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2010.10.15
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カテゴリ: 必殺シリーズ
必殺橋掛人.jpg





必殺シリーズ第24弾「必殺橋掛人」は監督:工藤栄一を復帰させ
主人公に個性的な悪人を演じてきた津川雅彦を起用するという
ハードボイルドな作風への原点回帰作となった作品である。

橋掛人の元締・多助が何者かに襲われ瀕死の状態で
娘・お光(西崎みどり)に13箇所に印のついた
江戸の地図を渡し息絶えてしまった。

この謎を究明すべくお光は父と関わりがあった瓦屋根職人の
おくら(萬田久子)松(斎藤清六)夫婦に父や地図について尋ねた。
この地図こそ元締・多助が請負った殺しの依頼件数であった。


そんな時、頼み人と知り合った反物担ぎの行商人
柳次(津川雅彦)はこの元締殺しの件で一枚噛んでしまい
おくら達にプロの殺し屋だと見抜かれてしまった。

元締・多助が残した殺しの依頼を敢行すべく柳次は
橋掛人としておくら達の仲間になるのであった。

物語は各話ごとに依頼を受けるのではなく
既に依頼が受けられた状態で
それを受けた元締・多助が亡くなってしまっため橋掛人たちは
唯一の手がかりである地図を基に毎話1件ずつ頼み人は誰か、
動機は何か、依頼内容は何か、殺す標的は誰かを調べていき
事件の真相を突き止めて行くミステリータッチで描かれており


依頼者と殺しの的が解らないという仕組みになっている。

この殺し屋・柳次は後妻で若妻のお紺(高部知子)と
先妻との間にできた一人娘のお咲(安孫子里香)も大事にしており
お咲とお紺の不和に悩みつつ関係改善のために奔走するという
ホームコメディも展開していました。

必殺橋掛人1.jpg


その上を歩いて足跡が付かない様に進み
餓鬼の刺繍が施された反物を拡げ仕込まれた金色の糸を引き出し
右手で糸を振り回した後、悪人の首に巻き付け絞め殺す。

鳥刺しの新吉は鳥寄せの笛を吹き矢として使い仕込み針を発射、
悪人の首筋や額に突き刺し絶命させる。
この時、黒い上着を頭に被せアラビア人風の恰好で
殺しを行うのだが、これは監督の工藤栄一のアイディアで
前期必殺シリーズに見られた時代劇らしくない出で立ちを
意識したものでありました。

おくらは鋭く研いだ瓦を亭主の松が標的を攻撃しやすいように目印し
悪人目掛けて投げ相手の首筋を斬り裂く。

最終回は後期必殺恒例の超大物大名相手に殺しを敢行し
正体が晒され解散するというパターンではなく
普通に依頼13件を遂行し終了と共に全員が普通の生活に戻るという
特別な事での解散はなく終焉するのである。

これはシリーズ14弾「必殺からくり人・富嶽百景殺し旅」以来
解散なしの最終回でありました。

ちなみに主題歌は前作に引続き「さよならさざんか」であり
その為か殺しのテーマ曲も前作「必殺仕事人V」からの
流用曲であり、仕事人の曲が非・主水シリーズで使用されたのは
この「橋掛人」のみである。


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Last updated  2010.10.15 19:03:29
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