2023.04.01
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カテゴリ: FE 100mm F2.8 STF GM
★ α7IV + FE 100mm F2.8 STF GM の巻 ★


ましてや桜の時間も限られているのですがこのところの雨続きでなかなか持ち出せない状況が続きました。少し前の雨の中「X-T1」を使いながらご近所の桜のロケハンも兼ねて歩いた時に今回のコンビを必ず使ってみようと予定を立てましたので迷いはなかったんですよね(笑)。
「D700 + SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1」もちゃんと晴れた時に桜堤の散歩撮で使ってきましたので後日アップしてみようと思います。

さて今回のカメラ「α7IV」は「III」の後継機種ですね、画素数がここに来て2,400万画素から3,300万画素となり不安要因として挙げられる高感度耐性なんですが、意識的に暗所で使ってみても現像していると「不安」と言うより「IIIより強くなってないか?」という実感がありますね...良かったです^^。

私的に「α7III」でつきまとったオールドレンズでの色の不安も今のところ3本ほど使ったところではほぼ感じられませんし、しばらく「α7S」にお休みしてもらってオールドレンズもこの「α7IV」で行ってみようかと思うほど...まあしかしオールドレンズでの「α7S」の良さを知ってしまうと実際はそうはいかないのでこのカメラの出番が多くならないんです(笑)。
当分は純正35mm・100mmSTFそしてZeiss「Loxia 2/50」やVoigtlander「APO-LANTHER 50mm」を中心に使いながら手に馴染ませようかと思います。

さてそのα7IVですが、今回純正の「FE 100mm F2.8 STF GM」を付けて桜(ソメイヨシノ)に臨んだわけですが...ポイントはこのレンズの魅力となるインフォーカスのキレの良さとアウトフォーカス(ボケ)の尋常ではない世界をどう描写してくるのかに尽きるかと思います。
今まで使ってきた・使っているα7シリーズではなんといっても「α7III」が一番安定してバランスの良い描写を見せてくれました。高画素の「α7RII」や低画素&高感度耐性の強い「α7S」などはやはりフィールドを選ぶような気がします。
このレンズの性格上開放で<f/2.8>の実効絞り値が<f/5.6>となる[T5.6]から始まるので暗いところでのα7RIIなどでは案外ノイズの心配をしなくてはならなくなったり、「α7S」では高感度に強いのは良いのですが、このレンズの特徴的なボケ描写には「緻密さ」の方がぴったり来るようで「α7S」の「ふくよかさ」ではいまひとつ魅力を出しきれない部分が見られたりと「意外な事実」が見られましたからね...あくまで私的にはですが^^;)。



[畑の桜]
FE 100mm F2.8 STF GM

植え込みの影から桜を覗いたようなアングルなんです、一見前後のボケに挟まれて桜のしっかりとした押出し加減が素敵です...と普通に見えるんですが、良く見ると普通ならうるさくなりそうなネットやパイプそれに畑の白いビニールなどもしっかり描写されているようです、がそれがあくまでボケの世界の中での話なんですよねえ...表現が難しいですが、そうしたボケが主役の邪魔すること無く背景の素適な要素として機能しているところがすごいと思います^^。

[ダイサギの親子: APS-Cモード
FE 100mm F2.8 STF GM

ダイサギの親子だと思われます、とっさにAPS-Cモードに切り替えて撮りました。
日向に出ている親の描写も素敵ですが、奥の日陰にいる子供に見られる豊かな階調性にも驚きます。以前よく「この木なんの木公園」の広場でツバメの親が子供に飛行訓練をしているのを見かけましたが、こちらは「餌どり」の教育をしているところなんでしょうかねえ...子供の方は動かずにじっと見ていました^^。

[ソメイヨシノ]
FE 100mm F2.8 STF GM

さて桜です...100mmですからこちらは土手沿いに歩いている時に公園方面を撮ったものです。もうこの日がピークかと思えるほどしっかりと咲いてました...幹の描写がなんともいえず素晴らしいですね。

[プリンセス雅]
​​ FE 100mm F2.8 STF GM


今回意識的に「開放」と「アンダー目」を使って撮影していますが、シャドー部に素敵な魅力を発見できます。
こちらの一枚もプリンセス雅の花や後ろのソメイヨシノの花だけでなく常緑樹の葉の描写にも精細感豊かな部分がはっきり見られますが、それにも増して枝や幹の描写が「渋い」です。

[彼岸しだれ #1]
​​ FE 100mm F2.8 STF GM

素適なしだれ具合を横からではなく正面から撮りました、花たちの背景になる無数の細い枝もうるさくならずにたくさんの小さな花たちの「うねり」のような美しさが引き立ちます。

[彼岸しだれ #2]
FE 100mm F2.8 STF GM

正攻法でいつものように撮ってもこれです...ボケの世界の美しさまで追求できそうで「良い」ですよねえ(笑)。

[植物園の裏へ...ソメイヨシノ]
FE 100mm F2.8 STF GM

これは奥に控えるたぶん誰にも目にしてもらえない場所の桜です。いかがですか、この渋い描写...まさに美しいボケの世界を見る思いです...なんと言ったら良いのか、被写界深度の境界線が引けません(笑)。

[ソメイヨシノ古樹 #1]
FE 100mm F2.8 STF GM

この地域一番の古いソメイヨシノもこのへんがピークのようでした、例年の6~7割程度の花量でしたかねえ。でもご覧のように年々幹がツタ性の植物に覆われて見事な「特異性」を放っています。その姿も渋いですが、この描写もなかなか落ち着いた中に重さがあって「渋い」です^^。

[ソメイヨシノ古樹 #2]
FE 100mm F2.8 STF GM

いかがですか、アンダーが生きる素適な描写でではないでしょうか。ソメイヨシノの古木の魅力を倍増してくれる一枚となりました。

[ソメイヨシノ 公園#1]
FE 100mm F2.8 STF GM

そして公園のピークを迎えていたソメイヨシノです。ボケの中にしっかり整理された構図を用意するとまた一段と魅力的な画をプレゼントしてくれるのがこのレンズ素晴らしいところですよね。

[ソメイヨシノ 公園#2]
FE 100mm F2.8 STF GM

明るい背景での一枚なんですが、こうして見ると前から一燈軽くフラッシュでも炊いているかのような素適な描写を得られます...これもアンダーで撮った特典みたいなもんですね^^。

[ソメイヨシノ 公園#3]
FE 100mm F2.8 STF GM

例の素敵な桜のトンネルも完成していました...こうして開放でもパンフォーカス的に撮るとまさに「富士見市桜の名所」的な観光写真のようです、素敵な景色でしたねえ(笑)。

なのでそれを今度は少し下から仰ぐように撮ってみると...

[ソメイヨシノ 公園#4]
FE 100mm F2.8 STF GM

どうでしょう...被写界深度が活きた素適な描写になります。100mmですがまさかの広角で撮ったようですよね^^。素適な枝ぶりと盛りの花たちに切れ味の良い描写が活きてますね。

[ソメイヨシノ 公園#5]
FE 100mm F2.8 STF GM

素敵な桜たちを楽しんで公園をあとに土手に戻ると、素適な桜吹雪が見られました...もうすぐ終わってしまうのですね (T_T)。

[クリスマスローズ]
FE 100mm F2.8 STF GM

家に着く直前、いつものお宅の「クリスマスローズ」を見るとちっちゃな鉢に毎年きれいに咲かせたグリーンのものを発見。先日は「α7S+Zeiss Loxia 2/50」でこの花のブラックの素適な描写を見ましたが、今回のコンビでもご覧のように素適な空気感を醸してくれました。
背景から良い光が来てくれたおかげで背景の幹や葉の素敵な形が活きた上に得も言われぬ主役の臨場感が素晴らしく、自分が育てた花なら毎日のように撮ってるかもと思えるような画をプレゼントしてくれました^^。

いかがでしたでしょうか...「α7IV」がとても良い仕事をしてくれたと思います。このレンズの魅力を十分発揮させてくれて、なおかつアンダーの魅力を引き出してくれましたからねえ(笑)。
先述してますがボケの作る世界をどう作るのかという大変面白いテーマ...「APO-LANTHER」以来ですが、とても楽しい時間が待っていそうです。
やはりこのレンズはどう使うかで素適なオリジナリティを見出すことができるレンズかも知れませんね。

今回はそんな魅力たっぷりなレンズと「α7IV」の話題でした...^^。

2023年3月 江川周辺ほかにて
#α7IV
#FE 100mm F2.8 STF GM





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Last updated  2023.04.02 11:14:49
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