ちょっと本を作っています

ちょっと本を作っています

Oct 14, 2006
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本の売上と返品経費


うーむ、それにしても

昨日作った『実売数・返品率別販売金額シミュレーション』に、これまでの分を当てはめてみた。

今の支払い条件(定価の45%)では、ほぼ100%大赤字。要するに返品率が高過ぎるんだよね。

私の『38万円で本ができた』だけが大幅な黒字を示していた。あんなペラペラの本なのにね。

その違いは、この本はネット中心に売ってきたからなんだ。ブログで幾度も紹介してきたからね。

見ず知らずの人は買ってくれない。本屋の店頭で売れるのは著名な著者の本がほとんどだ。

アマゾンや楽天ブックスも出版取次ルートだし、超大型店にはそれなりの配本も必要ではある。

でもそれは見本と考えたほうがいいように思う。コツコツと自分の本の愛読者を増やすしかない。


で、ちょっとだけ新会社のビッグニュース

まだ私の試案の段階だけど、これからのJPS出版局の販売取扱条件についてです。

本屋さんルートでの売上の著者への支払い条件だよ。思い切って定価の57%で計上したい。

「エッ、なんでー」と言われそうだね。45%の支払いで持ち出しになっているのにって。

その代わり出荷返品手数料は定価の7%。必要経費をそのまま著者の人に負担してもらう。

返品率の高い著者の負担は増えるけど、返品率の低い著者には今まで以上に還元できる。

さらに新刊配本の歩戻や取次見本撒き、登録に要する費用として5万円負担してもらう。

JPS出版局の利益は限りなくゼロに近づくけど、こんなところで稼いでも仕方ない。

あとは如何にして返品率を下げ、実売の数値を上げるか、著者の人と一緒に考えたい。

返品率が40%を超えるなんて、やっぱり異常だよ。それを普通と思う出版業界もおかしい。


本の中身と著者の影響力で判断したい

その1 書店展開型

今までどおり、めいっぱい新刊配本してできるだけ多くの本屋さんに並べるやり方。

話題性のある本や著者に知名度がある場合は販売チャンスを広げたほうがいい。

その2 拠点集中型

そこそこ売れるとは思うけど、根拠が明示できないような場合は超大型店集中だ。

昨今の書店状況を見ると、せいぜい300冊程度を新刊配本すれば充分だと思う。

その3 客注(お客さんからの取寄せ注文)誘導型

出版取次への見本配布と登録だけで注文を待つ。アマゾンなどネット書店中心の売り方だ。




これからはネット書店の時代だ

実はアマゾンや楽天ブックスだけではないんです。紀伊国屋やジュンク堂や三省堂や丸善。

ナショナルチェーンと呼ばれる大型書店は、とっくの昔からネット通販に力を入れている。

店頭展示型と違って売れ残りはまずない。返品もまずない。書店最大の敵、万引き被害もない。

私の本が完売近くまで行ったのだってネットのお陰です。

だって著者名は「両国の隠居」なんて、一般の人から見ればふざけた名前なんだよ。

さらには、ブログだけで1000冊以上は売れるって証明できたようなものです。

同時にネット仲間のいない人の本は売れません。


だから思い切って57%なのです

著者が自分の力で売ったのですから諸経費を引いた後は1円残らず還元したいと思っています。

返品がなければ出荷手数料の7%を差し引いて定価の50%が回収できます。

注文だけに対応するやり方は、出版業界にもありました。買切り制と呼ばれています。

経費ばかり掛かり、返品の山をもたらす店頭陳列型から読者誘導型買切り制への転換です。

イヤー、それにしても、本屋さんに並べれば売れると思っている人って多いですね。

でもそれって、その本の存在を知らないのでなく、あなたのことを知らないのです。






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Last updated  Oct 14, 2006 03:45:47 PM
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聖書預言@ Re:ネットを再開するぞーっ! と思ったとたん(04/28) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
KURADON @ Re:ネットを再開するぞーっ! と思ったとたん(04/28) わあっ❗️ いきなり KURADONさん とでた!…
マリア4415 @ Re:会おうね。関西の人、中国地方の人(08/05) はじめまして。突然お邪魔して申し訳ない…
秦野の隠居@ Re:よかった(04/28) のりのりさん ----- 完全復活です。 アメ…
のりのり@ よかった 久しぶりにのぞいてみたら、ご隠居さん本…
秦野の隠居@ 引っ越しました 楽天ブログを再開しようと思ったけど、ど…
秦野の隠居@ Re[3]:秦野の隠居です(04/28) パパイヤさん ----- 後ほどご連絡させて頂…
パパイヤ@ Re[2]:秦野の隠居です(04/28) 今、メールを送らせて頂きました! 上記の…
秦野の隠居@ Re[1]:秦野の隠居です(04/28) パパイヤさん ----- いつでも相談に乗りま…
パパイヤ@ Re:秦野の隠居です(04/28) 良かった。 本当に生きてらっしゃる!(笑…

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両国の隠居の自慢話


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38万円で本ができた


第一章 もっと手軽に自分の本を作れたら


第二章 協力出版と懸賞募集の甘い罠


第三章 自分の本を作りたい理由を考えよう


第四章 本にする原稿をまとめよう


第五章 自分の本を売ってみよう


第六章 安く本を作る方法を考えよう


第七章 物書き稼業と編集者稼業の裏表


第八章 昨今の出版業界のお寒い事情


第九章 いまどきの本屋さんと物流事情


第十章 出版業界こぼれ話


【出版後記】


負けてたまるか


その1


その2


その3


その4


その5


その6


舞台裏からの独白


すぐそこの田舎暮らし


第一章 先住民/黒猫の『タンゴ』


第二章 山里「コンタ」発見


第三章 知らないってことは


第四章 竹の子で仲間を釣り上げる


第五章 森の天使の小さな落し物


第六章 小悪魔『チビクロ』参上


第七章 チビクロ砦とチビクロ王国


第八章 まったくもう、田舎暮しってヤツは


第九章 チビクロ、チビコゲへ変身中


第十章 隠れビーチで日向ぼっこ


第十一章 チビクロ、何処へ行こうか


第十二章 何で、お前まで行ってしまうの


第十三章 ムジナに見送られ、街へ帰る


エピローグ みんなで遊ぼうよ


両国・千夜一夜物語


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後編


はみ出し人生・出版屋稼業


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第二話 ちょっぴり生意気だった理由


第三話 出版企画会議の話


第四話 土木から資格試験へ


第五話 工学書転じて実用書に 


第六話 なぜかスキー書


第七話 退職、そして創業


第八話 行け行けドンドンの始まり


第九話 原稿は役員専用車で届く


第十話 スパイにされちゃった


第十一話 ただ酒、ただ飯、お土産は仕事


第十二話 閃いた


第十三話 出版から映像へ


第十四話 ヒットチャートに載っかった


第十五話 思えば、いろいろやったもんだ


身も心も捧げた女は飽きられる


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第一章 身も心も捧げた女は飽きられる


第二章 したたか女はイイ女


第三章 女の勘違い


第四章 私の出会ったイイ女列伝


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