ちょっと本を作っています

ちょっと本を作っています

Dec 21, 2007
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カテゴリ: 隠居のひとり言
先ずは朝のご報告 12月21日(金曜日)
今朝の富士.jpg

今朝の富士山  8:30

セトファミリーの南足柄から富士を背に朝帰りです。





昨日は我が家の訪問者、マユミさんや居候ノブ君を引き連れて南足柄へ。マユミさんは夜の9時頃帰ったらしいけど、私はその頃には赤々と燃える暖炉の前で熟睡です。

で、今朝早くセトママさんを叩き起こしてモーニングコーヒー。居候ノブ君は後でセトママさんが送ってきてくれるので一人朝帰り。今日はゴミの日、掃除してゴミ出しです。
朝食.jpg

一人朝食  8:30






ついでに階段もぜーんぶ掃除です。

具は作り置きで冷凍しておいたもの。
ニンジン、キャベツ、キュウリ、玉ネギ、豚肉。
玉子も入れて一丁上がり。

窓を開け放して、新鮮な空気の中で朝食です。
たいがい我が家は、午前中は窓を開けたままです。

親不孝息子の考え付いたこと

一本の電話

「お医者さんが心臓弁膜症や言いよんねん」

「今も気分がわろうなって寝てたんや」

84歳になる母親からの電話です。

私の父親(93歳)と母親は大阪の街の中のワンルームマンションで二人暮らしです。

老々介護の典型、年老いた母親が年老いた父親の面倒を見ています。

「心臓弁膜症ってどんな病気やろ」

「お父ちゃんより先に私が逝ったら大変や」

「どないしょ? 部屋も片付けとかなあかんな」

しょんぼりとした母親の話が30分ほど続きました。


両親が島流しになった訳



私のやっていた出版社が連鎖倒産に巻き込まれたときに両親は家を失った。

その時のことは、以前このブログに載せたことがある。その部分を抜書きしてみよう。

………………………………………………………………………………………………
そして両親は、都会へ島流しになった


冗談じゃねえ。それが出来るくらいならば倒産しない。今後どのようにするかは債権者集会で決めたいと言うと、出来ないなら抵当に入っている私の両親の大阪の家を競売にかけると脅された。

「払わないとは言ってない。待ってくれと言ってるんだ」
「だいたい話が逆じゃないですか、あんたんとこには担保も入っている。たとえ全額に満たないまでも保証を取っている。業者さんなど他の債権者のところは担保も何も入ってないんだ」
「まして業者さんたちは私企業だ。私のために倒産するかも知れないんだよ。保証協会が経営危機に陥ったなんて話は聞いたことがない」

「まず業者さんたちへの支払いと恩借分を先に返済するのがスジだと思う」と言い張って帰って来た。その後も私なりのスジの通し方で保証協会への返済を遅らしたものだから、三年後には年老いた両親の家も競売にかけられ人手に渡ってしまった。

話は前後するが倒産の一年前、大阪の中央区というところにワンルームマンションを買っていた。両親も年老いてくると息子は一人しかいないだけに、近くにいて欲しい。東京から離れられないのなら、せめて支店でも大阪にあれば頻繁に帰ってくるだろうとの願いがあったのだろう。大阪に事務所を設けるなら自宅を担保提供しようと迫られた。

事業拡大に伴う資金繰りにバタバタになっていた時でもあり、西日本の営業を軌道に乗せるためにも必要だろうとの判断もあって、この話に乗った。

大阪で賃貸の事務所を探したが、何しろ大阪というところは、入居前の権利金が東京の倍以上する。探しあぐねている時に、前述のA銀行の船場支店から話が持ち込まれた。ワンルームマンションだが、場所的にも最適のところにあるので買わないかと言う。買うのなら全額融資しましょうとの申し出があった。さんざん悩んだが、それならばとこの話に飛びついた。

ところが土壇場になって全額は融資できない、一部を融資するがそれも私の父親名義でないと駄目だと言う。この野郎とは思ったが、すでに仮契約も済ませて、走り始めたあとである。不足分は東京で新たに短期借入れを立てざるを得なかった。このことが苦しかった高石書房の資金繰りをさらに圧迫することになった。

大阪の郊外にあった両親の家が落札されて、立ち退きが近づいてきた。関西で生まれ育った両親にとって、いくら息子がいるといっても、東京は恐いところと思っている。二部屋ぐらいのアパートかマンションでも借りようと手を尽くすのだが、年寄り二人となるとどこも貸してはくれない。途方に暮れてしまった。

母親が「大阪の事務所が空いているなら、そこでもええよ」と言い出した。父親名義になっていて、バブルの崩壊以降大幅に評価が下がったものだから、A銀行も処理に困っていた。毎月の返済分さえ払っていれば、何とか住んでいられそうだ。「私が働いて、その分ぐらいは何とかするよ」と母親が言い張った。言うだけでなく、すぐに7箇所もの掃除のアルバイトを引き受けてきた。

結局、両親は大阪のコンクリートジャングルのど真ん中の、陽の当らないワンルームだけの事務所に、今も住んでいる。親父もすでに85歳を過ぎた(これは8年前に書いた備忘録です)。だんだん足も弱ってきて外出もままならなくなってきた。せめて狭くてもいいから、太陽の差し込む部屋に移してやりたいと思うが、いまだにそれも出来ていない。
………………………………………………………………………………………………

そうだー! メッセンジャーだ

昨晩、セトママさんと話していて思いついた。

セトママさんたちがアメリカに住んでいたとき、メッセンジャーを使っていたそうだ。

セトママさんのご両親、秦野のジイちゃんやバアちゃんたちと繋いでいたそうだ。

「日本へ帰ってきたとき、昨日まで会っていなかったなんて思わなかったよ」

「インターネットでお互い顔を見て話していたからね」

実はもうすぐセトママさんたちはアメリカへ引っ越す。

セトママさんのご主人の再度のアメリカ転勤が決まったのだ。

5年間、セトママさんやチーちゃんはアメリカへ行ってしまう。

なので私のパソコンにもWEBカメラをセットしてメッセンジャーで繋いだ。




思いついたら即、行動

次に入院するときのためにノートパソコンを買ってある。

後は大阪の両親の住まいに光ケーブルを繋げばいい。

WEBカメラをもう一台買ってこよう。お互い繋ぎっぱなしでもいいよね。

私がゴソゴソと動き回っている部屋がいつでも見れる。

そろそろ両親に何が起きても不思議でない歳だ。




こちらも覗いてください

本作り、『今日のキーワード』『今日の編集室便り』 ⇒  個人出版(自主制作出版)のすすめ





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Last updated  Dec 21, 2007 12:11:54 PM
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聖書預言@ Re:ネットを再開するぞーっ! と思ったとたん(04/28) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
KURADON @ Re:ネットを再開するぞーっ! と思ったとたん(04/28) わあっ❗️ いきなり KURADONさん とでた!…
マリア4415 @ Re:会おうね。関西の人、中国地方の人(08/05) はじめまして。突然お邪魔して申し訳ない…
秦野の隠居@ Re:よかった(04/28) のりのりさん ----- 完全復活です。 アメ…
のりのり@ よかった 久しぶりにのぞいてみたら、ご隠居さん本…
秦野の隠居@ 引っ越しました 楽天ブログを再開しようと思ったけど、ど…
秦野の隠居@ Re[3]:秦野の隠居です(04/28) パパイヤさん ----- 後ほどご連絡させて頂…
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秦野の隠居@ Re[1]:秦野の隠居です(04/28) パパイヤさん ----- いつでも相談に乗りま…
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38万円で本ができた


第一章 もっと手軽に自分の本を作れたら


第二章 協力出版と懸賞募集の甘い罠


第三章 自分の本を作りたい理由を考えよう


第四章 本にする原稿をまとめよう


第五章 自分の本を売ってみよう


第六章 安く本を作る方法を考えよう


第七章 物書き稼業と編集者稼業の裏表


第八章 昨今の出版業界のお寒い事情


第九章 いまどきの本屋さんと物流事情


第十章 出版業界こぼれ話


【出版後記】


負けてたまるか


その1


その2


その3


その4


その5


その6


舞台裏からの独白


すぐそこの田舎暮らし


第一章 先住民/黒猫の『タンゴ』


第二章 山里「コンタ」発見


第三章 知らないってことは


第四章 竹の子で仲間を釣り上げる


第五章 森の天使の小さな落し物


第六章 小悪魔『チビクロ』参上


第七章 チビクロ砦とチビクロ王国


第八章 まったくもう、田舎暮しってヤツは


第九章 チビクロ、チビコゲへ変身中


第十章 隠れビーチで日向ぼっこ


第十一章 チビクロ、何処へ行こうか


第十二章 何で、お前まで行ってしまうの


第十三章 ムジナに見送られ、街へ帰る


エピローグ みんなで遊ぼうよ


両国・千夜一夜物語


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後編


はみ出し人生・出版屋稼業


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第二話 ちょっぴり生意気だった理由


第三話 出版企画会議の話


第四話 土木から資格試験へ


第五話 工学書転じて実用書に 


第六話 なぜかスキー書


第七話 退職、そして創業


第八話 行け行けドンドンの始まり


第九話 原稿は役員専用車で届く


第十話 スパイにされちゃった


第十一話 ただ酒、ただ飯、お土産は仕事


第十二話 閃いた


第十三話 出版から映像へ


第十四話 ヒットチャートに載っかった


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第二章 したたか女はイイ女


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第四章 私の出会ったイイ女列伝


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