龍水御朱印帳

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2014.09.20
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豊受大神宮 (とようけだいじんぐう)   御正宮

■御祭神   豊受大御神 (とようけのおおみかみ)


神宮に伝わる御由緒によれば、創建は内宮(皇大神宮)御鎮座の481年後

雄略天皇は天照大御神の夢のお告げとして、丹波国から 迎えられた 豊受大御神

豊受大御神は御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、食事を司る神と言われています。

昨年は式年遷宮が執り行われ、御正宮をはじめいくつかの別宮や所管社の建替えが終わりました。

現在も残る別宮などの建替えが進められています。


伊勢神宮125社巡りVol.11
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多賀宮 (たかのみや)    豊受大神宮別宮

■御祭神   豊受大御神荒御魂 (とようけのおおみかみのあらみたま)


外宮所管では唯一遷宮が終わった別宮。

「多賀」とは何を意味する言葉なのか、不勉強なのでわかりませんが

多賀と言えば、伊弉諾尊が祀られる近江国の多賀大社を思い浮かべます。

同じく伊弉諾尊が祀られる淡路島の伊弉諾神宮の鎮座地も「多賀」と呼ばれています。

多賀宮は、以前は「高宮」とも呼ばれていたそうです。

高宮と呼ばれ称されていたのは、その鎮座地が丘の上にあったからだとか。

風宮、土宮前の長い石段を上った先に御鎮座されています。

この石段は外宮宮域内で最も好きな場所です。

多賀宮は「高」を言祝いだ当て字なのかも知れないと思いました。


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土宮 (つちのみや)    豊受大神宮別宮

■御祭神   大土御祖神 (おおつちみおやのかみ)


大土御祖神は外宮宮域の地主神で、宮川の氾濫を治める堤防守護の神だそうです。

かつては外宮御正宮と土宮の間に宮川の支流が流れていたと言われています。

別記事でご紹介予定の「三ツ石」は「川原祓所(かわらのはらいしょ)」とも呼ばれ

遷宮の川原大祓が行われる場所です。

その名からもこの辺りに川が流れていたことがわかります。



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土宮(2011年)

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風宮(2011年撮影)


風宮 (かぜのみや)     豊受大神宮別宮

■御祭神   級長津彦命 (しなつひこのみこと)   級長戸辺命 (しなとべのみこと)


元寇(蒙古襲来)に際し、モンゴル帝国軍や高麗軍の攻撃から

日本を護った「神風」を吹かせた神と言われています。

ただし日本側にも元側の資料にも「神風」のことは書かれていないそうです。

「神風」と呼ばれる「暴風雨」は元軍撤退の時のものと言われています。

戦いは日本軍の勝利だったわけですが、疲弊した元を襲った「神風」は

「二度と日本は攻めない」と思わせる「とどめ」にはなったことでしょう。

風宮の建替え工事は、やっと始まったところのようでした。



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風宮(2014年8月13日)


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※「龍水御朱印帳裏話」












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Last updated  2014.09.20 21:47:40
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