全13件 (13件中 1-13件目)
1

おはようございます、紙太材木店の田原です。いよいよ今夜ですが(WC)とても起きていられる時間ではないので、さてどうするか思案中です。今年の夏至は6月21日。既に、ゆっくりと日が短くなっています。太陽高度もそれに従い低くなっていくのですが、暑さはまだ本番ではありません。フランスやドイツでは40度越えの気温で死者も出ているようです。例年、東海地方の梅雨明けは7月19日頃。日本の住まいはその頃から、強烈な西日を受けることになります。もちろん朝日もそれなりに強いのですが、夜の間に空気自体は冷やされています。朝日で感じる暑さと一日熱せられた空気の中で受ける西日では、感じる暑さが違ってきます。日本の夏は南側の窓の日射対策も必要ですが、軒が出ていれば昼間のかなりの時間は日射を防いでくれます。問題は西側。住宅密集地などではそれほど意識しなくてもいいケースもありますが、西向きの窓から日差しが入るようなら対策が必要です。この日差し、つまり日射対策は窓の外側 でするのが基本です。日射遮蔽係数と言うのがあります。何も対策をしていないのを1.0とします。レースカーテンは0.74内付けのブラインドは0.66内付けのロールスクリーンは0.6障子は0.59効果があるのは外付けブラインド0.24外付けロールスクリーン0.41すだれ0.32総合的に見て一番安価で効果があるのがすだれです。西側の窓の外につければいいので、引違いの窓なら問題なく取り付けられますが通風を考慮して縦滑り出し窓にしていると、開いた窓にすだれが当てってしまいますから開く窓より外側に取り付ける必要があります。30センチほど外側に取付となると軒から下げるしかありませんが、西側に軒が無い家では取付ができません。方法は窓の上に庇を取り付けそこからすだれを下げる。もう一つは内側に開く窓と取り付ける(ドレーキップ、ツーアクション)でも後から庇を取り付けたり窓を替えるとなると、費用も掛かってしまいますから最初の設計の時に、西側の窓の日射対策を考えておく必要があります。西側の窓の安価な日射対策は・引違いの窓にして外壁にフックをつけてすだれを下げる・ドレーキップの窓にして外壁にフックをつけてすだれを下げる・縦滑り出し窓なら庇をつけてそこからすだれを下げるこれらの対策があります。前提は東西のサッシに使うガラスは遮熱ガラスで、それとの組み合わせでより効果を発揮します。もちろん、完璧に遮熱対策がとれるなら取得型のガラスで冬季の暖房負荷を軽減させることも考えられますし、西側の窓を再熱除湿に利用も考えられます。設計者と相談しながらどの対策を取るかを考えてください。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月29日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。いよいよWサッカーが大詰め。得失点差で2位通過だと後に当たるのは難敵ばかり・・・台風も気になりますが、さてどうなるでしょう。新建ハウジングが出している別冊のアーキテクトビルダー5月号のテーマは「ゆとりのエアコン空調」新住協の鎌田先生も寄稿されていて、興味深く読ませていただきました。何人かの実務者が寄稿しているのですが、その中にエアコンによる全室冷暖房と全館空調を比較したものがありました。興味を引いたのは年間のその電気代です建物は4棟で2棟が全館空調2棟がエアコンによる全室冷暖房です。全館空調の換気は熱交換式の換気扇が組み込まれているもので、空調室に4.0Kwのエアコンを設置し各部屋に配気します。エアコンによる全室冷暖房はLDK4.0KWと居室3部屋に2.0KWこの換気は熱交換式換気扇で別途取り付けられています。4棟ともUa値は0.4W/m2K前後(0.38~0.43)C値は0.2~0.3cm2/m2ηAC(夏季の日射熱取得率)(1.2~1.7)断熱性や気密性、日射遮蔽などを意識した設計と言えます。関東の会社なので6地域に建てられていると思われます。4棟はそれぞれABCDで分けられ全館空調方式のA棟パネル無しB棟パネルあり(8.53KW)エアコンで全室冷暖房方式はC棟パネル無しD棟パネルあり(9.28KW)それぞれの年間の電気代が全館空調方式A棟 236.436円B棟 121.024円エアコン全室冷暖房方式C棟 214.881円D棟 106.562円記事では全館空調とエアコン全室冷暖房の金額だけでなく、各部屋の平均気温も出ていて全館空調とエアコン全室冷暖房の差は電気代(年間2万前後)よりも温度の質の差であると解説しています。実際、各部屋のシーズンごとの平均気温も出ていて、真夏と真冬で2~3度の違いが出ています。他社の建てた住まいの詳細な気温や電気代の実際のデータと言うのは、なかなか見る機会が無いので興味深く読みました。紙太材木店の直近のデータは大垣の家Ua値0.29W/m2KC値は0.2cm2/m2ηAC(夏季の日射熱取得率)(0.8)パネルあり8KWエアコン全室冷暖房(2.0KWx2)でダクト式3種換気扇(熱交換式ではありません)Ua値でほぼ0.1W/m2K違いますC値は同じηAC(夏季の日射熱取得率)は(0.4~0.9)違います。パネル設置量も8Kとほぼ同じです。記事には出てきませんから4棟がどの程度の自然温度差か分かりませんが、大垣の家の自然温度差は10.7度で、かなり日射の有効利用を検討しないと自然温度差が10度を超えることはありません。電気代は年間で(25年度の電気代に補正)3800円です。紙太材木店の他の家も、電気代は大垣の家とほぼ同じです。電気代の違いに影響を与えているのはUa値ηAC(夏季の日射熱取得率)(小さいほどいい)自然温度差(冬季の日射取得)(大きいほどいい)エアコンの大きさ(消費電力)熱交換換気扇(消費電力)パネルを載せているか、いないかで年間の電気代が10万円近く異なりますから今やパネル搭載は必須と言えます。しかし更に注目すべきは、Ua値の0.1の違いでしょうか。以前からパネルを載せる前に断熱性の強化とお伝えしてましたが、その目標はUa値0.3W/m2K前後と言うことがなんとなくお分かりいただけると思います。記事では全館空調とエアコン全室冷房の違いは、電気代よりも温度の質の差と書かれていますがその差が出たのは断熱性がUa値0.4では今一つ足りないからと思われます。6地域で断熱性能等級6Ua値で0.46~0.4W/m2Kだとパネルを8Kw載せて気密をとっても、年間10万~12万の電気代を支払う必要があります。世界の情勢を見れば、今後電気代は上がることはあっても下がることはありません。設備機器は交換、修理が必要ですが断熱材は一度取り付ければ交換やメンテナンスの必要はありません。ある意味メンテナンスフリー。だからこそ、できるだけ厚くしておく必要があります。Ua値、目指せ、0.3出来れば0.2台もちろん気密や日射の利用(遮蔽、取得)も必須。それとパネルも。そして最も大事なのはそれらは手段や途中経過の数字。大事なことは結局、その家に住んだ時いくら電気代 がかかるのかです。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月26日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。朝早くから草刈りの仮払い機のエンジン音が聞こえてきます。この時期、2週に一度は草刈りをしないと草が伸びて固くなり、同じ面積を刈るのにもかなり余分の時間がかかってしまいます。田舎では除草剤の使用には抵抗がある人が多いので、早朝のエンジン音は初夏の風物詩?の一つとも言えます。週末に向け台風7号と8号が近づいています。長くこの仕事をしていますが、台風の後に補修を依頼される多くは瓦の補修です。主に瓦が捲れて飛んでしまうものです。ただこれも古い家屋で、瓦自体が土の上に押し付けて固定する古い止付け方がしてあるケースと土ではなく釘で瓦が固定してあっても、数枚に一枚の割合で固定してあると瓦が飛ぶケースがあります。この瓦の固定基準は、ここ20年ほどで徐々に強化され数枚に一枚だったのが一枚おきになり、2022年からはすべての瓦を釘やビスで固定することが義務付けられました。そうなんですね、実は瓦一枚一枚を釘やビスですべて固定するようになったのは、つい最近の4年ほど前から。なぜ、強化されるようになったかと言うと瓦が飛んで被害を受けるケースが出ているから。カラーベストと言われる薄いセメントでできた瓦は、以前から全量釘止めでしたが洋瓦を含め瓦はそうではありませんでした。古い住宅団地などでは、瓦の止付け基準も古いままですから台風の時には瓦が飛んでくる可能性があります。南向きで掃出し窓があり、お隣が瓦の屋根で築年数が古く迫っているケースでは自己防衛しておく必要があります。対策は雨戸防犯フィルム防犯ガラス新築の場合は様々な要素が絡みますから設計者と相談と言うことになりますが、既存住宅の場合、工事が手軽で費用的なことも考慮すると総合的には防犯フィルムを張ることでしょうか。建物は保険で何とかなってもけがをしては元も子もありません。既に台風シーズンに突入していますが、今一度台風対策をお考え下さい。こちらに京都大学防災研究所の論文がありますので参考になさってください。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月24日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。週半ば頃まで雨は大丈夫そうです。何とか、時々だけ降ってもらいたいのが本音です。昨日は休みを取って住まい(自宅)のメンテナンスでした。何をしたかと言うと硝子戸の戸車とレールの交換。毎朝この重いガラス戸を開けるたびにガタガタ、ゴロゴロ・・・いい加減、戸車とレールを替えろとガラス戸に言われている感じがしていました。レールは金属に樹脂の被膜があるタイプです。釘でレールを止付ける部分の被膜がはがれています。止付ける釘は30センチ間隔にあって、重いガラス戸の戸車がこの部分の上を通るたびにゴトゴト。一昔前の電車が、レールの継ぎ目でガタンガタンと鳴るのと同じです。戸車は二つ。釘の止付けは30センチ間隔。戸を90センチ開けると6回ゴトゴト言う計算です。もちろんレールだけが原因ではなく、戸車も時間とともにすり減っていきます。樹脂の戸車の中には、割れてしまうケースもあります。この家は大正2年に建てられていて、当時の戸は障子で戦後すぐにガラス戸に変えられています。昔の日本の家は、サッシなんてありませんからサッシの代わりが障子と雨戸なんですね。その後、ガラス戸と雨戸の時代になって1960年代にようやくアルミサッシの時代に入りました。そして樹脂サッシですが、調べてみると2020年の新築戸建て住宅での樹脂サッシの採用率は22%まだアルミ樹脂複合サッシが優勢です。樹脂サッシが主流になるのは、時間の問題でしょう。さてレール。今回のレールは金属に樹脂が被膜されたものでしたが、それが無い時代はレールは何を使っていたか?一つは金属レール。でも高価なので一般的には?これガラス戸の重さにもよりますが使っていたのは竹です。上の写真には敷居溝があります。従来の障子からガラス戸に変えた時に、敷居溝の中に竹のレールを取り付けています。そして今回取り付けたレールは、樹脂にするか迷いながら金属の真鍮レール。ここにステンレスは合わない。これでレールの交換は当分必要はありません。戸車は交換は必要ですけど。二時間ほどのつもりが、結局半日かかってしまいました。建具屋さんや職人さんに頼めば、それなりの費用が掛かります。自宅のメンテナンス、自分でできることは自分でするのが基本です。それが住まいを大切にすることに繋がりますし、大切にすれば愛着も沸いてきます。愛着が沸けば、次の世代に住み継がれることにも繋がっていきます。大事にしたり愛着のあるものは、そういう気持ちを持った人に譲りたくなるのではないでしょうか。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月22日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。梅雨なのに快晴。今日の岐阜は34℃の予報が出ています。さて、先日建材屋さんに依頼しておいたものが届きました。4月にKKBの研修(鹿児島放送局ではありません)で裏磐梯のホテリアアルトに行った話をしましたが、その中で触れた繊細な格子戸の材料が届きました。ホテリアアルトの設計は、堀部安嗣さんの師匠の益子義弘さんです。益子さんと堀部さんの対談がありますから、どんなホテルか気になる方はこちらからご覧ください。材料が届いただけなので、加工はこれから建具屋さんと相談です。格子状のマス目が入って明るさや外の気配、通気もできます。上の写真では分かりにくいですが、網戸にもなっています。なので必ずしも窓だけで使う必要はなく、TVボードや水屋の戸あるいは造作のキッチンの扉などにも使えます。もう少し拡大するとよくわかります。組子細工のような複雑で手間のかかる作り方をしているわけではありませんから、一般の住宅でも住まい手の方に提案できます。実務に携わる方が見ると一見簡単そうに見えますが、実は普通に作ろうとするととても手間が掛かって金額的にも高くなってしまいます。冒頭頼んでいた材料が届いたと書きましたが、ポイントは材料にあります。これから建具屋さんと相談ですが、上手くいけば今後打ち合わせの中で住まい手の方に提案していく予定です。ついては名前を考えなければなりません。益子さんとかホテリアアルトに因んだ〇〇戸・・・紙太材木店がよく使う定番のガラリ戸は、実は名前があって社内では小島式ガラリ戸と言ってます。10年ほど前、住まい手の奥様からこんなガラリ戸が欲しいと言われて、そんな無茶なと当初は頭を抱えた戸でした。今回の格子戸、益子格子(戸)でしょうか・・・紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月19日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。今日は朝からスマートウイン、佐藤の窓の取付。トリプルガラスで重さが80キロ・・・それを吹抜けに取り付けますから、大人4人ほど必要です。中と外に足場を組んで、外からユニック車で釣り上げて取り付ける予定です。午後は人数が揃うので焼杉の押縁を焼きます。Replanという雑誌があります。札促社と言う会社が発行してます。最近ではあまり見かけなくなった住宅雑誌を発行しています。Replan北海道とかReplan東北や関東Replan関西や青森など、その地域で建てられた工務店の家を紹介しています。残念ながら東海版はありませんが、書店やアマゾンで購入できます。最近では新築検討者の多くがインスタ等で初期情報の収集をする傾向があります。インスタでの情報は、画像が前面に出てきますからそれ以外のものはそれほどあるわけではありません。検索は容易なので次々と見ていけますが、ともすれば外観やデザインに偏りがちになります。紙媒体の良いところはお金を払うという行為が入りますから、お金を払う価値>価格を頭の中で検討します。インスタではそれがありませんから大量の情報が流れていくような感覚でしょうか。何か印象に残っているものがあっても次に気になるものが出てくるとあれは何だったかな・・・?多くの住宅雑誌が消えていく中で、Replanだけが北海道から年々南下して関西まで来ています。(東海を飛ばされたのは残念・・・)値段も1000円前後で大手のHMは入っていません。住宅会社の紹介に徹した構成になっていて、よくある宣伝臭感じません。あくまで地元工務店で新築を検討する方への情報提供に特化した雑誌です。Replanの定義する工務店「地域に根差し、設計から施工までワンストップの家づくりを手がける中・小規模の建築会社」東海地方にはありませんが、新築を検討される方には参考になる価値>価格の雑誌です。一度ポチっとしても損はありません。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月17日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は打合せと雄鶏川の草刈り。雄鶏川の周辺に農地を持っている家が参加して、毎年行われています。一昔前は勤労奉仕と言ってましたが、その言葉も最近は聞かなくなりました。行政ができることには限界があります。中には税金を払っているのだからそんな草刈りなんてことは、行政がやることと思っている方もいます。お隣の美濃加茂市では、町内会への参加も半数近くしかない地域もあるとか。人口が減っていく中、行政サービスを維持することさえ困難ですから結局自分達でするかあるいは放置するかできることは自分達でするしかなく、よその人は誰もやってくれません。町内会に入れば役が回ってくる時間がとられて面倒などいろいろありますが、新築で土地を購入してそこに家を建てるということはそれらを含めてのそこに住むという覚悟のようなものも大事なんじゃないでしょうか。特に地方では、下水道や上水道の維持管理が喫緊の課題ですが追いついていないのが実情です。田舎でミニ開発の分譲地がいたるところにできた結果、上水道も下水道も網の目のように伸びています。経済が成長し収入も年々増えていた時代は、それでも何とかなりましたが今や人口減少の時代。伸びきったインフラの維持には限界があります。ともすれば人口減少だけに焦点が当たりますが、実はインフラの維持の方が生活に対する影響は大きいものがあります。各行政ともに以前に比べると市街化調整区域内での住宅建設は、ほぼ認められなくなっています。(市町村によって異なる)住宅は住宅地に農地は農地として利用する本来あるべき姿に戻そうとしています。当たり前と言えば当たり前ですが、土地も含めた住宅の建設費が高騰している中少しでも安い土地となると郊外で農地を転用した土地となりますが、ハザードマップの確認だけでなく将来のインフラリスクも確認した方がいいでしょう。県内でも各市町村は、将来を見据えたマスタープランを作っています。土地を購入する時は、ハザードマップだけでなくマスタープランも見ておくといいでしょう。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月15日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。梅雨の中休みも週末までで、来週からはいよいよ本格的になるのか今一つ微妙な天気が続きそうですね。ひと月ほど前に焼杉のお話をしましたがその時焼いたのは杉板。そう、板なんですね。杉板張りの外壁は、杉板を縦に張る場合と横に張る場合があります。横張は「下見板張り」と言い縦残で押える場合と何もしない場合があります。紙太材木店で杉板張りの外壁にする場合多くは横張の下見板張りです。杉板の下見板張りは、紙太材木店の外壁の定番でガルバリウムと並んでよく使われます。同じ杉板でも縦張りとなるとこの今渡の家です。南面の1.2階が杉板の縦張りで残りの3方はガルバリウム、縦の押縁が杉板面の凹凸を作っています。この杉板はウッドロングエコを塗っていますが、今回の中川辺の家は焼杉ですから縦の押縁も同じように焼きます。こちらは杉板を焼いた時の様子です。板を三角形にして煙突状にして焼きます。押縁は幅4.5センチほどそのままでは幅が狭すぎて三角にできませんから、5本ほど寄せ集めて面状にして三角形を作ります。押縁の焼杉は来週焼く予定、その後いよいよ焼杉張りとなります。天気都合もありますから、外壁に板を貼り終えるのは6月末から7月初めでしょうか。家の中の断熱材と防湿シートも貼らなければなりませんから、断熱、気密、焼杉の見学会+ワークショップは7月半ばころの予定になります。その前にスマートウィン~佐藤の窓の取付もしなければなりませんが、なにしろ重い・・・吹抜けに取付ですから、ユニック車で釣り上げて4人がかりで取付です。断熱、気密、焼杉のワークショップ詳細は後日。乞う、ご期待であります。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月13日
コメント(0)

紙太材木店の田原です。梅雨入りした途端、晴れが続くようです。現場の外仕事が進んで助かります。今年は6月21日が夏至。今日も夜7時を過ぎてもまだ明るいですが、これがもう少し伸びることになります。太陽高度も夏至の日が一番高くなって、徐々に低くなっていきます。暑さが本格的になるのは梅雨が明けた7月下旬ですから、太陽高度と暑さは必ずしも同じではありません。時々、夏至の日の太陽高度から軒先の出を決めている図を見ることがありますが、実際はもっと太陽高度が低くなった時期が一番暑い時期になります。なので、軒先の出で日射の遮蔽を検討する時は時間差を考える必要がありますし、軒先だけで日射遮蔽となると相当程度軒を出す必要があります。最近は、日射の遮蔽なんて南面に窓があるから考える必要があるだから南の窓をなくした家と言うのもあります。こちらの家道路側が南ですが窓はありません。車の後部の左(東面)に玄関があるだけです。今週初め、空調講座の卒業生仲間で完成した家の空調の実測をしようと集まったのですが、その隣の家がまさに南に窓のない家・・・夏は確かにおじゃま虫なお日様ですが、冬はとても重宝する暖房器具。南向きの家で道路も南となると、通りを行く人の視線が気になるかもしれませんがそこは設計者の腕の見せどころです。「窓を少なくしてUa値さえ良くしておけば、後はエアコンでどうとでもなる。冬の日射の利用や庭(外)との繋がりなんて考える必要なし。他人の視線も気にならなくなるから一石二鳥の引きこもりプラン。」Ua値を基準に考えると上のように考える設計者も出てきますが、冷暖房負荷を基準にすると冬の日射を如何に利用するかで年間の暖房費は大きく違ってきます。つまり、日射を暖房利用することでロハで部屋を暖かくできてしまいます。夏は通りを行く人の視線と日射を遮る工夫を考えるのが設計者の役目。考えるのが面倒だからUa値が良くなるから視線を気にしなくていいから日射を遮蔽する必要が無いからだから、南の窓はやめましょうそれではなんだか寂しい家になってしまいます。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月10日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。東海地方梅雨入りしましたね。例年通りですが、昨年が遅かったせいかなんだか早く感じます。学生時代から社会人になってしばらく、神田のECCに通っていたのですが授業後の飲み会は日本語は禁止。居酒屋の天狗か英国館がお約束。まだあるのかわかりませんが、毎週のように行ってました。その天狗でお気に入りだったのが辛口のシェリーTio Pepe。週末の買い物は家人にお供してスーパーでお値打ちのワインを買いますが、どれもこれもなんだかなぁ・・・千円前後では、美味しいワインは難しいかもしれません。で思い出したのが冒頭のシェリーTio Pepeです。ネットで検索してみるとまだちゃんとあります。でも、お値段が思っていたより高い・・・誘惑に負けて3本大人買い。送料は3本でも1本でも同じ。流石に6本は、よう買いませんでした。さて、前回基礎断熱をして床エアコンで暖房した時、熱がどこへ行くのかお話ししました。これですね 信州大学の中谷先生他の論より室内に入ってくるのは床下に放熱したうちの41%スラブ(地面に接している底板コンクリート=べた基礎)に逃げていくのが20%外周の基礎の立ち上がりの壁から逃げていくのが5%全部合わせると41%+20%+5%=66%残りの34%はどこへ行く?図ではunmeasured itemとして104.3Mj 35%となっています。論文では換気システムを介して、外気を導入することで消費されたとしてもそれは一部であるとあります。また、スラブに逃げていく熱は測定よりも大きい可能性があるともあります。論文から言えることは基礎断熱にする場合・基礎内断熱・基礎外断熱・スカート断熱・スラブ下全面断熱・それぞれの併用など様々な手法があります。仲間内では上の赤矢印からも出ているはずと話していますが、基礎断熱の明確な工法とそれぞれの熱損失の計算手法と言うのは、まだ確立されているわけではなく設計者の経験と勘の部分によるところがあると言っていいでしょう。基礎断熱を採用されたら設計者から基礎からの熱損失についてきちんと説明を受けてください。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月08日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。近畿地方が梅雨入りしました。東海地方も今朝はどんよりした曇り空で、梅雨入りするのもそんなに遠くないでしょう。中川辺の家上棟から3週間ほど経ちましたが、内部はまだ手が付けられません。大手の分譲業者の建売では、上棟からひと月もすれば大工さんの工事は終わってもう後は内装工事だけ位でしょうが、雨仕舞優先で尚且つ、外壁の付加断熱工事や重いトリプルガラスのサッシの取付、焼杉や軒裏の杉板張りなどを大工さんがしますから時間がかかります。外壁がサイディングやガルバリウムであれば、板金屋さんやサイディング屋さんがしますからもう少し早くできますが、杉板張りや付加断熱は大工さんしかできません。外部は付加断熱後に防火用のPBを貼り、それから防水紙を貼りサッシを取り付け、通気用の胴縁を取り付けます。その後、軒裏に杉板を貼り屋根通気用の金物の取付と壁の通気用の金物を取り付け、最後に焼杉貼りとなります。ここまで大工さんの仕事です。この外の仕事を終えるまでに、電気屋さんや水道屋さんが内部の配線、配管工事をします。そこでようやく大工さんは内部の工事に入ります。ここまでが長いですね。内部の工事は断熱材入れからですが、雨が降って外の仕事ができない時に少しづつ入れていく感じになります。焼杉まで貼り終えるのは今月、終わり頃でしょうか。床断熱はこんな感じです。人が飛び跳ねても大丈夫。基礎断熱にする工務店も最近は多いのですが、紙太材木店は床断熱。基礎断熱をした場合の熱損失ですが、従来の計算基準では非常に少なく出ていました。つまり、基礎断熱を採用するとUa値が小さく、有利に側に出ていたんですが、これが今年の11月から変わります。ようやく、実数に近い計算で出るようになります。こちらは 信州大学の中谷先生他の論文図表:同上 論文より床下に投入されたエネルギーの12%+29%=41%が室内に入ります。14畳エアコン(4.0KW)とすると室内を温めるのは4.0Kwx41%=1.64Kw床下エアコンにしても2階が暖かくないケースが間々あります。従来の基準で暖房負荷を計算すれば、計算上は大丈夫でも実際は暖房エネルギーが足りないことになります。どんな断熱手法、暖房方法を採用するか設計者と相談ですが、Ua値や断熱性能等級ではなく暖房負荷、冷房負荷を基準にしましょう。暖房負荷=一冬の暖房費がいくらになるか?(20度設定で家中暖房した時)冷房負荷=ひと夏の冷房費がいくらになるか?(27度設定で家中冷房した時)これで比較ができます。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月05日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。新住協の理事会で仙台に来ています。飛行機ではなく新幹線で帰りますが、台風の影響がどこまで広がるか気になるところです。東京までは大丈夫の様ですが、その先の運行がどうなるか?東へ行く台風と西へ行く私どこかですれ違うことになりそうです。新住協では、設立してから現在までの技術情報を公開しています。HPの見開きに技術資料ダウンロードと出てますからすぐにわかります。実務者だけでなく、一般の方の誰でもダウンロードできます。もちろん、お金は必要ありません。無料でできます。専門的なところもあるのですが、技術者だけでなく一般の方にも住宅の基本的な断熱手法や気密、あるいは換気と言った性能を知っていただきたいという思いがあります。そんな専門的なこと読んでもわからないしと二の足を踏んでる方もいるかもしれませんが、そんな時こそAIです。PDFでダウンロードできますからそれをAIに放り込んで、例えば「新築を検討し始めているけどそんな私でも理解できるようにこの資料をA4用紙1ページにまとめて」と言えば簡単にまとめてくれます。技術情報の第3号には「なぜ気密化が必要なのか他」とありますが、これなども簡単にまとめてくれます。もっと知りたいとなれば元の資料を読めばいいのですから、億劫がらずに新築を検討される方はダウンロードしてください。もちろん、新築ではなくリフォームや耐震改修をお考えの方向けの資料もありますから、きちんと勉強すれば担当者が口先だけの営業マンかどうか見抜けるようになります。一昔前までは住宅の技術的な情報については住まい手側とプロ側では大きな情報格差がありましたが、現在ではその差は急速に縮小しています。手を伸ばせば誰でも得ることができる時代です。一般の方もこのような情報を得ることで、日本の住宅の質やレベルを上げることに繋がります。家余り、人口減少の時代。求められる住まいは、次の世代も使用できる住まいである必要があります。出来れば手入れをして、3世代100年程度は住み続けられる家が普通の時代になればいいですね。実務者の意識も大切ですが、住まい手側の意識も同時に求められます。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月03日
コメント(0)

おはようございます、紙太材木店の田原です。昨夜は窓を閉めて寝ていたせいか暑さで目が覚めてしまいました。エアコンを動かすまでもなく窓を開ければいいのですが、開けすぎると寒くなりますからその調整が微妙な時期ですね。最近では簀戸と言っても目にする機会があまりありませんし、ご存じない方もいますが風情があって日本家屋には欠かせません。日本の建築文化の中で畳とともに残していきたい候補の一つです。毎年6月は衣替えでこちらは多くの方がご存じですが、建具も同時に衣替えすることは知らない方も多いようです。衣服と同じで6月から9月一杯この間、障子は簀戸に変わります。10月には、また元の障子や襖に戻ります。上の写真も簀戸のところは障子でしたが、この週末に切り替えました。紙太材木店では、新築住宅では簀戸の代わりにガラリ戸を付けることが多いです。これは日射の遮蔽や防犯、台風時の飛来物の阻止、あるいは外からの視線を遮るといった役割がありますが、繊細さでは簀戸に敵いません。もちろん屋外に取り付けるガラリ戸とは役割は異なりますが、日本の伝統的な住まいの知恵と言っていい簀戸は新築の家にも取り入れたい建具です。新築住宅では簀戸を仕舞っておく場所の確保をどうするか?網戸も多くの家では取り付けたままですが古い家屋では網戸も簀戸と同様取り付けるのは6月から9月保管する場所がありますからそのようにできますが現代の住まいでは網戸でさえ多くの家庭ではそのまま年中取り付けたままです。まして簀戸となるとどこに?障子とセットで考えると入替をするかあるいは簀戸と障子を並列で並べるつまり、敷居溝をもう一列増やして冬と秋春は障子夏は簀戸で開け閉めするという方式でしょうか。誰か簀戸を付けたい人我こそはと言う方は是非知らせ下さい。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年06月01日
コメント(0)
全13件 (13件中 1-13件目)
1