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2014.01.10
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カテゴリ: その他
以前、このblogに次のように書いた。

・・・・・

単元後半に「モデルの探究」を促す課題を設定する。このことにより、それまでの観察・実験から見出したきまりの仕組みや意味を問われることになり、「目に見えない」現象や「実際に見ることができない」現象を既有の知識や経験を総動員して想像させることにつながるだろう。このとき、根拠と主張の「距離」を長くするとともに、様々なたとえを使った比喩的な表現を大切にしたい。

・・・・・

このことについて、内田伸子先生(筑波大学監事、お茶の水女子大学名誉教授)は著書「想像力」(講談社現代新書 1994)の中で「メンタルモデル」として次のように書かれている。

・・・・・

 三宅なほみ氏と波多野誼余夫氏は、技能に熟達した人々の認知活動は、世界ないしその一部である手続き(手順)が、どのように作動するかについての頭の中のモデルに基づいていると想定している。このモデルを使って、人は心の中でイメージを動かし一種のシミュレーションをおこない、新しい問題を解いたり、手続きを柔軟に修正したり、新しい手続きを案出したり、案出した手続きを評価したり説明したりすることができるようになる。こうした対象を操作するモデルのことを、認知心理学では「メンタルモデル」とか、「概念的知識」と呼んでいるのである。

 ・・・(中略)・・・

 しかし、想像力は未来をつくるものであるとすれば、フィクションは吟味するに値する。科学的な予測は、どうしても人間のイメージが希薄になり、抽象論におわることが多い。フィクションならば、状況を設定して、人物も配置し、好きなように人物を動かすことができる。まさに、その状況の中でその人物がどのように動くのかについてメンタルモデルをつくる、一種のシミュレーションをおこなうことになるのである。実際にその状況の中で人物を動かしてみると、現実に解釈したり推理したりしなければならない問題や矛盾が見えてくる。私たちは、わかりにくい「もの」や「こと」を説明するときには、このようなメンタルモデルを構成し、整合性のある表象をつくりあげているのである。


・・・・・

つまり、「モデルの探究」こそ、「創造的な学び」なのである。

(つづく)





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最終更新日  2014.01.11 09:26:41
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