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■御祭神 真奈胡神(まなこのかみ)
祀られているのは、倭姫命が宮川を渡るのを助けた神様。
この神社には神宮の摂社では珍しく、賽銭箱が置かれてあります。
どう表現していいかわかりませんが、一言で言えばたいへん美しい社域です。
倭姫命は宮川を遡りました(倭姫命世記)。
ところが砂も流れる早瀬で難儀していたところ、
真奈胡の神の案内で無事通過できたとのこと。
その真奈胡神をまつる御瀬社(みせのやしろ)をお定めになったのが
この多岐原神社の起源と言われています。
多くの神社を回ってしばしば感じることなのですが
このような神聖さ、静謐さは その土地や神社の特徴だけでなく
地元の人々から大切にされているのだろうということ。
これも珍しいと思いますが、常夜灯も奉献されています。
爽やかな秋の風にさわさわと木々の葉音が心地よく(参拝日10/18)
その風の音に水が流れる音も聞こえていました。
瀧原宮に車で参拝されたら、是非ここにも足を伸ばしていただきたい神社です。
その水音に誘われるように森の径を下っていくと、宮川に出ます。
ここを倭姫命が渡られた場所なのかと想像しました。
Wikipediaでこの多岐原神社を調べてみると、
「宮川沿いに鎮座し、境内の木立の中に川のせせらぎが響く」と書かれています。
しかしその音は川のせせらぎではありません。
逆光なので見え辛い写真ですが、そこには小さな滝が宮川に流れ落ちていました。
瀧原という地名や神社名も、こういった滝にちなんだものかも知れません。
前回の参拝時には断念したのですが、今回はちゃんとここに立つことができて
本当によかったと思いました。
多岐原神社にも紀州藩によって建てられた「禁殺生石」がありました。
付近に駐車場はありません。
車でないと行きにくい場所ではありますが、付近は集落なので駐車には注意が必要です。
TOP画像下のリンク先の地図を参考に探してください。
県道747号線から「コの字型」に集落内に道がありますが、
それは車1台分の道幅しかありません。
その「コの字型」の道の南から神社へ通じる道が伸びているように見えますが
実際は舗装されていない別の道が神社方向に下っている形になっています。
その道は車の通行は不可能です。
雨の内宮 2017.04.11
伊勢神宮の見どころ ~ 内宮編2015 ~ そ… 2015.08.26
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