PR

Favorite Blog

デジタルサイネージ5… New! ITOYAさん

余ったカラメルソー… New! てらまさん

🍑 新作「忘れな草を… New! 神風スズキさん

Hyakkimaru's Blog ひゃっき丸さん
★モイラの名画座★ モイラ2007さん
2011.05.15
XML
カテゴリ: 外国映画
巨人ゴーレム.jpg


1920年、ドイツ表現主義の作品の1つとして
制作されたのが無声映画「巨人ゴーレム」である。

物語はチェコの都であるプラーグの一区域に
プラーグの王がユダヤ民族を迫害していた時代、
大虐殺に直面したその時、ユダヤ寺院の中で
巨人像・ゴーレムが発見された。

ユダヤ人のレーウ博士が魔王アスタロスに教えられた
秘術によりゴーレムは生気を与えられ動く巨人となった。
レーウ博士は実験的にゴーレムに薪割り、買い物などさせ


レーウ博士はプラーグの王にゴーレムの力を誇示するため
謁見する事になったが、ひょんな事から王の命を救い
この事により王はユダヤ人追放令を却下し
一族は解放を得たのだった。

ユダヤ人は救われた解放感から祝賀会を開き
平和な日が来る事を誰もが信じていた。
また命を与えられたゴーレムは自我が目覚め始め
博士の娘・ミリアムに恋心を抱く様になった。

だが天王星が12宮の中心に来た時、魔王アスタロスは
ゴーレムの返還を要求してきた。
それはゴーレムが制御不能となってしまうからだ。


ゴーレムは手のつけられぬ乱暴者となり
出会う者すべてを殺し、火事を起すなど大暴れ。
またミリアムが連れ去られてしまうのである。

しかし無邪気な子供がゴーレムの胸に付いている
ダビデの星を悪戯から外されゴーレムは生気を失い


この映画に登場するゴーレムはユダヤ教の伝承に登場する
自分で動く泥人形の事であり、作った主人の命令だけを
忠実に実行する召し使いかロボットのような存在である。

また本作は様々な芸術分野において感情を作品に反映させ
表現する傾向のドイツ表現主義のひとつであるが
その評価は低く、単なるモンスター映画として
取り扱われてしまいました。


にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村



巨人ゴーレム 新訳版/パウル・ヴェゲナー製作。人造人間大暴れのサイレント作品





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.05.16 07:54:00
コメント(2) | コメントを書く
[外国映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

Profile

上段タロー

上段タロー

Calendar

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: