夜空を見上げるブログ

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2009/08/09
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カテゴリ: 2009星・天体
天文関係のカキコが出来ると妙にうれしい管理人です(^^)。

さて、いよいよペルセウス流星群の時期がやってきました。
毎年必ず起こる天体現象としては、おそらく一番大きなイベントではないでしょうか。

ペルセウス流星群とは、毎年8月12日~13日にかけてピークのある流星群で、その数も最大1時間に50コ流れるといわれている流星群です。
今年(2009年)の一番いっぱい流れるであろうピークは13日の午前2時(12日の26時)頃といわれております。
今年に限っては12日の夜であれば、半月よりも太い月が午後9時半過ぎに昇ってきますので、条件としてはイマイチといえます。ですがその時間までは月の無い空で見ることが出来ますし、たとえ月があったとしてもペルセウス流星群は明るい流れ星が多いことが特徴ですので、流れ星を見れるチャンスは充分あると思います。

ココでひとつご注意を。
まず、流れ星の数が1時間に50コ…と言われていますが、その数とは「空全体に」流れる数を表しているもので、自分ひとりで見ていても50コ見れる…というものではありません。
管理人の経験からは多い時で1時間で15コ前後見れるものと思われます。人間が一度に集中してみていられる空の範囲はせいぜい1/3~1/5程度と思われますので、1時間にひとりで15コ流れ星が見れたとしたら、その間に空全体では50~60コ流れていたと想像できます。


ですので12日の夜がピークだから12日の夜に見るのではなくて、11日でも13日でも、また10日や14日でも空を見れるチャンスがあったらぜひ見るようにしてみてください。今年であれば日が遅くなった方が月の影響を受けずに観測できるメリットもあります。

管理人は…ありがたいことにここ十年位は毎年8月12日13日の両日流れ星観察会のオファーが入っていて、自分の時間で流れ星観測をするヒマがありません(-.-)。でも参加者に星を見せながら案外自分でも楽しんでいるのですけどね(^^ゞ。

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1 posted by (C)martind35

↑これはその流れ星観測会が終わったあと、現地に残り写真撮影をして1枚だけ流れ星を写せたものです。撮影の最中には1時間で7~8コ流れていたのですが、流れ星とはそれ位写りづらいものなんです。
ただしこの時は「星空を写しながら」流れ星も写ったらラッキー♪という設定(管理人のいつものやり方)で写していたためにあまり流れ星が写らなかったものであり、「流れ星を写すための設定」で撮影していたら、見えていた以上の流れ星が写せた可能性はあります。

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2 posted by (C)martind35

↑上の写真では流れ星がよく判らないと思うので矢印を付けてみました。また、夏の大三角の線を入れてあります。
夏の大三角の大きさから、この時の流れ星が如何に大きかったか想像できると思います。


今年も流れ星観測会の参加者に星の説明をしながら自分でも撮影しようともくろんでいますが、でも今年は今のところ天気が悪いみたいなんですよね(-_-;)。夜中に晴れる可能性はあるものの、翌日の仕事に影響が出ない程度に観測を切り上げたいものです。





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Last updated  2009/08/09 05:53:35 PM
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martind35 @ Re[1]:久しぶりの外出(09/29) 放浪の達人様 >今年はこちらのコスモス…
放浪の達人 @ Re:久しぶりの外出(09/29) 今年はこちらのコスモスもまだチラホラ咲…
martind35 @ Re[1]:なんだよぉ(-_-メ)(09/26) 放浪の達人様 >深夜や明け方の電話って…
放浪の達人 @ Re:なんだよぉ(-_-メ)(09/26) 深夜や明け方の電話って親戚の不幸があっ…
martind35 @ Re[1]:急に秋(09/24) 放浪の達人様 >こちらも2日前から急に涼…

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