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(また進めなくなる。足が支えを失う。(逃げ出したくなる。不安の言葉ばかりが…。私の中の幼い少女が、心の扉を開けて、野原の輝きに翔け出す。私の中の微笑む泉が、涙の色を虹に変えて、大空を希望に染める。(砕けそうな心を抱えて、指で世界を消してみる。(輪郭のない似顔絵が砂の時間に埋もれる。鳥かごの夢は、儚い人形つかい。口笛吹いて、羽ばたく。すきっぷ、すてっぷ、どこへ。何処へ・・・。 きこえる、きこえる。 (おびえずに、 時の鐘が心を解き放つ。(たおやかな香りが、声が、(生まれようと、している。彩を変えながら。
2011.03.29
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「友だちS君のいる風景」こんな日和に君は逝くのか。慟哭すら、消し去るあの温かさで。ふと君が皆に宛てた文面をほんわり、と想いだした午後。あれが虫の知らせだったのだろうか。春の陽射しが、今、君のように笑い歌っていると皆に話そう。愛する者たちに君が咲かせた花が陽だまりを明るく映しだし、やわらかな風景に君を忘れさせない。 写真:TS
2011.03.27
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「白鷺 春へ」 飛び立とうとする 一瞬の ――羽、音 〈 シャッターを切る 〉 鮮烈な 白い飛翔へふつふつと生まれ湧く新しい命よ。萌えいづる伸長。 のびろ、のびろ、のびろ、凍りついた倫《みち》を超えまだ見ぬ途を縦横無尽に。 若芽の柔らかな息吹 雪融けのリズム弾む 流れてゆく雲形に 透きとおる青い深空 如月 か細い声の綺麗な百舌唄 哀しい秋陽こえ 鳥は詩人の恋をする 弥生 ひょろひゅるるりっ 幸せの青い鳥 “ルリビタキだよよよ~ん“ 卯月 花霞たなびき うぐいすの谷渡り ホーホケキョと春を告げ 写真:TS
2011.03.24
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「木瓜」 よりそういろは きわだちて 木瓜 二輪 まばゆくもあり いじらしくもあり春の鈴がなる春の鈴がなる あなたの心に わたしの心に シャン* シャラ* シャン*春の鈴がなる 写真詩:TS
2011.03.23
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「コブシ」純白色の希望よ ようやく蕾から顔をだしういういしい眩しさで密やかな春の訪れを囁いている――――――喪失のグレーは黒の紋章すらつけずに突然の訪問を告げ(ヒューさむいかい と嘲笑われ泣く子)あどけない子供を冬の凍てつく檻に閉じ込めた。 ふりゅ… ふりゅ・・・雪融けの誘いに耳を澄ます廻る季節の女王から飛びたった鳩が休眠芽をクックする――――――青く澄みわたる陽に カガヤク 羽ばたくあなたのわたしの 未来がひらく 写真:TS
2011.03.19
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「春恋し」ゆきひらゆびにとまって春恋し菜の花ばたけに夢つぼみてふてふおって氷柱花 弥生ひな月 便りを待って 按ずるも 卯月さくらは 花暦かぞえ唄 春恋し 写真:TS
2011.03.17
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「春恋し」ゆきひらゆびにとまって春恋し菜の花ばたけに夢つぼみてふてふおって氷柱花弥生ひな月 便りを待って按ずるも卯月さくらは 花暦かぞえ唄春恋し
2011.03.17
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どどど山が、う、めく。 ぞぞぞ川が、う、なる。 ごごご海が、う、ねる。--分断されたルートを迂回して避難路へ>> レスキュー隊の誘導で泥を進む//バックミラーには後続車の通行止め×× …沈黙と緊張_車内は路面をとりもどした途端、「オー!」KOTOBATTA4匹、息を吹き返し飛び跳ねた。余震に揺れるケイタイ画像。ラジオからは濁流に流される、人・車・家。ポセイドンの鉾に、人々の懸命の夢が呑まれてゆく。 + + + +わたしは紅い夢をみる 嘆きのコトバは声もなく、灰色の瓦礫。 キ、ラメキ 祈りの炎に生まれる――不死鳥 舞いあがり 羽ねあがり 翔けあがり 天空を七色に抱く、カガヤ、キ 〈 あなたはミルみる イロのはね 〉 〈 あなたはキクきく オトのはね 〉わたしは青の星に祈る テラよ、TERA、 ・・・の時空を超えて、、、 希いの水で渇いたノドを潤しておくれ。 夢、夢、夢、ゆめ、 美しく歌うように、命のメグミを。 魂に響く、ヤサシイ 祈りの詩を。
2011.03.15
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ざざざぞぞぞ樹が、し、なる、ざわめく、どどどごごご山が、う、なる、どよめく、 ( こわいよ、こわいよ、こんな夜には童なくなく さと山いろ葉 揺れて揺られて――子守唄 イチョウきいろ葉たからの実 どんぐりの木のコナラ・ミズナラ・シイ トチもちクリの実クルミがし しいたけ・ひらたけ・舞ってまいたけ・ブナしめじ サクラ葉カシワ葉もちまいて タラのめ天ぷらモミジ・カエデのかざり葉ざざざぞぞぞ樹が、し、なる、ざわめく、どどどごごご山が、う、なる、どよめく、 ( こわいよ、こわいよ、こんな夜には守もなくなく おく山みどり葉 振れて振られて――子守唄 スギ皮あぶらおとして ヒノキ風呂においかぐわし マツ林まつたけうまし ( こわいよ、こわいよ、こんな夜には童なくなく守もなくなく キツネこんこんタヌキぽんぽこ アカゲラとととイヌワシひゅーい ウサギにリスは木のすあな カモシカ・クマは岩のあな イワナやヤマメは岩のかげばっざばっざ川が、息せき切って傾れ込む、ざばんざばん湖が、怒涛を上げて吠え掛かる、・・・こんな大嵐の晩、日高見の国_カガヤク七色湖に、 琥珀龍神は千年の眠りから目を覚ましたのでした。 龍神、拝天し雷雲を起こす!それから七日七晩、鉛色の団塊雲の割れ目から稲妻がふりおろされ、//轟音なりひびき激しい雷雨がつづきました。・・・その頃、花爛漫の都_ある公家屋敷に、 末娘の橘の姫宮は七晩つづけて不思議な夢をみました。琥珀の君、七色にカガヤク美しい若者が現われ、瑠璃色の涙にぬれた哀しげな目をして、詩うのでした。 時の忘れ夢に、 眠る独りの魂、 奏でる調べの切なさ。 愛しい貴女の甘やかな香りで、 どうか私に、千年華を咲かせてください。 美しい心の花を。 狂おしいまでの貴女への恋慕。 稲妻の閃光となり、のた打ち回り、 私を苦しめる。 満たされぬ虚ろな胸を埋めようと、 豪雨の泪が、 激流となり、降り注ぐ。 どうか私の心を、優しく鎮めてください。 美しい愛の花で。千年華…橘姫の清らな美しさを まるで千年の時にも輝きつづける花のようだ、と。都の公達が讃え、歌に詠んだ詞でした。八日目の晩、光る彩雲が橘姫を迎えに来ました。日高見の国の天変地異は、すでに花爛漫の都にも襲い掛かろうとしていました。橘姫は家人と涙の別れをすると、彩雲に運命を託しました。 らんまんの都にさきし 橘のかおりこゐふる 千年のゆめ えにしみち花もみとなる彩雲は、七色湖を見下ろす琥珀山の頂き_橘姫はたじろぎもせずに、ずんぐと立ち天を仰ぎ見ました。「龍神よ われをつれて天に昇るがよい」錦の十二単衣に黒髪。甘やかな香りの橘姫。 俄かに、俄かに、俄かに、 湖水に竜巻く黒い影、浮上する。 琥珀龍神、あらわる。七色にカガヤク鱗に琥珀の目。愛しい橘姫を乗せ天空へ昇ります、、、 いつのまにか、龍神の姿は、七色にカガヤク美しい若者に。琥珀の君と橘姫。彩雲に乗り、晴れ渡る天空へと消えてゆきました。 それから、琥珀山の麓の村では… 渇水除けに、琥珀の竜が祀られ、 洪水除けに、橘の舞が奉納され、 平穏な暮らしがつづいているそうです.
2011.03.10
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ゆめのおはなし。。。トゥリトゥララ。 やさしいめをした かいじゅう そらとぶたまごと ともだちで ビュンビュンビュー。 あおいうみまで おさんぽしたよ なかよしいるかが Hello ! なみがラップで ノリノリちゃっぷちゃぷゆめのおはなし。。。トゥリトゥララ。 そらとぶたまごが われちゃった かなしいめをした かいじゅう あわててテープで つけようと・・・ ワッ!アワワ おどろいた たまごのなかから Hello♪ ノリノリいるかも びっびつっくり なみがラップで ネムネムうさちゃん誕生 Happy birthyear to うさちゃん! 卯年 2011☆おかしな おかしなゆめのおはなし。。。トゥリトゥララ。
2011.03.09
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「紅蕊」 やわらかき君が言の葉 ふりさして、紅の陽。 いろに染むる初梅の 花びら顔に 蕊 ゆれて 写真:TS
2011.03.07
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あぁ 私のなかの詩人はなんと快活に詩うのだろう白銀の女王の足元に ふりゅふりゅ春の水音を躍らせる)私の心の枷が怯え抗って 後退りする(屈託なく撓る若枝が おーいおーい未来の空に青い輪郭を拡げる少女はカモシカの瞳になり 暖炉の森と温かな歌をうたう 芽吹きの時よ おまえの魂を解き放て 暗欝とした闇のマントを脱ぎ捨て 軽やかな光のステップを トットトゥー♪)私はまだ自由の融解を恐れている(
2011.03.07
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「ミモザ館の少女」ミモザ館の少女がドーマーに微笑み、髪からこぼれでる色彩が波打っています。黄金色の洪水――― あふれているのは、 ミモザの花でしょうか。 それとも、 ミモザの庭でしょうか。愛の旋律が、心の絵に問うています。少女は、愛しい人を詩うでしょうか。ミモザ色の館にゆめをみて…。 写真:TS
2011.03.05
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漆黒の夜Xを予感させる、薄明の霧の漂流に。若葉の小岩井農場_暫し安息の時を見つけ、ケンジの詩を口ずさんだ。 〈 「マケズ」に生きようと 〉そふとクリームは牧場のカウベル…〔メルヘンの少女は、 絶望のフチにあっても輝きを失うことなく、 私を励まし続けていた。〕だが運命の回転木馬はもどるべき景色を失い、、、、さまよい、、、嘆きの蒼い水底に魂の声を沈めた。描かれたのは、儚い微笑の肖像。それでも黒ではなく灰色をうつしだして。/光の散りゆく、、/光の消えゆく、、 やがて限りなくゼロへと… (愛することを遺して 変化する色の幻、止め処なく、、、 (愛されることを畏れて ・・・・・・・・・ そこから光 は 心に失われなかった。いま私は再び霧中にいて、運命の囁きを聞いている。(予感は白い朝である。それは奇跡の詩なのかもしれない。私はその詩をやさしく羽ばたかせるだろう。愛の詩として。。。貴方の手のひらに降りたち、やわらかな音色を奏でるように。 それは、遠い風の楽曲ではなく、、、あまやかな芳香を放つように。 それは、遙かな園の花冠ではなく、、、
2011.03.05
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桃の花の かくれんぼ 心のなかに かくれんぼ ぼんぼり灯って 思い出ほんのり ひな祭り弥生みっつはななつ数える 段飾り弥生よっつはひととせ数える 箱しまい ひし餅 しろ酒 ひなアラレ ぼんぼり飾りに花飾りの桃の色 /褪せぬように朽ちぬように 五人囃子の楽精進 三人官女は雅磨いて花化粧 /意匠こらして衣裳包み 扇 刀 金屏風はそれぞれに お雛さまとお内裏さまは 睦まじく歌は詞≪ことば≫の音しらべ詩≪うた≫は言葉の色しらべ廻る季節の日々つみて来る桃の節句に精あれば詠む花景色は 如何ばかりであろうかと…
2011.03.04
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抗いの千手、もがく、もがく 闇にもがく。 清らなる天女の、 たおやかに 黄金の光の帯に舞いゐて。心ほどけて、暴れ龍の血眼にも蒼玉の泪。天つ楽の音、滔々と洸河を降りきたり。抗いの千耳、うめく、うめく、闇にうめく。言霊吸いとりて、浄化の途を啓く。詩ありて、、、千手千耳、祈りの晶に点を結び 昇天降天の声をきく。 清らなる天女の、 たおやかに 黄金の光の帯に舞いゐて。
2011.03.02
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