かい君のよろず日記

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Oct 3, 2024
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隼人から吉松へ行き、そして吉都線で都城へ。そして、また日豊本線で隼人から終点の鹿児島中央まで一筆書きの切符が買えるかどうか、隊長は切符売り場のお兄さんに聞きに行っていた。

結果から言うと、やはり同じ隼人駅を2回通るので、そこで一旦切符は途切れるということでした。

僕の言ったことのが正しかったね。

しかし、隼人駅から隼人駅行きという面白い切符を購入することができた。
A コープで購入したビールと軽食を片手に日立線の吉松行きの列車に乗り込んだ。肥薩線は2020年7月の九州豪雨で被災し、八代―人吉駅間(52キロ)が現在不通になっている。肥薩線の歴史は古く

1903年の明治36年に開業している。肥薩線は当時海外と戦争しようとしていた。日本にとって海沿いの鹿児島本線は軍艦の艦砲射撃に攻撃がさらされるという危険を回避するために、わざと山の中に作られたという。つまり山線なのだ。山の中を走っている肥薩線だがループあり、スイッチバックありと鉄道ファンにはたまらない魅力的な路線だ。復旧できるなら復旧して欲しいところだ。

隼人駅を出発して山の中に入っていくと人気の嘉例川駅というのが見えてくる。この駅は明治時代の駅舎がそのまま残っており、とても魅力的だ。

「隊長、そろそろ左側に嘉例川駅が見えてきますよ」

「窓開くかなあ」


今どきの列車は窓が開かない。40年以上前に製造されたキハ47だが、事故防止のため少ししか窓が開かない。下側のほんの10センチ程度しか窓は開かなかった。

嘉例川駅は明治時代の風格で堂々と迎えてくれた。ホームには七夕飾りがたくさんされていた。駅員の姿は無くて無人のようだ。

「いい駅ですね」

この駅を見るだけでも価値がある。列車はすぐに発車となった。駅前では若い女性の二人組が駅の写真を撮っていた。しかし、彼女達はレンタカーでこの嘉例川駅に訪れているようだ。

「駄目なんだよ、車で来たら、分かってないなぁ」

と僕は嘆いた。列車があっての駅なのだから。
しかし、その列車が少なすぎて不便極まりないのだから仕方がないか。

列車は立派な築堤の上に引かれた山の路線を唸るエンジン音と共に走り、吉松を目指ざす。








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Last updated  Oct 7, 2024 08:53:25 PM
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