崩れそうな富士見山荘の前を通り、三ッ峠山(開運山)頂上に向かいます。これがまた凄い悪路で木で作った階段も一部抜け落ち危険なにおいがします。
足元が不安定なので、あまり余裕は無いのですが、それでも、つい癖で花に目が行ってしまいます。ベニバナツクバネウツギが咲いていました。もう終盤のようです。
こちらは花の盛りのサラサドウダンです。仲間のドウダンツツジと異なり、花弁の先端が5つに分かれています。ほんのりピンク色の小さな花です。
やっと頂上に到着です。三ッ峠となっていますが開運山とも呼ばれます。海抜1,786mです。スタート地点がほぼ1,300mですから486m登ってきたことになります。直線距離では1.5K無さそうなのでかなりの急斜面ということです。時間的には1時間半ほどですから、のんびりゆっくりきたつもりでも、一応標準的な時間だったようです。
確かこれは、八ヶ岳・・・だったかなぁ?雲の間から八ヶ岳や南アルプスの一部が見えました。空気の澄んだ時だともっと綺麗でしょうな。(って、また来るのか??)
今年の富士山は雪が多めです。今日あたりは、山開きはしたものの・・・・という感じでしょうか。
三ッ峠の特徴は、山そのものが礫岩で出来ていることです。そのため頂上付近は、まるで砂利を撒いたがごとく浮石だらけで滑りやすいのです。ここは要注意です。ちなみにこの写真、滑ったらまっさかさま・・・です。
来た方向を眺めます。尾根の左端が木無山、右に向かって三ッ峠山荘、四季楽園と続きます。さて、ここからは一気に下って戻ります。
下り始めたら何か動くものをみつけました。ニホンカモシカです。距離は4mほどです。のんびり食事中です。見れば見るほどヤギですね。
カモシカに遭遇したのは何十年ぶりだろう。昔釣りで入った木曾地方の渓流の帰り道、林道に転がり落ちてきたカモシカ以来だな。
ちなみに、向こうは断崖絶壁です。怖くないのかな?
駐車場まで下りてきました。全行程3時間ほどでした。下ってくるときには上りの人と会いましたが、それでも10人程度でした。平日でもありますが、やはり空いているのが三ッ峠なのかもしれませんね。
今回も、荷物はデイパックに300mmのレンズと500mlの麦茶を入れただけでしたが、本当だったら、もう少し時間をずらし、おにぎりとか持って行って山頂で頂くのが楽しそうですね。
にほんブログ村
ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
笛吹から南アルプス その2 2024.04.19
笛吹から南アルプス その1 2024.04.18
PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ