不名誉な看板メニューが誕生したのであった。おしまい。ロブスターから仮面ライダーに出てくる怪人みたいのが出る話を想定してAIにお話を作ってもらったけど、出てきた怪人はそんな感じじゃなかった。
2026.06.02
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6月になりました。一気に気温も上がり、この辺でも31℃を超えていました。さすがに今日は半袖短パンで会社に行きました。今日の話題は嵐の解散コンサートだったね。そこで、嵐がいなくなったので新しいアイドルグループをAIに考えてもらいました。国民的(?)下ネタアイドルグループYARASHI(ヤラシ)メンバー:オオノビ太郎(リーダー)サクライ勃〇(ラップ担当)アイバ揉太(癒やし担当)ニノ宮イカ郎(ゲーム好き)マツモト濡潤(ナルシスト担当)デビュー曲「A・RA・SHI」→「A・YA・SHI」サビ♪ A・YA・SHI A・YA・SHIfor dream見えそうで見えないギリギリのラインA・YA・SHI A・YA・SHIfor loveコンプラ担当今日も胃が痛い代表曲「Love so sweet」↓「Rub so Sweet」♪ Rub so sweetそのハンドクリーム乾燥肌にはよく効くね(ただの保湿ソング)「Happiness」↓「Hardness」♪ きっと大丈夫朝なら戻るさ病院行くほどじゃないから「Monster」↓「Monst…いや普通にMonster」♪ 君の検索履歴が一番モンスター「One Love」↓「One Hole」♪ ひとつの穴から始まる物語(※土木工事の歌)「GUTS !」↓「PANTS !」♪ PANTS !見えても気にしないPANTS !風が強いだけファンの呼び名ヤラシック「私ヤラシック歴15年です」伝説のベストアルバム『5×5cm』収録曲:1.A・YA・SHI2.R〇b so Sweet3.Hardness4.PANTS!5.One Hole6.妄想ジェネレーション7.ギリギリサマー8.深夜2時の検索履歴9.保湿の向こう側10.コンプラによろしく下ネタを直接やるより、「ギリギリ誤解されるけど実は健全」という方向に振ると、昔のバラエティ番組みたいなパロディになって面白いと思う。 😆うーん。なんだかなぁ。本文にわいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています。って出ちゃったし。どこがまずいんだ?今日は何の日国際親の日国際こどもの日世界牛乳の日・牛乳の日防災の日・防災用品点検の日衣替えの日気象記念日電波の日写真の日人権擁護委員の日麦茶の日梅肉エキスの日氷の日ねじの日真珠の日チューインガムの日バッジの日NHK国際放送記念日マリリン・モンローの日鮎の日アイデアの日総務の日矯正歯科月間の日ムヒの日バリ舞踊の日いぐさの日チー坊の日・チチヤスの日ロールアイスクリームの日かりゆしウェアの日ヘアサロンサイネージの日リードオルガンの日デリバリー弁当の日氷みつの日内部通報制度を考える日スギヨのビタミンちくわ復活の日鼠径ヘルニアの日長崎ちゃんめんの日えいようかんの日落語の日・寄席の日視能訓練士の日資格チャレンジの日釜飯の日あずきの日省エネルギーの日Myハミガキの日もったいないフルーツの日今日はめっちゃ多いなぁ。タイトル「三日坊主の作曲家」築七十年の古い家を借りて暮らしているミサキには、ひとつだけ困った癖があった。何かを始めても三日で飽きるのだ。ギターは三日。水彩画も三日。家庭菜園は二日半。ラジオ体操は初日で腰が痛くなって終了。そんな彼女が今ハマっているのが作曲だった。「今度こそ続く気がする」そう言って買ったのが、テーブルの上にある小さな鍵盤楽器だった。夏の夕方。庭から風が吹き込み、洗濯物が揺れる。ミサキは麦茶を飲みながら、ぽろんぽろんと鍵盤を鳴らした。「これは名曲になるかもしれないなあ……」しかし五分後。「……飽きた」やっぱり三日坊主だった。そこで彼女は考えた。どうせ三日しか続かないなら、最初から“三日坊主専用の曲”を作ればいいのではないか。一日目のメロディ。二日目のメロディ。三日目のメロディ。そして四日目は何も演奏しない。その名も――『三日で終わる交響曲』である。冗談半分で動画サイトに投稿したところ、なぜか大バズりした。「現代人の生き方を表現している」「資本主義への鋭い批判」「第四楽章の“無音”が深い」などと評論家たちが絶賛。海外の音楽祭からも招待が来た。ミサキ本人は、「いや、四日目に飽きただけなんだけど……」と言ったが、誰も信じなかった。ついには音楽大学から特別講師の依頼まで届く。講演当日。大ホールで学生たちが真剣な顔で待っていた。壇上に立ったミサキは質問を受ける。「先生。第四楽章の沈黙には、どのような哲学的意味が込められているのでしょうか?」会場中が息を呑む。ミサキはしばらく考えたあと、正直に答えた。「えっと……その日は町内のゴミの日で、出し忘れそうだったので。」会場は静まり返った。そして数秒後。最前列の教授が立ち上がり、震える声で言った。「なるほど……。」「人は皆、芸術よりもゴミ出しを優先せねばならない。」「究極の日常性への回帰か……!」大喝采だった。ミサキはその日、現代音楽界の巨匠になった。ただ本人だけは最後まで、「いや、本当にゴミの日だったんだけどなあ」と思っていた。おわり
2026.06.01
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