見取り八段・実0段

見取り八段・実0段

PR

サイド自由欄

楽天のトラックバック廃止に伴い
当ブログでは現在インデックス
のみを更新しています。

また、こちらではトラックバックも
コメントも受け付けておりません。

ドラマの感想は
「ドラマ@見取り八段・実0段」
https://dramablog.cinemarev.net


映画の感想は
「映画@見取り八段」
https://www.cinemarev.net/


の方にぜひお越しくださいませ。

「五行小説」https://story.cinemarev.net

「ブログのblog」https://muryoblog.cinemarev.net

もよろしくお願いします。

お待ちしております。

プロフィール

くう☆☆

くう☆☆

お気に入りブログ

全領域異常解決室 … New! レベル999さん

小春日和 New! ラビットらむさん

交通取り締まり New! ひろっちゃん☆さん

晩ごはん okadaiマミーさん

【おむすび】第9週(1… ショコラ425さん

【重要なお知らせ】I… 楽天ブログスタッフさん

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2006年06月23日
XML
カテゴリ: 2006年ドラマ
あんたは、もっと自分の事を好きにならなきゃいけない。
もっと自分に自信を持ちなさい。
こんな良い子を育てたんだから。
hana4


自分に自信が持てない、 やす子
愛される資格がない、と思ってしまった、 やす子
昔を捨てたかった、 やす子


私には、何の価値も無いの。

だって、わからないんだもの。
人を好きになるってことがどういうことか。

久代さんは、きっとそれを私に教えてくれようとしたのよ。 
だけど私、受け取ろうとしなかった。
私は、私が許せない。
久代さんに、お礼を言う資格なんてない!



でも、 久代さん は、そんな、 やす子 を解っていた。

照代 にも、それが解る。


私は、お母さんの全部を許してあげる。
もっともっと好きになる。
側にいて、お母さんを守ってあげるから。
hane


そして、 やす子 は消えていった。。。


やす子 の望みは、解ってもらう事。
それが、今、叶ったから。


久代さん が亡くなってから、届いた 久代さん からのメッセージ。


勉強しなさい。
目上の人を敬いなさい。
自分のためじゃなく、人のために何が出来るか考えなさい。



やはり、厳しい人だ、と思う。


そして、 慶子 に残された、 慶子 の子供の頃のファイル。



号泣する、 慶子 。。。
30年分の涙。
やっと、 慶子 の心が溶けた。hana4


照代 慶子 と2人で暮らすため、 佐々良 を出る。

いつでも帰ってこられる。
いつ帰ってきても、優しく迎えてくれる。
佐々良 は、そういう街だから。。。


hana1


原作は未読だったので、期待は何もなく。

3話 までは、 ながら見 で。。。
「雨夢」 のスタッフが作ると言うから、その点で期待して見たが、
それほどの感動は得られず、何よりも 久代 の真意が解らなかった。

同じ日に 笹野館 に来たと言うのに、 久代 は、 照代 には異常に厳しく、
サヤ には甘い。
確かに、夫を亡くして子供を抱えている サヤ は気の毒だが、
たった16歳で親に捨てられたも同然になった 照代 に対する、
この厳しさは何なんだろう。

そこが、どうしても納得できず、 久代 と言う人を
好きになる事が出来なかったのである。


久代 に対する違和感はそのままだったが、
4話 歌う自転車の話 から、ストーリーにどっぷりハマってしまい、
佐々良 の不思議な世界と人情に涙しながら、見続けた。

ここからは、すでに、 ながら見 では無くなった。


そして、ファンタジー世界の中に、徐々に解けていく
「やす子」 の謎が関わって来て、
そして、私は知ったのである。
なぜ、 久代 照代 に厳しいのか。

照代
愛される事、やってもらう事、が当然で、
自分が愛する事、誰かに何かをする事、に鈍感な現代の子供そのものだった。

それを知るように。 久代 は3ヶ月と言う短い期間、 照代 を鍛えたのである。



ドラマには、感動した。

しかし、私の心には一点、曇りかある事は確か。
久代 はやはり厳しい。


照代 は、母・ 慶子=やす子 に言うのである。

私がお母さんを守る。 と。

そして、母・ 慶子 照代 にしがみつく。


慶子 の子供であるはずの 照代 は、ここから 慶子 を支える人となった。
たった16歳で 、よ。

では、この子の心が壊れた時、だれが支えてくれるのだろうか。

照代 は、もはや壊れる事はない。 佐々良 があるから。
佐々良 が支えてくれるから。
久代 に鍛えられたから。。。

そうかも知れない。

でも、だった16歳の子供が、そこまで強くならなくてはならない物だろうか。
親のために。

そこで、考える事が、もう一つある。

照代 慶子 は、今後2人で暮らすらしい。

では、 はどうしたのだろうか。

情けない人ではあったけど、えらく 慶子 を愛し、
慶子 を理解しているように思えたのだけど。。。

16歳の子供に課せられた負担は、できたら、この父が半分でも担ってやって欲しい、
と私は、どうしても思ってしまうのである。


何だかんだと書きましたが、 今期一番、感動を貰ったドラマ でした。
見終わった後は心が温かくなった。

そう。親を背負って生きていくまではしなくて良いと思うけれども、
人を見よう。人に何かしてあげられる人になろう。
人の心を考えられる人になろう。

佐々良は、そういう事を教えてくれる街。



赤い傘をさして、去っていく 久代

亡くなった人は安らかに眠らせてあげなくてはならないの。

8話での サヤ の言葉を思い出す。

皆に見送られて、 久代 は今、安らかに旅路につく。hane







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年06月25日 02時45分29秒
[2006年ドラマ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: