火鉢の持ち手のようになっているのは黒柿のようです。それを彫り込んで接着してあります。ただ、後になって修復したようで木工ボンドで接着してありました。(内側からの様子です)
片一方はオリジナル状態だったので、箱火鉢内部に落ちていた木片を同じように接着しました。
これがオリジナル状態のほうですが、その上の木片はオリジナル状態ではないようです。木工ボンドで接着してあったものをハンマーで叩いて剥がしました。
残りの木片と組み合わせると、このようになるのが自然です。ただし、どうも底板に接着してあった痕跡が底板に見当たりません。
とりあえず、仮の状態で炉を入れてみると、4辺の枠で位置は固定されるものの高さが足りません。隙間が盛大に空きます。
で、考えたのは下駄をはかせることです。合板の端切れを入れその上に炉を乗せると・・・
こんな感じになりました。この状態がオリジナルの状態なんだと思います。ただ、こうなると4辺の枠の意味がなくなります。ということは、枠は底板ではなく側板に接着してあったのか、または底部分が2重になっていて元の底板は紛失したか・・・なのでしょうね。まぁ、売り物ではなく自分で使うのでこのまま行きます。
ふるった灰を適量入れ、五徳を置き、組み上げ完了です。いい雰囲気でしょ?
側板の斑は、クルミオイル(クルミを潰したもの)で拭き、オイルフィニッシュにしました。何度か処理すれば綺麗になるはずです。一回塗っただけでこの状態ですからね。
出来上がった箱火鉢ですが、三つ峠の小屋へ持っていく予定です。ただし・・・当分行けそうにありません。なんたっていたるところアイスバーンだし、氷点下の世界だし・・・・
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