楽しく ひまつぶし Labo

楽しく ひまつぶし Labo

2026.05.12
XML
テーマ: 読書
カテゴリ: 読書
みなさん、こんにちは!
突然ですが、映画館で予告編を見て「あ、これ原作から絶対に読んでおきたい!」と急にスイッチが入ることってありませんか?

今回は、まさにそのパターンで一気に読み終えてしまった小説、小川哲さんの『君のクイズ』についてお話ししたいと思います。

■ 出会いはYouTube、そして映画館
実はこの本、半年ほど前にYouTubeの読書チャンネルで紹介されているのを見て、「面白そうだな〜、いつか読もう」と読書リストに入れていた一冊でした。
そのまま少し寝かせてしまっていたのですが、先日別の映画を観に行った時のこと。幕間の予告編で、この『君のクイズ』の映画化を知ったんです!

大スクリーンで流れる緊迫した予告編を見たら、もう我慢できません。「これは映画が公開される前に絶対に読んでおかなくては!」と、帰りがけにさっそく原作を手に取り、ページをめくり始めました。





■ 衝撃の幕開け:問題を聞かずに優勝?
この小説、なんといきなり「クイズ番組の決勝戦」しかも優勝を争う二人の後半戦という、超クライマックスな場面からスタートします。

主人公の三島玲央(みしま れお)と、対戦相手の本庄絆(ほんじょう きずな)。二人がギリギリの熱い攻防を繰り広げ、いよいよ勝敗を決する最後の問題が出題される……その瞬間です。

なんと、問題がまだ一言も読まれていないのに、本庄絆が早押しボタンを押し、
「ママ、クリーニング小野寺よ」
と答えて見事に正解!そのまま優勝をさらってしまうのです。

えっ、どういうこと!?と、読者も主人公も頭の中がハテナでいっぱいに。
問題を一文字も聞かずに正解がわかるなんて、魔法なのか、番組側のヤラセなのか、それとも人知を超えた圧倒的な実力なのか……。ここから一気に疑惑の渦へと引き込まれていきます。

■ クイズの裏側と、痛快な謎解き
優勝を逃した主人公・三島玲央は、この不可解な現象を解明するため、番組の録画ビデオを何度も見返し、本庄絆という人物の情報を徹底的に集めて解析を始めます。

読み進めてみて感じた、この作品の魅力はこんなところです。

・サクッと読める絶妙なボリューム感:

・知られざるクイズの世界: クイズ番組の裏話や、プレイヤーたちの独特な思考回路、勝つためのテクニックなどが、謎解きの重要なヒントとして見事に散りばめられています。読みながら「へぇー!」とクイズ界隈の知識が得られるのも楽しいポイントです。

■ 映画化への期待と「どうやって!?」という疑問
少し毛色は変わっていますが、これはまぎれもなく推理小説(ミステリー)でした。最後の最後までページをめくる手が止まらず、楽しい一冊でした。

ただ、一つ気になっているのが……まもなく公開される映画について。
主人公の頭の中のハイスピードな思考や、クイズプレイヤー特有の感覚をスクリーンで表現するのは、かなり難易度が高そうに感じました。だからこそ、どんな映画に仕上がっているのか、逆にワクワクしてきますね!

皆さんも、映画が公開される前にぜひ原作『君のクイズ』を手に取ってみてください。きっと、これからテレビでクイズ番組を見る時の視点がガラッと変わりますよ!


君のクイズ (朝日文庫) [ 小川哲 ]





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.05.12 15:26:25
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: