佐々木健介デビュー20周年記念イベント | メタボの気まぐれ

長州力に憧れ1985年6月にジャパンプロレスに入門し
全日本プロレスのマットでデビューした
佐々木健介のデビュー20周年を記念したイベントが
2006年2月11日に後楽園ホールにて開催された。

全日本の全面協力の下、トークショーを交えた
全６試合が組まれ、まず本大会の盛り上がりを左右する
第１試合、ドラゴンゲート所属のマイケル岩佐＆
ダニエル三島のフロリダブラザーズに
金髪の佐々木健介扮する“ケンスキー佐々木”が

対決する６人タッグマッチでスタート。

健介は「フロブラは良い意味で佐々木健介を
壊してくれた存在」として尊敬する後輩として
タッグを組み、結果は健介の反則勝ち。

続く第２試合、出場選手が全員１万円を払い
最後に優勝した選手が参加費を総取りするという
異色バトルロイヤルである。

出場者は鈴木みのる、渕正信、雷陣明、ＡＫＩＲＡ、
荒谷望誉、土方隆司、カズ・ハヤシ、菊タロー
ＴＡＫＡみちのく、平井信和、ブルート一、健心
そして鬼嫁・北斗晶も参加した。

まずは北斗が標的とされそうになるが、北斗は
「みのるのＴシャツも売れてるぞ」と反論。
みのるは「負けたらヌードだぞ」と北斗に大して叫ぶと
北斗も「あんたもヌード写真集だ」と反論。
「こっちは３８００円だぞ」と言うみのるに

試合は鈴木みのるが最後まで残り優勝した。

そして健介が３人の選手と“戦う”トークショー
5分1本勝負の１つ目は武藤敬司であり
武藤は健介に「一番辛かった時期は」
「パワー・ウォリアーが見たい」と質問を投げかけ
最後は「最近北斗に愛してるって言ってる？」と迫った。

次に健介の後輩で当時、三冠王者だった小島聡が登場
小島は健介に新人時代の仕打ちを根に持った
質問をぶつけ健介をギブアップ寸前に追い込んだ。

次には帝王・高山善廣が登場しトークショーならぬ
健介暴露大会を開催した。内容は「北斗のために
大きなクマのぬいぐるみをプレゼントしようと買ったが
こんなもんいらないと捨てられた」
「北斗の前に婚約者がいた」という衝撃発言が飛び
「千葉在住のＹ子さん、いや、ヨウコさん」と実名を
晒した所で健介がゴングを要請し
３分１４秒、ギブアップのゴングが鳴らされた。

佐々木健介デビュー２０周年記念興行1.jpg

そしてメインイベント・時間無制限1本勝負
佐々木健介がプロレスリングノアの小橋建太と
初タッグを結成し風雲昇り龍・天龍源一郎と
健介の愛弟子・中嶋勝彦と初対戦する
夢のタッグマッチである。

リングアナは全日本の木原文人が体調不良で前日、
急遽出られないと決まり、北斗晶は前日の夜に
木原の嘗ての先輩であるノアの仲田龍に代役を打診し
仲田は快くリングアナを務め、
レフェリーが和田京平という事もあり
６年ぶりの仲田＆和田コンビに観客は大盛り上がり

この試合は北斗がブログにてファンに一番見たい
カードを募集したところ「小橋と健介のタッグ」の
要望が圧倒的に多く、北斗が仲田龍に交渉した。

仲田は小橋にこのオファーを伝えたところ
「小橋が行くと言っております」と北斗に伝えた。
この報告に北斗は「宝くじが当たった心境」と語っている。

試合は小橋と天龍の因縁のチョップ合戦と
健介、勝彦の師弟対決がファンを釘づけし
最後は健介がラリアットで中嶋の体を１回転させ
豪快な勝利を飾った。

試合後は本日の大会に参加した選手が次々と入場し
小橋が渕、武藤、小島と握手するたびに観客から大歓声。
小橋は和田レフェリーのためにロープをあけて入場させ
ほかの選手たちも次々とリングに上がって
全員で記念撮影を行った。