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2011.04.28
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カテゴリ: 戦争映画
きけ、わだつみの声1.jpg


第2次世界大戦下の日本軍は兵力不足を補うため
大学生、高校生を徴兵し学徒出陣を命じ
1945年2月、ビルマ戦線の激化によって学生たちは戦没。

学生の手紙や手記を集めて出版された本を元に
1950年に東映が反戦の想いを描いた戦争映画が
「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」である。

1944年に日本軍はインド北東部のインパール攻略を目指した
「インパール作戦」を決行するため学徒兵を
激戦地のビルマへ送り込むも作戦は失敗に終わった。


飢えと疲労にさいなまれながら敗走を続けていた
牧見習士官(沼田曜一)は偶然にも学生時代の恩師である
大木二等兵(信欣三)と出会った。

かつての師と生徒という関係から戦場では部下と上司という
逆転した立場での皮肉な運命の再会であった。

しかしアメリカ・イギリスら連合軍が迫る中
柴山少佐(上代勇吉)青地軍曹(伊豆肇)岸野中尉(原保美)
率いる柴山大隊軍に日本軍は転進の師団命令を出す。

命令に背く事ができない柴山大隊軍は抱えていた
傷病兵を置き去りにして出発する事にした。
しかし残された傷病兵は助かる見込みがないと思い


それでも転進する柴山大隊軍は豪雨と
連合軍の猛烈な砲撃を浴びてしまい
撃ち続く砲撃に全滅を予感した柴山少佐は
岸野中尉と逃亡してしまった。

寮歌を歌い白旗かざして硝煙の中を進む兵士たちが

牧見習士官は重傷をおってしまう。

砲弾飛び交う戦場で大木二等兵は瀕死の牧を抱えて
真のモンテニューの精神を語った。
それは師と生徒が国内で果たせなかった残りの授業であった。

そして戦地は荒廃し牧は祖国を求めて彷徨いひとり歩く・・・

この映画は終戦から5年しか経ってない時期に制作され
反戦映画第1号として監督の関川秀雄が平和に生きていた若者が
免れようのない死と直に向き合った心情を見事表現し
俳優陣も戦後まもない頃だったのでリアルな演技を出しました。

また「わだつみ」とは「海をつかさどる神」を意味する
日本の古語であり、国際平和ミュージアムに置かれている
碑文には「なげけるか いかれるか はたもだせるか
きけ はてしなきわだつみのこえ」と記している。


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Last updated  2011.04.28 19:54:40
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