千葉県の房総半島に、いすみ鉄道というローカル鉄道が走っています。
車社会の発展などで、地方のローカル鉄道というのはほとんどが赤字経営なんだそうです。
そんななかで、社長を公募で募集し話題を集め、
イギリスの航空会社出身の鳥塚亮さんという鉄道マニアの方が社長になったのが、いすみ鉄道です。
鳥塚さんのお話は二年ほど前に講演会を聞かせていただく機会に恵まれ、そのコミカルな風貌とユニークな語り口で、とても親近感が湧きました。
すぐに著書を購入させていただいたのですが、最近まで本棚に置きっぱなしで、ちゃんと読んでいませんでした。
先日、気仙沼に行かせていただいたとき、行きの電車のなかで鳥塚さんの著書を読ませていただきました。
鳥塚さんが著書のなかで、よーく言っているのが、
「今までダメだったことを繰り返していても、良い結果は生まれない」
ということです。
アインシュタインの言葉を引用して、
「インサニティ(狂気)とは、同じことを繰り返して、ちがう結果を望むことだ」
とも、書いています。
ローカル鉄道は、基本赤字経営が続いてきたので、当然資本はありません。
そして、あぐらをかけるような、観光資源に恵まれているわけでもありません。
そんななかで、どうやって知恵を出して、顧客を地域に呼び寄せるか。
決して奇抜なアイデアではなく、そこには、外から見た、業界の常識にとらわれない柔軟な発想がありました。
ぼくも、 いつもお店にいるばかりだと、つい、今のじぶんの常識がすべてだと思い込んでしまったりします。
過去の経験や先輩たちが積み上げてくれたことを尊重しつつ、今の時代にあったお店づくりをしていければと思っています。
今日も一期家一笑にきてくれてありがとうございます。
明日は気仙沼パンを限定販売させていただきます。
よろしければ、おひとつ、どうぞ。
「 本読むバカが、あたしは好きよ。 」 2014年09月24日 コメント(2)
読書の時間。 2013年12月21日
明日は餅つき大会開催でーっす。 2013年12月06日 コメント(2)
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