'英'語学習ブログ

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2009年02月09日
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カテゴリ: 今日の勉強
Economist から2つ。やはり記事が長いので、ちょっとキツかった。

(Nearly) nothing to fear but fear itself

In a guest article, Olivier Blanchard says that policymakers should focus on reducing uncertainty


IMFチーフエコノミストのMr.Blanchardによる寄稿。

いきなり「ナイトの不確実性」なんて出て来て、トラウマモードに入りそうになりましたが、意外と分かりやすかった。「みんなにもっと消費してもらうには?」な視点と、「そうすれば1年以内に、recoveryへの道が見えてくるはずですよ」な楽観主義に、コメントが炎上寸前(笑)。


Well in the red but still well read

...But readers remain hungry for news


ロンドンの地下鉄出口で売りまくってる Evening Standard紙 が、元KGBのスパイに買収されたニュースが、こないだ世界をかけめぐりましたが、「新聞サイトの有料化」が復活するんじゃないかー?、とか、新聞業界のねたが色々書いてありました。


ここからIHT。

In Europe, moves to limit bonuses gather steam

オバマ大統領の「政府支援を受けた企業の経営陣は、年棒上限を50万ドル」発言を受けて、欧州でも徐々にそうなりそうでありますよ?という記事。

50万ドルって、私は少し多めかな~?と思うけど、締めすぎると賄賂が横行するし、モチベーションも下がるので、妥当なのかなと。

そういえば、どこかの北欧だったか、公務員(警察官含む)はかなりの高給取りで、緊縮財政下でもそれが維持された理由は、ワイロを防ぐためだと書いてあって、やたら説得力があった。ワイロをもらわなくても、やっていける適度な報酬、を公務員に保証しない限り、公平性は保たれない、と。日本はどーなんでしょう?下げればいいってもんでもないと思うんだけどね。

で、新聞記事ですが、英国ロイズ銀行の偉い人たちは、とりあえずボーナスの受け取りを先延ばしにする上に、それを株で受け取ると書いてある。逆の意味で、ストック・オプション・インセンティブが復活してきた。興味深い。




In Japan, the social safety net fails

衝撃的。Most E-mailed in 24 hrs で、トップ記事になっていた。日本円が強いので、いい意味で注目を集めてる、それつながりで読まれてるのか?

まず、日本の失業率は4.4%と書いてある。アメリカは昨日CNNか何かをみた時、7~8%水準だったので、比較すると日本は余裕に見えるが、実は分母が違うんじゃなかったっけ?

状況が改善するまで、専門学校に通ったり職業訓練をする、という人は、日本では分母から除外される。「すぐにでも働く意志のあるもの」という定義は、ハロワでカウントするので、今専業主婦だけど昼間に履歴書作って一人で頑張ってますとかいう人も除外。すなわち日本の失業率は実際より低くでる・・・。

日本ではもう8%基準、就職氷河期の年代だけでみれば、10%は軽く超えてると思いますけどね~。

で、この記事。就職=人生丸ごと一蓮托生、というスキーム("the nation's traditional company-centered social welfare system" )が適用される日本では、運悪く職を失うと、家まで失ってしまう、と書いてある。

生活と仕事、プライベートと仕事がいっしょくただから、失職 --> ホームレスへの道が短すぎる。これが「ありえない」と。日本では、失職者というトピックがこれほどホットになったことがないので、有効なセイフティ・ネットが存在していない。

イギリスかカナダには「失職者」割引があって、美術館の入場料や乗り物運賃が安くなる。仕事を失うのは一大事だけど、逆に時間があるから美術館でもどうですか?と。乗り物も安くなるから、就職活動だって少しは助かるしね。これは日本の政治家が大好きな「ピンチをチャンスに変える」発想そのまんまなのに、なぜ日本にはないのか。

記事の中ですごいな、と思ったのは、日本の終身雇用神話が、失業手当ゲットの条件にまで影響を及ぼしている、と明言している点。

6か月勤続だったのが1年勤続に伸びた、失業手当給付条件のことをさしている。そうすると、1年の雇用契約でないと、セイフティネットにはならないが、記事では「ほとんどの非正規雇用が2か月以内の短期契約」だから、彼らは危険にさらされている、と書いてある。

んー、何だかねー、政府はやっぱり遅いですね、対応が。企業に「正社員をもっと取ろう」と働きかけてるってことは、基本のスキームは変えません、ということ。つまり「正社員になる以外、残された道はない」という事になり、そうすると生き方の多様性が失われる。「10か月働いて2か月はスノボ三昧」という生活スタイルもアリなんだけど、それが実質、許されない国になってる。

正規の会社員でない人生は、リスキーというより無謀の域になってしまうから、日本国民、総正規雇用社員化が進んで行く。これこそまさにジョージ・オーウェルの『1984』の世界ではないのか?




というわけで、今日は記事は4つだったか。IHTは記事が読みやすいなあ。しばらくEconomistをやめて、こっちにしよっか。





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最終更新日  2009年02月09日 08時45分55秒


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