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今度は、アジアマイルチャレンジが始まります!! 明日3月1日にコーフィールド競馬場で行われる、アジアマイルチャレンジ第1戦のフューチュリティステークス(芝1600m)。正直メンバー的には少々小粒なんですが…それでも物事は始まりが肝心。すぐに続くドバイデューティフリーは、嫌が応にも注目を集めるはずですし、なにせマイルの方はグローバルスプリントと違ってボーナスが大きく、かつもらいやすいですから。まずファーストレッグを勝った馬が、その後どこに遠征してくるかというのは、興味を引く話題になるでしょう。 確たる主役が見あたらない中で、今日の時点で1番人気に推されているのは、実績最上位のミスフィンランドです。 昨年タイトルを稼いだチャンピオン牝馬も、昨年9月のG2戦以来勝ち星なし。夏の休養から明けて2戦はスプリントに挑戦しましたが、結果を出せませんでした。とりわけ前走2月16日のオーストラリアSでは全く見せ場すら作ることが出来ず、「ピークは過ぎた」説も浮上しているこの馬。果たして距離を伸ばしてマイルに新境地を開くことが出来るかどうか。期待と不安が入り交じった注目が集まっております。12頭立て12番枠というのも、ややツキにすら見放されている印象がありますが…果たして!? 人気で続くのは、上がり馬のパブリッシング。 前走2月23日のG3戦を勝つなど、調子は良さそうです。格下のハンデ戦から馬齢戦のG1へ初めての挑戦。ここでも走れば本物ですが、これまでより相手は強くなっております。 そんなこの馬に、大きな支援材料となるのが、名手ダミアン・オリヴァーに手綱が委ねられたこと。彼も戦力比較の上では慎重なコメントに終始していますが、恐らく今回もレースを引っ張ることになりそうな豊かなスピードに期待を寄せているようです。 この馬の父は、7年前来日して京王杯&安田記念を走ったテスタロッサ。父は2000年のフューチュリティS(当時芝1400m)を勝っており、親子制覇を目指しての出走となります。ちなみに、父が勝ったときも手綱はダミアンでした。 他では、昨年4月に3歳馬の身でチャンピオンズマイルに挑戦したカシノプリンス。休み明け2走は奮いませんでしたが、今回はブリンカー着用で一発を狙います。 更には、春シーズンにコックスプレートなどで強豪相手に戦ってきたニコネロ。休み明けとなる前哨戦をハナ差2着として、今回は勝負がかりかも知れません。ちなみに、管理するデヴィッド・ヘイズ調教師は、ミスフィンランドとこのニコネロ、更にモロトフの3頭出しで勝利を狙っています。
2008年02月29日
オーストラリアでは、先日2月16日土曜日、秋の短距離戦線の第2弾となるオーストラリアS(ムーニーバレー、1200m)が行われました。 結果は、前回ご紹介したライトニングSの勝ち馬アパッチキャットが、ここも勝ってG1連覇!! 今回はコーナーのあるコース、先行争いを見ながら4番手の内々を絶好の手応えで進み、直線入口では先行3頭の外へ持ち出して勝負。そこから弾けるように伸びて、ゴール前きっちりと差し切りました。着差は1馬身余りでしたが、鋭い決め手を繰り出して並ぶところなく交わしたレース振りは、鮮烈そのもの。 試金石と見られた前回、注目も集めての今回と、徐々に強さに磨きがかかって進化しているようにも見えました。 今回、単勝オッズは2倍少々と「普通の1番人気」でしたが、この勝利で押しも押されもせぬ短距離路線の主役の座を獲得。 次走は3月8日のニューマーケットH(フレミントン、1200m)が予定されています。次回はチャンピオンとして、他馬の挑戦を受ける立場になりそうです。 オーストラリアSからニューマーケットHというローテーションは、昨年そこからヨーロッパ戦線に転じたミスアンドレッティと同じ。アパッチキャットの陣営は、そのロイヤルアスコットへの参戦に関しては未定とコメントしているようですが、次も勝てば勿論、世界制覇へ向けての期待も高まってくることになるでしょう。
2008年02月18日
標題の通り、グローバルスプリントチャレンジ第1戦のライトニングステークスは、伏兵・アパッチキャットが接戦を制し、波乱の結末となりました。 レースは直線1000m。内ラチにつける形でゲートが設置され、スタート後馬群が徐々に外へ移動する形で進みました。 先手は予想通り、2倍を切る断然人気に押されたゴールドエディション。しかし、外枠から内ラチ沿いにティクリッシュが競りかける激しい展開に、人気の一角マグナスが追走。ミスフィンランドはやはり1000mではついて行けず、最後方追走となりました。 そんな中、内側2番枠のアパッチキャットは、スタート直後に1番枠から外に出てきたエスコウに前をカットされ後方追走を余儀なくされましたが、慌てず馬群の後ろでラスト勝負。ラスト1ハロン半で追い出され、馬群の一番内つまり馬場の真ん中に導かれると、更に後方から追い込んで更に内に並んできたスウィックとの猛烈な競り合い。最後はクビほど競り勝って勝利を収めました。 3着には、これも後方から追い込んだスタンズアウト。2,3着馬は人気がありませんでした。 ミスフィンランドは、一応最後伸びて5着と地力は見せた形。展開的には完全に追い込みの競馬となり、番手からレースを進めた断然人気ゴールドエディションが4着、3番手のマグナスは7着と、人気の先行馬は総崩れ。 まずは人気に推されながら敗れたゴールドエディション。 ゴール寸前までは粘っていたのですが、厳しい展開が最後に応えたか、後続の追撃を抑えることが出来ませんでした。 更に残念なことに、レース後前脚に不安が発生。レース後直ちに、現役からの引退と繁殖入りが発表されました。ポスト・ミスアンドレッティの第一候補と目されていただけに、残念な戦線離脱です。 一方、勝ったアパッチキャットは、あまりにも鮮やかすぎる勝利。 最終的には離れた2番人気となりましたが、そもそも相手が強敵揃いであることに加えて引いた枠が直線競馬では不利とされる内側の2番枠。戦前には調教師が泣きとも取れるのコメントを出していたようです。 それでも、結果的には先行争いに巻き込まれることなく、この馬の決め手が十分に生きるレースをすることができたのではないでしょうか。馬にとっては、3歳時のオーストラリアギニーに続いてのG1は2勝目となりました。 この夏はインフルエンザ禍に見舞われ、復帰に向けての準備もままならなかったそうですが、見事な形で復帰をアピール。試金石と見られていたスプリント一線級との初の対戦もいい勝ち方でクリアし、これからの活躍の大きなステップとなりました。 Lion Cavern産駒でセンの5歳馬。次走は2月16日にムーニーバレーで行われる、オーストラリアS(1200m)。更にグローバルスプリントチャレンジのヨーロッパラウンドに向かうかどうかは、まだこれからの動向次第とのことです。 グローバルスプリントチャレンジは、舞台をイギリスに移して、6月ロイヤルアスコットまでしばらく間隔が空きますが、オーストラリアでは秋のスプリント戦線がここから本格化。層の厚さを誇るオーストラリアからまず1頭スプリントの新星が誕生し、この後の戦いからも目が離せません。
2008年02月02日
グローバルスプリントチャレンジが開幕しようとしています。 初戦となるライトニングステークス(1000m)は、明日2月2日、オーストラリアのフレミントン競馬場で行われます。 一昨年はテイクオーバーターゲット、昨年はミスアンドレッティと、その1年世界を席巻したスプリンターを排出しているこのライトニングステークス。世界の競馬だけではなく、シリーズに含まれているスプリンターズS(10月5日・中山)の行方を占う意味でも、重要なレースなのです。 今年の出走馬は、すでにJRAホームページでも見ることが出来ます。現役を続けているテイクオーバーターゲットこそ、馬インフルエンザの影響で移動がままならず、ヴィクトリア州での出走が叶いませんが、揃った11頭はなかなか面白い顔ぶれになりました。 注目を集めるのは、牝馬2頭。 ゴールドエディションの昨年春、07-08シーズン前半は、ミスアンドレッティの後塵を拝し続けましたが、目の上のたんこぶがいなくなれば実績も含めて他を圧倒。人気に応えて新スプリント女王に名乗りを上げるのかどうか、注目される一戦です。スピード的にこの馬が最右翼の存在。 かつての3歳女王ミスフィンランドが、秋シーズンをこのレースからスタート。07-08シーズンの初戦となったメムジーSを勝ったあと、メインイベントのコックスプレートやマッキノンSは奮わず、春シーズンを終えていました。鉄砲実績はあるようなのですが…丁度2年前にバララットでのデビュー戦を勝ったとき以来の1000mですから、スプリンターたちを向こうに回して距離に対応できるかどうかがカギになるでしょう。 このあとは、1200mのニューマーケットHを使ってマイル以上の路線に向かうという青写真も話に出ていて、ここは(現地でありがちな)いわゆる「一叩き」とも取れる出走かも? 昨年このレース2着馬マグナスは、その後ロイヤルアスコットにも遠征して、キングススタンドSでミスアンドレッティの3着と走りました。そのヨーロッパ遠征から帰って昨年の春シーズンを全休。今回は久々の実戦となります。 今シーズン限りで種牡馬入りの予定ですが、国内のスプリント戦線を戦った後、最後の花道に再度ロイヤルアスコット遠征が予定されているそうで、どんなステップを踏むかは今回の結果を度外視して注目したいところです。 ここに来て、伏兵以上の評価を受けているのが、アパッチキャット。07-08シーズン序盤、8月のコーフィールドでは、ハラダサンやマラスコといった強豪馬を相次いで破り、9月フレミントンのマカイビーディーヴァS(1600m)でも、マラスコの2着と好走。今回が秋初戦となりますが、今後の飛躍につながるレースに出来るかどうか、この馬からも目が離せません。
2008年02月01日
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