昔、ファシリテーションについて、実践の場で学んだ経験があるからなのでしょうか。
このところ、「ファシリテーション」について、企業トップや現場リーダーの関心が高まって
いるように感じています。
ビジネス誌にも、「ファシリテーション」の特集が組まれるほど、コトバとして一般的になった
印象を受けます。
さて、中小企業の場合、特に創業者は強烈なリーダーシップとカリスマ性で会社を引っ張って
いることには、異論はありません。
ある程度の規模の企業(一応グループ企業を含めて大企業といわれる規模)で、
スタッフ職の経験が長かった私の場合、ついつい主体的なものの考えをすることが多く、
企業トップの考え方に違和感を抱く場合がまったくない、とは言い切ることができません。
マーケティングに携わっている方々ならば感じるであろう「ちょっとズレている」という感触。
よく言えば、不確実性と複雑さが高い現在では、1人のカリスマがすべてを見通すことは
困難です。
だから、自分の考えと「ちょっとズレている」という感覚も十分にありえるわけです。
しかし、この場合、明確な根拠なく自分の意見だけを主張すると企業戦略そのものが
大きくブレてしまう危険性が高く、従業員という立場のスタッフの場合「従業員」である以上
中小企業の経営そのものに責任をとることができません。
であれば、「自分で起業すれば?」という判断もありますが(苦笑)。。。
では、この考え方を「売り手」と「買い手」の立場で考え直してみます。
「売り手」は、ファシリテーションによって「買い手」ご自身に考えていただく材料を提示する。
「買い手」が疑問に感じていることを「買い手」にとってわかりやすいコトバで説明して
納得していただく。
「買い手」の不安をできる限り先読みして、調査・分析のうえ、「買い手」の判断材料として
状況を提示する。
その他、「売り手」と「買い手」の立場が並列で問題解決にあたること・・・・・・・・・・・・・・・
つまり、ファシリテーションという考え方は、「ソリューション営業」と意味が同じである、
と判断できるのです。
あくまで個人的な仮説にしかすぎませんが、
判断すべき情報が錯綜し、不確実性と複雑さがきわめて高い現在。
ファシリテーションを実践で学んでいたことが、「ソリューション営業」の局面で
おおいに役だっていることは間違いないようです。
確かに、まったくといっていいほど完璧ではありませんが、
予測される問題に事前に対処する可能性が、ほんの少しだけ高いのかも?
と自分に言い聞かせ、自分のストレスをほんの少しだけ軽減させるだけの
効果はあるようです。(たぶん)
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