ちょっと本を作っています

ちょっと本を作っています

Jan 27, 2009
XML
カテゴリ: 本を作る
気楽な隠居だからこそ出来ること


ビジネスモデルこそ、考えねばならない

一昨年来、出版業界の生き残りの方策を追いかけて来た。

たどり着いたのが、改めて電子書籍とオンデマンド出版の特性だった。

さらに過去のコンテンツを、如何に蘇らせるかの方策だった。


絶版になった本のオンデマンド出版化の話は10数年前から語られている。

電子書籍についても幾多の企業が追いかけ、挫折を経験したことか。

何が欠けているんだろう。何が求められているんだろう。


双方向の情報交換が主軸になりつつあるインターネット時代の特性。

新たなセールスプロモーションの在り方・電子書籍・オンデマンド出版。




電子書籍とオンデマンド出版

電子書籍やオンデマンド出版は、将来性が期待されながら中々軌道に乗らない。

そのためか、いつの間にか世間から忘れられ、出版業界でも顧みる人がいなくなった。

しかし私は今、改めて電子書籍とオンデマンド出版に注目している。


今の不況の影に隠れているが、出版業界こそ風前の灯し火状態にある。

既にその前に、出版業界は金属疲労ともいえる、産業構造の危機に瀕していた。

止めの一撃が、今回のサブプライムローン問題に端を発する大不況だ。


あえて言うならば、倒壊の可能性を誰もが感じながら、手を打とうとしなかった。

自分が老衰で死ぬまでには、地球はまだまだ崩壊しないだろうと頑なに信じていた。

今、老衰で死に瀕しながら、急に襲ってきた強権的な死の恐怖に怯えている。


ビジネスモデルへと体系化する

オンデマンド出版を、オンデマンド印刷による極小部数の印刷と勘違いしている人がいる。

電子書籍を、印刷経費をかけずに商品化できる方法と勘違いしている人もいる。




オンデマンド出版の特長は何か。電子書籍の特長は何か。

新しいアイテムとして捉え直し、改めて特長を捉え直す作業から始めた。

さらに従来の出版形態の特長も純化して、捉え直した。


今、ビジネスモデルを考える場合、セールスプロモーションの在り方も欠かせない。

ここでも、この間取り組んできた海外への販路拡大の経験が大きな意味を持ってきた。




語るより、実践あるのみ

この間考えた、オンデマンド出版の特長と利用法について、書くだけで1冊の本になる。

電子書籍の特長と利用法についても、書くだけで1冊の本になる。

インターネット時代の出版プロモーションについても、同じく1冊の本になる。


それらを有機的に組み合わせ、さらに現在の産業基盤のシステムと財産を継承する。

もはや語れる容量を遥かに越え、広大な未開の大地となって横たわっている。

目の前の荒野を切り拓き、前へと進むのみだ。新大陸の未来を夢に描いて闘うしかない。


後ろからドミノ倒しのように、出版業界の崩壊が押し寄せている。

大津波に呑みこまれる前に、希望の丘へとよじ登るしかない。

その足跡を見て、多くの人たちが後に続いてくれるように思う。



………………… JPS出版局のオフィシャルホームページ …………………

JPS出版局オフィシャルホームページ

少しずつ書き加えています。完成すれば本作りのノウハウ満載のホームページの実現です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jan 28, 2009 09:51:33 AM
コメント(4) | コメントを書く
[本を作る] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


最初のひとりは、自分  
ご隠居様、おはようございます。<(_ _)>
私は、ずっとオンデマンド書籍には興味がありませんでした。
まずは、パソコンの画面で文を読むと、すごく疲れるじゃないですか。(@_@;)
紙に印刷してあるものの、目や手ざわりへのやさしさや、モノであることへの信頼感や、いろんな人々の”検閲”みたいなものを通過してきた安心感や、そんなものを無意識に求めていたのかもしれません。
最近、アート系のオンデマンドサイトを見つけました。自分の描いた絵のデータを、そのサイトに送信すると、Tシャツやエコバッグやマグカップなどのグッズを選んで、数日後にプリントして商品になるというものでした。
それだけでモノができるんだ!とすごく新鮮な驚きでした。
気に入った人がいれば、オーダーしてもらえるというシステムですが、なんといっても、自分用のサンプルが作れて、手にとって確かめられる!ということに魅力を感じました。なんといっても、最初のユーザーは自分ですもんね。
その最初のひとつをつくるために、100冊とか、1000冊とかいう単位で挑戦しなくていいというのはありがたいことです。
とはいえ、アートグッズではなく、本となると、また話は違うような・・・。(^_^;)
(Jan 28, 2009 09:26:24 AM)

Re:最初のひとりは、自分(01/27)  
秦野の隠居  さん
ウルトラ・シンデレラさん
-----
本の場合、電子書籍にしても、オンデマンド書籍にしても、ダイレクト印刷や通常の書籍印刷を利用した本作りにしても、最初に編集費とデザイン代、DTP代等で30~40万円は掛ります。その部分をないがしろにすると、ネット上で「格安で本を作ります」と宣伝しているところのように、クオリティの低い本になってしまいます。

経費を掛けるべきところには掛ける。その上で需要に合わせて、より無駄なく印刷製本したり、電子書籍として提供することが必要です。

その上で、どのようにすれば読者の手元に届けられるのかを、既存の出版流通ルート、ネット販売のあらゆる手法を勘案して最善を尽くすことも大切です。

上記のことの決め手となるのは、告知方法、インターネットの特性を生かした、キーワード検索への対処法と、いかに存在を知らせ、本の中身についていかに分かりやすく読者に伝えるかにあるように思います。 (Jan 28, 2009 09:46:52 AM)

情熱の量ですよね・・・。  
つい先日、「こころのチキンスープ」シリーズの著者、ジャック・キャンフィールドの本を読みました。あのシリーズに火がつくまで、彼と共著者がやったことの一部~毎日、5つのラジオインタビューをこなし、書評を書いてくれそうな編集者に5人にレジメを送り、少なくとも5人に対してのセミナーを開き、著名人に本を贈る・・・などなどを知り、頭がくらくらしました~。
なんという情熱の大きさ!
なんという自分の本への信頼の高さ!
結局、これ!なんだなと思ったのです。
編集費に数十万円を賭けられるのも情熱。
出版社や本屋や読者に売り込んでいくのも情熱。
この情熱は、たぶん、自分でガムバッテ燃やせばいいというものではないように思います。
それは、なんでしょう?
(Jan 28, 2009 10:00:29 AM)

Re:深夜の独り言(01/27)  
hegos  さん
おはようございます。
I hope so ’CHANGE’。
未開拓の領域に歩みはじめるには果敢なる決断がいります。事がうまくいったら有象無象の小衆(?)は後から我先に追いかけてきます。
 釈迦に説法。失礼の程を。
hegos (Jan 28, 2009 10:26:48 AM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

秦野の隠居

秦野の隠居

Comments

聖書預言@ Re:ネットを再開するぞーっ! と思ったとたん(04/28) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
KURADON @ Re:ネットを再開するぞーっ! と思ったとたん(04/28) わあっ❗️ いきなり KURADONさん とでた!…
マリア4415 @ Re:会おうね。関西の人、中国地方の人(08/05) はじめまして。突然お邪魔して申し訳ない…
秦野の隠居@ Re:よかった(04/28) のりのりさん ----- 完全復活です。 アメ…
のりのり@ よかった 久しぶりにのぞいてみたら、ご隠居さん本…
秦野の隠居@ 引っ越しました 楽天ブログを再開しようと思ったけど、ど…
秦野の隠居@ Re[3]:秦野の隠居です(04/28) パパイヤさん ----- 後ほどご連絡させて頂…
パパイヤ@ Re[2]:秦野の隠居です(04/28) 今、メールを送らせて頂きました! 上記の…
秦野の隠居@ Re[1]:秦野の隠居です(04/28) パパイヤさん ----- いつでも相談に乗りま…
パパイヤ@ Re:秦野の隠居です(04/28) 良かった。 本当に生きてらっしゃる!(笑…

Freepage List

両国の隠居の自慢話


テスト


画像の貼り付けかた


チェック


38万円で本ができた


第一章 もっと手軽に自分の本を作れたら


第二章 協力出版と懸賞募集の甘い罠


第三章 自分の本を作りたい理由を考えよう


第四章 本にする原稿をまとめよう


第五章 自分の本を売ってみよう


第六章 安く本を作る方法を考えよう


第七章 物書き稼業と編集者稼業の裏表


第八章 昨今の出版業界のお寒い事情


第九章 いまどきの本屋さんと物流事情


第十章 出版業界こぼれ話


【出版後記】


負けてたまるか


その1


その2


その3


その4


その5


その6


舞台裏からの独白


すぐそこの田舎暮らし


第一章 先住民/黒猫の『タンゴ』


第二章 山里「コンタ」発見


第三章 知らないってことは


第四章 竹の子で仲間を釣り上げる


第五章 森の天使の小さな落し物


第六章 小悪魔『チビクロ』参上


第七章 チビクロ砦とチビクロ王国


第八章 まったくもう、田舎暮しってヤツは


第九章 チビクロ、チビコゲへ変身中


第十章 隠れビーチで日向ぼっこ


第十一章 チビクロ、何処へ行こうか


第十二章 何で、お前まで行ってしまうの


第十三章 ムジナに見送られ、街へ帰る


エピローグ みんなで遊ぼうよ


両国・千夜一夜物語


前編


後編


はみ出し人生・出版屋稼業


第一話 私の出版屋事始め


第二話 ちょっぴり生意気だった理由


第三話 出版企画会議の話


第四話 土木から資格試験へ


第五話 工学書転じて実用書に 


第六話 なぜかスキー書


第七話 退職、そして創業


第八話 行け行けドンドンの始まり


第九話 原稿は役員専用車で届く


第十話 スパイにされちゃった


第十一話 ただ酒、ただ飯、お土産は仕事


第十二話 閃いた


第十三話 出版から映像へ


第十四話 ヒットチャートに載っかった


第十五話 思えば、いろいろやったもんだ


身も心も捧げた女は飽きられる


プロローグ


第一章 身も心も捧げた女は飽きられる


第二章 したたか女はイイ女


第三章 女の勘違い


第四章 私の出会ったイイ女列伝


エピローグ


ナタマメ狂想曲


第一話 なぜナタマメ茶を作ったのか?


第二話 やっぱり巻き込まれてしまった


編集後記


ご協力をお願いします


2


ちょっと振り返ってもらえませんか


リンクを貼って下さっている方一覧


ブログ仲間(その2)


自主制作出版日記


両国の年の瀬


セミナー日程


ブログ仲間が書いた本、作った本


工事現場で~す


アジアの片隅に中古パソコンを


隠居の店


究極の中国花茶


健康でいて欲しいから


原稿の書き方、本のまとめ方


私の家計簿


本作りネットワーク


隠居の引越し


リボンリボンさんと楽天


みんなの本作りサロン


両国の隠居とJPS出版局の作った本


個人出版(自費出版)実践マニュアル


東京新聞(2006年12月15日)


今までのブログ


こうして著者は騙される


製作費概算見積り例


出版物製作についての確認書


出版販売についての確認書


出版契約書


蘇れ、出版業界人


四六判並製(ソフトカバー)製作費早見表


四六判上製早見表


A5判並製早見表


A5判上製早見表


本作り概算料金早見表


無名著者のための販売戦略


テスト


秦野の四季


JPS出版局が手掛けた本



© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: