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おはようございます、紙太材木店の田原です。少し肌寒い日になりそうな、昼前には雨が降る予報です。エアコンで暖房するか迷いますね。もうすぐ梅雨。と言っても1か月以上先ですが、梅雨になると湿度が90%を超えることも普通にあります。それほど暑くはないけれど、蒸し蒸しして不快だとなると除湿することになります。除湿するということは空気中の水蒸気をエアコンの中で結露させて、水にして部屋の外に出す。水蒸気を結露させるには、熱交換機を冷やしてそこに水蒸気を含んだ空気を当てて水にします。水蒸気を取られた空気は冷たくなっています。それがそのまま出てくると部屋を寒くしてしまいます。再熱除湿と言ってその冷たくなった空気をもう一度温めて出せば、部屋の気温はそのままで水蒸気だけが取り除かれ快適になります。この再熱除湿機能の付いたエアコンであればスイッチ一つで何とかなりますが、一般の家庭ではまだこの再熱除湿付きのエアコンはそれほど普及しているわけではありません。エアコンのスイッチに除湿とある場合、再熱除湿ではなく弱冷房である場合がほとんどです。再熱除湿付きのエアコンではない場合は、残念ながら冷えた空気を温める以外ありません。どうやって温めるか?LDKが一つになったある程度広い空間の場合エアコンを2台設置して1台は冷房、もう一台では暖房をします。でも、偶々2台設置してあればいいけれど1台しかなければ、何か他の方法で温めるしかありません。電気ストーブかダイソンのホットアンドクール?でしょうか。再熱除湿機能の付いたエアコンとなると現在でも1台20万以上しますし、27年からはもっと高価になります。最近平屋が多く建てられています。家中1台のエアコンでというのもありますが、必ずしも1台で冷暖房する必要はないわけで2台使いもメリットはたくさんあります。エアコンの寿命は従来は約10年から15年と言われてきましたが、24時間稼働となるともう少し短くなるでしょう。どれくらいの能力を持った空調機器が必要か空調設計をしてみなければ分かりません。日本の夏や梅雨時は、Ua値や断熱性能等級だけで快適な空間を設計することは困難です。温暖化でますます夏の期間が長くなる予報が出ています。どんな温熱環境で過ごしたいかを設計者と相談することが大切です。エアコン2台で再熱除湿>>紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月30日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。朝から雨。午前中には上がりそうですが、少し肌寒く感じます。昨日は友人たちとBBQでした。焼肉パーティーではなく、ポークリブを焼いたバーベキューです。グリルは直火で焼くタイプのものではなく、燃焼室から熱風を送って焼くタイプで温度管理も必要な本格的なものでした。友人は日本バーベキュー協会の認定インストラクターも持っていて、美味しく楽しくいただけました。豆炭に火を点けるのに使っていたのが、こちらの写真の治具。豆炭は使ったことのある人は分かりますが、着火するまで時間がかかります。団扇で仰いだりカセットのバーナーで炙ったりと手間がかかりますが、上の写真の治具に豆炭を放り込んでカセットのガスコンロの上に置いておけば、ロケット効果もあって比較的早く大量に火を起こすことができます。これは便利と後で検索しようとスマホで写真に撮りました。夕方帰ってからパソコンを開くと、早速バーベキューグリルの広告が出てきます。スマホで撮ったのは上の2枚の写真だけです。グーグルフォトのクラウドサービスを利用してますが、そこからという可能性は低そうです。便利さとリスクがある訳でさて、どういう経路なのかどういう対策を取るか考えなければなりませんがこれもまた、AIに相談することになります。AIの回答の一部「写真を見て広告が出た」と感じる体験は、実際には写真だけが原因ではなく、複数のデータが組み合わさって起きることがほとんどです。スマホは常に様々なデータを収集・連携しており、写真はその一部に過ぎません。最近はAIにお世話になることが多くなりました。とても便利ですから経営者にとっても必須アイテムですが、利用しているつもりが利用されているとも言えます。賢くAIを使う方法をAIに教えてもらうそんな時代になったようです。さて、ポークリブのBBQ一度トライしてみますね、コツは聞いてきましたから。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月27日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は一日雨。大手の分譲会社が建前をしていました。建前の最中に雨に遭遇するケースは実は以外に多くあります。2.3日前から雨とわかっていれば延期となりますが、雨のち晴れとか微妙なケースもあります。紙太材木店でも少雨決行ですが、問題はその後に十二分に濡れた木材を乾燥する必要があります。一昔前の土壁の家ですと、今と違って建前の後は土壁を塗ります。もちろん土壁の土は水を十分含んでいます。それを柱や土台、桁に接するように塗るわけです。当然、土壁の水分は木材にも吸収されます。そしてその土が乾燥するまで1.2か月放置します。その後も、土壁の中塗りや仕上げ塗りがあって柱や桁は何度も水分に接(吸収)することになりますが、問題になることはありません。木は一時的に濡れたりしても、乾燥した状況に戻せば数百年でも健全な状態を維持できます。しかし現代の住宅では土壁はありませんが、壁の外側は透湿防水シート。屋根の外側にも、同じようなシートを張ります。もちろん壁の内側にも気密シート。濡れた柱や桁を十分乾かす前に、これらのシートを張っていけば水分が閉じ込められことになります。壁については、最近では透湿防水シートに変わっていますがこのシートでさえ、通気層が取られていなければ絵にかいた餅です。屋根についても通気層の確保が前提ですが、昔の家と違って現代の住宅では断熱や気密が求められますから室内で発生した水蒸気を如何に外に排出するか壁の中に水蒸気を入れない工夫や壁の中に入った水蒸気がその場所で結露しない工夫が、設計と施工の両方に求められます。気密シートの気は、水蒸気の気で英語ではvapor barrierと言います。現代の家づくりでも、建前の時に木材が濡れたら十分乾燥させれば問題はありませんが同時に家の中で発生する水蒸気が壁の中に入っていかない工夫、たとえ入っても出ていける工夫が必要です。実務者だけでなく一般の方でも「住まいの耐久性大百科事典1.2」は参考になります。耐久性があって次の世代に住み継ぐことができる家づくりがでていますので、興味のある方はお求めください。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月24日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。ぽつぽつと資材の入荷予定の連絡が入り始めました。現在、基礎工事中にて5月の連休明けに上棟予定の中川辺の家。上棟の前の土台を設置するのですが、その時に基礎パッキンと気密パッキンが必要になります。基礎パッキンというのは基礎と土台の間に隙間を作り床下の空気の移動を容易にするもの気密パッキンというのは土台と基礎コンクリートの間に取り付けて外の空気が床下に入らないよう密閉するものなので気密パッキンは建物の外周部に取り付けますし、基礎パッキンは内部の基礎に取り付けます。実は両方とも樹脂が使われてますから、受注制限や納期調整の通達が来ています。もちろん、価格も上がりますが問題は工事予定に間に合うか?工務店や設計事務所の中には毎回、数社の建材店から見積を取り安いところに発注するところもありますが、建材店の担当者からすればそんな会社は価格だけで動く会社ですからなんの義理もありません。なんとか資材を入れてくれと言われても安いところに頼めばいいんじゃないの?となって相手にしてもらえません。戦後の日本社会では安さが王道で安ければいいがまかり通ってきました。ローコストは金科玉条とばかりに住宅でも同じような傾向がみられましたが、結果は1000万戸近くの空き家です。耐震性や断熱性、換気や気密性などの住宅に必要な基本的な性能は脇に置き、安さを追求した結果が誰にも相手にされない家。負債となった家を生み出しました。先日、あすなろ建築工房の関尾さんが朝日新聞の取材を受けていました。『工務店の資材が品薄「家作れない」 中東情勢影響、住宅価格に転嫁も』今回のイラン中東情勢により住宅の資材の価格が高騰して、その影響がいつまで続くかわかりませんが価格だけに目を向けるべきではありません。工務店や設計事務所、HMがどんな考えで、家を建ててきたか?どんな言葉を、伝えてきたか?過去を遡れば一貫した考えが分かります。それは施工事例やインスタではわかりません。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月22日
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おはようございます紙太材木店の田原です。今シーズン、筍の収穫が150本ほどになりました。竹林には孟宗と真竹が生えています。孟宗という竹は、太くて大きいのが特徴。比較的早めに出ます。真竹は孟宗に比べると、比較的細く孟宗の後から出てきます。直径は5センチから10センチほど。そろそろ筍シーズン終了ですが、あとどれくらい生えるか?さて、先日お伺いした郡山の八光建設さん。宗像社長のご自宅やマンションのモデルルームにも行ったのですが、マンションはリノベーションで設計はマスタープランの小谷さん。業界では 木のマンションリノベ として知られています。検索していただくと、どんな風合いのリノベかご確認いただけます。モダンでホテルライクな室内とは対称的、木質感がありますが多用しているわけではなく、ある種の上品さを感じます。木をたくさん使えばいいわけではなく、計算された木使いをしないとなんだか野暮ったく民芸調になり勝ちで、残念な室内になってしまいます。木を如何に品よく使うか?見せるか?建具でも同じことが言えます。写真は上記のマンションリノベしたキッチン前の吊り戸の扉ですが、前回お話しした益子先生デザインの扉が使われています。フラッシュと言って芯材の両面にシナやラワン、タモの面材を貼った建具もあります。軽く比較的安価に作れますから伊礼さんなど建築家もよく使っていますが、上のようなデザインされた建具でも違和感はありません。それほど大きくなく、小さな建具ですから金額もお値打ちになります。吊戸の中の風通しも得られますから、機能とデザインの両方あることになりますから機能美を備えた建具と言えます。対面キッチンにした場合、ダイニングやリビングから見えるのはキッチン本体の扉ではなくバックカウンターの吊り戸の扉になります。既製品のキッチンは、ダイニング側からはほとんど何も見えません。ダイニングやリビングから見るキッチンの印象は、何が見えるかで決まります。何を見てもらうか?何を見えるようにするか?です。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月20日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝も筍堀りに行きました。収穫は25本、今期は既に累計110本を越えました。まだまだ出てきますから気が抜けません。竹林と言っても竹は20本ほどしか生えていません。もし筍をそのまま放置したら20本の竹林がアッという間に目も当てられない竹藪になってしまいます。竹の性質は林野庁のHPから確認できます。竹が筍を生やすのは3~5年の間、それを過ぎた竹は伐採します。さて、昨日はKKBの勉強会で福島でした。住宅建築では様々な資材を使いますが納期が未定や価格の値上げ、更には注文すら受付けないなど大混乱の状態です。ということでどうするんだ?と皆で集まって、鳩首協議でした。勉強会自体は日程も場所も以前から決まっていてホテリアアルト改修物件で益子義弘さんが設計をされています。施工は八光建設さんでKKBにも入られている関係から会場となりました。資材対策も議論になりますが、益子さんの設計となると勉強になることも多くありました。その中の一つがこれ。窓の網戸なのですが5ミリ角の格子になっています。いったいどうやって作るの?この網戸が各部屋だけでなく、様々な家具にも使われています。建具屋さんの手間はどれだけかかるんだろう?実はヒントを頂いてきましたから試作を作ってみようと思っています。繊細さと緻密さが同居する建具。成功するかどうか乞うご期待であります。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月17日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。すっかり陽気は春ですが、花粉に難儀しています。先日から筍が出始めましたからここ数日の朝一番の仕事は、筍堀り。毎日何本掘ったか記録しているのですが、既に80本ほどになりました。竹藪は歩いて3分ほど。掘ってきてすぐに竈で炊きますからあく抜きはしたことがありません。炊いてからは足が速いのでご近所さんや近くのお世話になった方にしかお届けできませんが、皆さん喜んでいただけるのが幸いです。さて、先日空調講座で行った名古屋城本丸御殿その障子がこちらです。障子の紙のつなぎ目が桟のあるところではなく、わざわざ桟と桟の間の何も下地のない空中で接いであります。接いであるところは、上下同じ個所が対になっていて位置を変えています。単に障子紙を貼っているだけでなく、ひと手間かけて桟の大きさや形のデザインでなく障子の紙でデザインする手法です。こちらは飛騨高山の洲さきの障子です。桟のところで接げば重ねのラインは見えませんからごく普通の障子ですが、桟の無いところで接ぐことでもう一つの障子の顔が見えてきます。技術や手間は必要ですが、ちょっとした工夫が障子の魅力を引き出します。襖や欄間と違い絵や彫り物もありませんが、障子には清々しさがあります。本丸御殿の建具は飛騨高山の日新木工㈱が携わっていました。紙太材木店HP>>リノベーションHP>>もう一つのコラム、「家づくりのコンパス」はこちら
2026年04月15日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。ようやく、春の祭りが終わりました。後は、寄付をしていただいた地元企業への御礼回りです。拝殿で長時間正座をすると、足が痺れて立て無くなったり胡坐をかくと腰が痛くなったりと大変でしたが、何とか勤めを果たすことができました。今年と来年の2年ですが楽しみながらやっていこうと思います。最近、東大の前先生が「ゆとりの断熱等級6」を提唱していますが、一般の方だけでなく中には実務に携わる設計者や工務店、HMの中でもなんのこっちゃ?と思ってる人もいます。こちらはお馴染みの国交省の資料です。国交省資料に加筆日本のZEH水準である断熱等級5は、Ua値は0.6です。表を見ればお分かりのように4.5.6地域では最下位のレベルこれでZEHになるなんて・・・まして、昨年義務化になった省エネ基準となると、各国に大きく引き離されていてある意味お話にならないレベルだということが分かります。前先生が問題にしているのは、日本のZEH水準である断熱等級5(Ua値0.6)でさえ4.5.6.7の一部では同様に各国の基準に比べれば最低。加えて断熱等級6でさえ、中の下くらいの基準とわかります。中の下でええの?もうちょっとゆとりを持った方が安心と違いますか?今回のイラン情勢で、石油化学系の断熱材の値上率は凡そ40%ほどグラスウールについては問い合わせしても、値上げの連絡もありませんから大丈夫の様です。住宅の資材価格が上昇する中、どれだけの断熱性を確保するかですが住まい手の方にとって注目して頂きたいのは、Ua値や断熱性能等級だけでなく暖房費や冷房費を含めた 住まいの燃費。家族4人で住んだ時エネルギーコストがいくらかかる家なのか?上の表をご覧になれば我が家はZEHだと胸を張って言っても実際は断熱等級5という、世界レベルから見れば底辺ということを知ってください。5.6地域にお住みの方は「ゆとりのある等級6」をなぜ前先生がお勧めするか考えてみる必要があります。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月13日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。寒い一日になりそうです。週末のお祭りの準備で早朝から出かけていました。雨が降っては、十分な準備ができませんでした。今日は浦安の舞の総見が夕方からありますから、礼服白ネクタイで出かけます。さて、昨日は名古屋城の本丸御殿で空調講座の最終回でした。知らなかったのですが、茶席や孔雀の間は一般貸出しをしてるんですね。岐阜に住んでいながら実は名古屋城に行くのは初めてで、他の参加者の多くもそうでしたが建築関係者だけでなく一般の方も一度は行ってみる価値があります。2015年に新住協の総会が名古屋で開催された時、工事中の本丸御殿(2018年竣工)を見学するコースがありました。紙太材木店が初めて付加断熱をしてAPW430を使った粟野の家(2014年竣工)も別ルートの見学先になっていて、私は本丸御殿の見学ができませんでした。行きたいとは思いながら行けなかったので、何か引っかかる感じがしてましたからようやくその掛かりが無くなりました。さて、外壁は漆喰と桧の板ですが気になったのはこの桧の色味。2018年竣工当時は無垢の桧で何も塗装されていないように見えます。でもこの経年変化した桧には見覚えがあります。15年ほど前に建てた土壁の家、川辺の家です。下の写真は工事中で、まだ漆喰が塗られてなくて土壁がそのままになってます。玄関周りの腰板は桧の板です。こちらが15年後です。一般的に杉でも桧でも屋外で使用されていると、無垢でそのままの場合灰色や薄いグレー色になるケースとこげ茶色になるケースがあります。紫外線の当たり具合や雨も関係してきます。本丸御殿は完成してまだ7年ほどですが、桧の板がいい塩梅に経年変化しています。ただ何となく、変化のスピードが速いように感じます。しかも均一にきれいに変化してしてますから恐らく何らかの処理をしたのではないかと感じました。実は土壁の川辺の家の腰板には、荏油が塗ってあります。色味は本丸御殿の桧の板とそっくりです。紙太材木店の新築の家では杉板を張ることが多いのですが、桧の板に荏油というのもなかなかいいんじゃないでしょうか。漆喰に桧の板張りの家、いいですね。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は4度、日中は20度を超えても一日の平均気温となると・・・例えば昨日4月7日の美濃加茂市の一日の平均気温は7度。昨日は日中でも寒かったですからね。でも、その前の6日は17.5度暖房デグリーデーは、一日の平均気温が18度を下回った温度を積算して出します。この暖房デグリーデーがどれくらい寒い地域か?の判断基準になります。一日の平均気温が18度以下だと、エアコンや灯油で暖房をするからという訳です。国交省の出している地域区分表は全国を8つの地域に分けています。北から南へ寒い順に1地域から8地域に分かれています。主な基準項目は3つで外気温日射量それと冷暖房負荷です。冷暖房負荷というと、理科の時間の訳の分からない言葉と感じてしまう方もいるかもしれませんが、簡単に言えば部屋を暖かくするのに使うエアコンがどんだけ電気を使うか?冷房でも同じ暖房負荷を計算する時基準になる室温は20度20度はちょっと低くて寒いと感るかもしれません。私の家はエアコンの設定温度は23度とか24度という人もいますが、あくまで設置温度は統一して20度です。なので一日の平均気温が20度以下なら、エアコンやストーブで暖房するとして暖房負荷を計算します。暖房負荷はどれくらいか?影響するのはその家の断熱性がどれくらいか?と日射を上手に利用しているか?その他に家の隙間のC値や換気による熱損失もきちんと断熱してあれば暖房負荷は少なくて済みますし、今日のような天気のいい日に日射がたくさん入るような家は、同様に暖房負荷は少なくて済みます。今回のイラン情勢からもわかるように中東で何かあれば、エネルギー価格は上昇し国内の物価に影響を与えます。10年単位で見ていけば、エネルギー価格(電気代)はこれからも上がることはあっても下がることはありません。自己防衛できる手段は、住まいの断熱性を強化することや太陽光パネルなど限られます。新築を検討される方は、これから50年はその家に住むのですからパネルを含めた住まいの性能については十二分に考える必要があります。設計した家に住んだ時、年間でどれだけ電気代がかかる家かは一次エネルギー消費量で計算できます。耐震性だけでなく断熱性や日射の制御家の隙間や換気による熱損失などインテリアやデザインのように、どれも目で見ることはできませんから見落としがちですが、デザインもインテリアもどちらとも個人の嗜好。あなたが気に入っているから他の人も同じように気に入ってくれるわけではありません。しかし目に見えない性能は、数字で誰でも客観的に判断できます。この家に家族4人で住むと年間15万円電気代がかかる家か年間5万円で済む家か簡単に比較できます。住宅ローンの金利が上がっていく中、10万円の差は大きなものになります。月に直せば8.300円の差は、ローンを100万円余分に借りると返済は月に3.000円ほど上がります。性能の良い家にするために200万余分に借りても、ローンの返済額と電気代の合計は性能の悪い家より安くなる計算です。生活防衛の手段として住まいの性能を向上させておくことは、ある意味とても有効な投資と言っていいでしょう。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月08日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今年から神社の氏子総代です。昨日は今週末に迫った春祭礼の準備のため、朝から社務所に集まり紙垂(しで)や御幣作り。夜は礼服に着替え、祭りの前の大祓いでした。最近は岐阜のグランドキャニオンで知られるようになった川辺町ですが、古くからの祭りや夏の花火飛騨川のサップやボートもありますから、ご興味のある方はお越しください。さて、先日杉板が来ました。現在基礎工事中の川辺の家の外壁で使いますが、今回は久しぶりの焼杉の外壁です。京都や倉敷と言った西日本などでは普通に見られますが、東海地方ではあまり見かけません。もっとも杉板の外壁も長い年月の間の経年変化で、焼杉か?と思うほどの色合いになってる場合も多くあります。今回の焼杉の外壁は縦張り。下見板張りで横に張る場合と縦に張る場合があります。杉板が来ましたと言いましたが、焼杉は土場で焼いて作ります。一般的には既に焼いてある板を取り寄せますが、紙太材木店の場合は自分達で焼く、です。三角焼きと言って、3枚の杉板を三角形にして煙突の形にして焼きます。燃えしろ設計という言葉があります。表面の炭化層が、内部の木材の構造的強度を維持するという考えです。外壁に使われる焼杉の板は構造的な強度は必要ありませんが、炭化層があることで杉板の発火時間を遅らせることができます。倉敷や京都などの住宅密集地では、隣接した隣家からの延焼を遅らせる役割を期待できます。昔の古い蔵や建物などでも杉板が使われていますが、その杉板の厚さは2分3厘。2分の3などと言いますが、厚さは約7ミリです。紙太材木店の建物は大正2年に建てられていますが、塀の外壁に使われている杉板も7ミリの厚さでなんとかまだ現役です。表面に炭化層を作っても内部に7ミリ程度の杉板が残れば、十分に外壁としての役割を果たすことができます。30代で家を建てても、優に50年は何もしなくても維持できる焼杉の外壁。焼杉でなくて杉板でもいいのですが、古くからあるものは時間の審判を受けています。杉板や焼杉の外壁は数百年の実績があるわけで、外壁のメンテナンスに頭を悩ませることはほとんどありません。私的にはガルバリウムの外壁より、杉板の方が信頼感があります。ガルバリウムは20年程度の実績ですが、杉板は数百年なのですから。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月06日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今日日中は20度以上になると報じてました。今はまだ5度と、冷え込んでます。10時頃までは暖房が欲しいですね。イラン情勢の影響で、資材メーカーからの値上げの通告が来ています。主に石油化学製品ですが、気密シートもその一つです。今後どうなっていくのか気になるところです。さて、国交省から「住宅ローンの常識が変わる!?」というパンフレットが出ました。実際には変わるわけではなく、見落としがちなところを含めて丁寧に解説してありますからこれから、ローンを組む方は見ておいて損はありません。いくつかあるのですが、その中で住宅ローンの減税について解説しているところがあります。住宅ローン減税というのは住宅を購入した時にローンを利用するわけですが、ローンを返済しながら更に税金を払うのは大変だから所得税を減税しますよ所得税だけで引き切れなければ住民税も少なくしますよという制度です。注目して頂きたいのは上の表の中古住宅です。長期優良住宅と低炭素住宅の最大控除額は409.5万円その下の省エネ基準適合住宅は273万円一般住宅は140万円省エネ基準適合住宅というのは、現行の建築基準法で建てられる性能の家で、長期優良住宅や低炭素住宅の認定が取得できていない住宅です。一般住宅は中古住宅の多くがそうですが、長期も低炭素もなくて省エネ基準でさえ満たさない住宅です。日本中に家が余っている現状とますます価格が上がっている住宅ですが、次の世代が中古住宅を購入しようとする時、あなた自身だったらどんな中古住宅を購入するか?聞くまでもなく控除額が大きい長期優良住宅や低炭素住宅でしょう。また、住宅を売却する時比較容易に売却できるのはやはり長期優良住宅や低炭素住宅です。長期優良住宅や低炭素住宅は、次の世代に住み継がれる家の必要条件と言っていいでしょう。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月03日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日から住宅省エネ2026事業の申請受付が始まりました。新築住宅だけでなく既存住宅のリフォームも対象で、それぞれ2期に分けてあります。1期は3/31~5/122期は5/13~12/31予算には上限がありますから最終期限日前でも上限に達すればそれで終了となります。今回の補助事業のGX志向型住宅の要件の中に「再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減」があります。基準となる消費量より35%以上削減しなければなりません。なのでBEIの数値が0.65以下である必要があります。消費量の計算は、公開されているWEBプログラムで入力できますから一般の方でもわからないことは設計者に聞けば入力できます。再生可能エネルギーを除いて、一次エネルギー消費量を35%以上削減しなければなりませんから。基本の手法としては、床、壁、天井の断熱の強化サッシを樹脂サッシやトリプルガラスにしたり日射を利用したり制御することあるいは高効率な設備機器を設置したりしてエネルギーの消費量を少なくします。でも、もっと簡単に見かけの、申請書上のエネルギーを少なくすることができます。容易に35%以上削減する方法です。簡単にいうと申請書上の一次エネルギー消費計算プログラムに、暖房器具を設置しない冷房器具を設置しないこれにチェックを入れます。冷暖房にエネルギーを使わないのですからこれで、35%削減は容易にクリアできてしまいます。一部のHMで行われていますがこれでは本来の補助事業の趣旨から外れています。エネルギー消費量は全体でどれだけ削減されたかしか検討されませんから、冷暖房のエネルギーが見かけ上無くなると大幅に削減されたことになってしまいます。更に言えば、断熱をそれほど強化しなくてもエネルギー消費量は見かけ上少なくできることになります。制度上難しい部分もあるのですが、国には趣旨と外れた申請が出ないような仕組みを作っていただきたいです。同時に設計やHMも、単にGX補助金を得る為だけの作為的な申請はやめてもらいものです。紙太材木店HPこちらから家づくりのコンパス コラムです >>紙太材木店インスタグラムこちらから
2026年04月01日
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