2023.01.09
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カテゴリ: 7Artisans 55mm F1.4
★ X-T1 + 7Artisans 55mm F1.4 の巻 ★


7Artisans 55mm F1.4

《 7Artisans 55mm F1.4 仕様 》
光学系構成 : 5群6枚
焦点距離 : 55mm(35mm換算:83mm)
最短撮影距離 : 0.35m
絞り羽根枚数 : 14枚
F値 : f/1.4~f/16

マウント : FUJI Xマウント
重量 : 267g(実測)
7Artisans 55mm F1.4

レンズ内にチリありだったのですが、光にかざしてよく見てもどこにチリがあるのかわからないほどで外装もそこそこきれいな個体でラッキーでした。

このレンズまだファーストインプレッションですが、結論から先に言うと焦点距離が50mmを超えて35mm換算で83mmと中望遠に入ってきますがAPS-Cではこの焦点距離あたりが美味しいかもしれませんね...ということです。
「光条」などを考えると私は10枚絞りが良いのかなと思うのですが、このレンズは14枚と奢っています。そのへんがこの後の作例にも出てきますが、けっこう美味しい部分となっていそうです。

今回で早くも中華製レンズ3本目ですが、思うに高い純正レンズはいらないかも^^;)。
あくまでオールドレンズで楽しんでいる一環としてみると...と思われるかもしれませんが、「No」です。

実際にこれまで「Pergear 25mm F1.8」そして「TTArtisan 35mm F1.4 C」などを使ってきてノーマルの<Film Simulation>でもいい味出しますが、カスタマイズされたシミュレーションでは優れた画像を提供してくれることも少なくないのですよねえ。
そして今回のこの「7Artisans 55mm F1.4」を使ってみてまたもやその思いを強くしました...まあ要は使いようなんですよね。


ということでまずはこのレンズもノーマルのシミュレーションから使ってみます、いまはこうした初撮りのときとかノーマルでのシミュレーションを愉しむときは単発は別にして[Astia][Velvia]そして[Classic Chrome]の3つを「BKT(ブラケティング)」を使って比較しています。

それではさっそく見ていくことにしましょうか...

[ホトケノザ: Astia
7Artisans 55mm F1.4

初っ端の一枚は散歩に出てすぐの休耕地に咲いていた「ホトケノザ」です、まずは開放でバンバン行きます^^。
こうして見ると先程言ったように35mm換算83mmという中望遠となりボケも意外に大きくなるんですよねえ。35mmくらいまでだとAPS-Cという目でみるのでせいぜい<F2>レンズ程度かなと思うのですが、これを見るとフルサイズで使っている「85mm F1.8」などと同じくらいのボケに感じられますよねえ...気持ち良い描写だと思います。

[水道橋: Astia
7Artisans 55mm F1.4

そしてこういう景色風ではやはり少し絞らないと電線などにフリンジが目立ちます。
いつものテストフィールドで同じスタンスで臨むとさすがに83mmですから橋が半分しか入りません(笑)。

[Cobby: Astia
7Artisans 55mm F1.4

朝日が眩しくてCobbyの目が開きません、目の縁が黒いのでまさに「目が点で」す(笑)。それでもこの画角はCobbyを撮りやすいですねえ。背景に若干のグルっと感?いや強くなったボケでしたね^^。

[Windmill: Astia
7Artisans 55mm F1.4

「Zeiss Loxia 2/50」とは比べようがありませんね(笑)。
ボケの傾向は悪くないと思います...ただし2線ボケは出ます、残念ながら背景との距離はシビアになってくるかなあ^^;)。

[ナンテン: Astia
7Artisans 55mm F1.4

そうなんです背景は少なからず選ぶかもです、こうした背景では大きなボケともども(比較的)シャープなインフォーカスが素敵に目に入ってきますから良いですよね。日差しは強かったのですが、ノーマルでのAstiaでのこの色味の出方は少しK値を高くしたような印象です...いつもの[オートWB]ではなくこの時は[晴天]にしていました...それでこれですからやはりこういう色傾向がありそうです。

[Pyracantha <f/1.4>: Astia
7Artisans 55mm F1.4

[Pyracantha <f/2.8>: Astia
7Artisans 55mm F1.4

そして絞り羽14枚のメリットがこうした描写ですかねえ、開放から<f/2.8>と2段絞っても丸ボケがきれいに出てボケもとても素直です...SONYの「FE 85mm F1.8」を彷彿とさせるほど(笑)。
APS-Cで55mm(or 56mm)は素敵なボケが楽しめて「買い」のレンズかもしれませんね^^。

[ロウバイ: Astia
7Artisans 55mm F1.4

​そして思いの外寄れるんです、APS-Cでの55mmで35cmですからねえ...ぐっと寄っても「えッ、まだピントが合う? 」みたいでちょっと面食らいました^^;)。

[公園のにゃんこ: Classic Chrome
7Artisans 55mm F1.4

そしてこれが意外に[Classic Chrome]が良い味を出してくれた一枚です。フルサイズでも安くてコスパの良い85mmというのは前後のボケでうまく主体の立体感を醸しますが、それに近い感じですね...インフォーカスが特別シャープというわけではないですが、35mm換算の中望遠の美味しいところはしっかりキープされているレンズかなと思います...いわゆる「開放では若干甘い描写」ということが言えそうです。

そんなところが目につくせいか今やこのレンズの[II]が出ていて開放から比較的シャープなところが売りとなっているみたいです...それでも[II]が実質1.6万円ほどですから美味しいですよねえ、私はシルバーの筐体にこだわってましたので先代のこの安いレンズをゲットしました(笑)。

[紅梅: Velvia
7Artisans 55mm F1.4

これはまた[Velvia]でとても良い色合いに出た紅梅です...実際より艶めかしいくらいですから...まさに「期待色」でしょうかね^^。

とまあこんな感じで初日はほぼ開放で撮ってみましたが、ご覧のように若干甘さが目に付きますかね。でもこの中望遠としての55mmは使えそうです^^。
開放でここまで写ってくれれば、あとは例の如くでピタッと来るカスタマイズド・シミュレーションを相棒に素敵な一枚をクリエイトしてくれることは想像に難くないですからね。
X-T1を手に入れてこういう楽しみ方を発見するとは思っても見なかったですが...ほんと高い純正レンズは必要ないですね(X-T5もいらないかも!)...この方向性はかなり楽しいです。



というわけで続いてカスマイズド・シミュレーションでの翌日の午後の散歩撮も見ていただければ私の「純正レンズ不要論」があながち嘘ではないというのがご理解いただけるかと思います...(笑)。

使ったのは[Provia]ベースのシミュレーションで [Kodak Premium 200] になります、明るい陽の下ではあの赤と黄色がまるでKODAK・Colorのような鮮やかさを醸すシミュレーションですね。

[愛犬とのシルエット:Kodak Premium 200]
7Artisans 55mm F1.4

[Windmill:Kodak Premium 200]
7Artisans 55mm F1.4

[Pyracantha:Kodak Premium 200]
7Artisans 55mm F1.4

[ロウバイ]
7Artisans 55mm F1.4

[畑のバラ #1:Kodak Premium 200]
7Artisans 55mm F1.4

[畑のバラ #2:Kodak Premium 200]
7Artisans 55mm F1.4

もはや説明不要かという思いでそれぞれの画像に対するコメントを省きました^^。

いかがですか...開放での画像は一枚だけですが[Kodak Premium 200]がその力量不足を見事に補って葉の描写の「キレの良さ」や朽ち果てんとする花びらの質感描写など大きな改善が見られますよね。

そしてわずか1段でも絞り始めると元々の開放の不安は一気に解消されシャープネスだけではなく素敵な色味とまさに「中望遠の美味しいボケ」が加わり見違えるような画像を提供してくれるようになります。

光の弱い日陰などでも変な色の転び方もなく、このレンズではFUJIFILMが目指した「シーンに対するrobustness」も十分以上に確保されているのが分かります。

こうなると次に欲しくなるのは35mmではなく「50mm F0.95」になりそうですね...いやいやその前にオールドレンズで遊ぼうよ、マウントアダプターが泣いているって(笑)。

今回は実質タダで手に入れた激安レンズでまたもや新たな楽しみを見つけた話題でした...^^。

2023年1月 江川周辺ほかにて
#X-T1
#7Artisans 55mm F1.4





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Last updated  2023.01.09 09:47:21
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