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南西地方 カオール シャトー・サンディディエ-パルナック2015 Chateau Saint Didier(StDidier) Parnac リガル家 Franck et Jacoues Rigal マルベック75% メルロー20% タナ5% アルコール度12.5% 輸入:日本リカー株式会社 購入価格:1710円色は澄んだ紫。香りはプルーン、ブラックベリー、灰、湿った土、枯草、プラム?味は渋味と酸味を伴う薄い苦味。余韻に苦味と酸味。何か薄いな。香りは出力に乏しいものは感じれど、肉厚な "雰囲気" は持ってる。渋味は有るが飲み応えは軽く、余韻の酸に粘りを感じてボリュームを演出するが、上手くいってないね。軽さ故の飲み易さは有る。品種の恩恵も有るのか、軽さの中にもしっかりと渋味を送り出し、苦味の起伏も適度に動く。気軽に飲むなら、これはこれで分かり易い味。カオール特有のクセを楽しむには、余韻の酸味の伸びと動きだけではどうにも頼りないな。香りには品種の個性を見られなくもなかったが、味からは「カオール」の特徴が全然感じない。多少は味がしっかりしてるが、「ガブ飲みワイン」の印象を持ってしまう。やや、いや・・大きく期待ハズレ。自分がカオールの赤に「黒い・臭い・重い」と三拍子揃ったものを求め過ぎなのも有ると思うがw、今回のサンディディエ・パルナック2015からはその片鱗すらも感じられる気がしない。もちろん単なる赤ワインとしては悪くないが、カオールワインを求めるには(名乗るには)弱過ぎる。味がどうとか香りがどうとか気にせず、適当に飲むのが良し。赤ワインとしてはそれなりなので、とりあえず肉には合う。柔らかめの肉なら大体OK。ワインが軽いから、しっかりした肉質だとワインがついていけない。タレ焼肉とかハンバーグとかが無難。中華系の甘酢肉団子とか最適だな。ワインに足りない甘味も補填出来る。値段以下。1300円前後相当。「カオール」の看板込みでも、取って1500円位。ボルドーやラングドックなら1280円位でいくらでも有る味。★楽天検索 シャトー サンディディエ パルナック★楽天扱い約5件 1534円~1980円~2389円(送料込) 平均1700円前後「カオールワイン」を求めるのなら、オススメはしない。単に「赤ワイン」を求めるのなら、もっとオススメしない。昔(10年以上前)はもっと個性的だったはずだが、今の味はコスパも含めて良い気がしない。
2019/07/21
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南西地方 AOPカオール ラ・ニュアンス・マルベック2015 La Nuance Malbec リガル(リガール)家 Maison Rigal マルベック100%(ビオ栽培) アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1598円色は澄んだ紫。香りはプラム、インク、ブラックベリー、炭、カリカリ梅?赤紫蘇?味は渋味と苦味。余韻に苦味と薄い甘味。ん~、イマイチ・・・か!?一応プラムやインクの黒果実系のイメージの香りは有る。独特の臭みは有る様な無い様な・・。渋味基調で、喉を通る時に "粘り" に近いボリュームは出せてるが、全体ではサラっとしてる。カオールだと言われれば、カオールワインと納得いかなくもないかな。ラベルの名の通り「ニュアンス」はw確かにマルベック。飲み口は軽いけど、薄くはない。渋味は有るし、単なる赤ワインとしてはそんなに悪くなく、飲み応えも見える。90分以上の時間経過でも変化は軽微。(室温24℃、湿度58%)だが「黒い・臭い・重い」そんなカオール・マルベックを求めてる自分には期待ハズレな部分が多い。大して臭くも重くもないのに、飲み易いというものでもないんだよな。カオール特有の渋味のクセと動きではなく、後に続く苦味感で起伏をつくってるから(?)なのか、どこか味の雰囲気が半端で浅い。これはホントに「ニュアンス」だわw。ニュアンスは・・まあカオールのマルベック。言われなきゃ分からない、言われても悩むレベルのニュアンス。赤ワインとしては、まあそれなりに伸びと要素を揃えられてて悪い気はしないんだが、カオールのマルベックワインとしては、残念ながら物足りなさだけが残る・・。今回ツマミに鶏レバーの醤油&ポートワイン煮を用意したが、何か噛み合わないww。ワインの苦味を和らげ甘味を補填する形で働きはするんだが、それによって逆になけなしのワインのクセを弱める方向に行っちゃう。これなら粗挽き黒胡椒を多めにかけてシラーワインに合わせた方が上手くいったはず。もっとワインに渋味に動きと酸味がハッキリ有れば大丈夫だったと思う。値段以下。赤ワインとしては1300円前後相当クラス。「カオール(のマルベックワイン)」という点に興味を持たないと、どうしても厳しい。で、その点に興味を持って買った自分だが、ギリギリでマルベック感は楽しめたが、カオール感はどうしても感じられなかった。赤ワインとしては同価格のボルドー赤か、(味だけなら)ローヌ赤で代用可能。マルベック感をもっと重点的に楽しみたいのならアルゼンチンもアリ。アルゼンチンのマルベックはカオールと比べて果実感が強過ぎてやっぱり違和感が有るんだけどね。そう考えれば、これはこれで非ニューワールドのマルベックの在り方として正当なんだろうか・・。「ニュアンス」だけ楽しむなら丁度良い(?)「カオールのマルベック」ワイン。
2019/07/12
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南西地方 カオール ドメーヌ・ド・ギンガル・マルベック2008 Domaine de Guingal Malbec ジネステ社 Ginestet マルベック100% アルコール分13% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:980円色はやや濃い紫。香りはブラックベリー、インク、アンズ、カカオ、オレンジの皮?土?味は酸味と薄く苦味を伴う渋味。余韻に薄い苦味。右岸ボルドーに近い雰囲気の香り。味は酸味がやや強めで、渋味は大人しめ。いかにも南西地方的なワイルドさは控えめで、小奇麗に纏まってる。品種の割にはボリューム感はさほど無く、飲み易さはまずまず。香りもボルドー系に準拠した形で、鉄粉やら獣臭やらの 人を選ぶ様な特殊なものは無し。ガブ飲みとはいかないまでも、マルベックにしては比較的軽い傾向を感じる赤ワイン。酸味が無駄に引っ張られてる感じがするのが気になる。余韻の伸びと張りが薄く、味の渋味自体も主張が曖昧で、酸を受け切れてないのが原因か!?渋味をもっとしっかりと出せてれば、問題無かったのだろうが、そこは価格の壁だろう・・。 抜栓25分程で余韻の苦味が強まってくる。 味を引き出したり支えたりするような苦味ではなく、 ただ苦いだけの感覚の面が強いので、安っぽさが過度に際立ってくる。良くも悪くもボルドーに近い雰囲気を持つ、小奇麗なマルベックワイン。正直、カオールのイメージは湧かず、カオールワインを飲みたい人には向かないと思う。でも香りは突っ付き易い内容だし、味も妙な個性やクセを出す事もしない、万人向けの部類。料理はいくらか酸がしつこく、それでいてワインの渋味を必要としない、むしろ甘味を補填してくれるものが理想。中華料理の日本式酢豚や、香味野菜強めの春巻きに香酢をつけて、とか。タレと山椒で和えた穴子のブツ切りには意外と(?)噛み合ってたから、味のしつこい料理には相性の良さを見せる。カオールっぽさは無かったはずだが、無いなりに一応カオールワインの端くれでは有った様だ。値段相応。カオールのマルベックとしてはいかがなものか と思うのだが、単純に1000円弱の赤ワインとして考えるなら、これはこれで悪くない。時間経過後の苦味も、濃い味の料理が有れば押し切れるだろう。
2013/07/01
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南西地方 カオール シャトー・カトル(キャトル)・マルベック2009 Chateau Quattre Malbec シャトー・カトル マルベック100%(?) アルコール分14.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1480円色はかなり濃い紫。香りはプルーン、インク、ブラックベリー、湿った土、獣臭?(室内犬の肌的な)味は渋味と酸味。余韻に苦味と渋味を伴う酸味。思ったよりも香りの幅は狭かったが、まずまず正統派カオールの印象。渋味は程々だが、粘る酸味と余韻の苦味が厚みを生み、ワインの濃さを主張。正統派の印象だが、いかにもカオールっぽい強烈な香りという事はなく、品種の特徴の延長線上。酸の粘りがボリュームの軸で、意外と渋味は大人しい。ちょっと、余韻の苦味が必要以上に しつこいかな。渋味や酸味を強調する役割は果たせてるが、その後も口内に居座る感じで、全体の味バランスを崩しがち。「カオールワイン」と言うより「マルベックワイン」の側面が強い感じ。もちろんカオールの雰囲気は有るが、いまいちカオールに成りきれてない半端なイメージ。酸に頼り過ぎた味構成も物足りず、味だけならアルゼンチンのマルベックの方が上。香りが下手にフルーティーな方向に行かなかったのは良かったが、味との噛み合わせを果たすまでは至らなかった。あまり合う料理が浮かばないなぁ。酸の粘りに賭けて、ジビエ系にいくのも悪くはないが、どうもワイン側のボリュームが頼りない。いっそオイスターソースによるニラレバ炒めみたいなのが合いそう。あっさりした食材にコッテリ系の一品を混ぜつつ、濃い味付けをしたものに向く。値段相応。1500円前後なのを考えれば、まあこんなもんか、と納得はいく。だが、あまり記憶に残る様な特徴も個性も実力も無かった。500ml残しで次の日(抜栓20時間弱経過)香りはインク、プルーン、ブラックベリー、ゴム?ビスケット?味は酸味と苦味。余韻に苦味と薄い甘味。渋味はほぼ抜け切ったな。酸の粘りはまだ いくらか健在で、初日の印象はまだ残してる。ただ、カオールワインっぽさは無く、単なる赤ワインとしての良さのみ。それはそれで飲み易さは増しており、良くも悪くも普通な感じに。2日目は味も香りも普通の、飽き易い感じのワインになった。普通なりに赤ワインとしての役割はそれなりだが、やはり特徴や個性は出なかったね。とりあえず、「カオール」の「マルベック」なのを思えば、2日目でも何とか値段相応と思えなくもない。レトルトのミートボール や ハンバーグに合いそうな味になった。カリフォルニアかラングドック辺りのボルドーブレンドのワインの2日目とほぼ同様。このワインでないとならない理由は無い。
2013/06/28
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南西地方 カオール クロ・トリジェディーナ2001 Clos Triguedina ジャン・リュック・バルデ Jean-Luc Baldes マルベック主体(マルベック80%、メルロー15%、タナ5%?) フレンチオーク樽18ヶ月熟成(新樽率30%~34%)? アルコール度13% 輸入:株式会社 成城石井 購入価格:2980円色は微妙にくすんだ濃い紫。上澄みが綺麗な濃い赤紫。香りはインク、プルーン、プラム、炭、イチジク? 抜栓45分でインク、獣臭、プルーン、カカオ。味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に渋味と薄く甘味を伴う苦味。うん、美味い。香りは苦味を連想するものが主で拡がりには欠けるが、シンプルで重厚感を思わせる。味もシンプルで分かり易いが、余韻の伸びが複雑さを持たせてる。順調に熟成していってるのか、渋味の出方が穏やか。この熟成感がともすればシンプルな味にも思わせるんだが、実際は余韻とも相まって結構複雑な印象を出す。所々で苦味が顔を出し、要所に起伏を作って味構成を上手に強調してくれる。香りにワイルドさが足りないのはカオールファンとしては物足りなさもある。これはこれでカオールらしさを感じないでもないけど、どちらかというと土地より品種の特徴が強い。マルベックの力強さが苦手な人にはどっちみち関係無いね。 抜栓45分でカオール的な獣臭が漂い始め、 しかし味には苦味が強まり少々バランスが揺らいでくる。 香りは明確になるが、味の起伏が上手く作れずしつこさも出てきそうな感じ。 シンプルさが悪い方向に傾きだす。 不味くはなってないけど、独特の複雑さが損なわれてきた様にも思える。まぁ渋味が抜け始めてきて、重さと飲み易さを両立しかけてる段階。重いワインなんだけど、重いだけじゃなくてちゃんとその重さをワイン自体の魅力に出来てる。時間経過後だと違和感が出てくるので、抜栓後に早めに飲みきっても良い。 しかし、ここ抜栓100分強にきて徐々に酸味が主張しだす。 強まった苦味とのバランスを取る様で、抜栓直後の複雑さとは変わってしまったが、 しつこさも感じながら個性と存在感を残す、よりカオールらしい味に動きつつはある。 どこか濃い目のシラー系ローヌワインに近い味にも感じる。値段相応。ボトル側面に澱も張り付き、状態も良好。今飲んでも美味しいし、まだ発展途上中で3~5年以上はさらなる熟成も期待できる。信濃屋 クロ・トリジェディーナ2001 2980円熟成途中のカオールワイン。3000円弱ならおおよそ適切な実力。将来性も込みで考えれば決して高価くない。
2010/01/31
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南西地方 カオール シャトー・パイヤス2002 Chateau Paillas シャトー・パイヤス マルベック主体、メルロー (マルベック90% メルロー10%?) ステンレスタンク熟成18ヶ月 アルコール度13% 輸入:株式会社ベルーナ 購入価格:1450円弱(送料込みの3本セットで4780円)色は濃い紫。先日飲んだ2005よりももう少し上澄みの色が薄い。香りはカカオ、炭、コーヒー、生肉(レバー)、焼けた餡、灰?プルーン?味は軽い渋味と苦味。余韻に苦味と苦味を伴う酸味。味も香りも苦味の感覚がやけにわざとらしいな。軽く熱劣化でもしてたんだろうか?コルクに染みは見られなかったので噴出は無かったのだろうが、ボトルからは2~3ミリ程度はみ出てた。とりあえず味はまだ悪くはなりきってない。渋味基調で苦味が締める。平坦な味わいだが、余韻の酸味がほのかに果実感を起こし、それなりには飲める状態。ただ、この味に絡む苦味感が果実の感覚を食い潰してる。明確に熱劣化を疑うほど葡萄の感じは消し飛んではいないが、随分つまらない味に感じる。これで味にクリアーな印象があれば似非古酒みたいな風になれそうだが、どうも口内で濁る。香りから果実感が抜けて、味も平坦で苦味が目立つ。多分熱劣化だろうな・・。それほどひどい劣化でもなさそうなんだけど、ワインの美味しさはあまり感じられない。まぁ香りにはまだ微妙に土地のニュアンスが生き残ってるところも見られたのは救いだった。値段以下。1000円程度かな?劣化ワインの値段を想像するのは無意味だけど、1000円辺りの酒質のワインなら稀にこういうボトルに出くわす事もあるので折り合いも付く。1500円弱のワインでこの状態は残念にも思う。ラマルティーヌ2005 と パイヤス2005 と今回のパイヤス2002MyWineClub メダル受賞黒ワイン3本セット 送料込4780円このセットの3本を全て飲んでみたんだが、共通して言えるのは香りはそこそこだが味がイマイチという所。それもその理由が、(3本中2本、もしかしたら3本とも)保管に原因がありそうな妙な質であったことが気になる。仮に何も異常は無かったのだとして、これが本来のこのワインの実力だというのなら、これは随分とレベルの低いカオールワインセットだな。カオールファン、マルベックファンとしてはあまりオススメできないセットかな。
2010/01/27
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実にシンプルなラベルイラスト 南西地方 カオール シャトー・パイヤス2005 Chateau Paillas シャトー・パイヤス マルベック主体、メルロー (マルベック90% メルロー10%?) ステンレスタンク熟成18ヶ月 アルコール度13% 輸入:株式会社ベルーナ 購入価格:1450円弱(送料込みの3本セットで4780円)色はくすんだ濃い紫。香りはインク、プラム、カカオ、革、山椒?味は渋味と苦味。余韻に苦味と薄い甘味。香りはそこそこパワフル。抜栓直後は味が妙に軽く感じられたが、20分程度でいくらか重みが出てくる。渋味が目立つが突出はせず、適度に苦味が絡んで味に特徴を作る。苦味が味の起伏を抑えて平坦で退屈しそうな気配はあるが、そこを余韻の追撃で押し込んでいく。ワイルドな味であるとも言えるが、少々強引で大ざっぱな味構成。何か普通のワインの味でもありそうだな。「マルベックのワイン」というのは分かっても、「カオールのワイン」っぽさがイマイチ弱い。樽を使ってないのが原因なのか、良くも悪くもどこかストレートな味わいで、飲み易さはあるが深みが乏しい。味だけなら1200円前後のスペインワインにも近いところがある。とりあえず味はカオールっぽさに物足りなさを感じつつも、不味くはなく普通に飲める。香りは苦味や酸味が重みを連想させて存在感を生み、この点は素直に評価出来る。もう少し果実の香りや甘味を感じられればバランスと厚みを感じられそうだったが、美味さが出てくる手前で停滞してる様で煮え切らないのは残念。とりあえず値段相応。「カオールワイン」とは考えず、いくらかユニークな「マルベックワイン」と考えれば納得いく。
2010/01/25
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南西地方 カオール シャトー・ラマルティーヌ2005 Chateau Lamartine アラン・ゲロー Alain Gayraud マルベック90% メルロー10% セメントタンクとオーク樽熟成 アルコール度13.5% 輸入:株式会社ベルーナ 購入価格:1450円弱(送料込みの3本セットで4780円)色は濃い紫。香りはチョコレート、バニラ、インク、クリーム、土? 抜栓10分位でカフェオレ、キャラメル、プラム、巨峰、プルーン、昆布?味は渋味と苦味。余韻に苦味を伴う甘味。 抜栓10分で余韻に酸味とプルーンっぽい甘味が強まってくる。凄い濃厚さを思わせる香りだが、味は結構シンプルであっさり。余韻もそれほど暴れず、カオールにしては随分大人しい味。適度な苦味と余韻の甘味で万人向けの気配を出すが、出しゃばらずにコンパクトに纏める。香りの出方と味のイメージが綺麗に一致し、分かり易い味に構成される。 ところが、時間経過で味や香りの出方が大分揺らぐ。 甘い香りが拡がるが、味は何か余韻がデロ~ンとして締らない。 大福餅をツマミにワイン飲んでる様な変な感じ。 苦味ばかりが突出されるよりはまだ飲めるが、 飲み方次第で熱劣化(マディラ化?)ワインに近い妙な味に。 どこかで保管にしくじったのかな?とりあえず香りも味もそんなに悪くないけど、カオールらしさが決定的に足りない。濃い目の果実の香りに樽の感覚と苦味が絡む味は、何かスペインワインっぽい。甘い香りと整然とした味で劣化ボトルと言う程にはもう少し飲める印象は出せてるが、自分の期待した味とは大きくハズれた。時間経過で香りと味に不自然に甘ったるいニュアンスが生まれ、保管不良の影響を疑わずにいられない。総合的にはカオールワインとしてはどこか頼りない。濃い目のワインとしては香りはともかく、味の勢いが弱くて物足りない。抜栓10分で急変したのを鑑みるに、今回のボトルは状態が悪かったんだと思う。まぁそれでも1500円弱ならギリギリ値段相応。スペインワインで駄目ならラングドックのシラーに似たようなものが有りそう。カンプラザン・シラーの方が確実に美味い。抜栓10分以内が勝負のカギ。今回はハズした。
2010/01/24
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南西地方 カオール シャトー・オー・モンプレジール2006 Chateau Haut-Monplaisir キャシー・エ・ダニエル・フーニー Cathy et Daniel Fournie マルベック100% アルコール度12.5% 輸入:株式会社 田地商店 購入価格:1680円色はかなり濃い紫。香りはプラム、プルーン、獣臭、墨汁、カカオ?檜?味は渋味と軽く苦味を伴う甘味。余韻に苦味を伴う酸味と薄い甘味。おおっと良いねぇ、カオールらしいカオールワイン。もう見るからに濃いし、味わいもシンプルにして深みを出す。何となくカカオ比率の高いチョコレートドリンクにも近い。鉄分を思わせる果実に炭や動物の肌のニュアンスの典型的カオールの香り。味も苦味が絡みつつもあまり目立たず、果実の甘味をしっかり出してコクと厚みを感じさせる。この味のコクと香りが十二分に重みを演出し、パワー派の飲み手にはたまらない味わいを生み出す。独特のクセが強くて、これは飲み手を選ぶなぁ。濃いワインが好きな人なら大体気に入りそうだけど、この香りには好き嫌いが出そう。華やかな香りとか、綺麗な酸味を求めた軽やかなワインのファンには論外なボリュームのワイン。 抜栓100分前後で口当たりがやや軽く、水っぽい印象になる。 味や余韻のクセはそのままなので、このワインの魅力を損なうことはないが、 せっかくのボリューム感にケチをつける様な動きでちょっと惜しい。好みの味過ぎてあまり中立的な感想になってないけど、それはつまりそれだけ“そういう傾向の質のワイン”という事。黒い・臭い・重い、ド直球のカオール。料理はやっぱりジビエだな。カオールは極端に言えば“香辛料を効かせた臭くて硬い肉”にしっくりきそうな独特の立ち位置のワイン。妥協してビーフシチューとかグレービーソースのガーリックハンバーグでも大丈夫だが、そうなるとスペインワインと役割が被るんで、このワインのコスパと真価は発揮しきれないと思う。脂の乗った肉料理一択としてもソース次第かな。大穴狙いでレバーカツにオタフクソース。(臭い肉にしつこい味のソースだから条件は満たしてるw)値段以上。2000円前後でも納得出来そう。今飲んでも美味しいし、熟成も期待出来る。信濃屋 シャトー・オー・モンプレジール2006 1680円楽天では信濃屋オンリー。久々のカオールらしい味だったから贔屓の部分が有るにしても、1680円はなかなか良心的な価格に思える美味さだった。
2010/01/21
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南西地方 カオール グレヨン・カオール・マルベック2007 Gouleyant Cahors Malbec ジョルジュ・ヴィグルー Georges Vigouroux マルベック100% アルコール度13% 輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:1029円色は鮮やかな濃いめの紫。香りはプラム、ブラックベリー、バニラ、獣臭(犬?)、プルーン、インク?イチジク?味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に渋味と薄い苦味。カベルネには出せない、良い意味でワイルドなマルベックらしい香りでなかなかの拡がり。余韻の渋味と苦味のクセが思いのほか喰らい付き、きちんとカオールしてるのは立派。カオールにしては比較的軽めな部類の味だが、それなりに適度なボリュームのバランスと飲み易さがある。さらに香りと余韻のクセが充分に個性を出し、存在感が明確。ただこのワインの場合は、苦味の出方が酸や渋味を圧迫気味で起伏が薄っぺらい印象も感じる。質の良いカオールはこの苦味が味の“厚み”や“重み”“深み”を増す方向に動いてくれるものだが、このワインは値段なりだからか、そこまで複雑な働きは見られないし期待も要求もできない。香りと余韻のクセは人を選ぶ要素なので、ボルドーほど万人向けではないかも。だがこの価格で充分品種と土地の特徴を出せていて、完成度は高い。カオールファンのデイリー、またはカオールワインの入門ボトルとしては申し分無し。熟成はあまり考えなくてよい、すぐに飲む・飲めるカオール。1000円前後で買えるなら値段以上。1300円を充分狙える実力。1000円ボルドーに飽きた人が飲むと、同価格帯のカオールは結構新鮮かもしれない。★楽天検索 グレヨン カオール マルベック★4店舗の扱いで平均1300円強。自分はうきうきワインのメルマガ特価で購入したので、1029円とお得な価格。1300円ならユニークな部類ではあっても、標準的なワインの枠内。それでもカオールワインとしては充分な質。
2010/01/20
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南西地方 カオール トラディション・ド・カオール2006 Tradition de Cahors コート・ドルト社(?) Cotes d'olt オセロワ(マルベック)80% メルロー20% アルコール度12% 輸入:サントリー株式会社 購入価格:1102円色は濃い紫。香りはプラム、ブラックベリー、インク、獣臭?味は渋味と苦味。余韻に苦味と薄い酸味。軽めの口当たり。香りは標準的なマルベックワインで味もシンプル。シンプルな味ではあるが、適度に苦味が絡む味構成が分かり易く特徴を付けてくれる。突出する要素では無く、これはこれでバランが取れてて飲み易い。だが起伏が平坦で、時に薄っ平い退屈な味にも思える。余韻も特に惹きつけるものは無く、地域の特徴が見えにくい。苦味を引き伸ばして余韻を形作る様に演出してくるが、それもやはり厚みに乏しい値段相応の頼りなさ。 抜栓20分強(温度上昇?)で当初の軽さが退き、粘っこいニュアンスが出てきた。 軽い口当たりにボリューム感が生まれまぁまぁ悪く無いが、 余韻の苦味の出方が少々しつこくなり、微妙にバランスを崩し気味。 でも香りに関しては苦味や渋味を連想するものが際立ち、 もうちょい「カオールらしさ」が出始めてきた感もある。「カオール(地方)の味」というより「マルベック(葡萄品種)の味」を出すのを優先した様なワインかな!?香りはセパージュに忠実だし味自体も不味くは無いけど、面白みはあまり感じられない。肉料理の味は邪魔しなさそうではあるので、渋味基調の赤ワインとしてはごく普通な、それなりの出来。例えばジビエに内臓や血液を用いたクセの強いソースがかかった料理なら、適度な渋味と苦味感が料理のクセの突出を抑えつつ、シンプルで終わりそうなワインの味も肉厚に補強される方向に誘導できそうな予想は出来る。そう考えれば、これはこれでカオールワインの“役割”を考慮した、意味がある味なのかもしれない。値段相応。脂の乗った個性的な肉料理と一緒なら、或いは1400円強位のレベルまで化けてくれる可能性はあるが、ワイン単体で評価すると同価格のアルゼンチンの標準的マルベックワインよりはちょっとは良いか程度のレベル。★楽天検索 カオール トラディション★
2009/06/03
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南西地方 カオールシャトー・サンディディエ-パルナック2005 Chateau Saint-Didier-Parnacリガル家 Franck et Jacoues Rigalマルベック70% メルロー30%アルコール度12.5%輸入:日本リカー株式会社 購入価格:1680円色は透き通った紫。香りはブラックベリー、土、杉、古畳?埃? 抜栓30分で腐葉土、杉、プルーン、唐辛子、パセリ?味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に酸味と苦味を伴う渋味。色はさほど濃くない。むしろ薄いとも思える。香りはシンプルで悪い香りではないが、ベリーに土と木の香りで大分ゴチャゴチャしてる。味は渋味基調の普通の赤ワイン。いわゆる“カオールワイン”特有の重さは出さず、サラっとした口当たりで飲み易さを演出。余韻にいくらかクセがあり、香りの個性とも相まってそれらしい存在感を示す。良くも悪くも統一感の無いこの香りが粗雑な印象を生んでいて、下手すると安いACボルドーに感じる事も。カオールにはよく有る余韻の独特のクセも、悪く言えばしつこさと紙一重。カオールワインに理解がある人なら多分問題は無いが。 抜栓30分前後で香りに大きな動きが発生。 果実系の甘い香りが弱まった事で土系統の香りを基準に統一され、落ち着きが生まれる。 正直こうなると、逆にこれは人を選ぶ特殊香りに大きく傾く気はするが シュッド・ウェストワインらしい香りの範疇で収まってるとは思う。 好きな人ならむしろ向上要素にも思えるはず。最初は香りと余韻ががやや半端に騒がしい(忙しい)普通のワインだが、抜栓30分前後辺りで思い出したかの様にシュッド・ウェストのワインとして覚醒wし始める。カオールワインとしてはやはり味の重みが頼りなく感じ、物足りなさも少なくない。だがまぁ、赤ワインとしては飲み易さに地域特有の個性もあって信頼感は確か。比較的万人向けのカオールで、この辺は2004年とあまり変わらず。値段相応。カオールとしての物足りなさと時間経過前の普通さを考慮すると、1800円台が上限だな。高価くても2000円の壁を越える事はない、ある意味正直な価格設定。★楽天検索 カオール ディディエ★
2009/05/20
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南西地方 カオール ドメーヌ・コンテ・アンドレ・ド・モンペザ2000 Domaine Comte Andre de Monpezat ジャン・バプティスト・モンペザ オセロワ(マルベック)、メルロー (マルベック主体)割合不明 アルコール度12.5% 輸入:コートーコーポレーション 購入価格:1459円色は黒っぽい濃い紫。香りはインク、プラム、黒胡椒、バニラ?味は渋味と酸味。余韻に渋味と苦味を伴う薄い甘味。 抜栓30分で酸味が少し強まる。もうすぐ8年目になるのに味も香りもヘタれてない。流石カオールのマルベックwww。色・味・香り、全てがカオールの持つイメージと合致し嘘が無い。ユニークな香りにバランスの取れた味。喉越しにも存在感を感じ、値段以上の実力を感じる。あ、それでも口当たりと余韻の厚みはどうしても値段なりに大人しい。。 抜栓30分弱で渋味がやや薄っぺらい印象にスライド。相対的に酸味が目立ってくる。最初の一杯はなかなかの味だったが二杯目途中から時間経過ごとに味が徐々にスケールダウン。そうなるとまぁまぁ珍しい香りの普通のワインになっちゃう。 抜栓120分前後で渋味がやや盛り返すが、それに反比例して香りが弱まりますます普通のワイン化。 結構頑張ってくれたけどこの辺がこのワインの限界かな。4~5人位で抜栓してすぐに各1杯飲むのなら大した問題は無い。今後の熟成でこれ以上美味くなるという事はないだろうが、質はそれなりに安定してる。この値段の2000年ヴィンテージでこれ位飲めるなら上出来。変化前なら1650円位のレベル。時間経過で1200円位!?抜栓直後は値段以上と思ったがこのスピーディーな変化はやはり値段相応か・・。★楽天検索 コンテ・アンドレ・ド・モンペザ★
2008/06/15
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南西地方 カオールグレヨン・カオール・マルベック2005 Gouleyant Cahorsジョルジュ・ヴィグルー Georges Vigourouxマルベック100%輸入:ドウシシャ 購入価格:1239円色はやや濃い赤紫。香りはブラックベリー、プラム、プルーン。 抜栓1時間で煮詰めたジャムのような香りが出てくる。味は渋味と弱い甘味。余韻は渋味と甘味。口当たりは軽いが喉越しはやや深い。味はともかく、最初の香りはサンタ・アナ・マルベックに近い安っぽさがある(プラム臭が青臭い)。安くて若いマルベック100%といえば大体こういうものか。ヘタな安いボルドーを飲むよりはいくらか(自分好みな)安定感があるかな。この辺はカオールの意地だろうが、まだ未完成品の印象は拭えない。値段相応。ただし、あと3~5年以上の熟成で大きく化けるかのような期待感を感じさせる。
2008/01/02
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南西地方 カオール キュベ・ロイヤル2003 Cuvee Royale ルトゥノール社 Reutenauer マルベック メルロー タナ 割合不明 輸入:オーレジャパン 購入価格:1575円色はやや濃い紫香りはプラム、アンズ、プルーン。味は渋味と酸味。余韻に酸味と弱い渋味カオールワインのわりには渋味が比較的軽く、飲みやすい。時間経過による変化もあまりなく、安定感がある。味にも香りにもカオールらしさはあるが、ちょっと味が平坦で飲んでて途中で飽きるかな。味は悪くないが、ごく普通のカオールワイン。値段相応。また買おうとは思わない。
2007/12/24
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デンマークの王子様が所有するシャトー(?)というのがウリらしいが 南西地方 カオール シャトー・ド・ケー2002 シャトー・ド・ケー Chateau de Caix オセロワ(マルベック)80% メルロー12% タナ8% 輸入:ファインズ 購入価格:2079円色はかなり濃い紫。香りはプラム、チョコレート。味は渋味と酸味。余韻に渋味。これは強烈。色・香り・味、これぞまさにカオールワイン。デンマーク王子なかなかやるじゃないかww!流石の出来。悪いところが見当たらない。まぁ典型的カオールなもんで下手なボルドーよりもいくらか口当たりと余韻に独特のクセがあるかな!?カオールファンにとってはこのクセがまた長所なんだけど。シャトー・ラマルティーヌと比べれば香りはラマルティーヌが上だが味とコストパフォーマンスはこちらが上。3000円以上出してもこれ程の物はそうは無い。素晴らしく美味い。
2007/12/03
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2本買ったうちの1本がブショネ。あまりにも見事な劣化っぷりに逆に感動。 南西地方 カオール ラ・トゥール・ド・ランペルナル1996 ドメーヌ・コート・ドルト シャトー・パルナック マルベック80% メルロー20% 輸入:株式会社アンフィニー 購入価格:1974円色はやや薄い紫。香りはプラム、ブラックベリー、焼けた餡。味は渋味と酸味。余韻に酸味。 抜栓1時間で酸味が強まってくる。香りは複雑、というよりどの要素も突出せず同時に発するので判別しづらい。味は深みと軽快さが両立してて悪くないんだが、96年のありがたみは別に感じない。“10年以上熟成しました”というのがウリなんだろうけど、それがワインの味と魅力に結びついてない。これは普通のカオールワイン。味のレベルを考えるともう150円位安くてもいいと思うが、96年ヴィンテージということを考慮すればまぁ値段相応。だがシャトー・サンディディエ パルナックの方が総合では上。ブショネワインの方は色は濁ったどどめ色。香りは薄いバルサミコ酢。味がコントレックスにバルサミコ酢を合わせた様な、変なトマトジュースって感じ。普段ワインを飲まない人ならひょっとしたらこういう物だと思って飲んでしまうかも。それにしたって流石にこれは「おかしい」って気付くだろうけどな。不味いwww。ここまで明確なのは初めて。一瞬、勿体無いとも思ったが今回いい経験になったと考える事にする。ブショったワインなんて欲しくてもそう手に入らないしね。
2007/12/01
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近所のスーパーで購入。普通のスーパーにカオールワインというのが面白くて興味が。 南西地方 カオール シャトー・サンディディエ パルナック2004 リガル家 コット(=マルベック)75%、メルロー20%、タナ5% 輸入:日本リカー株式会社 購入価格:1880円色は透き通ったような紫。香りはアンズ、杉、畳?(なんか公民館の和室の様な匂い)味は甘味と渋味。余韻に渋味。 抜栓20~30分位で全体的に酸味も伴ってくる。カオールにしては口当たりが軽く、カオールのつもりで飲むと少し物足りないものを感じる。カオールと思わなければ、これはこれで飲み易い、美味しいワイン。飲む人や料理を選ばない間口の広い安定したつくり。カオールで2004年はまだ若いかもと思ったが、これは今飲んでも全然問題ない。寝かせる事前提の複雑なワインでもないし、やってもせいぜい香りが落ち着く位かな。値段相応。通販ならもう200円位安く手に入る。
2007/10/10
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ワイン飲み会に誘われました。 南西地方 カオール ル・セードル2000 パスカル・フェラージュ オセロワ(マルベック)100% 輸入:稲葉 参考価格:7000円前後(?)色は濃い紫。香りはブラックベリー、プラム、胡椒、山椒。味は渋味と酸味。余韻に渋味と甘味。濃い色合いと強い口当たりの典型的なカオールのマルベックワイン。フルーティな香りとスパイスの香りが適度に複雑で面白い。渋味の好バランスと柔らかな余韻は完成度が高く、かなり美味い。が、本数が少ない以上仕方ないにしても7000円は流石に価格が高過ぎると思う。このレベルならラマルティーヌのキュベ・パルティキュリエールの方がコストパフォーマンスはずっと上。2000年ヴィンテージだし賞味期限の長期保障代といったところか。もう5~10年寝かせたらまた評価も変わってくるだろうか!?
2007/09/29
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今日から日記も書いてみようと思う。今までは楽天で買ったやつだけだったからそれ以外で手に入れたワインの感想も記録していきたい。 南西地方 カオール キュヴェ パルティキュリエール2001 シャトー ラマルティーヌ オセロワ(マルベック)80%、タナ20% 輸入:稲葉 参考価格:約3000円強色は非常に濃い紫。香りはカシス、アンズ、チョコレート(樽の香りか?)味は渋味と甘味。喉越しで甘味と酸味。余韻に渋味と酸味。カオールらしいとても濃い、渋味主体のガッチリした味わい。香りの立ちかたが強く、味のバランスも調っててかなり美味い。でもまぁ3000円ってことはないかな、2000円台後半といったところか。★5点満点で★4つ。よく行くフランス料理店のオーナーシェフからいただきました。シェフもボルドー好きで好みが似てるのでよく一緒にワインを飲みます。インポーターの「稲葉」信者で稲葉のワインは必ずチェックしてるみたいですね。
2007/07/30
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