ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

2026年08月05日
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今朝は23度、
爽やかな朝で なんだか得した気分です。

先日、このブログで廊下の桧の床板の
メンテナンスについて触れました。

柱や梁など
室内に現しになる木材には、
米ぬかを袋に詰めて それで磨くと艶が出る
これは一般的に 聞いたことがある方も
多いと思われます。

美濃地方や飛騨地方では
米ぬかの代わりに​ 荏油(えあぶら) ​で
床や柱、梁など
部屋の中の木部を磨きました。

建築のプロでも、

木部に荏油を塗ることの効用を
知らない方が多くいます

そんな方の多くが勧めるのは 海外製の自然塗料。

目の前に昔から使われているものが、

あるのですが・・・

荏油で磨くと経年変化で
自然な艶が出るんですね。





上の写真は 吹抜け周りの笠木手摺です。
荏油を塗れば、 上の写真のように
すぐに艶が出るわけではありません。

ウレタンを塗っているわけではありませんから
1.2年という時間がかかりますが、
自然な艶で飽きがきません。

もちろん先日お伝えしたように 無垢の床でも同じです。

紙太材木店では 無垢の床のフローリングは、
無塗装で何も塗っていないものを使います。

お引き渡しの前に 木部は荏油を塗るのですが、
床のフローリングだけは
住まい手の方に塗ってもらいます。

3か月、6か月、1年、3年と
定期点検でお伺いするたびに、
床の艶が増していきます。

ご自分で塗られた床に艶が現れ、
次第にそれが美しくなっていくのを
見ていただきたいですし、
その経験が
住まいをメンテナンスすること
大事にすることに
繋がると思うからです。


最初に艶が出るのは
人が室内でよく通るルート、
そして手でよく触れる手摺などの木部。

順次、時間の経過とともに
その面積が広がっていきます。

先日10年点検でお伺いした 可児の家の床は、
無塗装のカバの木のフローリングですが
床一面艶が出ていて、
知らない人が見たら
ウレタンが塗ってある勘違いするほどです。

お引き渡しの時に
最初の2.3年は年に一度
床に荏油を塗ってくださいねと
お伝えしていますが、
可児の家の方は
まだいいかな、まだいいかなと言っている間に
どんどん床に艶が出てくるので
一度も塗ってませんと・・・

手摺や床の場合、
人の手や足裏からも油分が出てますから
その影響もあって 早く艶が出るのかもしれません。

カップボードや下駄箱など
造作で作る場合が多いのですが、
それらも無垢の無塗装の木で作ります。

家具の場合は床などと違って
そのまま塗るのではなく、
もうひと手間かけています。

鉋(かんな)を掛けたり、
サンダーで磨いたりした後に 荏油を塗ります。

水回りの洗面カウンターなどは
荏油に蝋を混ぜたものを塗ります。
蜜蝋ワックスなんておしゃれな名前がありますが、
ネットなどで購入すると高いので
紙太材木店では自作のものを使用してます。





上の写真は
ダイニングテーブル。
タモの無塗装の無垢材に
荏油を塗って磨いています。
横から見て背景が映り込むまで。

下の写真は 先日比較のために作ったもの。
右から無塗装
荏油塗り
蜜蝋ワックス塗り

上から

アメリカンブラックチェリー

米ツガ





見た目は蜜蝋も荏油も 変わりはありませんが、
樹種によってどう変わるか?
経年変化の違いや
水のはじき具合の違いを見てみたいと思います。



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Last updated  2026年08月05日 09時20分45秒
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